カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 265

カツ丼小僧

「え~~、それでは、今日も、昨日の続き、………

 大橋巨泉さんの、「今週の遺言」です、………

 

 自宅の風呂場で、巨泉さんの上半身左半分に帯状疱疹が出来ているのを、

 奥さんの寿々子さんが発見した、ところからでしたね、………

 それでは巨泉さん、お願いします、」

 

大橋巨泉

「うん、………それじゃぁ、始めます、………

 

 翌朝、女房が探した皮膚科へ行く、………

 かちどき皮膚科クリニックといって、先生は、優しい女医さんだった、

 原因は、やはり、疲労とストレスが多いとのこと、………

 ちょっと、テレビの仕事等を、やりすぎたようだ、

 

 しかし、義姉をはじめ、この病気にかかった人々からは、

 例外なく、「ひどく痛い」と聞いていた、

 ところが、ほとんど痛くない、………

 

 現状を報告すると、手術後に服用している痛み止めの薬のせいか、

 症状が軽いのかもしれないと言われ、

 のみ薬と塗り薬をいただいて帰宅した、………

 本当に人生、何が起こるかわからない、」

 

カツ丼小僧

「帯状疱疹なら、僕も、一度だけ、かかったことがあります、

 顔の、目元から顎のあたりにかけて、直径10センチぐらいの大きな長い疱疹が出来て、

 電車に乗ったら、若い女の子が僕の事を、嫌そうな恐れるような目で、

 ジッと見ていたのを覚えています、

 

 もしかしたら、今、僕の体に出来ている、多くの赤い斑点のような物も、

 帯状疱疹なのかもしれません、………

 全然、痛くはありませんが、……… 」

 

今井優子

「何ですかね、……… 」

 

大橋巨泉

「でも、悪い事ばかりでは、なかったんだ、………

 

 数日前、血液、レントゲンをとって、1時間後、渡辺先生の部屋に呼ばれる、

 先生のにこやかな顔を見て、大体解った、………

 

 「手術は成功で、術後も順調です、

  今日の検査で、悪性腫瘍はみつかりません、」

 

 「では、私は、現在、キャンサー・フリーですか、? 」

 

 「そうです、」

 

 先の事は、解らない、………

 でも、2年ぶりに、癌の居ない体になれた、

 祈ったり願ったりしてくださった皆さん、有難う、………

 皆さんのお蔭だと信じています、」

 

 

一同

「それは、本当によかった、………

 巨泉さん、おめでとうございます、……… 」

 

 

  パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、

 

  パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、

 

  パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、

 

  パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、

 

  パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、

 

 

  場内から、祝福の拍手や歓声が響き渡り、嗚咽が漏れた、………

  それは、正に、今まで溜まりに溜まっていた、

  座談会の人々の、憂いを晴らしたかのように思えた瞬間でもあった、

  

カツ丼小僧

「ふふふ、…… 巨泉さん、………これで、完全に、安倍叩きに、……… 」

 

大橋巨泉

「お前、そればっかりだな、………そう、急かすなよ、…… 」

 

一同

「わははははは、……… 」

 

カツ丼小僧

「そうですか、? では一呼吸置いて、………

 ……………… 安倍叩きを、お願いします、……… ウッシッシッ、……… 」

 

大橋巨泉

「うん、……… 」

 

一同

「わははははは、……… 」

 

江川卓

「でも、カツ丼さんって、……この方、絶対、何か、企んでますよ~~~、

 嫌な予感がするなぁ~~~、」

 

徳光和夫

「あっ、そう言えば、江川さんも若い頃、ドラフトで、……… 」

 

江川卓

「あ、あれは、僕がやった事じゃありません、………

 ウチの父親が勝手に球団と、……… 

 僕が知らぬ所で、勝手に話が進んでいた、というのが、真相なんです、」


中畑清

「まったく、ホント、いい加減なもんですよ、……… 人の噂なんて、………

 石田純一さんの「不倫は文化」にしたって、

 事実は、本人が言った訳では、まったくなくて、

 マスコミが勝手に造り上げた言葉なんですから、……… 」

 

カツ丼小僧

「江川さん、……… 

 そんな事とは、つゆ知らず、僕も当時は、あなたに対して、大きな怒りがありました、

 すいません、……… でも、めげないでください、


 なんだって「時」が全てを解決してくれますよ、………

 あの事件の事で、江川さんを責める人は、もういませんし、

 若い人たちは、事件の「じ」の字も知りません、」

 

江川卓

「と、……時が解決するって、………あ、当たり前じゃないですか、………

 も、もう、35年以上も前の事ですよ、………今更、ぶり返さないでくださいよ、」

 

桑田真澄

「僕も、色々とあったなぁ、……… 」

 

清原和博

「……………。」

 

アントニオ猪木

「皆さんっ、元気ですかぁ~~~~~っ、?

 みんな、まとめて、1、2、3、……… ダァァァァァ~~~~~~~~~~ッ、」

 

大橋巨泉

「一方、国会では、安倍内閣の茶番劇が続いている、………

 

 自分たちが呼んだ教授も含めて、3人の憲法学者が、

 安保法案は違憲だ、と証言しているのに、

 まだ、誤魔化そうとしているのは醜い、………

 

 特に醜いのは、

 安倍晋三(あべ・しんぞう)首相、 高村正彦(たかむら・まさひこ)副総裁、

 菅義偉(すが・よしひで)官房長官  中谷元(なかたに・げん)防衛相、


 ………の、4人だな、……… 」


カツ丼小僧

「おっ、……名指しですね、……… 」


大橋巨泉
「何言ってるんだ、………俺は、いつだって、そうじゃないか、

 

 この、4人の方々、………

 あなた方は、鏡に映して、自分の顔をじっと見てごらんなさい、………

 恥しくありませんか? 

 

 そもそも「アベノミクス」を争点にして選挙に大勝したのに、

 いつの間にか、「集団的自衛権」を争点にして国民の了承を得た、という、

 大ウソから始まっている、

 

 こんな茶番が通るほど、議会は甘くない、………

 貴方がたに出来ることは、これを廃案にして出直すこと、………

 そして、憲法9条を改正するを争点に、総選挙をすること、………

 

 やってみなはれ、……… 」

 

中村玉緒

「おっ、……… 最後は、大阪風に決めましたな、………

 関東と関西、両方ですかいな、………

 昔のテレビ番組、「11PM」みたいですな、……… 」

 

 

カツ丼小僧

「巨泉さん、………

 今日も、貴重かつ崇高なお話、ありがとうございました、………

 いつも、野卑なSMエロ世界に、身を投じているだけの僕にとっては、

 何もかも、新鮮に感じています、

 

 この座談会の内容は、いずれは日本を、そして世界をも揺るがすものになると、

 確信しております、……… 」

 

タモリ

「あんたの言い方、いつも、大袈裟なんだよね~~~、」

 

江川卓

「でも、もし、そうなったら、僕の「空白の一日」事件も、

 また、日本国中で話題になって、騒がれる事になるかも、………

 カツ丼さん、………そればっかりは、勘弁してくださいよ~~~、」

 

一同

「わははははは、……… 」

 

ビートたけし

「俺の「コマネチ」も、またブーム再来ってことになるかもなぁ、……… 」

 

カツ丼小僧

「あっ、それ、……… その「コマネチ」のポーズ、………

 もしかしたら、未来の大日本カツ丼帝国の「敬礼」にしようかと思っているんですよ、

 「ローマ式敬礼」の挙手に変えてね、………

 あれだと、やはり、色々と問題があるでしょうし、……… 

 

 帝国民同士が、顔を合わす度に、お互い相手に向かって、そのポーズをとるんです、

 「コマネチッ」と、叫びながらね、……… 」

 

ビートたけし

「バ、バカ言ってんじゃないよっ、お前っ、……… 

 そうなったら、著作権料、いただくからなっ、

 

 まぁ俺も、本家本元の、ナディア・コマネチには、

 著作権料、一切払ってないけどさ、……… コマネチッ、」

 

一同

「わははははは、……… 」


笑福亭鶴瓶

「た、け、し、は~~~~ん、」


カツ丼小僧

「それでは、今日の座談会は、ここでお開きとします、

 皆さん、次回の座談会に備えて、十分英気を養っておいてください、」


松坂慶子

「それでは、皆さん、お休みなさぁ~~~い、

 私の昔の映画も、今の映画も、DVDでいっぱい観てくださいね~~~、」


岩下志麻

「シー・ユー・アゲイン、」


かたせ梨乃

「サヨーナラの、」


名取裕子

「ハイチャッチャ、」


多岐川裕美

「グッドラックの、」


多岐川華子

「ごきげんよう、」


北の湖敏満

「♪バッハッハ~~~~イ、」


一同

「……………。」


北の湖敏満

「…………………………。」



デヴィ夫人

「ふふふ、……… あなたは、それでいいのよ、………

 何も、喋らないでいなさい、………

 慣れない事をするもんじゃ、ございません、

 

 「男は黙って、サッポロビール、」ですわ、」