カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 258

カツ丼小僧

「それでは、今回も、

 大橋巨泉さんの「週刊現代」(5月30日号)「今週の遺言」、参ります、………

 

 見出しには、

 「「どんな経済投資も、沖縄人の魂の飢餓を満たせない、」

  この言葉を安倍政権に、……… 」

 

 ………と、あります、………

 それでは、巨泉さん、お願いします、……… 」

 

大橋寿々子

「巨泉さ~~~ん、がんばってぇ~~~~~っ♡♡♡、」

 

一同

「おろろっ、………? 」

 

大橋寿々子

「へへへ、………他の女の人に言われるのが嫌だったから、

 今日は、先に自分で言っちゃった、……… 」

 

一同

「わははははは、……… 」

 

大橋巨泉

「うん、……それじゃぁ、始めるから、……… 」

 

太田光

「いよっ、…… ザ・プレジデントっ、……… パイオニアっ、……… 」

 

田中裕二

「おまえさ、……ちょっと大袈裟なんだよ、………

 それじゃぁ、贔屓の引き倒しになっちゃうよ、……… 」

 

一同

「わははははは、……… 」 

 

大橋巨泉

「TBS ラジオで、毎週土曜日に放送されている、

 「永六輔その新世界」は、断トツの人気番組である、………

 他の民放局もNHK も、この時間帯だけは、競争を諦めてしまっているようだ、

 

 主な聴取者層は、60歳以上の高齢者であるが、

 そのホストに対する信頼と愛情は、他に類を見ない、………

 それは、畏友、永六輔が、パーキンソン病という難病に冒され、

 発生や発音がままならなくなっても、いささかも揺るがない、………

 

 そして、外山惠理アナを始めとするレギュラーや、レギュラーゲスト達が、

 まるで「一家」のように、ホストを支えているのも、他では考えられない、 」

 

大竹まこと

「素晴らしい、……… ウチもそうあってほしいが、……… 」

 

室井佑月

「ちゃんと支えてますよ、……… 

 大竹さん、元上司の前で、変な事言わないでくださいよ、……… 」

 

大橋巨泉

「永ちゃんの番組に、自分は、幸いにして長い間、レギュラーゲストとして、

 年に4~5回出演させてもらっているが、……… 」

 

久米宏

「巨泉さん、………私のラジオ番組にも、……… 出てやってください、」

 

関口宏

「私の、BS-TBS 番組の「関口宏の人生の詩」や、TBS の「サンデー・モーニング」にも、

 よろしくお願いしまぁ~~~~~す、……… 」

 

大橋巨泉

「うん、……今度、………

 

 永ちゃんが発病してからは、半分は、彼の言葉として発言しているつもりである、

  

 5月9日も、前日東京に1泊して、朝の9時半ころ TBS に入った、………

 リスナーからの俺宛の「お便り」が、山積みになっている、

 彼らは、自分を一家の一員として迎えてくれている、………

 

 この日も、「日米安保」や「沖縄」に関する御意見や注文が多かった、

 ノドの癌を患って、放射線の副作用で唾液の出ない身としては、

 いささか辛かったが、この日も、目一杯、熱演してしまった、

 

 何故、これ程、真実を見抜いている人々(視聴者)が居るのに、

 有権者の多くは、安倍首相の欺瞞的言動に、まるめこまれてしまうのか?

 俺には不思議でならない、………  」

 

藤原紀香

「巨泉さん、がんばってぇ~~~~っ♡♡♡、 」

 

飯島直子

「巨泉さ~~~~~ん♡♡♡、 」

 

大橋寿々子

「あっ、…… ズルい、…… 時間差攻撃、……… 」

 

一同

「わははははは、……… 」

 

大橋巨泉

「5月9日の、帰宅した晩、俺は、焼酎もやらずに、テレビの前に座っていたんだ、

 午后9時からの、「NHK スペシャル」を素面で見たかったのである、

 

 これは、'72年の沖縄返還の前後、当時の佐藤栄作首相と、

 その秘書であった、楠田寛氏とのやりとりを、

 楠田氏が残した膨大な資料をもとに描いた、ドキュメンタリーであった、

 

 この問題に関して、当時テレビで発言して、

 物議を醸した自分としては、見逃せなかった、………

 

 '72年の返還に際し、佐藤首相は、

 「沖縄返還なくして、戦後は終らない、」と宣言し、

 「核抜き本土並み」と公言したことに。俺は噛みついたんだ、………

 

 全基地の7割以上が沖縄に集中しているのに、

 「本土並み、」はないだろう、………と言った、………

 俺は今でも、この「本土並み」は、虚言だと信じているが、

 その間の対米交渉が大変なものだった事が、この番組でよく解った、………

 そして、その陰の主役は楠田氏だったことも理解した、 」

 

カツ丼小僧

「そうですか、………

 巨泉さんの沖縄に対する伏線は、もうこの時から、既に張られていたんですね、  

 今、巨泉さんがこうあるのも、やはり運命の糸的なものだったんだろうか、……… 」

 

大橋巨泉

「'64年に沖縄訪問した楠田氏は、この問題は、”補助金だけでは片づかない”と考え、

 首相に訪沖を進め、佐藤氏は、翌'65年に訪れた、……… 

 

 ここで、”戦後は終らない”の発言があった、………

 '67年のジョンソン大統領、'69年のニクソン大統領との首脳会談を経て、

 '72年にようやく実現にこぎつけるのであるが、

 その間の交渉のポイントは、核兵器にあったようだ、 」

 

 

カツ丼小僧

「はい、巨泉さん、ありがとうございました、………

 いつも、本当にご苦労様です、………

 何か、近い将来、日本国が、大橋巨泉一色に染まりそうな予感がして来ました、………

 心配なのは、お体の方だけです、………

 

 では、今日は時間ですので、ここまでです、……… 

 この続きは、また次回、ということで、……… 」

 

 

  そこで、突然、座敷の襖が開いて、2人の男女が入ってきた、………

 

大橋巨泉 一同

「あっ、……… 」

 

  入って来たのは、土曜ワイドラジオTOKYO「永六輔その新世界」で、

  その司会を務める永六輔と、アシスタントの外山惠理だった、

 

永六輔

「巨泉さん、こんばんわ~~~、元気してましたか~~~? 

 急に巨泉さんに会いたくなって、来てしまいましたぁ~~~、 うふふ、……… 」

 

外山惠理

「巨泉さん、ご無沙汰してま~~~す、

 また、ウチのラジオ番組に出演してくださいね~~~~、

 いつでも、お待ちしてまぁ~~~す、……… 」

 

大橋巨泉

「え、永ちゃん、……… し、信じられない、………

 ま、まさか、永ちゃんが、こんな所まで足を運んでくれるなんて、……… 

 闘病中の身だというのに、……… 惠理さんも、……… 」

 

永六輔

「巨泉さん、……いつも、ありがとう、………

 巨泉さんには、本当に感謝しています、……… 

 また、病気の僕の代弁者、「永七輔」になって、

 僕らをバックアップしてくださ~~い、」

 

大橋巨泉

「……………。 

 永ちゃん、……… 永ちゃん、……… 」

 

カツ丼小僧

「永六輔さんに、外山惠理さん、………

 今日は、ようこそ、ドスケベ座談会にお越し頂きまして、ありがとうございます、

 お2人の事は、かねがね巨泉さんの方から、お伺いいたしております、………

 

 お2人が加われば、この座談会は更に活気づきます、

 これから、もっともっと、みんなで座談会を盛り上げて行きましょう、……… 」

 

加藤シルビア

「それでは、今日は、この辺で、………

 シー・ユー・アゲイン、……… グッドラ~~~~ック、………

 ん~~~~~、………チュッ、チュッ♡♡♡、」