カツ丼小僧
「はい、昨日(月曜日)も無事、「週刊現代」が発売されました。
皆さん、3月26日・4月2日合併号の、104ページをお開きください。」
大橋巨泉
「おっ、……俺の「今週の遺言」だな………。」
カツ丼小僧
「ええ、……そうですね………。
見出しには、
「やはり ”ウソツキ’”だった
5年経ってもコントロールされていない福島の現実! 」
………と、ありますね、………
何やら、安倍叩きの匂いがいたしますが、………
それでは、巨泉さん、お願いします。 」
大橋寿々子
「あなた、……頑張って………。」
女性一同
「巨泉さぁ~~~~~~ん♡♡♡。」
アントニオ猪木
「よっしゃぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~っ、
黄色い声援、ダァァァァァァ~~~~~~~~~~~~ッ、」
大橋巨泉
「はい、それでは始めます………。
あの悪夢のような大震災から、早くも5年が経った………。
丁度週末だったので、各テレビ局とも大きな特番を組んでいた。
これらの中で、一番空疎に聞こえて来たのは、
2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催が決まった時の
安倍晋三首相の言葉だった………。 」
一同
「いよっ、待ってましたっ、………安倍「心臓」叩きっ、………
偽善者・安倍の息の根を止めてやってくださいっ、……わははははは。 」
大橋巨泉
「復興ーーー特に福島原発についての質問に対して首相は、
最大限の笑顔で、「Under Control」と応えた。
しかし、今週のテレビを見ると、福島の現状は、
アンダー・コントロールとは、到底呼べない、むしろその逆の状況である。」
タモリ
「そうですね ! ! 」
大橋巨泉
「ある専門家などは、「まだ始まったばかりの状態」とまで言っていた。」
タモリ
「そうですね ! ! 」
大橋巨泉
「要するに安倍さんは、例の得意の「ウソツキ男」になっていたのだ。」
タモリ
「そうですね ! ! 」
大橋巨泉
「本当に厚顔な男で、よく恥かしくないものだと思う。」
タモリ
「そうですね ! ! 」
ガッツ石松
「おい、タモリさん、アンタさ、………
もう、「笑っていいとも!」は終了したんだから、……… 」
タモリ
「いえいえ、………
私は、ただ巨泉さんの意見に同意したというだけの事でして、……… 」
大橋巨泉
「原発自体ではなく、近隣地区の地面や森林の土や枝葉を除染し、
それらをビニール袋につめたものを「フレコンバッグ」と言うらしいが、
これが、中間貯蔵施設をたらい廻しにされて、今だに袋のまま放置されている。
これだけでも、誰もコントロールできていない。
「アンダー・コントロール」という英語は、たとえば凶悪犯人から武器を奪い、
屈強な警察官が、犯人の行動の自由を奪った状況を指す。
現在の福島原発周辺とは真逆(まぎゃく)の状況を指す。」
長嶋茂雄
「う~~ん、………
「アンダー・コントロール」、……… いい言葉ですねぇ、………。
私の「メイク・ドラマ」以上の、グローバルな響きを感じます、ハイ。」
長嶋一茂
「おやじ、……… 」
掛布雅之
「長嶋さんは、どこか私と喋り方が似ていますね………。
いえ、私がマネをした、という訳ではありませんよ、ええ、……はい。
それに長嶋さんは、ミスター・ジャイアンツ、………
私は、ミスター・タイガース、………
色々と共通点が見られます。
これは実に素晴らしい事ですよね。……ええ、……はい。」
徳光和夫
「わははははは。」
大橋巨泉
「こうした生半可な英語を使う時、われらが首相は大体嘘をついている………。
理由は、日本国民にはあいまいな答えで済ませ、
外国人には明確に(たとえ内容がウソでも)伝わる場合が多い。
こうした外国語を政治的に使われるのは、何とか制約すべきと思う。
大体近年、日本語が劣化し、怠惰なジャーナリストによって、
外国語(主として英語ーーそしてその略語)が、そのまま平易に使われる事が多い。 」
カツ丼小僧
「それにしても、巨泉さんの知識量は、ハンパないですね………。
その博学を、是非、僕の動画番組に役立てて貰えたら、……と思うんですが………。」
今井優子
「私も、カツ丼さんの動画に出た~~~い、………。」
刀根麻理子
「私も、~~~ 」
松坂慶子
「私も………。」
カツ丼小僧
「ええ、……近い内に、………
必ず、出演してください、………お待ちしております。 」
鎌かける
「実現したら、大変なこってすよ、こりゃ、……… 」
一同
「わははははは。」
大橋巨泉
「今週の大震災特集でも、「デブリ」(Debris)という言葉がひんぱんに使われていた。」
マツコ・デラックス
「デブ、……… 」
白鵬翔
「ごっつぁんです。
私は、昨日、横綱最多記録、671勝を達成しました。
北の湖さんが、生きておられたら、……… 」
一同
「白鵬関、おめでとうございます。 」
大橋巨泉
「うん、……まぁ、それはいいけど、
あなたは、もっと、横綱としての品格を持ちなさい………。
「デブリ」、………
まぁ、専門家が使うのは良いとして、本来は司会者がそれを問いただし、
視聴者に真意を伝えるべきである。
俺の現役時代は、つとめてそうして来た………。
しかし近年は、みんなが解ったふりで放送され、結局大多数の視聴者は、
理解しないまま、置かれることになる。 」
カツ丼小僧
「ええ、……
司会解説は、とに角、わかり易いのが一番です。
巨泉さんもそうでしたし、僕の動画も、それを目指しています。
まぁ、僕の場合は、もともと深い知識がないので、
畢竟、そのようになってしまう、というだけの事ですが、………。」
デヴィ夫人
「あなたは、それでいいわ、………己の道を信じて、突き進みなさい。」
カツ丼小僧
「はっ、……ありがとうございます。
デブ夫人、……いや、失礼、……… デヴィ夫人、……… 」
大橋巨泉
「デブリという言葉が一番使われるのは、大きな飛行機事故の場合である。
墜落したと思われる海上でデブリを探し、見つければ、落ちた場所の確証になる。
例の「消えたマレーシア航空機の謎」の事件など、あの広いインド洋で、
デブリさえ見つかっていない。
この言葉の場合、結構翻訳は難かしい。
一番わかり易い言葉は、「がれき」であろう、………
しかしこの言葉には、大きな事故や、自然災害のあとに見つけられる
瓦礫というニュアンスがある。
でも、司会者の説明のあとで「がれき」に統一できない言葉ではない筈。
このまま「デブリ」が一人歩きするよりはずっと良い、
………と考えるが如何、? 」
カツ丼小僧
「はい、巨泉さん、……今回も知識の大放出、ありがとうございます。
頭が「ザル」で、すぐに物を忘れてしまう僕には、考えられない程のウンチクです。
また、いつでも一貫した、ぶれない論旨・論評は、
読む人に安心感と心地よさを与えます。
今後とも、この調子でお願いします。
それでは、今回の座談会は、これにて終了です。
最後に、今週号の週刊現代の表紙から、面白そうな記事を、
幾らか、ピックアップします、………どなたかどうぞ………。 」
岩下志麻
「・創刊57周年10大カラ―
深田恭子 イ・ボミ 『あさが来た』千代ちゃん 加賀まりこ
吉永小百合 大地喜和子 島倉千代子 浅丘ルリ子 岩下志麻
佐久間良子 若尾文子 カラーグラビアに全員登場! 」
吉永小百合
「・カラーぶちぬき16ページ
全部見せます 週刊現代「グラビア50年史」 」
吉野公佳
「・袋とじ 本邦初公開! これが「世界一の女性器だ」
「試験管カメラ」で撮影でした女体の「奥の奥」 」
篠原涼子
「・徹底追跡 あの騒動の主役たちは「今」
・イチモツ切られた弁護士 ・「パクリ」サノケン
・殺人エアバッグ タカタ社長 ・ベッキー&「ゲス極」川谷
・「制服泥棒」芸人 キングオブコメディ ・東芝・西田元会長
・「タクシー暴行」 みずほ銀行幹部 ・野々村竜太郎元議員 ほか 」
カツ丼小僧
「はい、皆さん、ありがとうございました。
偉大なる棒読み、お疲れ様です。
それでは、今回は、これでお別れです。
また、次回の座談会を楽しみにしています。
ごきげんよう、……… グッド、ラァァ~~~~~~~クッ、 」
井川遥
「さよなら~~~。」
酒井法子
「さよなら~~~。」
藤あや子
「さよなら~~~。」
カツ丼小僧
「あっ、……井川遥さん、酒井法子さん、藤あや子さん、
本当に、お久しぶりです。 これからは、遠慮なく、ジャンジャン喋ってください。 」