カツ丼小僧
「それでは、今回も、始めます、………
大好評を頂いております、……… 大橋巨泉さんの「今週の遺言」、………
抱腹絶倒、泣く子も笑う、カツオのタタキ、安倍叩き、………
皆様、今週の「週刊現代」、………5月23日号の 90ページ目をお開きください、………
見出しには、
「米国議会で、属国のように約束をしてしまう首相、
日本は本当に独立国か、………? 」
………と、ありますね、………
うふふふふ、……… なんか、面白そうだ、………
それでは、巨泉さん、………今日も今日とて、偽善者、安倍のいびりを
よろしくお願いします、……… 」
太田光
「いよっ、大橋巨泉っ、大統領っ、……… 」
カツ丼小僧
「まずは、安倍を羽交い絞めにしてやっておくんなさい、………
次に、コブラツイスト、卍(まんじ)固め、4の字固め、………
そして、最後の責めは、くすぐり責め、……… 」
大橋巨泉
「おいおい、………
お前、あんまり茶化したような言い方するなよ、………
こっちは、真面目で本気なんだからさ、……… 」
一同
「わははははは、……… 」
大橋巨泉
「ところで、お前、FC2 動画の方が、絶好調なんだって、………?
よかったじゃないか、……… おめでとう、……… 」
中畑清
「我が、横浜DeNAベイスターズと並んで、
ぜっこうちょ~~~~~~~~~っ、………ですね、………ははは、……… 」
カツ丼小僧
「いや、まぁ、………「絶好調」、……とまではいかないまでも、
アップした僕のエロイラスト動画の方が、少しづつ、アクセスが上ってきていて、
結構な手応えと、いい気配を感じているんですよ、……… 」
黒咲蘭
「ねっ、……… 私も、お手伝いさせてもらってます、……… 」
中畑清
「ダメですよ、カツ丼さん、………
こういう時は、ハッキリ、「絶好調~~~~っ、」って言っておかないと、………
運を、取り逃がしますよ、………
私だってね、読売巨人軍、現役時代に、当時コーチだった、土井正三さんに、
「監督に、「調子はどうだ、?」って聞かれたら、ウソでもいいから、
「絶好調です、」って言っとけ、」って言われていたんですよ、………
それで、その言葉を、事あるごとに使っていたら、
いつの間にか、自分に「絶好調男」ってニックネームがついて、……… 」
南野陽子
「キヨシさんには、他に、「ヤッターマン」っていう呼び名もあるわね、………
何か、いい事があると、いつも、両手を上げて、
「ヤッター」って、叫んでいるから、………? 」
中畑清
「うん、………
とに角、こういう、ポジティブで明るい言葉を、いつも口にしていると、
段々と自分に、いい運が引き寄せられてくるんですよ、……
言霊(ことだま)ですよ、言霊、………
言葉にも生命が含まれていて、息吹を持った、生き物なんですよ、………
侮っちゃぁいけません、……… 」
黒咲蘭
「あ、………それ、前回の座談会で、カツ丼さんの言ったことと同じ、……… 」
長嶋茂雄
「キヨシ、………
それじゃぁ、あの時の言葉は、ウソだったんだな、……… 」
中畑清
「すいません、監督、………
私、どうしても、レギュラーのポジションが欲しかったもんですから、……… 」
一同
「わははははは、……… 」
カツ丼小僧
「では、巨泉さん、そろそろ、「今週の遺言」、始めてください、……… 」
叶美香
「巨泉さん、がんばってぇ~~~~っ、」
叶恭子
「巨泉さ~~~~ん、」
大橋巨泉
「うん、……それじゃぁ、始めるから、……… 」
大橋寿々子
「ん、ま、ま、ま、まぁ~~~~~~~っ、」
一同
「わははははは、……… 」
大橋巨泉
「体調は悪くない、………
先週は、湯河原に2泊し、芦ノ湖カントリーで、ゴルフもやった、………
それにしても箱根は侮れない、………
関東の一部で、真夏日(30度以上)もあった日なのに、
長袖の上にセーターとベストでも、少々寒かった、………
「世界ふしぎ発見!」、「金曜日のスマたちへ」、「なんでも鑑定団」、
「関口宏の人生の詩」、「ザ・インタビュー」、と、
テレビのゲスト出演も、結構こなした、
「金スマ」では、前回好評だった、「クイズダービー」をフルタイムで復活させ、
完投できたので、大いに自信がついた、……… 」
竹下景子
「私も出たわ、……… 」
長山藍子
「私も、…… 涙が出ちゃった、……… 」
ビートたけし
「おいらの兄貴、北野大(きたの・まさる)も出たぜ、………
懐かしのレギュラー陣、総出演だ、………
おいらも、5枠にゲスト出演したこともあるけどさ、……… 」
井森美幸
「私は、出ませんでした~~~、
ここは、年配の長山藍子さんに、席を譲ろうと、……… 」
長山藍子
「あら、…… ほほほ、……… 」
カツ丼小僧
「巨泉さん、………あの感じでしたら、まだまだ、大丈夫です、………
クイズダービーの、完全復活を期待しています、……… 」
大橋巨泉
「うん、……出来る事なら、……… 病院の検査の結果次第だ、………
結果が良ければ、しばらくゆっくり静養して、それから、……… 」
大橋寿々子
「あなた、……… 」
大橋巨泉
「話を続けるから、………
「ザ・インタビュー 」のホストは、松岡修造君で、
今の日本に、こんな熱い男が居るのかと、感服した次第である、」
カツ丼小僧
「いや、巨泉さん、………松岡修造さんですか、………
熱いのは結構ですが、ちょっと熱過ぎやしませんか、?
何を、あんなに気負っているのか、……… 大袈裟過ぎます、………
ちょっと不自然な感じで、僕には、ついていけません、………
まぁ、テレビタレントしては、あのくらいの、オーバーなジェスチャーで、
視聴者にちょうどいいんでしょうが、……… 」
黒咲蘭
「また、ちょっと、ネガティブ的発想、……… 」
カツ丼小僧
「ええ、……… どうしても僕は、………
それに、実は僕、奥さんの田口惠美子アナの大ファンだったんです、………
あの、透き通ったような瓜実顔が大好きでした、………
修造さん、間違いなく惠美子さんと毎晩のように、………
そっちの方も、かなり気になります、………
田口惠美子、……… アナ、……… 」
一同
「……………。」
三浦友和
「そういう事なら、俺と百恵の方が、よく想像されたかも、……… 」
カツ丼小僧
「や、……山口、……も、……もも、………もも、……… 」
一同
「……………。」
大橋巨泉
「5月に入って、がん研究センターで、内視鏡の検査を受けた、………
内視鏡というと、普通は胃や腸の検査が多いし、俺も随分受けたが、今回のは違った、
肺に転移したらしい、中咽頭がんを詳細に調べるためのもので、
口から気管を通して、肺の組織を取って検査する、………
親類のものから、死ぬほど痛かったと聞いて、相当覚悟していたが、
担当の先生は、
「そんな事ありません、眠っている間に終わります、」と仰る、
俺の正面に座った先生は、口を開けさせ、何回も呼吸をさせる、………
その呼吸のたび、ーー吸う時も吐く時もーー
細い管から、麻酔薬らしきものを噴出させていた、
10回以上吸入したか、………気管が麻酔していくのが解った、………
左腕の静脈にも、麻酔液が注入される、
部分麻酔なので、内視鏡がノドを通る寸前まで解ったが、
次の瞬間、眠ってしまったらしい、」
中村玉緒
「ハラハラハラ、………
それから、どない、なりましたんか、巨泉さん、………
まぁ、現に、ここにおりますんで、なんともなかったんでしょうけども、………
それでも、ドキドキ、しよりまんなぁ、………
ハラハラハラ、……… ハラハラハラ、………
♪一杯食べても、ハラタイラ~~~、……… 」
大橋巨泉
「「死ぬ程痛かった」病院では、何をされたのか、………されなかったのか、………
この検査を受ける方、医師によく聞いてから、病院を選んだ方が良い、
恐らく、眠っている間に取られたであろう、俺の肺の細胞は、
今頃、病理の方で精密に調べられている筈だ、………
それで、咽頭がんの転移なのか、原発性の肺がんなのかもハッキリする、
それを踏まえて、今月中旬に入院し、手術を受ける、………
そして俺の人生の、残りの時間が判ると思う、 」
カツ丼小僧
「う~~~~っ、……… 神よ、……… 」
大橋巨泉
「ははは、……… 神か、………
俺は無神論者なんだ、………神なんてものは存在しないさ、………
それに、そう思いながら生きた方が、人生は案外、楽しいような気がする、 」
カツ丼小僧
「そうですか、………
手塚治虫さんも、無神論者だったそうですが、巨泉さんも、………
まぁ、僕だって、神がいようがいまいが、どちらだってかまいませんがね、……… 」
小倉智昭
「おいっ、………お前、あれだけ強固だった発言を撤回するっていうのかよ、……… 」
カツ丼小僧
「だって、助けてくれないのなら、やはり存在しませんよ、………
いや、……本当は、言いたい事は山ほどあるんですが、
今回ばかりは、……… 」
大橋巨泉
「大丈夫だ、……… 心配しなくていいから、………
俺が、あえて度重なる癌の発生や転移、そして治療の内容を発表するのは、
「日本人の2人に1人は癌」という時代だからである、
情報は多い程良い、………
その証拠に、このコラムや著書、テレビ・ラジオで俺の闘病を知った、
見ず知らずの方から、どれだけの連絡があったか、……… 」
カツ丼小僧
「この、「カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会」も、
その情報源の一つです、………
アクセス数は、微々たるものですが、……… 」
大橋巨泉
「うん、……… 俺の、「今週の遺言」と、内容も同じだが、……… 」
一同
「わははははは、……… 」
大橋巨泉
「皆、配偶者や身内に癌患者のいる方で、「参考になった」という方が実に多い、
……………
早大の後輩で、俺が特に可愛がっていた、逸見政孝が、胃がんのために世を去ってから、
もう、20年以上の歳月が流れた、………
逸見の発病が現在だったら、彼は助かったかどうかは、解らない、………
しかし、少なくとも、その間の医学・医術の進歩は計り知れない事を、
俺は知っている、
それには、癌に対するいわれ無き誤解や偏見が、なくなりつつある事も、大きいと思う、
私、こと、大橋巨泉に、恵まれた人生を下さった視聴者、愛読者諸氏のためにも、
体力のある限り、闘病記を続けることを約束します、」
カツ丼小僧
「巨泉さん、今日は、本当にありがとうございました、………
闘病の方、頑張ってください、………
そして、この話の続きは、また次回、お願いします、………
皆さん、今日の座談会は、これで終了です、
大橋巨泉さんに、心からの拍手をお送りください、 」
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パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、 ユビ、パッチン、
小倉智昭
「おいっ、誰だよっ、今、最後に、指鳴らした奴は、………
こんな時に、ふざけるなんて、いい加減にしろよなっ、……… 」
所ジョージ
「指パッチン、なんて、……不謹慎にも程がある、………
でも、ポール牧さんは、とっくにお亡くなりになってるし、………
誰なんだろう、……… 」
ビートたけし
「へへへ、……… おいらだよ、……… おいら、………
もう、今更、なんだい、……… 湿っててもしょうがないだろ、………
みんなで、指パッチンしながら、笑って巨泉さんを、
あの世へ、送り出してやろうよ、……… 」
大橋巨泉
「おい、たけし、………俺はまだ、……… 」
ビートたけし
「ははは、………巨泉さん、 ジョークですよ、ジョーク、……… 」
大橋寿々子
「ほほほほほ、……… 」
カツ丼小僧
「それでは、今日は、この辺で、………
皆さん、お元気で~~~、さよ~~なら~~、」
きゃりーぱみゅぱみゅ
「また次回~~~、」
太川陽介
「♪ルイ、ルイ、……… 」