カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 221

カツ丼小僧

「さて、それでは、今日は「幸福の黄色いハンカチ」を語ろう、………

 その、第3回目、………中島さん、お願いします、……… 」

 

アントニオ猪木

「ダアァァァァァァァ~~~~~~~~~~~~~ッ、」

 

中島貞夫

「ああ、びっくりした、……… なんですか、いきなり、………

 それでは、始めます、……… 

 

 健さんは、いまでこそ孤高の存在のように言われるけれども、

 東映時代から後輩の面倒見が良かった、………

 

 小林稔侍や、千葉真一といった、彼を慕う後輩の一派があるのも、

 そういう、ざっくばらんな面があったからこそですよ、……… 」

 

武田鉄矢

「僕が一番、グッときたのは、僕が、山田洋次監督にしごかれ、

 何度もNGを出されて、落ち込んでいると、健さんが、

 

 「おぼえとけよ、映画監督っていうのはなぁ、………

  伸びないと思う奴は、しごかないんだよ、」って、

 

 あの、渋い声で、言ってくれたんです、……… 」

 

カツ丼小僧

「僕の、ポコ○ンは、もう、どんなに、しごいても伸びません、」

 

黒咲蘭

「私が、伸ばしてあげようか、………? 」

 

一同

「わははははは、……… 」

 

皇太子妃・雅子様

「ぶひーーーーーーっ、ぶひーーーーーーっ、」

 

中島貞夫

「健さんは、現場でも、ちゃんと周りを見ていて、

 いつも、しすぎるほどの気配りをしていた、………

 東映のスタッフにも、彼のためなら、なんでもする、

 というくらい、心酔していた人が、何人もいましたよ、」

 

近藤勝重

「それでいて、健さんは、自分には厳しい人でした、………

 

 なにしろ、座右の銘が、

 「往く道は精進にして、忍びて終わり悔いなし、」

 

 人生万事精進という、

 比叡山の大阿闍梨(だいあじゃり)・酒井雄哉(さかい・ゆうさい)氏の言葉です、」

 

カツ丼小僧

「最近の、僕の座右の銘は、「死して屍(しかばね)拾う者なし、」です、」

 

浅香唯

「ふふふっ♡、カツ丼さん、人生って、そんなにシリアスなものなの、? 」

 

カツ丼小僧

「男は、外に出れば、七人の敵がいます、……… 」

 

浅香唯

「カツ丼さんは、七人のセフレでしょう、……… 」

 

中島貞夫

「健さんは、目標に向かうためなら、どんな苦労も厭わない男でしたからね、

 

 たとえば、彼の肉体美は、昔から見事でしたが、

 '60年代から身体を鍛えていた役者は、彼くらいだった、………

 

 酒もタバコも、昔から一切やらない、………

 あまりの節制ぶりだったので、東映内では、

 

 「若い頃に大酒を飲み、取り返しの付かないほどの

  大失敗をやらかしたんじゃないか、」などと噂されたほどでした、 」

 

飯島直子

「私、20代の頃、お酒を、一気飲みして、頭や体が、カッカ、カッカ、して来て、

 土砂降りの雨の中を、ストリーキングした事があるわ、………

 おっぱいを、ぶっるん、ぶっるん、たわわせながらね、……… 」

 

一同

「……………。」

 

飯島直子

「あれ、? みんな、驚かないの、………? 」

 

一同

「嘘でしょう、? 」

 

飯島直子

「うん、……… 」

 

武田鉄矢

「健さん、昔は、酒を飲んだのかどうかは、分からないのですが、

 明治大学に通っていたころは、だいぶ悪かったみたいですよ、………

 

 健さん本人から聞いた話なのですが、大学時代、本人が山手線に乗ると、

 車両内には、他の客はいなくて、いつも、一人きりだったんだとか、……… 

 子分たちが、健さんのために車両を、きれいに空けてくれたというんです、」

 

イチロー

「ははっ、星野さん、聞きました、………? 高倉健さんの仁徳ですよ、………

 健さんって、-後輩から、慕われていたんだなぁ、……… 」

 

星野仙一

「……………、イチロー、まだ、これ以上、俺を苦しめ、侮辱するのか、………

 いくら、スーパースターとはいえ、……… 後が怖いぞ、……… 」

 

イチロー

「ははははっ、……星野さん、……わかってないなぁ、………

 それが、ダメなんスよ、……… 」

 

星野仙一

「くっ、……… 」

 

松井秀喜

「へへへ、……… イチローさんにゃ、叶いませんよ、……… 」

 

原辰徳

「イ、イチローには、お、俺も、……は、腹立つ、……のり、……… 」

 

近藤勝重

「健さんは、明治時代は、相撲部に所属し、拳闘もやっていたから、

 あながち冗談でもないかもしれない、………

 生まれは、福岡の炭鉱町で、健さんは、自分の生まれ地域を、

 

 「盆踊りが終わると、人が死んだような場所だった、」と、

 テレビでも話していました、……… 

 

 健さんが、役者として、化粧のドーランを塗った自分の姿を、初めて鏡で見たとき、

 思わず涙が出た、というのは、有名な話ですが、

 物言い荒い、武骨な男たちに囲まれて育ったことも影響しているでしょう、 」

 

カツ丼小僧

「僕は、柔らかで暖かな、女の子たちに囲まれて一生を終わりたい、……… 」

 

高野人母美

「いいわよ、……私、……… 」

 

カツ丼小僧

「えっ、………? 」

 

中島貞夫

「健さんも、最初から大スターだった訳ではありませんから、………

 初めは思うに任せない人間も多かった、………

 

 '56年に、「電光空手打ち」で、主演デビューしていますが、

 あのころの映画は、2本立て、3本立てでしたから、

 この作品も、看板作品の添え物に過ぎなかった、

 

 「日本侠客伝」や、「網走番外地」シリーズで主演する、

 '60年代半ばまでは、そうした状況が続きました、 」

 

カツ丼小僧

「僕は、50になっても、まだ、世間に日の目を浴びていない、………

 そろそろ、僕も、健さんのように、……… 」

 

吉永小百合

「カツ丼さん、頑張ってくださいね、……… 」

 

小倉智昭

「でも、こういうのって、「運」も、多分にあると思うよ、………

 俺も、巨泉さんと知り合って、……… 」

 

カツ丼小僧

「巨泉さん、僕の事も、よろしくお願いします、……… 」

 

大橋巨泉

「ドーーーーーーーーーン ・・・・・ ! ! 」

 

近藤勝重

「健さんは、

 「デビュー当初は、監督に相当厳しくやられた事もある、」

 と、語っていましたよ、………

 

 ある監督に、「お前は、マルクスも読んでないのか、」と、嫌味を言われ、

 「読んでいない」と答えると、「バカ、いい役者になれないぞ、」とも、……… 」

 

武田鉄矢

「僕も、役者を苛める監督の話は、健さんから聞きました、

 役者の道を歩み始めたばかりの僕のために、

 あえて話してくれたんだと思います、……… 」

 

カツ丼小僧

「はい、それでは、今日は、これで、お終いです、……… 

 それでは、皆さん、……… 」

 

吉野公佳

「はいっ、最後の一言ですねっ、………

 どなたか、よろしく、お願いしまぁぁ~~~~す、」

 

 

ビートたけし

「今日は、高倉健さんの、主な主演作品のタイトルを紹介します、………

 ごく、ほんの一部だけど、有名な作品を、……… 」

 

岩下志麻

「まずは、「任侠の時代」から、………

 

 1956年「電光空手打ち」、………これは、デビュー作、………

 

 それから、1964年「日本侠客伝」、1965年「網走番外地」「昭和残侠伝」、

 

 あとは、1967年「あゝ同期の桜」、………戦争の、海軍特攻隊の話です、……… 」

 

松坂慶子

「あとは、1968年「緋牡丹博徒」、1973年「山口組三代目」「ゴルゴ13」、

 

 1975年「新幹線大爆破」、………

 

 それと、1976年は、健さんが、東映から独立した年ね、………

 

 1976年「君よ憤怒の河を渉れ」、そして、1977年は「八甲田山」と、………

 

 うふふっ♡、ついに出ました、……「幸福の黄色いハンカチ」、……… 」

 

薬師丸ひろ子

「では、ここからは、「人情の時代」編です、………

 

 1978年、……うふふっ♡、私も出ました、「野生の証明」、それと、「冬の華」、

 

 1980年「遥かなる山の叫び声」、1981年「駅 STATION」、

 

 1982年「海峡」、……… それから、……… 」

 

荻野目慶子

「あっ、……そこから先は、私に言わせて、………

 

 1983年、私も出てる、「南極物語」、………

 

 それと、もう一つ、1983年「居酒屋兆治」、1985年「夜叉」、

 

 1989年「ブラック・レイン」、……それから、「あ・うん」、………

 

 健さんは、この「あ・うん」の撮影中、最愛の母が死去、………

 だが、映画に集中し、死に目にもあわず、葬儀にも参列しなかったそうです、

 

 そして、1999年「鉄道員(ぽっぽや)」、2006年「単騎、千里を走る。……… 」、

 

名取裕子

「そして、健さんの遺作となった、最後の作品、………

 

 2012年「あなたへ」、です、………

 

 健さんの口癖は「人生の宝物は、良い人と出会うこと、」………

 そして、この映画、「あなたへ」のテーマも出会い、………

 

 亡妻(田中裕子)の遺骨を、故郷の海に散骨するため、

 富山から、長崎県平戸まで旅し、さまざまな人と出会う、………

 遺作たり得る名作です、……… 」

 

カツ丼小僧

「わははははは、……… 雑誌の棒読み、ありがとうございました、……… 

 それでは次回、「幸福の黄色いハンカチ」を語ろう、………

 いよいよ、最終回です、……… お楽しみに~~~、」

 

渡辺麻友

「情報提供は、「週刊現代」、講談社でした~~~、 

 

 てへへっ♡、……… 私も、健さんと共演したかったなぁ~~~、」