カツ丼小僧公式ブログ
大橋巨泉
「アベノミクスなんか、いらない、………
ニュージーランドのように、分をわきまえた生活を望んでいる、……… 」
カツ丼小僧
「ええ、そうですね、………
今週号(２月７日号）の「週刊現代」、「今週の遺言」の見出しにも、
そう書いてあります、………
僕も、毎週、楽しみにしております、………
それでは、今回も、巨泉さん、お願いします、……… 」
一同
「わぁぁぁぁぁ～～～～～～～～～～～っ、♡」
大橋巨泉
「では、始めます、………
去る１月11日、約10ヵ月ぶりで、オークランドの土を踏んだ、………
ここ、ニュージーランドは真夏、……… 」
高橋みなみ
「オークランドって、何ですか、………？ 」
カツ丼小僧
「ニュージーランド北島北部に位置する、ニュージーランド最大の都市だよ、」
高橋みなみ
「ニュージーランドって、何ですか、………？ 」
カツ丼小僧
「………………。」
大橋巨泉
「ここ、ニュージーランドは真夏、気温は25度で、冬の国から来た身には少々暑い、………
まだ放射線治療を終えたばかりだが、体調は悪くない、………
ボーイング 787 機のビジネスクラスは、完全なフラット・ベッドになるし、
ベッド自体の厚みが増して、よく眠れた、………
ニュージーランド航空と全日空の共同運航便は、満席であった、
ここ、オークランドでは、超有名シェフの、ピーター・ゴードン作のメニューもあって、
機内食もおいしかった、………
NZ自慢のワインもついていたが、まだ照射直後なので、ぐっとこらえる、………
ワイン解禁は、一週間後と決めている、……… 」
カツ丼小僧
「僕も、糖尿病のため、長い間、ずっと、甘い物は摂れなくなりました、………
一週間どころの話ではありません、……… 辛い、……… 」
久米宏
「へへへ、……… 実は、僕も、糖尿です、……… 」
星野仙一
「お、俺もやっ、……… でも、負けるなっ、……お互い、頑張ろうっ、……… 」
イチロー
「はははっ、……… 星野さん、……そういった、精神論がダメなんスよ、………
頑張るって、何を、どう頑張るのか、………それが問題ですよ、」
星野仙一
「くくっ、……… イ、イチロー、………マーリンズとの契約、おめでとう、………
くくくっ、……… 」
大橋巨泉
「俺は、太っていた時、よく、糖尿か、？って、人から聞かれたけど、
俺には、糖尿はない、………
さて、ニュージーランドは、キー首相の人気も安定していて、経済も順調のようだ、
日本は、ずっと円安傾向が続いているが、ここは逆にNZドル高である、
２年くらい前までは、米１ドルが100円だと、ここのドルは、約70円だった、………
それが今や、90円台で、カナダドルや豪ドルと殆ど変らない、
これは、NZ経済の安定感が買われているのだろう、………
それに、一時に比べれば、随分低くなったが、
われわれの定期預金の利率も、４％に近い３％台にある、………
日本やアメリカが、ゼロ・パーセントなことを考えると、
投資家にとっては大きい、………
外貨が集まりやすいのも当然だ、……… 」
カツ丼小僧
「巨泉さん、…… 馴染みの薄い読者のために、ここでひとつ、
ニュージーランドについて、少し詳しく説明してください、……… 」
高橋みなみ
「うわぁぁぁぁ～～～～～～い、 私、物知り博士になれるかも、……… 」
渡辺麻友
「ま、まゆゆも、物知り博士にっ、……… 」
カツ丼小僧
「それを言うなら、物知りアイドルでしょう、………
僕としては、出来れば、物知りストリッパーになってほしいんだけど、……… 」
一同
「わははははは、……… 」
大橋巨泉
「ニュージーランドは、北海道を除く、日本列島とほぼ同じ面積で、
南北の違いはあるものの、結構似た気候を持つ国である、………
日本では混同されやすいが、隣りのオーストラリアが、北半分が熱帯で、
あとは、亜熱帯、温帯という、いわば「暑い国」なのに対し、
NZは、ほぼ「温帯」という、比較的涼しい国である、
面積は、ほぼ同じだが、人口は天と地だ、………
日本には、１億2000万人以上の人間が住んでいるが、NZの人口は、約450万人、
車で15分走っても、一軒の家も見ない、という所も沢山ある、………
実は、そこが気に入って、（日本の）冬の居住地に決めたんだ、」
カツ丼小僧
「大橋巨泉氏の優雅な生活。ですね、……… 羨ましい、……… 」
中村玉緒
「巨泉さんは、一度、テレビ界で、一世を風靡した訳ですからね、………
もう、テレビ出演には、左程、未練がないんでしょうね、……… 」
カツ丼小僧
「僕は、欲求不満が、溜まりに溜まっています、………
もう、後がない、……という心境です、……… 」
藤原紀香
「え～～～っ、？ そうなんですか、……… のんびりしてたんじゃ、………？ 」
カツ丼小僧
「今回の入院で、人生観が変わりつつあります、………
死して屍（しかばね）、拾う者なし、………
死して屍（しかばね）、拾う者なし、……… 」
清原和博
「おう、そんなもん、ワイが拾ったるわ、……… 安心して、成仏せい、……… 」
桑田真澄
「キヨ、……… 」
アントニオ猪木
「１、……２、……３、……
成仏、ダァァァァァァァ～～～～～～～～～～～～ッ、」
大橋巨泉
「経済のパイは小さい、………
日本が世界２位だの、３位だのと言っている間ずっと、
この国は、中位以下に止まっている、………
現在、OECD（経済協力開発機構）34ヵ国中、
20位にあたる、GDP (国内総生産）の国である、………
輸出の64％は、農林水産、いわゆる第一次産業で、
日本でも、カボチャ、リンゴ、鯛、ラム（小羊）など、スーパーに並んでいる、………
日本は、輸出入とも、大体４位くらいで、豪州、中国、米国につぐ存在である、
NZの問題は、外国の投資が大きいので、
利益を吸い上げられてしまうという、難点がある、………
それでも OECD の成長予測は、３％と安定して居り、
俺も、今度の癌に勝てたら、当分、冬場は、ここに住むつもりである、……… 」
カツ丼小僧
「巨泉さん、……できれば、なるべく日本に居て、
僕の相手をしてもらいたいんですが、……… 」
大橋寿々子
「そうよ、あなた、………
これからは、日本にいる期間を少し長めに取ってみない、………？ 」
皇太子妃・雅子様
「ぶひっ♡、ぶひっ♡、…… ぶひひっひぃ～～～～～っ♡♡♡♡♡、
ドーーーーン、 ドーーーーン、 ドーーーーン、! ! ! 」
大橋美加
「うふふっ、パパ、………
私達と一緒に、隅田川の花火でも観ながら、楽しい時を過ごしましょうよ、……… 」
大橋巨泉
「俺が、NZで一番気に入ってるのは、英国系特有の、かなりの”格差社会”なのに、
極貧が、ほとんど見られない、………
これは、長い年月をかけて、「保守・革新」と、政権交代を重ねながら、
セーフティーネットの進んだ、資本主義を築きあげたからだと思う、
保守的な国民性を知っているだけに、国民と政治家の智恵には感心させられる、
特に、中間層の暮らしの豊かさは羨ましい、………
とに角、誰でも高校まで、「無料」で教育がうけられる、………
われわれ高齢者の福祉も素晴らしい、………
前立腺肥大を縮小させる薬は、日本でネットで買うと数万円するが、
ここでは、３ヵ月分で５ドル！（約450円）である、 」
一同
「へぇ～～～っ、 そ、そうなんですか、……… 驚き、桃の木、……… 」
カツ丼小僧
「巨泉さん、ありがとうございます、………
それでは、今日は時間ですので、ここまでとします、………
このウンチクのある話の続きは、また次回、ということで、………
乞う、ご期待、………
それでは、どなたか、いつものように、最後の一言を、……… 」
徳光和夫
「それにしても、巨泉さんは、実に博学ですよ、………
何でも知っている、………ただのユニークなおじさんじゃありませんよ、………
さすが、クイズダービーの司会者だ、……… 俺も、少しやったけど、……… 」
指原莉乃
「ふ～～～ん、それなら、私のスリーサイズも知ってるの、………？
言ってみてよ、……… 」
関口宏
「ふはははは、ちょっと、あんた、………
そんな、低レベルの質問して、……… 笑われるよ、……… 」
石坂浩二
「僕もよく、インテリっぽいって、言われるけどね、………
実は、巨泉さん程は、物知りじゃないんだ、……… 」
ビートたけし
「ふふふ、…… 石坂さんは、見た目と中味が、一致しているから、……… 」
米倉涼子
「んまぁっ、失礼ねっ、………
巨泉さんは、見た目が、そう見えないって言ってるみたいじゃない、……… 」
一同
「わははははは、……… 」
藤子不二雄Ａ
「でも、巨泉氏、最近痩せて、ちょっとインテリっぽく見えますよ、……… 」