カツ丼小僧
「それでは、今回も、
大橋巨泉さんの「週刊現代」(5月30日号)「今週の遺言」、参ります、………
見出しには、
「「どんな経済投資も、沖縄人の魂の飢餓を満たせない、」
この言葉を安倍政権に、……… 」
………と、あります、………
それでは、巨泉さん、お願いします、……… 」
大橋寿々子
「巨泉さ~~~ん、がんばってぇ~~~~~っ♡♡♡、」
一同
「おろろっ、………? 」
大橋寿々子
「へへへ、………他の女の人に言われるのが嫌だったから、
今日は、先に自分で言っちゃった、……… 」
一同
「わははははは、……… 」
大橋巨泉
「うん、……それじゃぁ、始めるから、……… 」
太田光
「いよっ、…… ザ・プレジデントっ、……… パイオニアっ、……… 」
田中裕二
「おまえさ、……ちょっと大袈裟なんだよ、………
それじゃぁ、贔屓の引き倒しになっちゃうよ、……… 」
一同
「わははははは、……… 」
大橋巨泉
「TBS ラジオで、毎週土曜日に放送されている、
「永六輔その新世界」は、断トツの人気番組である、………
他の民放局もNHK も、この時間帯だけは、競争を諦めてしまっているようだ、
主な聴取者層は、60歳以上の高齢者であるが、
そのホストに対する信頼と愛情は、他に類を見ない、………
それは、畏友、永六輔が、パーキンソン病という難病に冒され、
発生や発音がままならなくなっても、いささかも揺るがない、………
そして、外山惠理アナを始めとするレギュラーや、レギュラーゲスト達が、
まるで「一家」のように、ホストを支えているのも、他では考えられない、 」
大竹まこと
「素晴らしい、……… ウチもそうあってほしいが、……… 」
室井佑月
「ちゃんと支えてますよ、………
大竹さん、元上司の前で、変な事言わないでくださいよ、……… 」
大橋巨泉
「永ちゃんの番組に、自分は、幸いにして長い間、レギュラーゲストとして、
年に4~5回出演させてもらっているが、……… 」
久米宏
「巨泉さん、………私のラジオ番組にも、……… 出てやってください、」
関口宏
「私の、BS-TBS 番組の「関口宏の人生の詩」や、TBS の「サンデー・モーニング」にも、
よろしくお願いしまぁ~~~~~す、……… 」
大橋巨泉
「うん、……今度、………
永ちゃんが発病してからは、半分は、彼の言葉として発言しているつもりである、
5月9日も、前日東京に1泊して、朝の9時半ころ TBS に入った、………
リスナーからの俺宛の「お便り」が、山積みになっている、
彼らは、自分を一家の一員として迎えてくれている、………
この日も、「日米安保」や「沖縄」に関する御意見や注文が多かった、
ノドの癌を患って、放射線の副作用で唾液の出ない身としては、
いささか辛かったが、この日も、目一杯、熱演してしまった、
何故、これ程、真実を見抜いている人々(視聴者)が居るのに、
有権者の多くは、安倍首相の欺瞞的言動に、まるめこまれてしまうのか?
俺には不思議でならない、……… 」
藤原紀香
「巨泉さん、がんばってぇ~~~~っ♡♡♡、 」
飯島直子
「巨泉さ~~~~~ん♡♡♡、 」
大橋寿々子
「あっ、…… ズルい、…… 時間差攻撃、……… 」
一同
「わははははは、……… 」
大橋巨泉
「5月9日の、帰宅した晩、俺は、焼酎もやらずに、テレビの前に座っていたんだ、
午后9時からの、「NHK スペシャル」を素面で見たかったのである、
これは、'72年の沖縄返還の前後、当時の佐藤栄作首相と、
その秘書であった、楠田寛氏とのやりとりを、
楠田氏が残した膨大な資料をもとに描いた、ドキュメンタリーであった、
この問題に関して、当時テレビで発言して、
物議を醸した自分としては、見逃せなかった、………
'72年の返還に際し、佐藤首相は、
「沖縄返還なくして、戦後は終らない、」と宣言し、
「核抜き本土並み」と公言したことに。俺は噛みついたんだ、………
全基地の7割以上が沖縄に集中しているのに、
「本土並み、」はないだろう、………と言った、………
俺は今でも、この「本土並み」は、虚言だと信じているが、
その間の対米交渉が大変なものだった事が、この番組でよく解った、………
そして、その陰の主役は楠田氏だったことも理解した、 」
カツ丼小僧
「そうですか、………
巨泉さんの沖縄に対する伏線は、もうこの時から、既に張られていたんですね、
今、巨泉さんがこうあるのも、やはり運命の糸的なものだったんだろうか、……… 」
大橋巨泉
「'64年に沖縄訪問した楠田氏は、この問題は、”補助金だけでは片づかない”と考え、
首相に訪沖を進め、佐藤氏は、翌'65年に訪れた、………
ここで、”戦後は終らない”の発言があった、………
'67年のジョンソン大統領、'69年のニクソン大統領との首脳会談を経て、
'72年にようやく実現にこぎつけるのであるが、
その間の交渉のポイントは、核兵器にあったようだ、 」
カツ丼小僧
「はい、巨泉さん、ありがとうございました、………
いつも、本当にご苦労様です、………
何か、近い将来、日本国が、大橋巨泉一色に染まりそうな予感がして来ました、………
心配なのは、お体の方だけです、………
では、今日は時間ですので、ここまでです、………
この続きは、また次回、ということで、……… 」
そこで、突然、座敷の襖が開いて、2人の男女が入ってきた、………
大橋巨泉 & 一同
「あっ、……… 」
入って来たのは、土曜ワイドラジオTOKYO「永六輔その新世界」で、
その司会を務める永六輔と、アシスタントの外山惠理だった、
永六輔
「巨泉さん、こんばんわ~~~、元気してましたか~~~?
急に巨泉さんに会いたくなって、来てしまいましたぁ~~~、 うふふ、……… 」
外山惠理
「巨泉さん、ご無沙汰してま~~~す、
また、ウチのラジオ番組に出演してくださいね~~~~、
いつでも、お待ちしてまぁ~~~す、……… 」
大橋巨泉
「え、永ちゃん、……… し、信じられない、………
ま、まさか、永ちゃんが、こんな所まで足を運んでくれるなんて、………
闘病中の身だというのに、……… 惠理さんも、……… 」
永六輔
「巨泉さん、……いつも、ありがとう、………
巨泉さんには、本当に感謝しています、………
また、病気の僕の代弁者、「永七輔」になって、
僕らをバックアップしてくださ~~い、」
大橋巨泉
「……………。
永ちゃん、……… 永ちゃん、……… 」
カツ丼小僧
「永六輔さんに、外山惠理さん、………
今日は、ようこそ、ドスケベ座談会にお越し頂きまして、ありがとうございます、
お2人の事は、かねがね巨泉さんの方から、お伺いいたしております、………
お2人が加われば、この座談会は更に活気づきます、
これから、もっともっと、みんなで座談会を盛り上げて行きましょう、……… 」
加藤シルビア
「それでは、今日は、この辺で、………
シー・ユー・アゲイン、……… グッドラ~~~~ック、………
ん~~~~~、………チュッ、チュッ♡♡♡、」