カツ丼小僧
「それでは、巨泉さん、………
いつものように、「今週の遺言」、前回の続きをお願いします、………
'72年の沖縄返還の交渉のポイントは、核兵器にあった、………
という所からですね、……… 」
大橋巨泉
「うん、………
それは、沖縄返還に先立つ、小笠原返還から始まっていた、……… 」
一同
「巨泉さん、がんばってぇ~~~~~っ♡♡♡、」
大橋巨泉
「わははははは、……… ありがとう、……… 頑張ります、………
'68年の交渉時、米国は、父島にあった核兵器の貯蔵庫の存続を主張した、
それに対し、三木武夫外相は、「非核三原則」(持たず、作らず、持ち込ませず、)
を盾に署名を拒んだ、
結局は、タナ上げのまま、返還となるのだが、沖縄の場合は、もっと大変だった、
佐藤の苦悩の中心は、”核”だったと、楠田は解雇している、
実際、佐藤は黒幕的存在だった、ハリー・カーンという人物と交渉していたが、
非核3原則だけでなく、
「沖縄の住民の協力」というものを、不可欠の条件としていたようだ、
それでなくとも、アレルギーの強い沖縄住民に、”核”は禁句と考えた、
'68年の交渉では、「朝鮮半島の有事」に対しては、
米軍は、ホノルル、グァムの基地から発進、
沖縄は、後方支援としてのみ使用する、……とした、 」
明石家さんま
「こういう硬い話だと、私の出る幕は、一向にありまへんな、……… 」
浅田美代子
「さんまさん、ここのところ、ほとんど座談会で発言してないわよ、
今更、……… 」
西田敏行
「そんだったら、美代子ちゃんの方が尚更、……… 」
中村玉緒
「あら、浅田さん、まだ、いはりましたんか、………?
てっきり、帰られたのかと、……… 」
小倉優子
「私だって、ちゃんと、ここにいます、………
こりん星には、まだ帰ってません、……… 」
明石家さんま
「クワーーーッ、カッカッカッ、……… ヒィーーーッ、ヒィーーーッ、
からくり TV、 終わってしまりよったからなぁ、………
不況ならずとも、就職難でっせ、……… 」
松坂慶子
「しかし、この不況、一体いつまで続くんでしょうねぇ、………
そろそろ、誰か、救世主が、……… 」
カツ丼小僧
「僕が、メシアになれれば、……… 」
一同
「えっ、………? 」
中畑清
「そうですよ、カツ丼さん、………
私と一緒に、横浜での救世主になりましょう、……… 」
大橋巨泉
「わははははは、……… そういう事なら、俺も、………
翌'69年にも、カーンは来日し、2回目の会談をするが、
その時の佐藤の案が、注目すべきものであった、
彼は、沖縄は「核抜き」とし、核兵器は、韓国及び、日本本土の基地に置けば良い、
と主張した、………
それで、日本が(戦争に)巻き込まれても仕方がない、とまで言ったという、………
これが楠田の、”核抜き、本土並み” だったのである、
あれから、四十数年を経て、俺には別の感覚がある、………
もし、あの時、それを知っていたら、俺は佐藤栄作首相を非難しなかったと思う、
情報開示の重要なユエンである、 」
萩本欽一
「ちなみに、余談だけど、タレントの佐藤B作っているじゃないっ、………
その芸名の由来は、佐藤栄(A)作に対抗してのものなのよっ、
そして、本名の「佐藤俊夫」は、彼の父親が、
「砂糖と塩」の洒落でつけたものなのよっ、………
ねっ、……面白いでしょっ、……… 面白いよねっ、………
笑ってよっ、みんなっ、………笑ってってさ、………みんなっ、………ねっ、ねっ、 」
一同
「……………。」
さだまさし
「♪笑ってよ~~~、君のために~~~、
♪笑ってよ~~~、僕のために~~~、」(唄/道化師のソネット)
一同
「わははははは、……… 」
萩本欽一
「さっ、さだまさしに、感謝しないとねっ、……… 」
大橋巨泉
「一方、'60年に始まったベトナム戦争には、沖縄の基地から、
米軍機が沖縄に向けて発信してゆく、………
米軍の基地は、フィリピン、ベトナム、タイ、台湾と、南へ広がって行った、
ベトナム戦争終結後も、米軍機は海外に出てゆく、………
そして日本(自衛隊)が、それに協力する、ーーー これが返還の条件であった、
しかも、沖縄の基地使用権(普天間を含む)は永久に(INDEFINITE)となっていた、
これは、”密約”に属するが、「有事の際の核の持ち込み」も認められている、
歴代の自民党政権が、
「(核が)あるともないとも言わないのが、”抑止力” 」
と言い続けて来た理由は、そこにある、
佐藤は、楠田に、「大変な事に、手を染めてしまった」と語ったというが、
今、その苦悩を改めて感じる、
その佐藤の大甥に当る安倍首相に、それ程、”大変な事”をしている、という思いは
あるのだろうか、………?
「どんな経済投資も、沖縄県民の魂の飢餓を満たすものではない、」
という楠田氏の言葉を、安倍晋三、菅義偉、中谷元、3氏らは、何と聞く、? 」
カツ丼小僧
「はい、巨泉さん、今回も、本当に貴重なお話、ありがとうございます、………
我々も、今後、安倍政権には注意し、目を光らせて監視していかねばなりません、
これから、巨泉さんを筆頭に、みんなで、日本大革命を起こしましょう、……… 」
大橋巨泉
「おいおい、………お前、そんな事言って、………
本当は、内心、何か企んでいるんじゃないのか、………? 」
カツ丼小僧
「いえいえ、そんな事は、ございませんですよ、………
僕が興味があるのは、美女のコーモンと顔面崩壊のみで、
それ以外は、何のやましい所も、持ち合わせてはおりません、………
これから、巨泉さんの後に従って、まっすぐについて行きたいだけでございますよ、」
小倉智昭
「ははは、……… せいぜい、足を引っ張らないように、気をつけるんだな、……… 」
一同
「わははははは、……… 」
カツ丼小僧
「それでは、いいオチもつきましたところで、
今回は、この辺で、お開きとします、……… 」
葉山エレーヌ
「シー、ユー、アゲ~~ン、 グッドラックの、バッハッハ~~~イ、」
太川陽介
「♪ルイ、ルイ、……… 」
カツ丼小僧
「♪シコ、シコ、……… 」
一同
「わははははは、……… 」
北の湖敏満
「♪四股、四股、……… 」
一同
「……………。」
北の湖敏満
「……………。」
さだまさし
「♪笑ってよ~~~、君のために~~~、
♪笑ってよ~~~、僕のために~~~、 」
一同
「……………。」
北の湖敏満
「…………………………。」