カツ丼小僧
「それでは、前回の続きです、……… 巨泉さん、お願いします、……… 」
萩本欽一
「ドーーーーン・・・・・・!! ……… と、いってみようっ、……… 」
一同
「ドーーーーーーン・・・・・・ ! ! 」
大橋巨泉
「うん、………
あの、9・11同時多発テロの年の、2001年、俺は家訓にそむいてまで、
立候補し、参院議員になった、………
テロ直後の臨時国会で、「同時多発テロに関する決議」に、
民主党で、ただ一人、反対票を投じて、物議をかもした、………
これは、決議の理由が、「米国政府、及び米国民を支持し」だけでは、
テロは根絶できない、と信じたからである、………
ぜひ「テロの原因を追究し、その解決を図る」という文言を入れろ、と提案したが、
入れられなかったので、反対したのだ、………
そしてその”原因”の主たるものは、貧困と所得格差であった、」
イチロー
「い、いや、……だからさ、……俺、何も悪い事なんか、してないって、……… 」
田村正和
「イチロー、……なんで、そう、被害妄想的に考えるんだ、………
イチローらしくもない、……… 」
イチロー
「だって、……こういう貧富の差の話になると、
みんなが、決まって俺の事を、うらめしそうに見つめるから、………
なぁ、松井、……お前だって、相当、貰っていたよな、……… 」
松井秀喜
「へっへっへっ、……… イチローさんにゃ、叶いませんよ、……… 」
佐々木主浩
「よかった、………イチローのおかげで、俺が目立たずにすんだ、……… 」
大橋巨泉
「あれからすでに、15年近い歳月が流れた、………
社会主義に勝った資本主義は、新自由主義経済と名を変え、
その後も、世界を席捲している、
これは、グロバリーゼーションと結びついて、国の規制を飛び越えた国際企業によって、
より原始資本主義に近くなり、弱肉強食の本性を現わしてしまったからだ、………
そしてその、世界の1%の人が世界の富の半分を占めている、………
テロは悪い、卑劣だ、………というのは易しい、………
俺だって、そう思う、……… しかし、誤解を恐れずに言えば、
あの巨大な世界企業を前にした、徒手空拳の若者たちの中に、
人生の不条理を解決する手段としての、テロリズムの誘惑に負けるものがいても、
果たして、一方的に責められるだろうか、………
折りしも、「イスラム国」に捕えられた日本人が処刑される、
という痛ましい事件が起きた、……… 」
カツ丼小僧
「ええ、そうですね、………
でも僕、そのイスラムの人質事件の最中、入院中で、テレビも見ず、
新聞も読んでいなかったので、何も知らないで、つい、ツイッターで、
たくさんのイスラムの人と、相互フォロー、し合っていました、………
すいません、……… 迂闊でした、……… 」
一同
「え~~~~~~~~~~っ、!? 」
カツ丼小僧
「ええ、……もちろん、皆様の、お怒りの気持ちはわかりますが、
イスラム国の人民、全てが、あのような野蛮なテロリストという訳では
ありません、……… そして、退院してテレビを見たら、今回の事件を憂い悲しむ
善良なイスラム国民の映像も、……… 」
浅香唯
「でも、ネットの掲示板には、ちゃんと、……… 」
カツ丼小僧
「すいません、……… iPadは、持っていましたが、
ツイッターの事に夢中で、まったく気づきませんでした、………
見落としていたんです、……… 平に、平に、お許しを、……… 」
清原和博
「でも、お前、ムッソリーニを崇拝しているんだろう、……… 」
カツ丼小僧
「い、いや、まぁ、あれは、………それ程、深刻なものではなく、
あくまで、彼のやったパフォーマンスや、カッコ良さに惹かれた、というだけでして、
せ、戦争を肯定するとか、そういう話ではありませんで、………
あくまで、彼のカリスマとか、人間性の話でして、……… わははははは、………
ま、ま、ま、雅子様、……… た、助けてくださぁ~~~い、……… 」
皇太子妃・雅子様
「ええ、大丈夫よ、………私、カツ丼小僧さんを、崇拝していますから、………
カツ丼小僧さんの言っている事は、私にとって全て正しいの、………
私にとってのカリスマは、カツ丼小僧さんです、
私が守ってあげるから、安心して、……… 」
西田敏行
「あれっ、…… 急に豚の鳴き声じゃ、なくなったぞ、………
こりゃ、マジだ、……… 雅子様の目が潤んでる、……… 」
一同
「ごくっ、……… 」
カツ丼小僧
「ま、雅子様、……… 僕の方こそ、……… あなたが大好きです、………
今、あなたの胸の中に、顔を埋めて、ぐっすりと眠りこけたいくらいです、………
いいですか、………? 」
一同
「ごくっ、……… ごくっ、……… 」
皇太子妃・雅子様
「え~~~え、 いいわよ、………来て、……… 」
一同
「え~~~~~~~~~っ、! ? 」
カツ丼小僧
「で、では、……… 」
一同
「♪ジャジャジャジャーーーーーン、
♪ジャジャジャジャーーーーーン、(曲・運命/ベートーベン) 」
皇太子妃・雅子様
「あっ、……そうだわ、……… その前に、巨泉さんの話の続きを、………
それが、終ってからにしましょう、……… 」
カツ丼小僧
「そ、そんなぁ~~~~~~~っ、」
一同
「わははははは、……… やっぱり、……… 」
カツ丼小僧
「♪あ~~~あぁああ、やんなっちゃった、………
♪あ~~あぁああ、驚いた、……… (歌・ウクレレ/ 牧伸二)」
大橋巨泉
「人質事件に対する当事者能力とは、別の話になるが、
春秋の筆法を持ってすれば、この事件は、安倍政権がまいた種によると思う、
安倍首相は、かねてから、「積極的平和主義」を進めて来た、………
「中東地域への援助と、円借款」も発表した、
「地域の過激主義の広がりに懸念」とも言った、………
これは、「金は出すが、人は出さない、」とした、
湾岸戦争時の、日本政府の対応とは、ニュアンスが、全く違う、………
テロリストが、「日本も十字軍に参加した、」と取ったとしても、一理あるだろう、
大体、すでに、集団的自衛権を閣議決定し、
米国軍と共同して行動する意思を表しているのだから、
同じ金を出しても、相手の受け取り方は違ってくる、……… 」
中村玉緒
「それは、ちょっと、恐いですね、……… 」
松坂慶子
「玉緒さん、……いつになく、深刻な顔をしていらっしゃいますわ、………
いつものように、明るく笑ってくださいよ、……… 」
中村玉緒
「ここは、ちょっと、笑えるところでは、ありませんわ、……… 」
さだまさし
「♪笑ってよ~~~、君のために~~~、
♪笑ってよ~~~、僕のために~~~、(曲 / 道化師のソネット)」
大橋巨泉
「安倍首相に、責任をとれとは言えない、………
しかし、われわれが、彼の唱える主義に賛同するか、
絶対に戦争をしない九条をもつ、平和主義を順守して生きるか、
選ぶ自由は、ある筈である、……… 」
カツ丼小僧
「はい、巨泉さん、ありがとうございました、………
今日はここまで、………という事でございまして、………
ウッシッシッ、………
それでは、雅子様、………先程のお約束を、………
あ、あれ、……? ま、雅子様、……雅子様が、いないぞ、………
どうしたんだ、……? ま、雅子、……ま、雅子様、………??? 」
大西結花
「雅子様ね、なんか急に、浩宮様のことが恋しくなっちゃったみたいで、
浩宮様を探しに、この部屋を出て行っちゃったみたいよ、……… 」
カツ丼小僧
「え~~~~~っ、??? そ、そんな、………
ぼ、僕との約束は、……… 」
デヴィ夫人
「ほほほほほ、……… 諦めなさい、………ふられたんですよ、
あなたね、皇太子妃と恋に落ちようなんて、身の程知らずにも程があります、………
まぁ、私個人の見解としては、雅子様は、全てにおいて、落第ですが、………
おほほほほほ、……… 」
中村玉緒
「おほ、おほ、おほ、………おほほほほ、………
あ、…… 今、やっと笑えた、……… 」
さだまさし
「ありがとう、……僕のために、……… 」
中村玉緒
「別に、あなたのためでは、ありまへん、……… 」
一同
「わははははは、……… 」
南野陽子
「でも、浩宮様は、今頃、柏原芳恵ちゃんと、………
この分だと、誰かが傷つく事になるのは、間違いないわね、……… 」
カツ丼小僧
「ぎゃわわわわ~~~~~~ん、
一番傷ついたのは、僕ですよぉ~~~~~っ、」
斉藤由貴
「さ、さ、……カツ丼さん、………気をとり直して、……… 」
カツ丼小僧
「そ、そうですね、………
そ、それでは、どなたか、………さ、最後の一言を、……… 」
小池栄子
「佐藤江梨子さん、結婚したんですってね、………おめでとう、……… 」
佐藤江梨子
「うん、そうなの、………
夫は、私より、12歳年上の、45歳、一般男性の方よ、………
どうしても、子供が欲しくて、……… 今、妊娠中です、……… 」
かとうれいこ
「同じ巨乳仲間として、本当に嬉しいわ、………
もう、乳の大きさで、お互い醜く張り合うのは、やめましょうね、………
心より、祝福します、……… おめでとう、……… 」
細川ふみえ
「私の乳だって、負けてはいませんよ、 ぷるるん、ぷるるん、………
あっ、あっ、あっ、……… 結婚・妊娠、おめでと~~~♡、」
市川海老蔵
「江梨子ちゃん、……… 俺の事は、……… 」
小林麻央
「うふふっ、……海老蔵さんの事なんて、彼女、もうとっくに忘れているわよ、……… 」
刀根麻理子
「こんばんわ~~~、ご無沙汰してました~~~、」
廣瀬浩志
「あっ、……ま、麻理子、……… 」
今井優子
「♪ラ~~ヴィン、ユゥ~~~、」
角松敏生
「ぎょぎょぎょっ、……… ゆ、……優子、……… お、お前、……… 」
カツ丼小僧
「と、……刀根さんに、優子ちゃん、……… 一体、何処へ行ってたんですか、………?
しかも、2人一緒に、………し、信じられない、………
雅子様が出て行った後に、今度は、2人が戻ってくるなんて、………
か、神は、まだ、僕を見捨ててはいなかったらしい、………
なんまんだぶ、なんまんだぶ、……… 」
和田アキ子
「おいおい、また、神かよ、……… お前さ、もう、いい加減にしろよ、………
ただの偶然だって、……… 」