カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 283

カツ丼小僧

「さてさて、毎週、目が離せない、大橋巨泉さんの「今週の遺言」。

 今回は、どんな話になるのでしょうか。

 皆さん、今週号(2月27日号)の「週刊現代」の 94 ページをお開きください。

 

 う~~ん、やはり、病気の話ですね。

 これは巨泉さんだけでなく、今の僕にとっても、深刻な問題なんです。

 見出しには、………

 

 「抗がん剤治療は順調だが、再び放射線が必要らしい

  今年の冬は日本で過す。」

 

 ………と、あります。

 それでは巨泉さん、お願いします。 」

 

大橋巨泉

「なんだ、お前、そんなに深刻な状態なのか、?」

 

カツ丼小僧

「ええ、……近い内、死ぬことになるかもしれません。」

 

一同

「ええ~~~~~~~~~っ、?」

 

カツ丼小僧

「いえ、今、それくらい落ち込んでいるということです。

 まぁ、詳細な事は、まだ言えませんが、

 今週号の週刊現代の 62 ページ、

 

 「やっぱりアブナイ !?

  「糖質制限ダイエット」第一人者が急死 」

  

 という記事を読んで、愕然としました。

 もう、本当に死にたくなってきました。 いや、死ぬでしょう。」

 

所ジョージ

「本当だ。「急死」ですか。おっかないですね~~~。

 享年 61 ですか。カツ丼さんは、現在 52、……… 」

 

三浦友和

「ポックリ、コン。」

 

カツ丼小僧

「み、三浦さん、やめてください。」

 

刀根麻理子

「カツ丼さん、……… 」

 

今井優子

「……………。」

 

アントニオ猪木

「1、2、3、……… 」

 

カツ丼小僧

「あ、あ、…… そ、それでは巨泉さん、

 さっそくお願いします。時間がありません。」

 

大橋巨泉

「うん、………

 今年の2月は、俺の近未来にとって、最も重要な時間になるだろう。

 現状は、最新の血液検査、CT などの結果を資料に、

 医師が当面のスケジュールを決めた。

 

 血液の結果は良く、腫瘍マーカーなども上っていない。

 これで予定通り、”飲む抗がん剤”の服用が決り、薬をいただいた。

 驚いたことに、薬の形態が沢山あり、錠剤や粉末など、いろいろ調べる。

 

 ノドの手術以来、嚥下(えんげ)に問題のある俺には、

 「自然に溶ける錠剤」が選ばれた。

 舌にのせておくと、自然に溶けて、ノドを通ってゆく。

 進歩を享受させていただく。 」

 

竹下景子

「巨泉さん、がんばって、………

 もう、何度も言っている事ですけども、……… 」

 

大橋巨泉

「うん、誰に言われるよりも、景子ちゃんに言われると、

 心が落ち着いて、元気が出るよ。」

 

小倉智昭

「篠沢秀夫教授も、永六輔さんも、闘病が大変そうだ。」

 

カツ丼小僧

「僕も、………もう、ダメかも、……… 」

 

アントニオ猪木

「皆さんっ、元気ですかぁ~~~~~~~っ、

 ダァァァァァァ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ、」

 

大橋巨泉

「このまま2週間、朝夕食後に2錠づつ、服用を続けているが、

 放射線の場合と違って、2週間分を頂いているので、14日まで飲みつづける。

 そして、その後、1週間休むことになっている。その間に診察(検査)がある筈だ。

 ここまでは予定通りだが、ひとつ想定外のことが起った。

 

 NZ に行って、1週間ほど経ったころ、ある日(12月末か1月初め)

 突然、左側の鼻腔に、何かが隆起して来た。

 痛みなどはないが、軟骨状のものなので、気になる。

 

 早速、松本医師にメールで報告したが、

 「大きくなったり、痛みを伴わない限り、帰国後の検査で良いでしょう」

 との事であった。

 そしてすぐに検査され、一種の腫瘍であると判断された。

 

 良性か悪性かを調べるため、即座に注射器で組織が取られた。

 麻酔をしないのでひどく痛かったが、病理に送られ、すぐにでもハッキリする予定だ。」

 

カツ丼小僧

「でも、巨泉さんのような芸能人や有名作家は、まだいいですよ、

 どんなに辛い思いをしても、その事を本にして出版出来たり、

 テレビなどでアピールできるんですから………。応援してくれる人もいて、………

 普通の一般の人なら、中々、そうもいきません。

 一人寂しく、部屋の中で孤独死を向える人も、………。」

 

大橋巨泉

「うん、それは、俺もよくわかっている。

 人間は、結局、生まれてくる時も死ぬ時も一人なんだ、………

 

 ところで余談だが、

 永六輔さんと、二人でゲスト出演したテレビ番組「徹子の部屋」が、

 2月4日のお昼に放送された。 」

 

カツ丼小僧

「ええ、先日、その話をしました。」

 

永六輔

「ありがとうございます。」

 

黒柳徹子

「ありがとうございます。」

 

久米宏

「ありがとうござ、……… 

 あ、この番組、俺、出てないんだ、………。ひゃはははっ。」

 

大橋巨泉

「いつもそうだが、今やこうしたことは同時に世界中でキャッチされる。

 今回もカナダ、ヨーロッパを初め、各地の友人から報告があった。

 

 そして友人どころか、お会いした事もない方からのお見舞いや、

 薬物、サプリメントなどが送られて来る。

 女房がお礼状を書いているが、医師との約束で、一応病院と相談することになっている。

 悪しからず、御了解ください。

 

 それにしても、芸能界の表面から去って、四世紀半、………

 よくこんな、”毒舌老人”を憶えておられる。

 応援して下さるファンの皆さんには、お礼の言葉もない。

 力が続く限り、頑張ります。 」

 

竹下景子

「何度も、言うようですけど、……… 」

 

松坂慶子

「頑張ってください。」

 

カツ丼小僧

「そして、病気が完治して、体調が良くなった暁には、是非、僕の動画に、……… 」

 

大橋巨泉

「うん、………そうなんだ。

 今では、テレビよりも、ラジオよりも、

 お前の動画に出る事を楽しみにしているよ、その時が来たら、……… 」

 

一同

「わぁ~~~~~~~い。」

 

カツ丼小僧

「ありがとうございます。よろしくお願いします。」

 

大橋巨泉

「服用をはじめて約1週間、特に副作用はない。吐き気も一度も感じない。

 「だるさ」は相変わらずだが、これは2年余(中咽頭がん発見以来)の間

 ずっとあったので、特に気にならない。

 

 強いていえば、酒に弱くなっている。

 特に止められていないので、帰国後も夕食時にワインを1~2杯ほどたしなんで来たが、

 1杯半ほど飲むと、翌朝少々残るように感じた。

 

 今は、週に5日、1杯だけ飲んでいるが、

 1本は軽く空けていたのに、これはやはり、副作用か、? 」

 

 

カツ丼小僧

「はい、巨泉さん、今回もありがとうございました。

 出来れば、100歳ぐらいまで生きて、僕に付き合ってください。

 僕も、なんとか、持ちこたえるつもりです。

 

 それでは、今日の座談会は、これにて終了です。

 最後に今週号の週刊現代の、面白そうな記事を表紙から、

 いくらか、ピックアップして、終わりにします。

 皆さん、どうぞ、……… 」

 

鈴木京香

「・若手女優の「ヌードと濡れ場」完全公開

 

  鈴木京香  宮﨑あおい  長澤まさみ  麻生久美子  沢尻エリカ

 

  常盤貴子  真木よう子  吉高由里子  石田ひかり  菅野美穂 ほか 」

 

近藤真彦

「・宮崎謙介 こんな議員に「育休」かよ

  臨月に女性タレントをマンションに連れ込んだ 」

 

マツコ・デラックス

「・やっぱり危ない !? 「糖質制限ダイエット」第一人者が急死 」

 

桑田真澄

「・愚かな番長・清原和博に新証言「俺がキヨにシャブを渡した」

 

  キヨ、……… 」