カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 276

カツ丼小僧

「へっへっへっ、

 今日もまた、待ちに待った座談会の時間が、やってまいりました。」

 

一同

「わぁぁぁぁぁ~~~~~い、」

 

アントニオ猪木

「座談会、ダァァァァァァァ~~~~~~~~~~~~~ッ、」

 

カツ丼小僧

「もちろん、今回もまた、大橋巨泉さんの「今週の遺言」の話です。

 今週の「週刊現代」(2月6日号)の、98ページをお開きください。

 

 見出しには、

 「ボクのような外国人ぐらしの日本人は、毎年減っている。

  孫の存在か、経済的理由か 」

 

 ………と、ありますね。

 それでは、巨泉さん、お願いします。 」

 

大橋巨泉

「うん、………

 先日、日曜日という事で、思い切って、ゴルフ場まで出かけてみた。

 勿論、ゴルフは、まだ出来ない。

 

 今の体重50キロが、せめて55キロくらいまで回復しないと、

 クラブは振れないと思う。(今回はクラブは持参していない)。

 ただ、われわれの仲間は日曜の朝食を、ここで摂る習慣になっているので、

 もし体調が良ければ寄ると、メールしておいた。

 

 ここは、オークランド市の中心に一番近いクラブで、

 朝食のメニューも、豊富なのである。」

 

五月みどり

「朝食のメニューも、よりどりみどり、さつきみどり、……… 」

 

渡辺麻友

「あ~~~っ、五月さんが、ダジャレを言った、~~~ 」

 

今井優子

「カツ丼さんの影響ね。害悪だわ。」

 

小泉今日子

「今日も、今日とて、小泉今日子。」

 

一同

「わははははは。」

 

浅香唯

「とんねるずの木梨さんも言ってた、朝、痒くて、浅香唯。」

 

一同

「……………。」

 

大橋巨泉

「8時ちょっと前に、到着してみると、すでに二組のカップルが食道においでだった。

 ほどなく、もう一組がお見えになって、8人掛けのテーブルで朝食会になった。

 

 皆、70代後半で、昔は日本企業の支店長をなさっていた方々である。

 そうした方の中で、現役中に自宅を購入されていたような方は、

 のちにそれを売却して、リタイア資金に当てる、という業を使った方も居る。」

 

カツ丼小僧

「羨ましい、……… 僕も、お金持ちになりたい。

 でも、最近、また、ウツが酷くて、……… 神よ。」

 

刀根麻理子

「カツ丼さんなら、絶対なれるわよっ、 頑張って♡。うふふっ♡。」

 

大橋巨泉

「シロー(岸部四郎)が聞いたら、何と言うか、………

 俺が、ニュージーランド(NZ)に来たのは遅く、1983年であった。」

 

カツ丼小僧

「その頃、僕は大学生。 精神が最も、荒んでいて、

 荒れまくっていた時期だった。」

 

松坂慶子

「そう言えば、カツ丼さん、動画でも、そんな事、言っていたわね。」

 

デヴィ夫人

「この方、きっと、ものを深く考え過ぎるんだわ。

 なんといっても、本名が「哲(さとる)」。 哲学者の「哲」よ。」

 

大橋巨泉

「これは撮影のためで、本格的に永住を考えたのは、

 今世紀に近くなってからである。

 

 これは、昔、ベストセラーになった、『巨泉ーーー人生の選択』に詳しいが、

 最初は、夏はカナダ、冬はハワイが候補地だった。

 カナダは、その後も変らないが、ハワイは物価が高いので、

 のちにオーストラリアに変更した。

 

 セミリタイア宣言をした1990年には、まだハワイの家はあったが、

 1年足らずで売ってしまった。

 その後もずっと豪州だったが、地球温暖化で、NZに移ったのが、

 約10年後、ということになる。

 

 この3ヵ国の中で、一番変化が激しかったのは、豪州のゴールドコーストだろう。

 俺が石坂浩二君やビートたけし君と並んだ別荘を買ったのが、'90年だから、

 もう四半世紀も経っている。

 

 少し遅れて、和田アキ子、……… 」

 

一同

「♪アッコ~~~ッ、」

 

和田アキ子

「おいっ、 ド突くぞっ、コラ。」

 

大橋巨泉

「中条きよし、明石家さんまも、家を購入、………

 五月みどりさんは、もっと早くから、お持ちだった。 」

 

五月みどり

「ほほほ、………私が先駆者という訳ね。」

 

大橋巨泉

「芸能人は別にしても、バブル経済の最中、という事もあって、

 わが家の廻りには、日本人が多く住んでいた。

 

 大半は、日本で事業に成功した方で、ゴルフや釣りの好きな方が多かった。

 日本人が余りに多くて、組み合わせが片寄るので、

 ゴルフのスタートを抽選にした事もあった程である。

 

 それが昨年の10月に、食事会をしようという事になった時、

 何と参加者は、たった4人であった。

 

 宝石や不動産で成功したN氏夫妻と俺たち夫婦の4人で、

 昔話にふけったものである。

 

 俺の誕生日は、日本人の多い3月なので、レストランを借り切って招待すると、

 20人近く集ったものだが、それが、たった4人なのだから、

 この日本人永住者の激減ぶりは顕著である。

 

 理由はハッキリしている。

 バンクーバーや、オークランドのような大都市には、今でも日本企業が駐在している。

 ところが、ゴールドコーストは、観光地なので、

 純粋に別荘として使っている方が、主となる。

 

 アベノミクスの結果、格差が余計ひらいたので、

 このあたりの需要は、減ってしまったという事だろう。」

 

カツ丼小僧

「巨泉さん、是非、僕の動画「カツ丼小僧ちゃんねる。」に出演してください。

 巨泉さんと、一度でいいから、僕の動画で共演し、対談してみたい。

 一緒に安部退治をしましょう。

 政治音痴の僕ですが、巨泉さんとなら、なんとか、……… 」

 

大橋巨泉

「バンクーバーは、戦前日本人が移住し、その子孫が日系人として住んでいるので、

 少々事情は異なるが、それでもバブル期と比べると、大きく減っている。」

 

カツ丼小僧

「はい、巨泉さん、どうもありがとうございました。

 今日の座談会は、ここまでとします。この続きは、また次回お願いします。

 

 それでは、皆さん、シー・ユー・アゲイン、」

 

有村架純

「ぐっど、ら~~~~~~くっ。」

 

今井優子

「さよなら~~~。」

 

角松敏生

「さよなら~~~。」