カツ丼小僧
「皆さん、こんにちは、………
今日は、「週刊現代」の「熱討スタジアム」、
今週(12月13日号)の週刊現代の、156ページをお開きください、」
大橋巨泉
「わははははは、………俺にとっての、思い出の番組だ、……… 」
江本孟紀
「俺も、……… 」
多岐川裕美
「私も、カバーガールで、……… 」
かたせ梨乃
「私もよっ♡、……… 」
カツ丼小僧
「ええ、そうです、………
今回は、深夜番組の最高傑作、大人気番組であった、
「11PM(イレブン・ピー・エム)」について、
思う存分に、語って頂きます、……… 」
高橋みなみ
「え~~、? 「11PM」なんて、そんなテレビ番組、知らないよ~~~、」
指原莉乃
「「セブンイレブン」と「am・pm」が、合併したの、? 」
カツ丼小僧
「ははははは、……… そうですね、若い人には、ちょっと、………
すいません、話に加われないかもしれません、………
え~~、記事には、
「♪シャバダバ ダバダバ~
オープニングテーマに心が躍った、お色気と硬派ニュースの玉手箱、
深夜の最高傑作、「11PM」を語ろう、」とありまして、
昭和40年、その番組は、突如として、お茶の間に流れた、………
テレビで裸が見られる!
風俗紹介、石油危機、UFO、なんでもありの深夜番組に、
男達は夢中になった、………
「11PM」は、1965年(昭和40年)から約25年にわたって放送された深夜番組、
毎回生放送で、月水金は日本テレビが、火木は読売テレビが製作、
東京は、大橋巨泉、愛川欽也、大阪は作家の藤本義一が主に、司会を担当、
お色気から社会問題まで、幅広く取り上げ、多くの男性視聴者から支持を受けた、
………という事なんですが、………
実は、今回、「11PM」を語るにあたり、どうしても欠かせない、ご三方に、
この座談会にお越し頂きました、………
歌手・女優の、カルーセル麻紀さん、女優・リポーターの、松岡きっこさん、
そして当時、「11PM」のディレクターを務めた、望月和雄さんです、………
皆さん、どうぞ拍手を持って、お迎えください、」
パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、
パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、
パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、
カルーセル麻紀
「巨泉さん、ご無沙汰してました~~~、
病気の方、なんとか、克服してくださいね、……… 」
松岡きっこ
「かたせ梨乃ちゃんも、多岐川裕美さんも、江本孟紀さんもねっ、………
小野ヤスシさんは、お亡くなりになったけど、………
でも、今日は、楽しい座談会になりそうねっ、……… 」
望月和雄
「「11PM」の、花のディレクターだった、望月和雄です、
よろしくどうぞ~~~、」
カツ丼小僧
「まずは、ここで、皆さんの簡易プロフィールを紹介します、………
かるーせる・まき/'42年北海道生まれ、
日劇に出演し、歌手デビュー、
'73年に、性転換手術を受ける、
女優、歌手として活躍、………
現在「バラいろダンディ」(TOKYO MX)に、レギュラー出演中
まつおか・きっこ/'47年東京都生まれ、
子役として、芸能界デビュー、
「11PM」の、カバーガールを経て、アシスタントとしても、人気を博す、
現在も、女優、リポーターと、マルチに活躍、
もちづき・かずお/'40年東京都生まれ、
'66年日本テレビ入社
ディレクターとして、「11PM」「ゲバゲバ90分!」、
プロデユーサーとして、「追跡」「ぶらり途中下車の旅」を手掛けた、
………という事です、………
カルーセル麻紀さんは、深作欣二監督、松坂慶子・真田広之主演の映画、
「道頓堀川」に出演していたので、僕も、どういう方なのかは、よく知っています、」
カルーセル麻紀
「あら、私の人格を、役柄通りに、とらないでよ、……… 」
一同
「わははははは、……… 」
松坂慶子
「うふふふっ♡、……… 」
カツ丼小僧
「では、まず、望月さんから、お願いします、……… 」
望月和雄
「うん、………
この番組が始まったのは、1965年、………
僕の元上司で、今年の9月に亡くなった、元プロデユーサーの井原高志さんが、
「深夜に、ニュースショーをやりたい、」と宣言した事が、きっかけでした、………
今なら、午後11時は、深夜ではないんだけど、当時は完全に深夜だった、」
カツ丼小僧
「そうですね、……僕が、小学5年生の、1974年だって、まだコンビニもなく、
夜に、どこでも、店なんてやっていませんでしたからね、………
まぁ。街灯ぐらいは、あったんでしょうけどね、
シンと静まり返っていて、まっくらで、その時間帯では、起きている人は、
殆ど、いなかったでしょうね、………
だから、「お化け」なんていうのも、半端じゃなしに本当に怖くて、
本気で信じられてたんでしょうね、……… 夜の一人歩きは、ご法度でした、……… 」
松岡きっこ
「それで、初代のプロデューサーが、後藤達彦さんだったのよね、……… 」
望月和雄
「報道局にいた後藤さんを、井原さんが引っ張ってきたんだ、………
そして、司会者に据えたのが当時、
「週刊読売」の編集長だった、山崎英祐(えいすけ)さん、」
カルーセル麻紀
「じゃぁ、「月水金が、日本テレビ製作で、火木が、読売テレビ製作」って
いうのも、その時に決まっていたの、? 」
望月和雄
「その頃、僕はまだ、正式に入社していないから、うろ覚えなんだけど、
準キー局の読売に、気を使ったのかなぁ、と思う、」
松岡きっこ
「イレブンと言えば、「♪シャバダバ ダバダバ~ 」っていう、
番組のテーマ曲が、あまりに有名だけど、
あれって、ミホケイ(三保敬太郎)さんの作品よね、」
望月和雄
「そう、井原さんが発注して、あのスキャットを作ってきた、………
あの音楽が流れて、カバーガールの女の子たちが登場する、………
「11PM」を象徴する、オープニングだった、……… 」
カツ丼小僧
「僕も、たまに、You tube で映像を見ますけどね、………
凄くセンスのある、いい音楽だと思います、………
巨泉さんの番組というのは、どういう訳か、オープニングや、
エンディングの音楽が素晴らしいですね、………
「クイズダービー」といい、「世界まるごとHOWマッチ」といい、……… 」
大橋巨泉
「わははははは、……… そうだろう、そうだろう、……… 」
近藤真彦
「でも、「世界まるごとHOWマッチ」って、………
俺って、金に換算すると、いくらになるのかなぁ、……… 」
高島礼子
「まぁっ、……… 」
中森明菜
「マッチ、まるごと、私の財産で、……… うふふ♡っ、」
松岡きっこ
「私も最初は、カバーガールだったから、
オープニングの5秒間で、どうすれば、視聴者をくぎ付けにできるか、
いつも、考えていた、………
でも、番組が始まった当初は、少し毛色が違ったのよね、……… 」
望月和雄
「ニュースショーだから、基本はまず、時事ネタ、それと、短いコーナー、
たとえば、徳川夢声(とくがわ・むせい)さんの、「朗読の時間」とか、………
夢声さんの例の口調で、「007」なんかを読むわけ、………
不思議なコーナーだった、……… 」
カツ丼小僧
「徳川、……… 夢精、………? 」
角松敏生
「夢声、……… 昔、そんな人がいたんだ、………
皆さんも、一度、You tube で調べてください、」
カルーセル麻紀
「ふ~~ん、そうか、初期は、そんなことも、やっていたんだ、……… 」
カツ丼小僧
「僕も、オナニー初期の頃は、試行錯誤の連続で、シゴキ方のコツが、
うまくつかめなくて、変な事ばかり、やってた、……… 」
大西結花
「えっ、? どんな、………? 」
カツ丼小僧
「先っちょの皮の部分を、指でつまんで、引っ張ってみたりとか、……… 」
南野陽子
「それって、包茎じゃない、……… 」
カツ丼小僧
「包茎にも、実に、いろんなタイプの包茎がありまして、………
真性包茎、仮性包茎、カントン包茎、……… 」
角松敏生
「そんな事、誰だって知ってるよ、……… 」
ビートたけし
「♪ヒッパレ~~~、ヒッパレ~~~、チ~~ンポを、ヒッパレ~~~、 」
大橋巨泉
「わははははは、……… うわはははははは、……… 」
米倉涼子
「話を進めて、……… 」
望月和雄
「でも、視聴率が取れなくて、翌'66年から、
小島正雄さんを、新しい司会者に据えることになった、」
カルーセル麻紀
「私が、初めて出たのは、小島さんの時代、………
大勢のオカマが集まって、大騒ぎする企画だった、………
でもADの一人が、「あのオカマたち」みたいな、侮辱する言い方したの、………
それで、頭来て、当時の赤尾健一ディレクターとケンカして帰ったわけ、
二度と声がかからないと思っていたら、なんと、大阪イレブンから声がかかったの、」
マツコ・デラックス
「なにさ、……オカマっていうだけで、差別するの、やめてよね、……… 」
カツ丼小僧
「まぁ、今では、なんてこともありませんが、当時は、………
それに、マツコさんの場合は、それ以外にも、……… 」
マツコ・デラックス
「ふん、……… あんた、今度、苛めてあげるわ、……… 」
松岡きっこ
「麻紀ちゃんは、東京と大阪、どっちも出ていたもんね、………
でも、程なくして、小島さんが亡くなった、 」
望月和雄
「それで、小島時代には、金曜日の司会だった、大橋巨泉さんを
月曜と金曜にして、水曜が、三木鮎郎さん、
その後は、愛川欽也さん、という布陣になったんだよ、……… 」
カルーセル麻紀
「大阪イレブンの司会は、ずっと藤本義一さん、………
つまり藤本先生は、番組開始から最後までの、25年間、
出続けた、唯一の人物になるわね、……… 」
松岡きっこ
「25年って、凄いよね、………
まぁ、正直、私も、15年出続けるとは、思っていなかったけど、……… 」
皇太子妃・雅子様
「ぶふふふふっ、ぶひっ、ぶひっ、……… 」
黒咲蘭
「おいっ、雅子っ、いきなり、豚みたいな、笑い方をするなよっ、
それに、こんなところで、笑う理由なんか、ないだろう、………
今度、くすぐり責めで、死ぬほど、笑わせてやっからな、覚悟しとけっ、」
皇太子妃・雅子様
「ぶひっ、ぶひっ、ぶひっ、……… ふごごごごごっ、………
ふご~~~~~っ、 ふご~~~~~っ、 ごごっ、ごごっ、 」
皇太子・浩宮様
「ま、雅子、……… 」
黒咲蘭
「皇太子様、………心配なさらないでください、………
この鳴き声は、「嬉しい」という、意思表示です、……… 」
カツ丼小僧
「はい、今日は、これで、お終いです、皆さん、お疲れ様でした、………
それでは、皆さん、今日も、最後の一言をお願いします、」
太田光
「巨泉さんっ、早く、安倍を叩いてやってくださいよっ、」
田中裕二
「太田、……巨泉さんは、今、闘病中なんだ、無茶な事を言うなよ、………
でも、巨泉さんも、今度は、本気の本気らしい、………
これから、つきっきりで、動向を見守って行こう、」
松本人志
「巨泉さんには、この前、11年ぶりに、俺たちの番組、
「ダウンタウンDX」に、出演してもらったんですわ、………
爆笑問題の奴らもそうなんだけど、
巨泉さんって、もしかしたら、俺たちの世代と、相性がいいんじゃないかな、」
浜田雅功
「おうおうっ、どこぞのガキが、芸能界の重鎮に、あまり生意気な口を叩くなよっ、
こらっ、向こうは、お前なぞ、相手にしておらんぞっ、」
野村克也
「ワシかて、おまえらなぞ、相手にしとらんぞ~~~~、」
一同
「わははははは、……… 」
カツ丼小僧
「あっ、ダウンタウンの、松本人志さん、浜田雅功さん、………
よく来て頂きました、これで、ますます座談会も、盛り上がります、
よろしくお願いしまぁ~~~~す、 」
AKB48
「1、2、3、……… 」
アントニオ猪木
「ダアァァァァァ~~~~~~~~~~~ッ、」