カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 204

カツ丼小僧

「今回が、「11PMを語ろう」、最終回となります、………

 それでは、松岡さん、お願いします、」

 

松岡きっこ

「はい、こちらこそ、………

 イレブンは、少数精鋭という言葉が、ピッタリだったと思う、………

 各曜日のディレクターは、実質、プロデューサー、作家と、一人何役もこなしていた、」

 

望月和雄

「当時、1本、たったの250万円の予算で作っていたからね、………

 ディレクター一人につき、AD一人、……… 

 だからADも有能じゃないと務まらなかった、……… 」

 

カルーセル麻紀

「本当の意味での、アシスタントディレクターよね、……… 」

 

松岡きっこ

「私も海外ロケも多かったんだけど、パリに行ったときなんか、

 都築さんと二人だけ、……… マネージャーの費用も出ない、……… 」

 

都築響一

「都築って、僕のことじゃないよ、」

 

みうらじゅん

「わかってます、……… 」

 

松岡きっこ

「それだから、パリの市街を撮影する時なんか、私がレフ板を持っていたんだから、」

 

カルーセル麻紀

「酷い事をさせるわね、それ、……… 」

 

黒咲蘭

「その程度の事が何よ、………ねぇ、雅子、……… 」

 

皇太子妃・雅子様

「ぶひっ、…… ぶひっ、……… ふごごごごっ、」

 

松岡きっこ

「その上、都築さんが、ジェラルミンのケースに、機材や荷物を、山ほど入れていたから、

 パリの税関で、「男と女の二人で、こんなに荷物を持っているのは、怪しい、」って、

 なかなか通してもらえなくてさ、……… 

 実は、日本赤軍と間違われていたの、……… 」

 

カルーセル麻紀

「でもさ、…… そういう事も含めて、いい経験させてもらったわよね、………

 イレブンのおかげで、全国区になる事ができた、………

 番組が終わってからも、「あの頃は、お世話になりました」って、

 男の人に言われたりするしね、……… 」

 

カツ丼小僧

「全国区ですか、……… いいなぁ、………

 僕、全国区っていう言葉に本当に弱いんですよ、………

 どこか、僕や僕のイラストを、全国区にしてくれるテレビ番組、ないかなぁ、」

 

松岡きっこ

「本番前の15分間、私は、狭い楽屋の中で、いつもゲストと二人きり、………

 そのとき、いろんな話をしたの、………

 芸術家や政治家、はたまた右翼の人とか、

 そういう人たちとの出会いが宝物になっているわね、」

 

カツ丼小僧

「僕も、ツイッターで、世界中の人たちと、友達になる、というか、

 関係を、広めようと思ったのですが、なんか、最近、ツイッターの様子が、

 おかしいんです、……… ハッカーという人達の嫌がらせに、あっています、

 もしかしたら、近い内に、ツイッターを退会する事になるかもしれません、」

 

浅香唯

「え~~~~~っ、本当ですか、………? 」

 

カツ丼小僧

「うん、……… なんか、もう、嫌になっちゃった、………

 それに、このままいったら、時間がいくらあっても足りない、………

 イラストを描く時間が、まったくないんです、………

 

 イラストの方も、急いで、何も考えないで描いているから、

 粗雑な作品ばかりが仕上がる、という悪循環で、これではどうしようもない、………

 

 もう少し様子を見て、ブログも、ノベルも、一旦、休止して、

 イラストの方に専念しようかと、……… 」

 

一同

「…………… 」

 

望月和雄

「ははは、……… それは、爆弾発言ですね、……… 」

 

カツ丼小僧

「ええ、まだ、わかりませんがね、……… もう少し、考えてから、………

 まぁ、僕は、これから世界を制覇するのが夢なんで、

 いくらかは、急がねばならないんですが、

 体力や、睡眠時間との兼ね合いが、問題なんですよ、

 とに角、寝ないと、まったく頭が働かないんです、………

 

 さぁ、それでは、今日は、ここまでです、………

 それでは、今日も、恒例の、最後の一言、と言いたい所なんですが、

 今日は、それは、やめにして、

 

 大橋巨泉さんに、当時の「11PM」の思い出を語って貰います、………

 それでは、大橋巨泉さん、お願いします、……… 」

 

 

大橋巨泉

「うん、………

 「11PM」は、自分が世に出る、キッカケとなった番組で、

 思い出は、沢山ある、………

 

 金曜は安定した人気があり、朝丘雪路さんとのコンビも息が合った、………

 「時代」が、番組を後押ししたと思う、………

 

 あの当時は、まだ、遊び、レジャー、ギャンブル、などを、

 テレビで取り上げるのは、如何なものか、という時代だった、………

 

 とに角、「働け、働け、」という高度成長期である、………

 俺は、「働く事も良い事だが、遊ぶことも良い事、」というスタンスで、

 番組を作った、……… 

 

 若い人には、想像もつかないだろうが、

 テレビで「おっぱい」と言うのも、はばかられていたのだ、………

 

 俺が、朝丘雪路さんのバストを、「ボイン」と言ったのも、

 苦し紛れだったが、それが流行語になったのも、懐かしい、

 

 月曜は、もっと幅広く、「政治から、ストリップまで」をモットーに、

 様々なテーマを”平易に”語っていった、………

 

 半世紀近く前に、中国、韓国、沖縄、の問題も、取り上げた、………

 今や、日本の軸は、右側にぶれ、従軍慰安婦は”居なかった”などという論調まであるが、

 番組では、元慰安婦の方への、インタビュー(顔出し)も含めて、

 事実をつきつけて、追求した、

 

 原則として、何でも出来た、………

 プロデューサーの、(故)後藤達彦は、まさに戦友で、

 問題が起こるたびに、警視庁へ呼び出されていた、

 

 要注意ゲストは二人、紀伊国屋社長だった、田辺茂一さんと、

 五代目柳家小さんの夫人、小林生代子さんであった、………

 

 ある時、筋肉ムキムキのグループが出て来て、

 パンツ一枚で、ムキムキぶりを見せた、………

 俺は、男側の担当で、女側は、きっこに任せたんだ、

 

 生代子は、「別にやってくれる訳じゃないんだろ、? 」と言い、

 きっこは、「何をですか、? 」と訊いてしまった、

 

 俺は、「しまった!」と思ったが、遅かった、………

 夫人はケロッとして、「お○○こ」に決まってるだろ、」、………

 

 翌朝、プロデユーサーは、警視庁行きであった、……… 」

 

 

一同

「わははははははははは、……… 」

 

カツ丼小僧

「はい、巨泉さん、「11PM」の思い出話、どうもありがとうございました、

 当時の情景なども、なんとなく目に浮かんで来ました、……… 

 

 それでは、今回は、これにて終了です、………

 皆さん、また次回、お会いしましょう、……… ごきげんよう、ハイチャッチャ、」

 

指原莉乃

「情報提供は、「週刊現代」、講談社でした~~~、 」