カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 260

カツ丼小僧

「巨泉さん、………

 4度目の癌の手術は、どうやら成功だったようですね、………

 おめでとうございます、………

 我々一同、ホッと、胸を撫で下ろしました、……… 」

 

大橋巨泉

「うん、……経過は良好で、とてもいい感じだ、………

 これなら、もう大丈夫だと思う、

 皆さんには、心配かけて、本当に申し訳なかった、……… 」

 

カツ丼小僧

「これで、心置きなく、安倍叩きに専念できる、

 ………という訳ですね、……… 」

 

大橋巨泉

「わははははは、………

 うん、そうだな、………これからの展開を楽しみにしておいてくれ、……… 」 

 

カツ丼小僧 

「それでは、今回も、「今週の遺言」、始めます、………

 皆さん、今週号(6月6日号)の「週刊現代」、88ページを、お開きください、………

 今日、発売されたものですね、………

 

 見出しには、

 「米国は常に正しいと信じる、安倍政権の安保法案で、

  日本はかえって危険になる、……… 」

 

 ………と、ありますね、………

 それでは、巨泉さん、お願いします、……… 」

 

大橋巨泉

「うん、………

 今、日本が一番大事な曲がり角にある時、………

 どうしても、もう一度、政治に目覚めて、将来を見据えたいと願う、

 

 それは、わが国が、安倍晋三という、稀代のウソツキ総理を

 総理大臣に頂いているからだ、………

 一国の総理を「ウソツキ男」呼ばわりしたのだから、俺だって覚悟は出来ている、

 

 安倍さん、……この座談会の俺の発言で、名誉を傷つけられたと感じたら、

 どうぞ、俺を訴えてください、……… よろこんで法廷で争います、」

 

カツ丼小僧

「巨泉さん、……… 

 もし、万が一にも、安倍総理に訴えられて、裁判沙汰になっても大丈夫です、

 その時には、僕が、法廷での裁判官を引き受けますから、……… 」

 

一同

「わははははは、……… それはいい、……… 

 そして、私らが陪審員です、……… 」


ガッツ石松

「よしよし、………これで、全て、OK牧場 ! ! 」


カツ丼小僧

「あっ、……ガッツ石松さん、………

 ビックリした、………来ていたんですか、………

 今後とも、よろしくお願いします、……… 」

 

大橋巨泉

「ガッツ、………よく来てくれた、……… 嬉しいよ、………

 あとで、積もる話もしよう、………


 ウソツキという理由は、今回の安保法案について、

 首相が記者会見で、われわれ国民に向けた発言が、嘘やまやかしに満ちて居り、

 到底、真実を伝えようとしているとは思えないからだ、

 

 まず、「米国の戦争に巻き込まれるということは、絶対にありません、」

 と大見得を切った発言だ、………

 

 「絶対に」と強調した以上、説得力のある明解な理由がある筈だが、

 それは、言わない、………

 俺に言わせれば、まったく逆である、………

 

 これまでは、どんな場合でも、「憲法九条」を盾にすれば、断われた、………

 しかし、こんな法律を作ってしまった以上、

 断われない状況に、自らを追い込んだ事になる、

 

 ましてや、相手は米国である、………

 今までの安倍氏の対米姿勢を見ていると、断わるどころか、

 自ら進んで、米軍の片棒を担ぐとさえ思われる、 」

 

江本孟紀

「とんでもない奴ですね、……… 

 巨泉さん、何とかしてください、………

 俺も、助太刀する準備は出来ています、……… 」

 

室井佑月

「お願いしますよ、巨泉さん、……… 」

 

カツ丼小僧

「外堀が着実に埋められてきています、………

 ひょっとすると、取り返しのつかない事になりそうな予感が、………

 日本の危機が、すぐそこまで迫っているような気がします、………

 決して、冗談ではありません、……… 何とかしないと、……… 」

 

大橋巨泉

「うん、……そうなんだ、………何度も言うけど、大袈裟や誇張じゃないよ、

 

 安倍首相については、就任当時、

 その知性について疑問視する声が、国の内外から起った、………

 俺も、このコラムで、それに触れた覚えがある、

 

 だからといって、このように、具体的な理由も述べず、

 ただ感情的に「絶対にありえない」などと断言するのは、信じ難い暴言である、

 「首相のオレが、絶対にあり得ない、というのだから、お前ら信じろ、」

 と言っているように思える、 」

 

太田光

「傲慢、独裁、大ウソ、ここに極まれり、という感じですね、……… 」

 

田中裕二

「おいっ、お前、この前、安倍さんに呼ばれて、花見しながら、

 嬉しそうに談笑してたじゃないかよ、………

 安倍さんの敵なのか、味方なのか、ハッキリしろよ、……… 」

 

一同

「わははははは、……… 」

 

大橋巨泉

「太田、……お前さ、安倍に、うまく利用されてるんだよ、………

 いつも、安倍の事を非難攻撃しているお前を、花見に招待した事で、

 向こう側に「心の広い人だ」っていうイメージが、ついただろ、……… 」

 

太田光

「う~~ん、そうだったのか、………

 おれは、うまく安倍に、操られていたのか、……… む、……無念、……… 」

 

井森美幸

「太田さん、めげないで、……… 次は、もっと慎重に行きましょう、……… 」 

 

大橋巨泉

「とに角、今回の法案は雑なのだ、………

 一言で言えば、「拙速」である、………

 

 たとえば、わが国の「存立危機事態」など、グレーゾーンどころか、意味不明だ、………

 

 首相は、歯止めがあるような事を強調するが、

 「日本の存立に関わるような、明白な危険がある事態」の、”明白な”など、

 抽象的すぎる、………

 

 国の存立に関わるのだから、具体的な線引きが必要だろう、………

 政府の判断で、いかようにも当てはめられるなら、歯止めとは言えまい、………

 だから、何とかして、集団的自衛権を確立したいという本音が丸見えなのだ、

 

 そこをつかまえて、「戦争法案」という市民の声は正しく聞こえるが、

 それを首相は、無責任と一蹴する、………

 

 ここに見える構図は、自分たちの命や生活を、平和に守りたい市民と、

 何とか米国に追随したい首相の、見解の相違である、 」

 

 

カツ丼小僧

「はい、ありがとうございました、………

 今日は、時間ですので、ここまでです、………

 巨泉さん、いつも体調が思わしくない中、ご苦労様です、………

 この続きは、また次回、お願いします、 」

 

小嶋陽菜

「それでは、今回は、この辺で、……… 」

 

高橋みなみ

「シー・ユー・アゲイン、……… 」

 

渡辺麻友

「グド、ラァ~~~~~ックの、……… 」

 

指原莉乃

「ハイチャッチャ、……… 」

 

榊原郁恵

「♪ビビデ、バビデ、ブー、」

 

太川陽介

「♪ルイ、ルイ、……… 」

 

北の湖敏満

「♪四股、四股、……… 」

 

一同

「……………。」

 

北の湖敏満

「……………。」

 

一同

「わは、わは、……… 」

 

北の湖敏満

「やっと、笑ってくれたね、……… ありがとう、……… 」