カツ丼小僧
「巨泉さん、………
4度目の癌の手術は、どうやら成功だったようですね、………
おめでとうございます、………
我々一同、ホッと、胸を撫で下ろしました、……… 」
大橋巨泉
「うん、……経過は良好で、とてもいい感じだ、………
これなら、もう大丈夫だと思う、
皆さんには、心配かけて、本当に申し訳なかった、……… 」
カツ丼小僧
「これで、心置きなく、安倍叩きに専念できる、
………という訳ですね、……… 」
大橋巨泉
「わははははは、………
うん、そうだな、………これからの展開を楽しみにしておいてくれ、……… 」
カツ丼小僧
「それでは、今回も、「今週の遺言」、始めます、………
皆さん、今週号(6月6日号)の「週刊現代」、88ページを、お開きください、………
今日、発売されたものですね、………
見出しには、
「米国は常に正しいと信じる、安倍政権の安保法案で、
日本はかえって危険になる、……… 」
………と、ありますね、………
それでは、巨泉さん、お願いします、……… 」
大橋巨泉
「うん、………
今、日本が一番大事な曲がり角にある時、………
どうしても、もう一度、政治に目覚めて、将来を見据えたいと願う、
それは、わが国が、安倍晋三という、稀代のウソツキ総理を
総理大臣に頂いているからだ、………
一国の総理を「ウソツキ男」呼ばわりしたのだから、俺だって覚悟は出来ている、
安倍さん、……この座談会の俺の発言で、名誉を傷つけられたと感じたら、
どうぞ、俺を訴えてください、……… よろこんで法廷で争います、」
カツ丼小僧
「巨泉さん、………
もし、万が一にも、安倍総理に訴えられて、裁判沙汰になっても大丈夫です、
その時には、僕が、法廷での裁判官を引き受けますから、……… 」
一同
「わははははは、……… それはいい、………
そして、私らが陪審員です、……… 」
ガッツ石松
「よしよし、………これで、全て、OK牧場 ! ! 」
カツ丼小僧
「あっ、……ガッツ石松さん、………
ビックリした、………来ていたんですか、………
今後とも、よろしくお願いします、……… 」
大橋巨泉
「ガッツ、………よく来てくれた、……… 嬉しいよ、………
あとで、積もる話もしよう、………
ウソツキという理由は、今回の安保法案について、
首相が記者会見で、われわれ国民に向けた発言が、嘘やまやかしに満ちて居り、
到底、真実を伝えようとしているとは思えないからだ、
まず、「米国の戦争に巻き込まれるということは、絶対にありません、」
と大見得を切った発言だ、………
「絶対に」と強調した以上、説得力のある明解な理由がある筈だが、
それは、言わない、………
俺に言わせれば、まったく逆である、………
これまでは、どんな場合でも、「憲法九条」を盾にすれば、断われた、………
しかし、こんな法律を作ってしまった以上、
断われない状況に、自らを追い込んだ事になる、
ましてや、相手は米国である、………
今までの安倍氏の対米姿勢を見ていると、断わるどころか、
自ら進んで、米軍の片棒を担ぐとさえ思われる、 」
江本孟紀
「とんでもない奴ですね、………
巨泉さん、何とかしてください、………
俺も、助太刀する準備は出来ています、……… 」
室井佑月
「お願いしますよ、巨泉さん、……… 」
カツ丼小僧
「外堀が着実に埋められてきています、………
ひょっとすると、取り返しのつかない事になりそうな予感が、………
日本の危機が、すぐそこまで迫っているような気がします、………
決して、冗談ではありません、……… 何とかしないと、……… 」
大橋巨泉
「うん、……そうなんだ、………何度も言うけど、大袈裟や誇張じゃないよ、
安倍首相については、就任当時、
その知性について疑問視する声が、国の内外から起った、………
俺も、このコラムで、それに触れた覚えがある、
だからといって、このように、具体的な理由も述べず、
ただ感情的に「絶対にありえない」などと断言するのは、信じ難い暴言である、
「首相のオレが、絶対にあり得ない、というのだから、お前ら信じろ、」
と言っているように思える、 」
太田光
「傲慢、独裁、大ウソ、ここに極まれり、という感じですね、……… 」
田中裕二
「おいっ、お前、この前、安倍さんに呼ばれて、花見しながら、
嬉しそうに談笑してたじゃないかよ、………
安倍さんの敵なのか、味方なのか、ハッキリしろよ、……… 」
一同
「わははははは、……… 」
大橋巨泉
「太田、……お前さ、安倍に、うまく利用されてるんだよ、………
いつも、安倍の事を非難攻撃しているお前を、花見に招待した事で、
向こう側に「心の広い人だ」っていうイメージが、ついただろ、……… 」
太田光
「う~~ん、そうだったのか、………
おれは、うまく安倍に、操られていたのか、……… む、……無念、……… 」
井森美幸
「太田さん、めげないで、……… 次は、もっと慎重に行きましょう、……… 」
大橋巨泉
「とに角、今回の法案は雑なのだ、………
一言で言えば、「拙速」である、………
たとえば、わが国の「存立危機事態」など、グレーゾーンどころか、意味不明だ、………
首相は、歯止めがあるような事を強調するが、
「日本の存立に関わるような、明白な危険がある事態」の、”明白な”など、
抽象的すぎる、………
国の存立に関わるのだから、具体的な線引きが必要だろう、………
政府の判断で、いかようにも当てはめられるなら、歯止めとは言えまい、………
だから、何とかして、集団的自衛権を確立したいという本音が丸見えなのだ、
そこをつかまえて、「戦争法案」という市民の声は正しく聞こえるが、
それを首相は、無責任と一蹴する、………
ここに見える構図は、自分たちの命や生活を、平和に守りたい市民と、
何とか米国に追随したい首相の、見解の相違である、 」
カツ丼小僧
「はい、ありがとうございました、………
今日は、時間ですので、ここまでです、………
巨泉さん、いつも体調が思わしくない中、ご苦労様です、………
この続きは、また次回、お願いします、 」
小嶋陽菜
「それでは、今回は、この辺で、……… 」
高橋みなみ
「シー・ユー・アゲイン、……… 」
渡辺麻友
「グド、ラァ~~~~~ックの、……… 」
指原莉乃
「ハイチャッチャ、……… 」
榊原郁恵
「♪ビビデ、バビデ、ブー、」
太川陽介
「♪ルイ、ルイ、……… 」
北の湖敏満
「♪四股、四股、……… 」
一同
「……………。」
北の湖敏満
「……………。」
一同
「わは、わは、……… 」
北の湖敏満
「やっと、笑ってくれたね、……… ありがとう、……… 」