カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 240

カツ丼小僧

「今日は、月曜日、「週刊現代」の発売です、………

 いつものように、大橋巨泉さんの「今週の遺言」をテーマに話を進めて行きます、………

 皆さん、今週の週刊現代(3月14日号)の、88ページを、お開きください、………

 

 見出しには、

 「女性の輝く社会」宣言の安倍政権が、夫婦別姓も出来ないのは「二枚舌」だ、………

 

 ………と、ありますね、……… 

 それでは、巨泉さん、お願いします、……… 」

 

大橋巨泉

「うん、……… 

 でも、その前に、この座談会の主催者である、カツ丼小僧に、

 ちょっと一言、言いたいんだけどさ、………

 

 この座談会では、俺の「今週の遺言」のような、崇高なテーマを取り上げておいてさ、

 なんで、片や一方で、ノベル「雅子様とカツ丼小僧氏の優雅な生活。」のような、

 あんな馬鹿げたエロ小説なんか、書いてるんだよ、………

 少し、矛盾していないかい、………? 」

 

カツ丼小僧

「ええ、……少しどころか、大いに矛盾してますね、………

 まぁ、僕の場合、小説は息抜きですよ、………

 固いのとエロバカ、……両方交互にやっているから、続けていられるんです、

 どちらか一方だったら、頭がおかしくなって、これだけ続きませんよ、……… 」

 

都築響一

「あ、………また「続き」がでた、……… 嬉しいなぁ、……… 」

 

大橋巨泉

「うん、確かに、こっちの座談会の方だけでも、相当、エロやナンセンスが、

 交じっているからな、……… 致し方ないか、………

 俺の「11PM」も、そうだったしな、……… 

 

 それじゃぁ、始めます、………

 

 その後「曽野綾子事件」は、どうなっているのだろう、………?

 俺が、このコラムでリクエスト?した、安倍首相の感想はあったのか、………?

 おそらくないのだろう、………

 自分の不利になるような事には、首をつっこまないだろうから、………

 

 大体、こうした”差別”にかかわる発言をするのは、

 その人が「強者の論理」をふり廻すからである、………

 

 「白人、アジア人、黒人、」という時、曽根さんは、自分もアジア人で、

 分離されて生活するシーンを思い浮かべたであろうか、………

 

 おそらく御自分は、別の(高い)所に居て、

 無関係に見下ろしておられたに違いない、………  」

 

白鵬翔

「僕は、モンゴルだけど、………どうしても、大相撲で負けた時には、

 おおいに、屈辱感が伴うんです、………

 僕が負けた時には、大きな歓声と、拍手喝采が、国技館に響きわたる、………

 やたら、座布団が飛ぶしね、………

 なにか、とても差別のようなものを感じる、……… 」

 

北の湖敏満

「私の場合は、……… 」

 

浅田美代子

「憎らしい程、強い横綱でしたね、………理事長、……… 」

 

小倉優子

「うふふっ、……そうなんですか、? でも、白鵬さんは、もっと強いですよ、

 白鵬さんは、強い割には、たぶん憎まれてはいない方だと思いますけど、………

 これは、白鵬さんの仁徳ではないでしょうかね、……… 」

 

北の湖敏満

「……………。」

 

大橋巨泉

「先程の曽野さんの事でいえば、実は、自分にも、

 そういう時期があったから、よく解る、………

 

 テレビの司会者として、人気が出て、コメントを求められると、

 どうしても「勝ち組」の側から発言してしまう、………

 あの時、(のちに)恩師と仰いだ、故、山口瞳先生の一言がなかったら、

 と、考えると怖ろしい、………

 

 先生は「敗ける人がいるから、勝つ人が居るんですよ、大橋さん、……… 」

 と、言われた、………

 後ろ頭を金槌で叩かれた思いで、目が覚めた、……… 

 

 あれから半世紀、俺は、いつでも、先生が教えた、

 「物事は、両面から見るように」している、………

 

 少子高齢化で、移民が必要になる、日本の立場で考える時、

 生活のために故国を離れて、日本に来る人々の側からも考えるのである、」

 

中村玉緒

「ふん、ふん、……両面からね、……なるへそ、なるへそ、……… 

 へそも両面から、……… 見えないか、……… 」

 

大橋巨泉

「うん、……そういった、玉緒さんのチャチャ入れだってさ、

 案外、俺のしゃべくりに効果的になっているのかもしれない訳で、………

 必ずしも、邪魔になるものではないと、……… 」

 

中村玉緒

「ぬほほほほほ、………それは、それは、……… 

 さすが、巨泉さん、……… よ~~~く、わかっていらっしゃる、……… 」

 

大橋巨泉

「曽野さんだって、一瞬でも、そちら側から考えたら、

 あんな発言は、なかった筈だ、………

 その点、安倍さんも同じ立場の人だから、通り一遍のことしか言えないだろう、

 

 「夫婦別姓」の問題も、

 そろそろ最高裁の結論が出ると思うが、全くの同根である、………

 

 夫婦別姓を認めない、日本の民法の規定は、

 男女平等の憲法の理念に、著しく違反している、………

 

 たとえ多数が現状に満足していても、

 不利を蒙る少数派のために法律は変更すべきだ、……… 」

 

江本孟紀

「でも、巨泉さん、……かつて、……… 」

 

大橋巨泉

「うん、そうなんだ、………

 俺はかつて、「夫婦別姓」を無条件に認める事に反対した事がある、………

 それは、カナダで起こった、”近親結婚”に関わる悲劇を知っていたからだ、

 

 しかし、日本には、戸籍というものが存在するので、そうした悲劇は起こるまい、

 という、投書をいただいた、………

 

 こうした、技術的な問題さえ解決されれば、”別姓”に反対する理由はない、

 何故なら、夫婦別姓を禁じている国は、日本だけなのだから、……… 」

 

カツ丼小僧

「え~~、巨泉さん、すいません、………

 ちょっと、お邪魔します、……… へっへっへっ、………

 

 僕が、姓名判断の、熱心な信奉者である事は、皆さん、御承知の事と思われますが、

 実は、姓名判断の立場から言っても、名前は夫婦別姓の方が、

 よろしいのではないかと、思うんです、………

 

 結婚後、名前が変わってしまうと、実は、夫婦の名前の相性に、

 大きな変化をもたらしてしまうからです、………

 

 恋人、恋愛時代は、あれ程のアツアツで、人も羨むほどの、

 相思相愛のカップルだったのに、結婚してからは、急に愛が冷めてしまって、

 険悪な間柄になってしまう事が、多々あるんです、………

 

 もちろん、その逆の場合もあるでしょうが、やはり恋愛中は、

 相性が抜群にいいから、お付き合いしていた訳じゃないですか、………

 ですから、確率としては、いい方から、悪い方へと変わる場合が、圧倒的に多い、

 

 それも、実は、結婚した後、女性の方の名字が変わってしまったからなんです、………

 それに、男女の「姓」が同じになると、2人の置かれた立場も、非常に似て来ます、

 

 確かに、「姓」が同じになる事によって、夫婦としての、一心同体感は出て来ますが、

 あの、恋愛時代に経験したような、友達感覚のような、新鮮味のある、

 みずみずしい感情は、薄れてしまうのです、………

 へたすりゃ、ぬかみそ臭くなる場合も、……… 」

 

大橋巨泉

「姓名の問題は、

 その国(民族)の歴史や宗教、文化などによって律せられるから、簡単ではない、

 卑近な例で言えば、隣りの韓国は、夫婦は別姓である、

 

 しかし、これは、日本より近代的かというと、必らずしもそうではない、

 日本が神道の影響で、夫婦が同姓なのに対し、

 韓国は、圧倒的に儒教の影響が強いので別姓なのである、」

 

中村玉緒

「なるへそ、なるへそ、……… ということは、………

 なるへそ同士が結婚しても、でべそにならず、やはり、なるへそ、……… 」

 

飯島直子

「なんじゃ、そら、………? 」

 

一同

「わははははは、……… 」

 

大橋巨泉

「韓国は、むしろ日本より封建的、というか、「女はよそ者」という概念から、

 夫の姓を名乗れない側面が強い、………

 その証拠に、生まれた子は、父の姓になる、……… 

 

 中国も、ほぼ同様の扱いだが、このアジアの隣国が、日本より進んでいるのは、

 近年の家族や生活様式の変化に、政治が動いた事である、

 

 現在の中国では、夫婦の同姓は認められる、………

 子供の姓も選択性になっている、 

 

 欧米でさえ、さまざまである、………

 キリスト教ーーー特にプロテスタントが多い、

 アメリカ、カナダ、イギリス、ドイツ、などでは、基本的に夫婦は同姓である、

 

 ただ近年の生活の様変わりで、選択的夫婦別姓を認めるようになっている、

 アメリカのように州権の強いところでは、州によって法律が違うので、

 その州に行って、別姓を認めてもらうケースもある、 」

 

カツ丼小僧

「はい、巨泉さん、ありがとうございます、………

 いつも、ご苦労様です、……… 巨泉さんは、知識の泉です、………

 本当に感謝しています、……… この続きはまた、次回もお願いします、」

 

都築響一

「あっ、……また「続き」がでた、……今日は、ついてるなぁ、……… 」

 

リリー・フランキー

「ははははは、……… 

 「続き」なんて、しょっちゅう、出てますよ、……… 

 今頃、気付いたんですか、………? 「腐乱キー」は、ないけど、……… 」

 

飯島直子

「なんじゃ、そら、………?  そんなダジャレ、もう、いいじま、……… 」

 

一同

「わははははは、……… 」

 

カツ丼小僧

「それでは、これで、今日の座談会は、終わりとします、………

 そうですね、今日は、昭和最後の、1988年(昭和63年)のヒット曲の紹介を、

 どなたか、お願いします、……… 」

 

 

明石家さんま

「そうでっか、それじゃぁ、今日は、私がやりますがな、………

 アホちゃいまんねん、パーでんねん、………これ、いつの流行語でしたっけ、?

 あ、……… もう少し前、………? うん?、タケチャンマンの頃でっか、?

 そんなこと、……知っとるケ! あ、すいません、………

 

 それでは、1988年のヒット曲、行きまっせ、………

 ♪倖せって、何だぁ~~~っけ、何だぁ~~~っけ、………あ、これも違うわ、………

 

 じゃかぁしいわっ、いくでぇ~~~~~~っ、 私、サイテーの男ですっ、………

 

 ♪抱きしめてTONIGHT(田原俊彦)、 ♪パラダイス銀河(光GENJI)、

 

 ♪乾杯(長渕剛)、 ♪人魚姫 ~mermaid~(中山美穂)、

 

 ♪MUGO・ん・・・色っぽい(工藤静香)、 ♪DAYBREAK(男闘呼組)、

 

 ♪ANGEL(氷室京介)、 ♪TATTOO(中森明菜)、 ♪C-Girl(浅香唯)、

 

 ♪Wnat's your name ?(少年隊)、 ♪You Were Mine(久保田利伸)、

 

 ♪恋したっていいじゃない(渡辺美里)、 ♪Beach Time(TUBE)、

 

 ♪GET BACK IN LOVE(山下達郎)、  ♪いつか何処かで(桑田佳祐)、

 

 

 ………以上です、………

 もちろん、全て、ワイの独断と偏見や、………文句ある奴は、いるかぁ~~~~っ、

 島田紳助以外だったら、みんな相手にしちゃるから、かかってこいや~~~っ、 」

 

笑福亭鶴瓶

「1988年は、光GENJI 全盛の年や、………

 スケボー、クルクル乗り回して、………カッコよかったなぁ、ホンマ、………

 

 この年の 光GENJI のヒット曲は、♪「パラダイス銀河」の他に、

 ♪「Diamond ハリケーン」、♪「ガラスの十代」、♪「剣の舞」、等があります、

 よう、覚えたってや、……… ついでに、わての「ミネラル麦茶」のCMもな、………

 わははははは、……… 」

 

南野陽子

「私の曲が、ないじゃないのよ~~~っ、………

 前回は斉藤由貴ちゃんに言って貰ったから、今回は、私が言っちゃうからっ、………

 

 この年、1988年にヒットした私の曲には、

 ♪「吐息でネット」、♪「あなたを愛したい」、♪「秋からも、そばにいて」、

 ♪「はいからさんが通る」、等があります、……… 」

 

デヴィ夫人

「また、やってる、……… もう、やめなさい、というのに、……… 」

 

浅香唯

「私は、さっき紹介してもらった、♪「C-Girl」の他に、

 この年、♪「セシル」がヒットしたの、……… 」

 

マツコ・デラックス

「うん、……まぁ、このくらいなら、なんとか、許せるわね、………

 かわいいものよ、……… 」

 

田原俊彦

「あはははははっ、……… 」

 

 

萩本欽一

「それでは、次に、1988年、その他の、話題になった曲、行ってみようっ、………

 

 ♪みんなのうた(サザンオールスターズ)、 ♪祝い酒(坂本冬美)、

 

 ♪SEVEN DAYS WAR(TM NETWORK)、 ♪港の五番町(五木ひろし)、

 

 ♪AMBITIOUS(ハウンド・ドッグ)、 ♪最後の言い訳(徳永英明)、

 

 ♪想いで迷子(チョー・ヨンピル)、 ♪Jim & Jane の伝説(チェッカーズ)、

 

 ♪彼女と TIP ON DUO(今井美樹)、 ♪風のLONELY WEY(杉山清貴)、

 

 

 ということで、これで、ドーンと、やめてみようっ、……… 」

 

一同

「…………… 」

 

ビートたけし

「萩本さんの、ギャグには、もう誰も笑わないよ、………マンネリ、………

 いや、それ以前の問題みたい、……… 」

 

松本人志

「た、たけしさんだって、未だに、コマネチはないでしょう、……… 」

 

タモリ

「マンネリでも、飽きられなけりゃぁ、……それもまた、いいんじゃないですかね、」

 

今井優子

「♪ラ~~ヴィン、ユゥ~~~、」

 

カツ丼小僧

「いつも、聴いてます、……… 」