カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 187

カツ丼小僧

「それでは、今回が最終回となります、「週刊現代」、熱討スタジアム、………

 「男はつらいよ、マドンナを語ろう」です、……… では、川本さん、お願いします、」

 

川本三郎

「ところで、第5話、長山さんの「望郷篇」でもそうでしたが、

 寅さんは、マドンナに叶わぬ恋をした挙句、

 振られると、必ず旅に出てしまうでしょう、……… 」

 

前田吟

「行き先は、夏は北海道、冬は九州が多かったかな、……… 」

 

川本三郎

「第1作などは、相手がご近所のお寺のお嬢さんですから、

 失恋が恥ずかしくて、旅に出るしかないのも分かる、………

 しかし、毎度、旅に出る理由は、定かではない、……… 」

 

長山藍子

「それは、寅さんが自由な人だっただけでなく、

 勇気のある人だったからじゃないでしょうか、……… 

 そうでなければ、恋に破れた後、孤独な旅立ちをすることはできませんよね、」

 

カツ丼小僧

「僕は、大失恋した場合、とにかく、一人、部屋の中に閉じこもり、

 布団ひっ被って、一日中寝る事にします、………

 

 まぁ、この歳になると、………というか、僕は、いつも、一人でいるので、

 女の子と付き合う機会も何もありませんが、若い時は、そうでした、………

 

 「寝る」、………とにかく、「寝る」、………これが、僕の元気回復法です、」

 

大西結花

「なんか、単純ね、……… つまんない、……… 」

 

カツ丼小僧

「あとは、「喰う」、だとか、「冷たい飲み物を、ガブ飲みする」とか、………

 「綺麗な景色を眺める」、だとか、……… 」

 

大西結花

「あっ、…… そこは、寅さんの「旅」と、共通するものがあるわね、……… 」

 

前田吟

「寅さんは、相手を好きなときには、一生懸命だけれど、

 マドンナに惚れられた途端、一歩引いてしまう、………

 惚れられるのは、ダメなんだ、……… 」

 

カツ丼小僧

「そうなんですか、? ………美人でも、………? 

 まぁ、確かにね、……… 

 追えば、逃げられ、逃げれば、追われるが、男女の仲、ですかね、……… 

 

 逃げてさえいれば、大量に女は寄って来ますよ、……… 

 とにかく、逃げるのが、モテるコツです、………

 絶対に、自分の方から、追いかけてはダメです、………」

 

大橋巨泉

「わははははは、……… 

 お前、さっき、女と付き合う機会がないと、言ったじゃないか、……… 」

 

カツ丼小僧

「いえ、僕の場合、全て空想ですよ、………

 空想の中ですから、全て、自分の思い通りです、………

 ですから、間違いも、一切ありません、………

 

 実際には、もう、女と付き合うなんて、面倒なだけですよ、………

 体力もないし、特に最近では、忙し過ぎて、時間もまったくありません、」

 

長山藍子

「そして、寅さんは、結婚も、やっぱり、出来ないんですよ、

 何ものにも縛られないからこそ、寅さんなんです、」

 

近藤真彦

「でも、やっぱり、「男はつらいよ」のタイトル名通りになっているね、

 恋に破れ、結婚も出来ず、……… ちょっと痛々しい、ペーソス人生、……… 」

 

カツ丼小僧

「マッチ、…… 凄い、…… その通り、………

 物語の内容と、「タイトル名」は、絶対にズレる事は、ありません、

 もう、そのタイトル名にしか、ならないんです、………

 人の名前も然り、………  」

 

近藤真彦

「おいおい、カツ丼さん、もう、「マッチ」は、やめてくれよ、………

 俺、カツ丼さんと同じ、昭和39年生まれで、もう、50なんだぜ、……… 」

 

カツ丼小僧

「では、近藤さん、……… これで、いいですか、? 」

 

近藤真彦

「わははははは、……… それもちょっとなぁ、……… 」

 

田原俊彦

「あはははははっ、……… トシちゃんでぇ~~す、 」

 

野村義男

「……………。」

 

川本三郎

「寅さんは、唯一、第11作「寅次郎忘れな草」('73年)から、

 最終作「寅次郎紅の花」('95年)まで、4作に登場したリリー(浅丘ルリ子)なら、

 寅さんとも、うまくやったかもな、と私も思うんです、」

 

前田吟

「私たちレギュラー陣にとっても、リリーさんは「エース」という感じでしたね、

 旅回りの歌手で、寅さんと同じく、ひと所に留まらない、………

 良き理解者だったことは確かです、……… 」

 

川本三郎

「第48作「寅次郎紅の花」では、二人は同棲までしている、………

 でも、寅さんは、指一本、触れません、……… 」

 

カツ丼小僧

「ほんと、………? 」

 

三田村邦彦

「ま、…… そこは、デキ・ストーリーですから、……… 

 この映画の性質上、必然的な成り行きでしょうね、……… 」

 

カツ丼小僧

「僕なら、指を、突っ込んじゃうけどなぁ、……… 」

 

大橋巨泉

「わははははは、……… 」

 

大橋寿々子

「おほほほほほ、……… 」

 

前田吟

「二人は、結婚しても良かったのかもしれませんね、

 でも、すぐに別れただろうなぁ、……… 」

 

長山藍子

「寅さんは、自由人でしたが、無責任なのとは違って、

 自分に正直に生きていた人、………

 だからこそ、あそこまで、一途に女性に尽くせたんだと思います、」

 

カツ丼小僧

「アソコまで、………? 尽くせた、………? 」

 

角松敏生

「違うよ、……… 」

 

前田吟

「マドンナを演じた女優さんは、自分が主役を張る映画なら、

 もっと、存在感を主張する、力強い演技ができる人たちなんですよ、

 

 でも、地味に抑えた演技で、マドンナをやって、あれほど輝いている、………

 それは、マドンナに、寅さんの憧れや好意を一身に浴びることで浮かび上がる、

 独特の色香があるからじゃないかな、………? 」

 

川本三郎

「だから、寅さんのマドンナたちは、いつ見ても魅力的なんだと思います、」

 

カツ丼小僧

「はい、どうも、ありがとうございます、………

 今日は、ここまで、これで終了でございます、………

 

 如何でしたでしょうか、………? 皆さん、………

 この、4回に渡る座談会で、フーテンの寅さん、車寅次郎の魅力を、

 存分に理解していただけたでしょうか、?

 

 寅さんを演じる、渥美清さんは、生前、テレビのインタビューで、

 インタビュアーに「寅さんの血液型は、何型なんでしょうね、?」と、聞かれ、

 こう答えていました、

 

 「う~~ん、そうねぇ、……… 寅さんに、血液型なんてないよ、………

  エーだとか、ビーだとか、チーだとか、ねぇ、………

  まぁ、あえて言うなら、葛飾柴又型じゃないのかねぇ、…… 」

 

 随分昔の事で、記憶も定かでは、ありませんが、

 大体、こんな感じだったと思います、………

 こういった所にも、寅さんや渥美さんの人柄が、滲み出ているように思われます、

 

 それでは、今回も、恒例の、最後の一言を、どなたかお願いします、……… 」

 

 

山岸舞彩

「今日は、11月15日で、「七五三」ね、……… 

 皆さん、千歳飴は、もう、しゃぶり終えましたか、………? 」

 

加藤シルビア

「ううん、……… 私は、アメは、チュッパチャプスって、決まってんの、………

 それしか、しゃぶらないし、しゃぶりたくもないわ、……… 」

 

葉山エレーヌ

「うわぁ、………あなたが言うと、随分、卑猥に聞こえるわよ、………

 想像しちゃうじゃない、………

 お茶ノ水女子大卒の才媛が、聞いて呆れるわね、……… 」

 

高島彩

「確かに、バナナとか、ソーセージよりも、チュッパチャプスの方が、

 エロく聞こえるわよね、……… 舐め回してるって感じで、……… 」

 

皇太子妃・雅子様

「チュッパチャプスって、何ですか、? 私、知りません、……… 」

 

黒咲蘭

「ふふふ♡、……… 世間知らずの雅子様、………

 世間とは、どういうものなのか、私が教えてあげましょう、………

 今度、雅子様の肛門に、数本、突っ込んで差し上げますわ、……… 」

 

カツ丼小僧

「およよっ、………? 」