カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 278

カツ丼小僧

「はい、皆さん、お待たせしました。

 今日の座談会も、大橋巨泉さんの「今週の遺言」ですが、

 その前に、お知らせが、……… 」

 

ダレノガレ明美

「うふふっ♡、ありがとうっ。」

 

カツ丼小僧

「ええ、そうなんです。今週(2月13日号)の「週刊現代」で、

 6ページに渡って、明美さんのグラビアが掲載されています。

 既に写真集「ENJO」も発売されていて、まぁ、人気絶頂の明美さんですから、

 アッという間に完売したんでしょうがね。」

 

ダレノガレ明美

「先週の「プレイボーイ」(集英社)にも掲載させてもらったの。

 皆さん、是非、買って見てくださいね。」

 

リリー・フランキー

「プレイボーイには、

 僕の「リリー・フランキーの人生相談」というコーナーが、あります。

 皆さん、是非、読んでくださいね。」

 

みうらじゅん

「僕と宮藤官九郎さんの、

 「大人になってもわからない」のコーナーも、あります。

 よろしく~~~。」

 

アントニオ猪木

「プレイボーイ、………ダァァァァァァァ~~~~~~~~~~~ッ。」

 

小池栄子

「ちょっと、ちょっと、……… 」

 

カツ丼小僧

「あっ、そうなんです。栄子ちゃん、ごめんね。」

 

小池栄子

「そうですよ、カツ丼さん、………

 先週号の週刊現代に、私のグラビアがあったのに、

 紹介してくれなかったでしょう、……… なんで、明美さんの時だけ、………

 ちょっと、不公平過ぎやしませんか、? プンプン。」

 

カツ丼小僧

「ごめん、つい、忙しさに気をとられて、………

 それじゃぁ、今、オッパイにキスをしてあげますから、それで許しください。」

 

小池栄子

「いらないわよっ、そんなもんっ。」

 

一同

「わははははは。」

 

カツ丼小僧

「そうでしょうね、そう言うと思ってました。恥の上塗りです。

 カツ丼小僧、一生の不覚です。許してください。それしか言えません。

 

 ………ということで、では、巨泉さん、そろそろ、始めましょう。

 皆さん、今週の週刊現代の、96ページをお開きください。

 

 見出しには、

 「国民はゲームに夢中になり、

  富裕層は株に一喜一憂する、………こんな国に未来はあるのか。」

 

 ………とありますね。わかります、わかります。 」

 

大橋巨泉

「うん、………

 NZのオークランドの、1ヵ月の静養が、病み衰えた老人をどのくらい回復させたかは、

 今後の俺の行動を律することになる筈だ。

 余程、条件がそろわなければ、いわゆる仕事(テレビやラジオ)はしないつもりだ。

 

 1月24日に「徹子の部屋」の収録(2月4日放送予定)をしたが、

 これは同番組が、40周年なので、昨年から約束し、ある程度、目標にして来た。」

 

カツ丼小僧

「巨泉さん、………テレビやラジオがダメでも、

 是非、我が動画番組「カツ丼小僧ちゃんねる。」に出演して、熱弁を振ってください。

 巨泉さんの、望む条件を全て受け入れますから。お願いします。

 巨泉さんとの共演が、僕の夢です。」

 

大橋巨泉

「う~~~ん、………

 よし、出てやろう、……… と、言いたいところだが、……… 」

 

カツ丼小僧

「いえね、僕、つい先日なんですが、その件で、巨泉さんに会おうと、

 週刊現代編集部の方に、電話を掛け、アポを取ろうとしたんですが、……… 」

 

一同

「え~~~~~~~~っ、!!!??? 」

 

カツ丼小僧

「電話の受付に、女の人が出て来て、

 「編集者との面会は、出来ない。」とにべもなく、断られました。」

 

所ジョージ

「当然でしょ。」

 

三浦友和

「無謀なことを、するなぁ。」

 

カツ丼小僧

「いえね、僕がエロイラストを投稿をしている出版社では、

 結構、気軽に面談に応じてくれる事もあるんで、ここも、大丈夫かなぁ、と。」

 

リリー・フランキー

「まぁ、週刊現代は、結構アブナイ事柄も記事にしているから、

 どんな、ならず者が忍び込んでくるかもわからんしね。

 それくらいの事は、考えないと。」

 

篠原涼子

「うん、……… 」

 

ビートたけし

「……………。」

 

刀根麻理子

「たけしさん、……… 」

 

カツ丼小僧

「巨泉さん、どうか、僕の動画に出演して、僕と共演してください。

 お願いします。巨泉さんなら、大きな話題を呼べます。」

 

大橋巨泉

「最低47.5キロまで落ちた体重も、50キロまで増え、毎日の散歩も欠かさずに来た。

 しかし、25度前後のオークランドから、雪も混ざろうか、という東京では、

 条件が違いすぎる。暖冬は、どこへ行ったのだろう。

 室内で歩ける所を探すしかない。

 

 医師たちの考えは、27日の採血とCTで、俺の現状を把握し、

 それによって、抗がん剤の投与を決めたいようだ。

 

 最初2週間服用して、(飲む薬だから、点滴などより、ずっとマイルドで、

 副作用が少ないというし、副作用が現れたら、直ちに中止する約束になっている)

 1週間休みというスケジュールだという。

 

 現在俺は、キャンサー・フリーだが、この2年余をふり返ると、

 必らず、一個か二個のリンパ節に転移がみられた。

 だから医師は、「予防の意味も含めて」抗がん剤を服用したいのだそうだ。

 

 したがって、これを継続するかどうかが決まるのは、

 少なくとも3週間後、2月の3~4週になるだろう。

 その後は、外国に薬を持参して服用することも可能らしい。 」

 

カツ丼小僧

「巨泉さんの命運は、僕にとっての命運でもあります。

 巨泉さんが、お亡くなりになられたら、この座談会の存続も危ぶまれます。

 そして、やはり巨泉さんには、僕の動画にも、……… 」

 

みうらじゅん

「君は、相当、依頼心の強い性格のようだね。

 あんまり、人をあてにしてばかりじゃ、ダメだよ。」

 

カツ丼小僧

「よろしかったら、みうらさんも、僕の動画に出演してください。お願いします。」

 

みうらじゅん

「……………。」

 

大橋巨泉

「それにしても、日本国も日本人も、変ってしまった。

 もともと勤勉で、律儀な国民性で、「変種」と見られて来た俺でさえ、

 この2点では、外国人に劣った、と思った事はない。

 

 仕事は、ちゃんとするし、〆切も守る。

 自分で、イヤになる程、律儀である。

 

 次に保守的である。

 こんな狭い島国に、何千年も一緒に住んで来たのだから、一朝一夕に変る訳はない。

 何百万人という人が亡くなり、コーンパイプをくわえた、マッカーサーが、

 絶対権力で「民主化」しようとしたのに、

 いつの間にか、「復古調」から「右傾化」になり、

 あれ程、忌み嫌った筈の戦前に帰ろうとしている。

 

 ところが、これ程の国民性を全く変えてしまいそうなものがあるのだから、驚く。

 原爆の恐ろしさより、マッカーサーの権力より強力なものーーーー

 

 「ゲーム」のようである。 」

 

カツ丼小僧

「そうですね。それには僕も同感です。まったくひどいもんだ。

 電車の中で、大の大人が携帯片手に、みんなゲームをやっている。

 あれはもう、電話じゃない。ただのゲーム機だ。」

 

 僕自身はゲームは、殆どやりません。今は「ソリティア」のみです。

 こればかりは、やめられない。」

 

小泉今日子

「単純なのが好きなのね。」

 

カツ丼小僧

「単純ですから、………

 因みに、子供の頃は、「モノポリー」や「人生ゲーム」のような、

 卓上ゲームを、よく友達とやっていました。」

 

長嶋一茂

「俺は、「野球盤ゲーム」が、好きだったなぁ。」

 

田村正和

「ん~~~ふふふふ、………

 「名探偵ゲーム」なんていうのも、ありましたぁ~~~。」

 

飯島直子

「恋のさや当てゲームなら、私もしたいわ。」

 

藤原紀香

「ふん。 私とやりましょうか、?」

 

一同

「わははははは。」

 

大橋巨泉

「北米、ヨーロッパ、オセアニアの大都市を廻っていて気づいたが、

 日本で一番目立つのは、人々が街中で、夢中になってゲームに興じている姿である。

 

 街中でさえ、あれなのだから、もっと時間のある家や学校、

 職場(との往復の交通機関)は、推してしるべしだろう。

 それも、若い世代ほど熱中している。

 

 オークランドの方では、真夏ということもあって、

 大半の若者は、海水浴やキャンプ、ラグビー、サッカー、クリケットに興じている。

 電車やバスの中、あるいは公園のベンチで、ゲームというシーンは、

 ほとんど、見られない。」

 

 

カツ丼小僧

「はい、今日も今日とて、巨泉さん、タメになる面白い話、ありがとうございました。

 僕の知識量も、増える一方です。

 

 それでは、今日の座談会は、ここで終了とします。 

 この続きは、また次回、お願いします。一同、楽しみにしております。」

 

高田純次

「あのさぁ、この所、俺、出番が少ないんだけど、……… 」

 

カツ丼小僧

「そこのところは、テキトーで、良いんじゃないですか、? 」

 

高田純次

「そだね。」

 

関根勤

「そう言えば、俺も。」

 

カツ丼小僧

「いいじゃないですか、のんびりしてて。」

 

関根勤

「うん。」

 

吉野公佳

「それでは、皆さん、さようなら~~~、」

 

太川陽介

「♪ルイルイ。」

 

明石家さんま

「わははははは。 あ、あんた、それ、もう、いい加減に、やめなはれ。」