カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 256

カツ丼小僧

「それでは、今回も、始めます、………

 大好評を頂いております、……… 大橋巨泉さんの「今週の遺言」、………

 抱腹絶倒、泣く子も笑う、カツオのタタキ、安倍叩き、………

 皆様、今週の「週刊現代」、………5月23日号の 90ページ目をお開きください、………

 

 見出しには、

 「米国議会で、属国のように約束をしてしまう首相、

  日本は本当に独立国か、………? 」

 

 ………と、ありますね、………

 うふふふふ、……… なんか、面白そうだ、………

 それでは、巨泉さん、………今日も今日とて、偽善者、安倍のいびりを

 よろしくお願いします、……… 」

 

太田光

「いよっ、大橋巨泉っ、大統領っ、……… 」 

 

カツ丼小僧

「まずは、安倍を羽交い絞めにしてやっておくんなさい、………

 次に、コブラツイスト、卍(まんじ)固め、4の字固め、……… 

 そして、最後の責めは、くすぐり責め、……… 」

 

大橋巨泉

「おいおい、………

 お前、あんまり茶化したような言い方するなよ、……… 

 こっちは、真面目で本気なんだからさ、……… 」

 

一同

「わははははは、……… 」

 

大橋巨泉

「ところで、お前、FC2 動画の方が、絶好調なんだって、………?

 よかったじゃないか、……… おめでとう、……… 」

 

中畑清

「我が、横浜DeNAベイスターズと並んで、

 ぜっこうちょ~~~~~~~~~っ、………ですね、………ははは、……… 」

 

カツ丼小僧

「いや、まぁ、………「絶好調」、……とまではいかないまでも、

 アップした僕のエロイラスト動画の方が、少しづつ、アクセスが上ってきていて、

 結構な手応えと、いい気配を感じているんですよ、……… 」 


黒咲蘭

「ねっ、……… 私も、お手伝いさせてもらってます、……… 」

 

中畑清

「ダメですよ、カツ丼さん、………

 こういう時は、ハッキリ、「絶好調~~~~っ、」って言っておかないと、………

 運を、取り逃がしますよ、………

 

 私だってね、読売巨人軍、現役時代に、当時コーチだった、土井正三さんに、

 「監督に、「調子はどうだ、?」って聞かれたら、ウソでもいいから、

  「絶好調です、」って言っとけ、」って言われていたんですよ、………

 それで、その言葉を、事あるごとに使っていたら、

 いつの間にか、自分に「絶好調男」ってニックネームがついて、……… 」

 

南野陽子

「キヨシさんには、他に、「ヤッターマン」っていう呼び名もあるわね、………

 何か、いい事があると、いつも、両手を上げて、

 「ヤッター」って、叫んでいるから、………? 」

 

中畑清

「うん、………

 とに角、こういう、ポジティブで明るい言葉を、いつも口にしていると、

 段々と自分に、いい運が引き寄せられてくるんですよ、……

 

 言霊(ことだま)ですよ、言霊、……… 

 言葉にも生命が含まれていて、息吹を持った、生き物なんですよ、……… 

 侮っちゃぁいけません、……… 」

 

黒咲蘭

「あ、………それ、前回の座談会で、カツ丼さんの言ったことと同じ、……… 」

 

長嶋茂雄

「キヨシ、………

 それじゃぁ、あの時の言葉は、ウソだったんだな、……… 」

 

中畑清

「すいません、監督、………

 私、どうしても、レギュラーのポジションが欲しかったもんですから、……… 」

 

一同

「わははははは、……… 」

 

カツ丼小僧

「では、巨泉さん、そろそろ、「今週の遺言」、始めてください、……… 」

 

叶美香

「巨泉さん、がんばってぇ~~~~っ、」

 

叶恭子

「巨泉さ~~~~ん、」

 

大橋巨泉

「うん、……それじゃぁ、始めるから、……… 」

 

大橋寿々子

「ん、ま、ま、ま、まぁ~~~~~~~っ、」

 

一同

「わははははは、……… 」

 

大橋巨泉

「体調は悪くない、………

 先週は、湯河原に2泊し、芦ノ湖カントリーで、ゴルフもやった、………

 

 それにしても箱根は侮れない、………

 関東の一部で、真夏日(30度以上)もあった日なのに、

 長袖の上にセーターとベストでも、少々寒かった、………

 

 「世界ふしぎ発見!」、「金曜日のスマたちへ」、「なんでも鑑定団」、

 「関口宏の人生の詩」、「ザ・インタビュー」、と、

 テレビのゲスト出演も、結構こなした、

 

 「金スマ」では、前回好評だった、「クイズダービー」をフルタイムで復活させ、

 完投できたので、大いに自信がついた、……… 」

 

竹下景子

「私も出たわ、……… 」

 

長山藍子

「私も、…… 涙が出ちゃった、……… 」

 

ビートたけし

「おいらの兄貴、北野大(きたの・まさる)も出たぜ、………

 懐かしのレギュラー陣、総出演だ、………

 おいらも、5枠にゲスト出演したこともあるけどさ、……… 」

 

井森美幸

「私は、出ませんでした~~~、

 ここは、年配の長山藍子さんに、席を譲ろうと、……… 」

 

長山藍子

「あら、…… ほほほ、……… 」

 

カツ丼小僧

「巨泉さん、………あの感じでしたら、まだまだ、大丈夫です、………

 クイズダービーの、完全復活を期待しています、……… 」

 

大橋巨泉

「うん、……出来る事なら、……… 病院の検査の結果次第だ、………

 結果が良ければ、しばらくゆっくり静養して、それから、……… 」

 

大橋寿々子

「あなた、……… 」

 

大橋巨泉

「話を続けるから、……… 

 

 「ザ・インタビュー 」のホストは、松岡修造君で、

 今の日本に、こんな熱い男が居るのかと、感服した次第である、」

 

カツ丼小僧

「いや、巨泉さん、………松岡修造さんですか、………

 熱いのは結構ですが、ちょっと熱過ぎやしませんか、?

 何を、あんなに気負っているのか、……… 大袈裟過ぎます、………

 

 ちょっと不自然な感じで、僕には、ついていけません、………

 まぁ、テレビタレントしては、あのくらいの、オーバーなジェスチャーで、

 視聴者にちょうどいいんでしょうが、……… 」

 

黒咲蘭

「また、ちょっと、ネガティブ的発想、……… 」 

 

カツ丼小僧

「ええ、……… どうしても僕は、……… 

 

 それに、実は僕、奥さんの田口惠美子アナの大ファンだったんです、……… 

 あの、透き通ったような瓜実顔が大好きでした、……… 

 修造さん、間違いなく惠美子さんと毎晩のように、……… 

 そっちの方も、かなり気になります、……… 

 

 田口惠美子、……… アナ、……… 」

 

一同

「……………。」

 

三浦友和

「そういう事なら、俺と百恵の方が、よく想像されたかも、……… 」

 

カツ丼小僧

「や、……山口、……も、……もも、………もも、……… 」

 

一同

「……………。」

 

大橋巨泉

「5月に入って、がん研究センターで、内視鏡の検査を受けた、………

 内視鏡というと、普通は胃や腸の検査が多いし、俺も随分受けたが、今回のは違った、

 

 肺に転移したらしい、中咽頭がんを詳細に調べるためのもので、

 口から気管を通して、肺の組織を取って検査する、………

 親類のものから、死ぬほど痛かったと聞いて、相当覚悟していたが、

 担当の先生は、

 「そんな事ありません、眠っている間に終わります、」と仰る、

 

 俺の正面に座った先生は、口を開けさせ、何回も呼吸をさせる、………

 その呼吸のたび、ーー吸う時も吐く時もーー 

 細い管から、麻酔薬らしきものを噴出させていた、

 

 10回以上吸入したか、………気管が麻酔していくのが解った、………

 左腕の静脈にも、麻酔液が注入される、

 部分麻酔なので、内視鏡がノドを通る寸前まで解ったが、

 次の瞬間、眠ってしまったらしい、」

 

中村玉緒

「ハラハラハラ、……… 

 それから、どない、なりましたんか、巨泉さん、……… 

 まぁ、現に、ここにおりますんで、なんともなかったんでしょうけども、………

 それでも、ドキドキ、しよりまんなぁ、……… 

 ハラハラハラ、……… ハラハラハラ、………

 ♪一杯食べても、ハラタイラ~~~、……… 」

 

大橋巨泉 

「「死ぬ程痛かった」病院では、何をされたのか、………されなかったのか、………

 この検査を受ける方、医師によく聞いてから、病院を選んだ方が良い、

 

 恐らく、眠っている間に取られたであろう、俺の肺の細胞は、

 今頃、病理の方で精密に調べられている筈だ、………

 それで、咽頭がんの転移なのか、原発性の肺がんなのかもハッキリする、

 

 それを踏まえて、今月中旬に入院し、手術を受ける、………

 そして俺の人生の、残りの時間が判ると思う、 」

 

カツ丼小僧

「う~~~~っ、……… 神よ、……… 」

 

大橋巨泉

「ははは、……… 神か、……… 

 俺は無神論者なんだ、………神なんてものは存在しないさ、………

 それに、そう思いながら生きた方が、人生は案外、楽しいような気がする、 」

 

カツ丼小僧

「そうですか、………

 手塚治虫さんも、無神論者だったそうですが、巨泉さんも、……… 

 まぁ、僕だって、神がいようがいまいが、どちらだってかまいませんがね、……… 」

 

小倉智昭

「おいっ、………お前、あれだけ強固だった発言を撤回するっていうのかよ、……… 」

 

カツ丼小僧 

「だって、助けてくれないのなら、やはり存在しませんよ、……… 

 いや、……本当は、言いたい事は山ほどあるんですが、

 今回ばかりは、……… 」

 

大橋巨泉

「大丈夫だ、……… 心配しなくていいから、………

 俺が、あえて度重なる癌の発生や転移、そして治療の内容を発表するのは、

 「日本人の2人に1人は癌」という時代だからである、

 

 情報は多い程良い、………

 その証拠に、このコラムや著書、テレビ・ラジオで俺の闘病を知った、

 見ず知らずの方から、どれだけの連絡があったか、……… 」

 

カツ丼小僧

「この、「カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会」も、

 その情報源の一つです、………

 アクセス数は、微々たるものですが、……… 」

 

大橋巨泉

「うん、……… 俺の、「今週の遺言」と、内容も同じだが、……… 」

 

一同

「わははははは、……… 」

 

大橋巨泉

「皆、配偶者や身内に癌患者のいる方で、「参考になった」という方が実に多い、

 ……………

 早大の後輩で、俺が特に可愛がっていた、逸見政孝が、胃がんのために世を去ってから、

 もう、20年以上の歳月が流れた、………

 

 逸見の発病が現在だったら、彼は助かったかどうかは、解らない、………

 しかし、少なくとも、その間の医学・医術の進歩は計り知れない事を、

 俺は知っている、

 それには、癌に対するいわれ無き誤解や偏見が、なくなりつつある事も、大きいと思う、

 

 私、こと、大橋巨泉に、恵まれた人生を下さった視聴者、愛読者諸氏のためにも、

 体力のある限り、闘病記を続けることを約束します、」

 

 

カツ丼小僧

「巨泉さん、今日は、本当にありがとうございました、………

 闘病の方、頑張ってください、………

 そして、この話の続きは、また次回、お願いします、………

 

 皆さん、今日の座談会は、これで終了です、

 大橋巨泉さんに、心からの拍手をお送りください、 」

 

 

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  パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、 ユビ、パッチン、

 

 

小倉智昭

「おいっ、誰だよっ、今、最後に、指鳴らした奴は、………

 こんな時に、ふざけるなんて、いい加減にしろよなっ、……… 」

 

所ジョージ

「指パッチン、なんて、……不謹慎にも程がある、……… 

 でも、ポール牧さんは、とっくにお亡くなりになってるし、………

 誰なんだろう、……… 」

 

ビートたけし

「へへへ、……… おいらだよ、……… おいら、……… 

 もう、今更、なんだい、……… 湿っててもしょうがないだろ、………

 みんなで、指パッチンしながら、笑って巨泉さんを、

 あの世へ、送り出してやろうよ、……… 」

 

大橋巨泉

「おい、たけし、………俺はまだ、……… 」

 

ビートたけし

「ははは、………巨泉さん、 ジョークですよ、ジョーク、……… 」

 

大橋寿々子

「ほほほほほ、……… 」

 

カツ丼小僧

「それでは、今日は、この辺で、………

 皆さん、お元気で~~~、さよ~~なら~~、」

 

きゃりーぱみゅぱみゅ

「また次回~~~、」

 

太川陽介

「♪ルイ、ルイ、……… 」