カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 205

カツ丼小僧

「それでは、今日も、今週の「今週の遺言」を始めます、………

 週刊現代(12月20日号)の、88ページをお開きください、

 

 見出しには、

 「野田首相との国会での約束を反古にした、ウソツキ安倍に、

  鉄槌を下す選挙なのだ、」………と、ありますね、………

 

  それでは、巨泉さん、お願いします、……… 」

 

大橋巨泉

「うん、………でも、その前に、ちょっと、がんの話から、………

 

 自分と3回目のがんの戦いは、すでに始まっている、………

 縦隔(じゅうかく)といって、医学書には、度々出てくるが、

 普通の辞書には出ていない言葉なんだが、

 

 そこにあるリンパ節に、中咽頭から転移したと思われるマークがあり、

 それに、放射線を当てている、………

 30回照射の予定で、すでに4回受けた、………

 

 去年の時のように、マスクやマウスピースはつけず、

 ただ胸部に目印がつけられている、

 

 風呂に入っても良いが、石鹸をつけて、ごしごしこすらないようにと、

 注意されている、

 やはり、正確に患部に当てるという事なのだろう、……… 」

 

カツ丼小僧

「僕、最近では、忙しくて、あまり風呂にも入らないんですけど、、

 たまに入って、垢を落とそうとすると、ガリガリ掻くのが当たり前みたいに

 なっていますので、もう、今は、体中、血が出て来て、体中、

 ひっかき傷や、カサブタだらけになっています、………

 

 もう、体中、ボロボロで、特に足は、異様な感じになっていますので、

 最近では、ちょっともう、人前で服が脱げないような状態です、………

 だから、唯ちゃんにも、僕の裸は見せられません、ごめんね、……… 」

 

浅香唯

「うふふっ♡、…… 私、別に、カツ丼さんの裸なんか、見たくないわ、……… 」

 

一同

「わははははは、……… 」

 

浅香唯

「でも、カツ丼さん、以前言っていたけど、

 カサブタをはがす事に、異常な喜びを感じるんでしょう、? 」

 

カツ丼小僧

「うん、…… そうね、…… 僕の、至福のひととき、……… 」

 

浅香唯

「だったら、いいじゃない、……ねっ♡、」

 

一同

「わははははは、……… 」

 

大橋巨泉

「今回の治療で、また一つ、勉強をした、………

 最新の療法などといわれる陽子線や、重粒子線についてである、………

 

 大変、高価な療法だが、癌の種類や性質によるらしい、

 かなり悪質な腫瘍でも、それが1ヵ所ならば、そこにピンポイントに当てる、

 という意味で、これらは有効なのだそうだ、………

 

 俺みたいに、2個発見され、更に、その廻りにも、存在しているのかも

 解らない場合は、余り意味がないと聞いた、………

 むしろ、ある程度、広範囲に当てた方が、効果があるという、

 

 こうなったら、腰を据えて、癌と戦ってみる、………

 どこまでが、限界なのかは、神のみぞ知る、

 いつ死んでも良い覚悟は出来ているつもりだ、

 

 それまでは、日本の普通の人々のためには、筆は折らないつもりだ、……… 」

 

 

カツ丼小僧

「巨泉さん、是非、病気を克服して、またテレビで元気な姿を見せてください、

 2度目のがんを克服した後の、吉田照美さんとのラジオでのやりとりの中でも、

 吉田照美さんが、巨泉さんを見て、「まだ、十分、目ぢからがあるから、

 大丈夫だ、」と言っているのを聞いて、安心していました、………

 しゃべりにも、なにも淀みがなかったんで、これは、もう完全復活だと、

 思っていたんです、………

 

 それでは、すいません、………

 大変でしょうが、そろそろ政治の話をお願いします、……… 」

 

大橋巨泉

「うん、……それじゃぁ、始めるよ、………

 

 また、自民党が、激しい動きを見せている、………

 去る20日、今回の総選挙の報道について、各民放テレビ(5社)局に、

 「公平中立」な報道を求める”お願い”を、文章にして配った、………

 (NHKに関しては、NHKが言わない限り不明、)

 

 ちょっと、待ってくれ、と俺は、つぶやいた、………

 ”お願い” なんて言ってるが、これは、一種の圧力である、

 

 何故なら、民放各局は、総務省から免許を受け、

 それを5年に1度更新して営業している、

 そして総務省は、その時の政権党、………つまり、自民党の勢力下にあるからだ、

 

 しかも、単なる ”お願い” でない証拠に、

 具体的な番組作りにまで、言及しているのである、

 

 いわく、………

 

 1 出演者の発言回数と時間、

 

 2 ゲストの選定、

 

 3 テーマについて、特定政党への集中がないように、

 

 4 街頭インタビューや、特定映像の使い方、

 

   ………の4点である、………

 

 1と3は、自分も、現役時代、散々やったが、全く、司会者の権限である、

 NHKの、この手の番組が、いまいち、つまらないのは、

 いわゆる、公平中立を守り過ぎるからだ、………

 

 司会者に偏向がなければ、番組内での面白いところ、

 矛盾するところを、出演者が見つけ、そこを中心に発言するのは当然だと思う、

 

 そして、2と4は、プロデユーサー、ディレクターの、能力の問題である、

 これらは、あくまで、報道や表現に関わる問題で、

 これが失われたら、民主主義は、成り立たない、………  」

 

 

カツ丼小僧

「そうですね、………これは、確かに圧力のようなものですね、……… 

 僕も、ちょっと、おかしいと思います、」

 

大橋巨泉

「更に、この文章には、具体名こそ書いてないが、

 1993年(平成5年)の、テレビ朝日事件を指していると思われる所がある、

 

 選挙後の会合で、当時のテレ朝の報道局長が、

 「政権交代が、実現するような報道云々、」と語った事が、問題化した、………

 

 この発言自体は、問題があると思うが、その後の有識者の検証では、

 「不公正な報道はなかった」とされ、郵政省も ”放送違反はない” と認めた、

 

 しかし、局長は、国会で証人喚問され、テレ朝の「更新」にも、

 条件がついた事件だった、……… 」

 

渡辺麻友

「まゆゆ、ちょっと、難しくてちょっと、……… 」

 

カツ丼小僧

「まゆゆ、………巨泉さんは、わかりやすく説明してるんだよ、………

 でも、まゆゆには、歌と踊りとがある、………頑張って、……… 」

 

渡辺麻友

「私、カツ丼さんの前で、ハダカで踊りたい、……… 」

 

高橋みなみ

「えっ、………? 」

 

大橋巨泉

「ちょっと、気が散るなぁ、………

 全然、関係のない、いや、むしろ正反対とも言える話題を、

 交互に出しているんだからね、……… 信じられないよ、……この座談会、」

 

カツ丼小僧

「すいません、………こうして変化つけていかないと、

 メリハリが付きませんで、………巨泉さんの、「11PM」を、お手本にしました、」


大橋巨泉

「……………。」

 

中村玉緒

「おほほほほほ、おほ、おほ、……… 」

 

大橋寿々子

「おほほほほほほほ、おほ、おほ、おほ、…………… 」

 

中村玉緒

「寿々子さん、私と、張り合わないでくださいな、おほ、おほ、」

 

大橋寿々子

「玉緒さんこそ、私と、張り合わないでくださいな、おほ、おほ、おほ、また、おほ、」

 

大橋巨泉

「………では、何故、こんな "腕力まる出し” の、お願いを自民党は、やったのか、?

 俺は、こう読んでいる、………

 

 「一強多弱」といわれる状勢を背景に、”今のうち解散” をしたものの、

 国民の眼は、意外に冷たい、………

 マスコミも、「大義なき解散」が主流だ、………

 

 安倍首相も、さすがに「やり過ぎ」だったと感じているのかもしれない、 」

 

カツ丼小僧

「はい、巨泉さん、ありがとうございました、………

 今日の座談会は、ここまでです、………それでは、……… 」

 

大橋巨泉

「もう終わり、………? 事務的だなぁ、………

 何が何だか、よくわからないよ、この座談会、……… 」

 

カツ丼小僧

「すいません、………

 でも、巨泉さんの知識が、この座談会の屋台骨になっているんです、」

 

大橋巨泉

「うん、……… でも、もう少し、ゆとりは、………」

 

カツ丼小僧

「はい、それでは、皆さん、恒例の最後の一言で、この座談会の締めとします、

 どなたか、……… 」

 

 

太田光

「皆さん、……選挙の投票が間近に迫っています、………

 安倍ではダメです、……… 必ず野党に入れましょう、……… 」

 

田中裕二

「でも、今度の選挙は、きつい、……… 」

 

松本人志

「ハッキリ言って、巨泉さんの言う通り、安倍は国民をナメきっとりますわ、」

 

浜田雅巧

「なんやっ、最初から、負けを意識しとりゃ、勝てるものも、勝てへんでっ、」

 

野村克也

「ワシに、この選挙、任せたらどうなんや、………

 ワシの名前は、「野」党が、「克也(かつなり)」や、……… わははははは、」

 

星野仙一

「俺の名前は、「スター」「野」党「千一夜」だ、………

 そう、……俺は、プロ野球ナイターのスターやったんや、………

 男。スター星野仙一やっ、……… もちろん、野党に入れるでっ、……… 」

 若い奴には、意味不明だろうが、……… 」

 

イチロー

「かぁ~~~~~~っ、つっまんねぇ~~~~っ、星野さんっ、…… 

 最っ低の、ダジャレ、……… 」

 

王貞治

「OH!」