カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 228

カツ丼小僧

「え~~、お待たせしました、………久々の座談会です、………

 今回も、勿論、「週刊現代」、大橋巨泉さんの「今週の遺言」です、

 皆さん、今週号(2月21日号)の週刊現代、92ページをお開きください、………

 それでは、巨泉さん、お願いします、……… 」

 

藤原紀香

「あ、……でも、その前に、………

 今、このブログで、講談社から発行されている、「ルパン三世 DVDコレクション」

 の紹介をしているわね、………ルパンも、次元も、五ェ門も素敵だけど、

 私ね、……峰不二子には、かなりの影響を受けているの、………

 今回のDVDコレクション、毎回楽しみだわ、……… 」

 

カツ丼小僧

「ええ、……僕も、ルパンアニメの、特にファースト・シリーズは、子供の頃、

 再放送で、何度も繰り返し報道されていましたので、よく観ました、………

 あれは、たかが漫画、などと一言で片づけてしまう事が出来ない程の、

 芸術作品ですよ、………大隅正秋さんも、大塚康生さんも、宮崎駿さんも、

 高畑勲さんも、本来なら皆、国民栄誉賞ものですよ、………

 本当に素晴らしい、……… 」

 

吉永小百合

「ふふふ、……… カツ丼小僧さんの話には、いつも「国民栄誉賞」が出て来ますわね、

 本当は、カツ丼さんも、欲しくてしょうがないんじゃないかしら、………? 」

 

カツ丼小僧

「いえいえ、……吉永さんこそ、貰ってないのが不思議です、……… 」

 

王貞治

「OH ! !」

 

刀根麻理子

「でも、今度は、「キャッツ♡アイ」のDVDを出してもらえないかしら、………

 そうすれば、私の歌、「デリンジャー」が、……… 」

 

松坂慶子

「でも、カツ丼さんは、講談社には、随分とお世話になっていますわね、………

 「今週の遺言」といい、今回のルパン三世DVDといい、……… 」

 

カツ丼小僧

「ええ、そうですね、………確かに、それは、……… それに、なんといっても、

 日本最大の出版社ですからね、………頼りがいがありますよ、………ふふふ、……… 」

 

大橋巨泉

「わははははは、……… 何だい、? 

 お前、もしかして、また、得意の「前世の因縁」かよ、……… 

 

 今度、一度、「前世の因縁」っていうタイトルで、

 週刊現代に、エッセイの連載でももらったら、どうなんだよ、………

 ウケると思うよ、……… 」

 

一同

「わははははは、……… 」

 

カツ丼小僧

「ええ、……それに、何と言っても、若い頃、特にお世話になったのが、

 写真週刊誌の「フライデー」です、…… あれは、よかった、………

 実は、最近でも、また読むようになったんですがね、……… 

 

 あ、そうだ、……… 実は、今回、僕のホームページのナビゲーションに、

 新たに、「松坂慶子」のコーナーを設けましたが、その写真も、3枚中2枚が、

 少し前に、週刊現代に掲載された写真の切り抜きなんですよ、………

 若き日の慶子さんの写真、………皆さん、是非、見てください、……… 」

 

松坂慶子

「カツ丼さん、…… ありがとう、……… 」

 

大橋巨泉

「それじゃぁ、そろそろ始めるから、……… 」

 

カツ丼小僧

「ええ、それでは、巨泉さん、………改めてお願いします、……… 

 

 見出しには、

 「格差拡大も、地球温暖化も、

  利益と人類の将来の戦いだ、……… 頼りは人間の英知と良心、」

 

 ………と、ありますね、………

 

大橋巨泉

「うん、……先週、俺は、現代社会の「富の片寄り」について話した、………

 たった1%の人が、世界の富の半分以上をもつ、というのは、

 考えられない異常である、………

 

 折りしも、来日したフランスの経済学者、トマ・ピケティ教授

 (ベストセラー「21世紀の資本」の著者)も、

 全く同様の主張をされていて、心強かった、………

 

 教授は、株式や債券などの資産が、必要以上に値上がりして、

 富裕層をつくりあげたという、………

 

 これらの資産は、製造とか、文明文化の創造といった、

 人類全体にプラスになるものと比べると、

 いわゆる、「不労所得」(近頃あまり聞かれなくなった言葉)である、

 

 昔は、こうした不労所得には、高い税金がかけられたものだ、………

 それが近年は、株の取り引きなどを鼓舞するためか、税的に優遇されて来た、

 つまり、日本を含む、西側先進国が、

 この未曾有の「分配の格差」を生んだとも言える、」

 

カツ丼小僧

「実は、僕も、一種の「不労所得者」です、………

 生まれてこの方、殆ど、一度も働いた事はありませんが、

 何故か、お金には恵まれ、悠々自適とまではいかないにしても、

 左程、不自由なく、今まで生きてこられました、………

 

 これも全て、おとーちゃん、おかーちゃんのおかげです、………

 おとーちゃん、おかーちゃん、今まで、育ててくれて、ありがとう、………

 このご恩は、一生、忘れません、………必ず、ご恩は、お返しします、………

 ぎゃわわわわ~~~~~~~ん、」

 

藤原紀香

「でも、カツ丼小僧さんの両親って、今、いくつでしたっけ、………? 

 確か、……… 」

 

カツ丼小僧

「ええ、今現在、両親とも、共に76です、……… 」

 

大西結花

「それって、「世話になり逃げ」になりそうですよ~~~、」

 

カツ丼小僧

「ええ、でも、もし、そうなったら、誰か、他人の老後の面倒でもみますよ、……… 」

 

長嶋茂雄

「そ、そうですね~~~、カツ丼さん、……… もし、そうなったら、私の事、

 よろしくお願いしまぁ~~~す、……… 」

 

長嶋一茂

「え~~~~~~~~っ、 ! ?

 お、親父は、カツ丼さんの両親よりも、年上だぜ、………

 でも、それもいいかもしれない、………

 あの、インチキ強欲おばさんの世話になるよりかは、……… 」

 

松坂慶子

「一茂さんも、今、色々と大変ですわね、……… 」

 

長嶋一茂

「江角マキコの件といい、何で、俺の所は、こうも揉め事が多いのか、……… 」

 

野村沙知代

「うちの所より、ましよ、アンタ、……… 」

 

野村克也

「ふふふふふ、……… 」

 

大橋巨泉

「自分自身の事を考えてみても、テレビの司会者として高い所得を得ていた、

 現役時代('70年~80年代)には、それは高い税金を払っていたものだ、………

 地方税とあわせると、80%近い所得税を払っていたと思う、

 

 つまり、1億円稼いでも、8000万円は税金であった、………

 いわゆる「累進課税」というシステムであるが、

 社会主義の敗北とともに、この税制は影をひそめる、………

 

 今は、友人に聞いてみても、せいぜい50%くらいらしい、………

 俺は、'90年に半引退(セミリタイア)して、高額所得者でなくなったので、

 この恩恵には、浴していない、

 

 今や、日本で累進課税を主張しているのは、共産党くらいのものだろう、

 与野党の大部分が、資本主義を容認しているのだから、

 おそらく、この傾向は続くのだろう、……… 」

 

中村玉緒

「どちらが、いいんでしょうかね、………私には、わかりかねます、………

 勝新さんが、いてくれたら、……… 」

 

大橋巨泉

「たしかに高い累進課税は、仕事をする意欲をそぐ、という欠陥がある、………

 しかし、ここまで貧富の差が大きくなり、テロリズムの温床の一原因になると、

 何とかせねばなるまい、………

 

 さきの選挙で、共産党が躍進した事を考え合わせると、

 時は熟しているのかも知れない、………

 こうした問題に特効薬はなく、人々の英知や良心に訴えるしかない、……… 」

 

中村玉緒

「私の英知と良心が、全て「勝新太郎」であることには、

 なんら疑いの余地もありゃしまへん、……… 」

 

一同

「わははははは、……… 」

 

大橋巨泉

「同じような問題に、「地球温暖化」がある、………

 俺は、80年代後半に、「巨泉のこんなモノいらない ! ? 」

 というテレビ番組で取り上げ、今から着手しないと手遅れになると説いた、

 

 また、'90年の、セミリタイア後の著書にも書いた、………

 問題を大きく、難しくするのは、先進国と途上国のせめぎ合いだとした、

 

 つまり、われわれ西側先進国が、さんざん石炭石油を使って、

 公害をまき散らしておきながら、

 ようやく追いついてきた途上国(代表は中国)に、

 ”君達は使うな”とは言えまい、と言ったのだ、………

 

 それは、その通りになって現われ、

 今日に至るも、効果的な枠組みは生まれていない、……… 」

 

中村玉緒

「もし、勝新さんが、巨泉さんのテレビ番組に出ていたら、

 座頭市のように、世相をメッタ斬りにしてくれていたかも、しれまへんな、……… 

 私、それを思うと、もう、胸が痛む思いですわ、……… 」

 

大橋巨泉

「'97年に日本が音頭を取った「京都議定書」も、

 西側大国のアメリカやカナダが離脱した事もあり、世界中で研究・検討されている

 (今年はパリで、11月から会議が予定されている)が、見通しは暗いと思う、」

 

中村玉緒

「うむむむむっ、………

 か、勝新さんさえ、生きておられれば、……… 全てをメッタ斬りに、………

 トワーーーーッ、 イヤーーーーッ、……… 」

 

大橋巨泉

「その理由は、自国の経済成長を、秤にかけるからである、………

 ここにも、資本主義や議会制民主主義との相克があり、一筋縄では行かない、

 

 誰だって「成長」は欲しいし、成長を謳わなければ、選挙には勝てない、………

 しかし、温暖化は、そうした政治や経済の思惑などとは関係なく、

 どんどん地球を侵食している、………

 

 '01年には、俺は、参院予算委で、当時の小泉純一郎首相に質問した、………

 たった十数年前に、「11PM」で撮影した山中湖の氷の上からの、

 ワカサギ釣りに関してである、

 

 今(当時'01)は出来ない、……… 何故なら、氷が張らないから、………

 小泉さんは、「へぇ~~っ、ちっとも知らなかった、」と言ったが、

 この一事をもってしても、温暖化は事実として進んでいた、………

 

 そして現在は、もっと恐ろしい速度で、やって来ている、……… 」

 

中村玉緒

「ふぇ~~~っ、さすがに、こればかりは、勝新さんでも、どうにもなりまへんな、

 ああ、恐ろしや、恐ろしや、……… なんまんだぶ、なんまんだぶ、……… 」

 

一同

「わははははは、……… 」

 

カツ丼小僧

「はい、……今日は、とりあえず、ここまでと致します、

 巨泉さん、どうもありがとうございました、………

 巨泉さんの、先見予知能力には、僕もほとほと感心させられます、………

 もう、三十年近くも前から、このテーマを番組で取り上げて討論していたとは、………

 

 そして、この興味深い話の続きは、また次回という事で、………

 それでは、どなたか、今回も最後の一言をお願いします、…… 」

 

 

角松敏生

「おい、優子、………お前、今まで、何処へ行ってたんだよ、………

 みんな、お前や、刀根さんの事、心配していたんだぞ、……… 」

 

今井優子

「え~~~っ、? 本当なんですかね、………

 角松さん、………さっさと、出て行っちまえって、

 言ってたんじゃないのかしらね、………

 

 私が出て行ったあと、刀根さんがやってきて、しばらく、2人で一緒に、

 日本国中の温泉を廻って来ちゃった、………

 

 群馬の草津温泉、北海道の登別温泉、大分の別府温泉、由布院温泉、

 それから、岐阜の下呂温泉、………

 のどかな田園風景なんかも楽しめたりなんかして、本当によかったわよ、……… 」


浅香唯

「え~~~~~っ、 本当ですか、? みんなの心配をよそに、……… 」


西田敏行

「ぐふふふ♡、……優子ちゃんと刀根さんが、2人一緒に温泉にねぇ、………

 色々と、想像しちゃうねぇ、……… 」


武田鉄矢

「に、西やん、…… な、何を想像しているんですか、………?

 はしたない妄想癖は、昔からですが、……… 」


カツ丼小僧

「でも、武田鉄矢さん、………いつも言ってるじゃないですか、………

 「僕と西やんは、ライバルだ、」って、………

 「類は友を呼ぶ」の例え通り、……… 


 でも、とにかく、刀根さんと優子ちゃんが、無事帰って来て、本当に良かった、

 これから、ますます、エロ談義にも花が咲く、……というもので、……… 」