カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 272

カツ丼小僧

「さてさて、今日もお楽しみ、……… 大橋巨泉さんの「今週の遺言」です、

 皆さん、今週号(11月14日号)の「週刊現代」、96ページをお開きください、………

 そうです、今日発売されたばかりですね、

 

 見出しには、

 「何故、臨時国会が開けない? 

  たとえ一強多弱だろうと、民主主義の手続きを踏め! 」

 

 ………と、ありますね、………

 また、今回も、安倍晋三首相への非難が炸裂しそうですね、

 では、巨泉さん、お願いします、……… 」

 

大橋巨泉

「ふふふ、………お前だって、その理由で取り上げたんだろう、………?

 この男、一体、何を企んでいるんだか、……… 」

 

小倉智昭

「巨泉さん、この小僧、要注意人物ですよ、………気をつけて、……… 」

 

大橋巨泉

「前回の手術の痛みは徐々に遠ざかっているが、何となく不安だ、………

 俺の体には、大小合わせて計11回もメスが入っている、………

 人間の身体は、どのくらい手術に耐えられるのだろうか、?

 今度、先生方に聞いてみよう、……… 」

 

カツ丼小僧

「巨泉さん、大変そうですね、………

 体にも、まだかなりの痛みが残っているようで、……… 」

 

大橋巨泉

「うん、………

 「徹子の部屋」、「大竹まことゴールデンラジオ」、など、

 前から決まっていた仕事以外は家に居て、安静にしている、………


 新聞を読み、テレビを見ていると、俺が心配していたように、

 この国は、間違った方向に進んでいるとしか思えない、………

 一番オカシイのは、今もって臨時国会が開かれないこと、」

 

カツ丼小僧

「えっ、臨時国会、? ……… もう、戦争が始まったんですか、? 」

 

小倉智昭

「バッカだなぁ、……… やっぱり無視していよう、……… 」

 

一同

「わははははは、……… 」

 

大橋巨泉

「俺が参議院議員に当選した時、他の仕事の事があるので、

 菅直人幹事長(当時)に、年間スケジュールについてうかがった、

 

 菅さんの答えは、まず通常国会は、1月末か2月から、約半年間開かれる、

 そして臨時国会も、夏休み明けから、2~3ヵ月開かれる、というものであった、

 この間議員は、国会に居る事が義務づけられ、

 外国へ行く場合は、院の許可が必要と言われた、」

 

カツ丼小僧

「あ、……なんだ、そう言う事ですか、………

 それなら、わかります、……… 戦争は、まだ先の話か、……… 」

 

竹下景子

「あのう、…… カツ丼小僧さんって、戦争マニアなんですか、? 」

 

小倉智昭

「いや、景子さん、………

 こいつは、イタリアの独裁者、ムッソリーニにイカれてましてね、………

 何か、大勢してパーフォーマンスを起こして、世の注目を浴びたいだけなんですよ、

 あまり、関わらない方が、……… 」

 

浅香唯

「私、赤シャツ隊に入隊したい、……… 」

 

デヴィ夫人

「ほほほ、……およしなさいよ、あなた、……… 

 いやぁ~~ねぇ、……… 下品ですわ、……… 」

 

中村玉緒

「いや、…… 私は、考えております、……ぐほほほほ、……… 

 それにしても、唯さんのスケバン刑事の雄姿、…… 

 また、見てみたいもんですな、………ぐふふ、」

 

大西結花

「私も~~~、」

 

刀根麻理子

「私は、キャッツ・アイ、謎の女盗賊の美人三姉妹、来生瞳、……… 

 一度、本物のデリンジャーを手に取って、闘ってみたいわ、……… 」

 

松坂慶子

「あの、美人三姉妹は、「愛の水中花」時代の、私のバニーガール姿を

 モチーフにしたものなんですって、………

 私と刀根麻理子さん、どこかで、深い繋がりがあるみたい、………うふふっ、♡ 」

 

大橋巨泉

「民主主義というものは、政府(行政府)が、やったこと、やろうとしている事を、

 われわれ主権者の代理人である議員が、議会で質問し、

 内容を明らかにしていくシステムである、

 

 そういう意味では、与党よりむしろ、野党議員の質問の方が、

 より重要とも言える、………

 民主党の岡田克也代表や、共産党の志位和夫委員長などは、

 くり返し臨時国会の召集を要請しているが、政府は聞く耳をもたない、………

 安倍晋三首相は、せっせと外遊を続けている、

 

 「一強多弱」の現国会では、政府与党は、やりたいようにやる、-----

 君達は黙って見ていろ、といわんばかりである、

 しかし国会議員は、千万単位の給料をもらっているのだ、

 

 TPP の問題だけでも、この国の将来を左右しかねない重要性をもっている、………

 働かない議員には、日割りで給料を返してもらおう、 」

 

カツ丼小僧

「給料、……? 返す、……?

 そういう話、実は僕、耳が痛いんです、………

 何故って、僕、今まで、殆ど働かずして、ここまで生きてきたからです、」

 

井森美幸

「え~~~っ、! ! ! ? ? ?

 そ、そんな人がいるんですかぁ~~~~っ、??? 

 カ、カツ丼小僧さんって、今、51なんですよねぇ? 」

 

小倉智昭

「この小僧、ハンパじゃないよ、………

 この齢になるまで、父親に金銭的援助を受けていたんだって、……… 」

 

カツ丼小僧

「ええ、……親といっても、基本的には他人です、

 その親の財産を、食い潰してきたんですから、罪悪感でいっぱいです、

 これから、親に対して償いの人生を送るつもりです、………

 でも、親はもう、かなりの高齢ですし、それが出来るかどうか、……… 

 今更、……… 」

 

大竹まこと

「でも、なんでそんな人間が、動画で、あんな偉そうな人生訓なんか垂れてんだよ、

 おかしいじゃないか、……… 

 ミステリアス・ゾーンだかなんだか知らないが、……… 

 いや、この事実こそ、不可解だ、ミステリアスだ、……… 」

 

カツ丼小僧

「すんません、これも宿命だと思ってやってます、………

 うしろめたさは、確かにありますが、………

 こういう、最低の人間が、偉そうに世人に人生訓や説教を垂れている、………

 これもまた、神のユーモアではありますまいか、………?

 僕は相田みつをさんのようなものです、……… 」

 

小倉智昭

「お、おいっ、……お前っ、………

 相田みつをと自分を一緒にすんなよっ、………

 それに、最低の人間だなんて、相田さんに失礼だろうがっ、………

 お前には、常識ってもんがないのか、?

 まったく、どこまで、ふてぶてしく図々しい奴なんだ、……… 」

 

大橋巨泉

「まぁまぁ、小倉、………

 少し大目にみてやれよ、……… 人間だもの、……… 

 

 え~~、不届き政治家の話は、ここで終わりにして、

 これからは、プロ野球の話、………

 

 俺は日本の野球は、ほとんど見ないんだけど、

 親友、王貞治が会長を務める、ソフトバンク・ホークスが出ているので、

 日本シリーズ、一、二戦を、テレビで観戦した、

 

 松田宣浩、柳田悠岐、福田秀平など、地元で育てた選手が、

 のびのびと打ち、走っている、

 

 小久保裕紀、細川亨、多村仁、内川聖一ら、FA で獲得した選手が中心だった時代から、

 更に一歩進んでいる、………

 おそらくワンちゃんの計画通りなのだろう、」

 

ダレノガレ明美

「あれっ、? ワンちゃんって、誰の事でしたっけ、? 」

 

王貞治

「OH ! 」

 

中畑清

「う~~ん、ちょっと信じられないな、………

 我々の世代では、ありえない事だよ、……… 隔世の感を感じる、……… 」

 

長嶋茂雄

「私は、チョーさんでした~~~、 よろしくどうぞ~~~、」

 

野村克也

「ワシは、ノムさんや、……… 」

 

野村沙知代

「私は、B型の女、サッチーよ、……… ゴーイング・マイ・ウエィ、……… 」

 

一同

「わははははは、……… 」

 

大橋巨泉

「それにしても、日本の野球は長い、………

 アメリカでは、ゲーム時間の短縮に新ルールまで作っているのに、

 こちらは、やりたい放題、………

 

 ピッチャーは、バッターの打ち気をはずそうとばかりしているし、

 バッターはファウルばかりして、投手の失投を誘おうとしている、………

 

 メジャーの「ガチンコ野球」ばかり4ヵ月も見て来た眼には、

 まどろっこしくて仕方がない、………

 日本における”最高のレベルの”野球を見せるべきだと思うが、如何、? 」

 

井森美幸

「巨泉さん、それは、日本人と欧米人の気質の違いなんじゃないでしょうかね、………

 アメリカ人は、ストレートで大胆、直球勝負ばかりでしょうけど、

 日本人は、もっと緻密で、裏の駆け引きとか好んだり、………

 かなりの「間」を空けて、じらし作戦とか、あったり、……… 

 見る方も、その「間」の感覚が好きだったりして、……… 」

 

野村克也

「そうやな、………

 ワシも現役の捕手時代、そうやって、ワザとじらしたり、

 相手のバッターを根負けさせるのが好きやった、………心理作戦や、………

 打者の後で、相手が混乱するような事を、わざわざ呟いてみたりすることも

 あったしな、……… 」

 

清原和博

「それが、いかんのや、………

 何故、男なら、ストレートに直球勝負してこんのじゃい、………

 現役時代、わいも、その事については、いつも欲求不満で、イラついておったわ、」

 

桑田真澄

「キヨ、………

 それって、バッターに都合のいいようなボールを抛ってくれって、

 ピッチャーに言っとるのと、同じ事なんじゃないのか、……… 」

 

清原和博

「おう、桑田、………

 お前、俺へのみそぎは、まだ済んどらんで、………

 わいに、たてつこうというのか、……… 」

 

桑田真澄

「キヨ、………

 もう、我慢の限界や、………いくら俺でも、限度がある、………

 お前との関係も、これで完全に終わりや、……… 」

 

アントニオ猪木

「これで、終わり、………

 ダアァァァァァァ~~~~~~~~~~~~~~ッ、」

 

カツ丼小僧

「やれやれ~~~~~~~っ、

 俺は第三者で、高みの見物を決め込むぜ、………

 他人のケンカ、いがみ合いは、楽しいなっ、と、……… 」

 

一同

「わははははは、……… 」

 

大橋巨泉

「メジャーは、今や「シフト野球」だが、”当てる”打者の多い日本では、

 シフトの効果は低い、………

 

 昔、ワンちゃんが「王シフト」を敷かれた時、俺は、

 「三塁側にバントしたり、流し打ちしたり、考えないの、? 」

 と、聞いた、………

 

 ワンちゃんは、アッサリ、

 「考えませんね、……… それこそフォームをこわして、敵の術中ですよ、………

  空気しかない所へ打てばいいんですから、」

 と言って、ニヤッと、笑ったものだ、………

 

 こういう打者は、もう出ないのかね、……… ! ? 」

 

 

カツ丼小僧

「はい、巨泉さん、ありがとうございました、………

 今日は、もう時間ですので、これで終了します、………

 王さんも、もちろん凄いんですが、

 僕的に言えば、巨泉さんのような、大型の名司会者は、もう出てこないと思います、 」

 

王貞治

「大橋巨泉は、しゃべくりの、ホームラン王です、……… 」

 

一同の半分

「わははははは、……… 」

 

ダレノガレ明美

「なんなのよ~~~、何が面白いのよ~~~、

 明美、ちっとも、わかんな~~~~~い、……… 」

 

カツ丼小僧

「それでは、皆さん、さようなら、………

 また逢う日まで、ごきげんよう、……… 」

 

イチロー

「あははははっ、……… カツ丼さん、最後はいつも、それ、………

 他に何か言いようがないんですか、………? 」

 

掛布雅之

「いえ、私は、そのままでいいと思いますよ、…… ええ、…… はい、…… 」

 

カツ丼小僧

「あっ、掛布さん、………

 阪神タイガースの二軍監督就任、おめでとうございます、………

 背番号「31」のお披露目、照れくさそうでしたね、……… 」

 

掛布雅之

「ええ、…… はい、……

 でも、なんで、僕より若い金本知憲さんが一軍監督で、

 生え抜きでもある僕が、二軍なんでしょうね、? 

 自己破産のイメージが悪かったんでしょうか、? 」

 

江川卓

「僕も、高橋由伸君に先を越されました~~~、

 その気持ち、痛い程よく、解りま~~~す、」

 

長嶋茂雄

「まぁ、江川さんの場合は、いわゆる、例の事件のダーティなイメージが、

 未だに尾を引きずっているんでしょうね、ハイ、」