黒咲蘭
「カツ丼さん、………
この所、イラストの FC2 動画も大量にアップされて、絶好調じゃないですか、………
ふふふ♡、先が楽しみだわ、……… 」
中畑清
「ぜっこうちょぉ~~~~~~~~っ、」
渡辺麻友
「………でちゅよ♡、……… 」
カツ丼小僧
「ええ、…… これも、みな全て、蘭さんのおかげです、………
もし、蘭女王様と知り合っていなかったら、
未だに、僕の人生は、くすぶり続けていたと思います、………
蘭さん、これからも、よろしくお願いします、………
何か、発展の、よい兆しが見えてきました、 」
黒咲蘭
「そうね、……
イラスト動画以外にも、まだ他に、色々な事をやってみたいわね、………
楽しみにしているわ、……… 」
カツ丼小僧
「ありがとうございます、………
え~~~、それでは、今日も今日とて、
週刊現代、大橋巨泉さんの「今週の遺言」を始めます、………
皆さん、今週の「週刊現代」(5月9/16日・合併号)の、96ページを
お開きください、………
見出しには、
「愛川欽也の死が僕を焦らせる、………
安倍政権が企む戦争国家か、われわれが望む平和国家か、……… 」
………と、ありますね、………
それでは、巨泉さん、お願いします、……… 」
大橋巨泉
「うん、………
でも、その前にさ、一つ聞きたい事があるんだけど、……… 」
カツ丼小僧
「はい、……何でしょう、………? 」
大橋巨泉
「お前、いつも、この座談会の事をブログに載せる時に、
俺が自分の事を呼ぶ時のセリフの表記を「ボク」ではなく「俺」としているけれど、
それは、何故なんだい、………?
俺は、いつも、この座談会では、自分の事を「俺」ではなくて、
「ボク」と呼んでいる筈だけど、……… 」
カツ丼小僧
「ええ、……すいません、………
いえ、やはりね、………僕のイメージの中では、やはり巨泉さんは、
「ボク」ではなく、「俺」なんですよ、………
いや、もしかしたら、巨泉さんは、テレビでも、自分の事を、
「ボク」と言っていた事も、あるのかもしれないんですが、
どうしても、僕にとっての巨泉さんは、「俺」のような豪快なイメージなんです、
「ボク」っていうのは、どうも自分の中で、しっくりこなくて、……… 」
大橋巨泉
「わははははは、……… そうか、そうか、………
まぁ、別にそんな事は、俺だって、どうだっていいんだけどさ、………
ちょっと、気になって聞いてみたんだ、………
お前が、その方がいいと言うんなら、それでいいよ、……… 」
長嶋茂雄
「ん~~~、いわゆる一つの、「イメージ」、ですね、……… 」
大橋巨泉
「それでは、始めます、………
前にも言ったけど、愛川欽也が逝ったことについて、更に、………
4月17日の朝刊で、訃報に接したが、全くの急死のように書いてあった、………
肺がんという事だが、妻の、うつみ宮土理も全く隠していたので、
ほとんど誰も知らなかったようだ、………
外国暮らしが多く、日本の友人とは疎遠になり勝ちな近年だが、
キンキンとは、毎年のように会っていた、………
「アド街ック天国」という番組に、ゲスト出演するからで、
最後に会った、昨年の10月も元気そうだった、……… 」
大橋哲也
「……… だそうですね、兄さん、……… 」
長嶋茂雄
「ん~~~、………いわゆる一つの、「兄弟」、ですね、………
……それにしても、2人なのに、「いわゆる一つ」とは、何でしょう、……… 」
大橋巨泉
「情報を集めるように、弟の哲也に頼んで、
東京に出かけるか、と考えていた俺が甘かった、………
弟からの連絡は、すべて愛川追悼のコメントを求める、メディアからの依頼であった、
以後3日間、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌の出演やインタビューに
明け暮れた、と言っても過言ではない、………
こちらも癌をかかえる身で、それ程スタミナがないので、
新聞などは、FAX でコメントを送らせてもらったり、かなり協力してもらった、………
長年、仲のよい友人の最後であるから、出来るだけの事はしたつもりである、
よく考えてみると、マスコミ側の都合も解る、………
つき合いの幅の広かったキンキンの事だから、コメントできるタレントは沢山居る、
しかし、同じ番組(11PM)の司会者で、同い年の会(昭和九年会)のメンバーという、
自分の存在は、欠かせなかったと思う、
思えば、昔は20人以上いた、九年会のメンバーも、生存者は十指に満たなくなっている、
その上、生存はしていても、体調的に出演や執筆は不可能に近い人も居る筈だ、………
俺自身も、指折り数えてみたが、2~3人しか居なかった、
そういう時代になっているのである、 」
大橋寿々子
「ええ、そうね、………
「昭和九年会」で、存命者は、あなたも含めて、
財津一郎さん、 8代目橘家圓蔵さん、 藤村俊二さん、 松平直樹さん、
前田憲男さん、 睦五朗さん、 森山周一郎さん、です、……… 」
藤子不二雄A
「僕は、昭和9年生まれですが、「昭和九年会」のメンバーではありません、」
カツ丼小僧
「8代目橘家圓蔵というのは、僕がまだ、小学生の頃、好きでよく観ていたテレビ番組、
「お笑い頭の体操」(TBS)にレギュラー出演していた、月の家円鏡さんの事ですね、
懐かしいなぁ、……… 今、どうしているんでしょうね、………
そうか、……… 彼も、昭和9年生まれだったのか、………
失礼ですが、当時、巨泉さんより、ずっと老けて見えましたけどね、」
大橋寿々子
「ええ、……昭和9年生まれは、芸能界に、案外と多いのよ、………
あと、俳優であり声優の、睦五朗(むつみ・ごろう)さんは、
動物研究家の、「ムツゴロウ」こと畑正憲さんとは違います、
睦さんの芸名の由来は、ムツゴロウを食べて、そのあまりの美味に感動して、
「みかけよりも、中味のある俳優になろう、」と決心したからなんですってよ、」
カツ丼小僧
「う~~ん、僕も、そういう名前の付け方こそが、
本来、名付けには、理に適っていると思うんですが、………
ちなみに、畑正憲さんは、昭和10年生まれですので、もし、1年ずれていたら、
入っていたかもしれませんね、……… 」
大橋寿々子
「そして、「昭和九年会」物故者の方は、………
愛川欽也さん(2015年・没)、 石原裕次郎さん(1987年・没)、
伊藤一葉さん(1979年・没)、 コント55号の、坂上二郎さん(2011年・没)、
伊藤充さん(2012年・没)、 玉置宏さん(2010年・没)、
長門裕之さん(2011年・没)、初代引田天功さん(1979年・没)、
藤村有弘さん(1982年・没)、ウクレレの、牧伸二さん(2013年・没)、
山本文郎さん(2014年・没)、……です、 」
大橋巨泉
「俺は、キンキンが、11PM に来る前から、彼の快活なトーク(ラジオを聞いていた)
が好きだったので、11PM の参加には双手を挙げて賛成した、
今となっては、11PM の司会者は、皆、老人、………
………どころか、自分以外、皆、鬼籍に入ってしまった、………
初代の山崎英祐さん(最初の4ヵ月だけ)、
テコ入れで入った小島正雄さんは、大正生まれである、………
その小島さんが、たった2年で急逝された時、
俺は、一時、月、水、金、と、週3日、司会をしていた、………
まだ、34歳だったが、とに角、週2回にしてくれと頼んだ、………
そして水曜を担当したのは、三木鮎郎さんだったが、彼も大正生まれだった、
関西の、火、金、の司会は、藤本義一で、彼は昭和8年、自分と同世代である、 」
大橋寿々子
「そうね、………
「はっぱふみふみ」のCM や、私との結婚の、ちょうど一年くらい前の事ね、……… 」
大橋巨泉
「うん、………
そこで若返りを図った日テレが、三木鮎郎さんの後釜に据えたのが、キンキンであった、
1974年の事で、これで3人とも、昭和ヒトケタで、アラフォーの働き盛りだ、
その中でも、一番若いキンキンが、
11PM に若い層を誘い込んだと言っても過言ではない、………
藤本義一や俺は、自分と同世代の、いわゆる高度成長を支えた企業戦士に
語りかける感じだった、
そこへ、ラフな服装で、キンキンは、もう少し下の、
いわゆる団塊の世代をターゲットにした気配がある、………
これにつられて俺も、特に月曜は、そうした傾向を取り入れたような気がする、」
藤岡弘、
「「団塊の世代」とは、作家の堺屋太一さんの命名で、
第二次世界大戦直後の、ベビーブームに生れた人達の事を言うんだ、………
僕は、1946年(昭和21年)生まれで、まさしく、その代表なんだけど、
厚生労働省は、団塊の世代を、「団塊の世代」ではなくて、「団塊世代」としていて、
生まれも、1947年(昭和22年)、1948年(昭和23年)、1949年(昭和24年)の、
3年間だけ、と定義づけている、……… 」
小倉智昭
「うん、………
実は、僕も、1947年(昭和22年)の生まれで、団塊の世代なんだけど、
この世代というのは、人口も突出しているし、
戦後とあって、文化的な面や思想的な面でも、ともに共通しているので、
社会に及ぼす影響も大きいんだ、……… 」
ビートたけし
「おいらも、団塊の世代、……… 」
大橋寿々子
「私もよ、………
高度経済成長から、バブル景気と失われた20年の開始まで、
一緒に、経験してきた仲間だわ、……… 」
大橋巨泉
「11PMを卒業してからまもなく、俺はセミリタイアの道を選んだが、
キンキンは、俺の穴を埋めるように、テレビでの政治的な発言をするようになった、
CSテレビで始めた「バックインジャーナル」に力を入れ、俺にも、
「スケジュールが合ったら出てよ、」と言っていた、………
彼のスタンスは、昨年逝った、菅原文太さんや俺と同じく、
われわれ世代が味わった戦争体験をベースに、平和や憲法の大切さを説くものだった、
たしかに皇国少年から民主主義へ、という価値観の大逆転、
たった一人の疎開先で受けたイジメの数々、
そして、一面、焼け野原と化した故郷、東京、………
こうした辛い少年時代を、これからの日本人に味わわせてはならない、
しかも、それを体験した世代は、日に日に少なくなってゆく、………
この焦りは、藤本義一と愛川欽也の、二人の死によって、増幅されてゆく、……… 」
カツ丼小僧
「巨泉さん、………残り時間も少なくなって来ました、………
そろそろ、安倍叩きの方をお願いします、……… 」
黒木メイサ
「巨泉さん、がんばって~~~~~っ♡、」
有村架純
「巨泉さ~~~ん♡、」
大橋巨泉
「う、うん、………
黄色い声援とは、やはりいいものだ、………がんばろう、……… 」
大橋寿々子
「あなた、……自分の孫のような年齢の人達ですよ、………
うっかりすると、故・横山ノック大阪府知事のようになりかねませんよ、……… 」
叶恭子
「なら、私たちで、……… 」
叶美香
「い・か・が、♡………? 」
大橋寿々子
「んま、ま、ま、まぁぁぁ~~~~~~っ、……… 」
デヴィ夫人
「ふんっ、……… 淫乱で不潔な雌猫たち、……… 」
一同
「わははははは、……… 」
大橋巨泉
「うん、…… やっと、ドスケベ座談会らしくなってきたじゃないか、………
このところ、下ネタが少ないんで、ちょっと、らしくないと思っていたんだ、
最大のテーマは「戦争と平和」である、………
安倍首相を始めとする、現レジームにとって、戦前のように、
「自由に戦争の出来る国」は、理想的なのだろうが、
われわれ、昭和ヒトケタにとっては、
「平和憲法に守られた、この70年こそ、理想の天国」なのである、………
だから沖縄は、その象徴なのだ、
翁長知事と、菅官房長官、更に安倍総理との会談を見ていると、
別の国に来たような錯覚をおぼえる、………
俺が認識している沖縄の基地問題は、
アメリカ対日本(そして沖縄)の対立であった、………
ところが、現在のそれは、アメリカと日本連合軍対沖縄県という図式になっている、
民主主義国家なのだから、日本政府は、国民、県民、市民のために交渉するのが
当然だろう、………
「沖縄県民は、一度として基地を提供した事がない、
銃剣とブルドーザーで、勝手に造られた、」という翁長知事の明快な論理に対する、
政府側の、「辺野古が唯一の方法」というのは、まったく説得力がない、 」
太田光
「そうだ、そうだっ、……… もっとやれっ、……もっと言えっ、………
シュッ、シュッ、シュッ、
スパァーーーン、 スパァーーーーン、 スパパパ、パァーーーーーーン、 」
田中裕二
「おいおい、……お前、また、キックボクシングの続きかよ、………
いい加減にしろよ、……… 」
太田光
「ズバァーーーン、 ズバァーーーーン、 ズバババ、バァーーーーーーン、」
田中裕二
「あっ、イ、イテッ、……お、おいっ、……な、何すんだよっ、お前、……… 」
太田光
「今、凡才・タナカは、天才・太田光からの「コンビ解散」の宣言により、
強烈なダメージを受けて、ノックアウトされました、」
一同
「わははははは、……… 」
大橋巨泉
「これは、イデオロギーと関係ない、………
翁長さんは、もともと自民党の人である、
だから首相は、翁長知事を説得する事を諦め、
オバマ大統領を初めとする、米政府と話し合うのが筋だ、
中国が進出したがっている、南太平洋の現状を見ると、
グァムやフィリピンという代案も、現実味があろう、………
とに角、あれだけの迷惑をかけた沖縄県民のため、米国と対峙する、………
それが、政府の務めである、 」
カツ丼小僧
「はい、巨泉さん、………
今日も今日とて、「今週の遺言」、ありがとうございました、………
今日は、一気に最後まで行きました、………
次回も、またよろしくお願いします、……… 」
大橋巨泉
「うん、………
国民一丸となって、必ずや、偽善、欺瞞の安倍内閣を倒そう、………
これからの人間が、戦場にかり出されない内に、………
これは、冗談でも、誇張でも何でもないんだ、………
本当のところがよくわかっていない奴は、
おそらく、今でも俺の言葉を一笑に伏すんだろうがね、………
まぁ、そう思わせるところが、、安倍のうまいやり口なんだよ、………
でも、俺が、これだけ叫んでいるんだから、もう、いい加減、気付いてくれ、
俺は、奴の裏表のある性格が、ハッキリ見えるし、反吐がでる程、嫌いなんだ、………
もう、胸元が気持ち悪くて、気持ち悪くてしょうがない、………
国民を欺きながら、少しづつ、少しづつ、隠れながら歩を進めていくんだ、………
そして、その企みに、やっと国民が気付いた時には、既に、……… 」
一同
「……………。」
大竹まこと
「巨泉さん、こんにちは、………
いつも、ラジオで、安倍さんの批判、ありがとうございま~~~す、
あ、……たけしさんも、「TVタックル」で、お世話になっています、
また、討論しましょう、………
さすがに、たけしさんだけには、ちょっと逆らえませんが、………ははは、……… 」
室井佑月
「巨泉さ~~~ん、………
安倍さんもそうなんですけど、石原慎太郎さんだってダメですよ~~~、
その事は、忘れないでくださいね、………
もう、都知事、辞めちゃったけど、………
でも、現・都知事は、舛添要一さん、………
どっちにしても、巨泉さんとしては、嬉しくないんじゃないかしら、………
うふふふふっ♡、」
大橋巨泉
「あっ、……大竹まこと君に、室井佑月じゃないか、………
よし、また今度、お前らの、「ゴールデンラジオ!」(文化放送)に出てやるから、
うまい日を、そちらで都合つけておいてくれ、………わははははは、」
吉田照美
「巨泉さん、こんにちは~~~、
ラジオ「飛べ!サルバドール」(文化放送)の、吉田照美で~~す、
ウチの番組でも、シッチャカメッチャカな、面白くて過激なトーク、
期待してま~~~す、
いつでも、遊びにいらしてくださ~~~い、」
室照美
「同じく、アシスタントの室照美で~~~す、
巨泉さん、いつも、ラジオ出演、ありがとうございまぁ~~~す、 」
大橋巨泉
「おう、…… 吉田照美に、室照美ちゃんじゃないか、………
「吉田照美」に、「室照美」、「室井佑月」、………
なんだか、似たような名前ばかりで、こんがらがっちゃうな、……… 」
室井佑月
「巨泉さ~~ん、…… よしてくださいよ~~~、
私、以前、巨泉さんの事務所に所属していたんですよ~~~、
わからない筈ないじゃないですか~~~、……… 」
大橋巨泉
「わははははは、………ばかやろう、………
室井、……… お前、そんな事、冗談に決まっているだろう、………
わからないのかよ、……… 」
室井佑月
「巨泉さ~~ん、私だって、冗談ですよ~~~、もぉ~~~~っ、」
一同
「わははははは、……… 」
井森美幸
「巨泉さ~~ん、お久しぶりで~~~す、
その節は、「クイズダービー」で、お世話になりました~~~、
2年前まで、同じ競馬でも、本物の競馬の実況番組、
「ウィニング競馬」(テレビ東京)の、司会を務めていました~~~、」
大橋巨泉
「井森、………懐かしいな、………
でも、お前、……競馬だけじゃなくて、プロ野球も好きなんだろ、………
なんだか、俺と似てるじゃないか、………
プロ野球は、何処のファンなんだい、………? 」
井森美幸
「それは、もちろん、巨人ですよ~~~、決まってるじゃないですか~~~、
我々の世代はね、……… 」
大橋巨泉
「わははははは、………そうか、そうか、………
俺も昔は、巨人だったんだ、………
あの読売の「体質」が嫌で、ファンを辞めちゃったけど、………
今は、大リーガーの「サンフランシスコ・ジャイアンツ」のファンさ、………
井森も、巨人ファンをやめて、こっちのジャイアンツのファンになれよ、」
井森美幸
「それは、無理な、ハ、ナ、シ、……… 」
カツ丼小僧
「うわ~~~~~~っ、 今日は最後に、実に豪華な顔ぶれが出そろいましたね、………
大竹まことさん、室井佑月さん、吉田照美さん、室照美さん、
そして、「クイズダービー」の、2枠レギュラー解答者、井森美幸さんが、
巨泉さんの応援のために、駆けつけてくれました~~~、
これから、益々のマス、この座談会も、盛り上がって行きそうですよ~~~、
皆さん、よろしく~~~~、 」
太川陽介
「それでは、今回は、この辺で~~~、 ♪ルイ、ルイ、」