カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 177

カツ丼小僧

「それでは、今回は「週刊現代」(11月15日号)をネタに語り合いましょう、

 もちろん、今回も、大橋巨泉さんの「今週の遺言」です、………

 

 見出しには、

 カジノ法案推進の議員へ、………

 ギャンブルの負の面も、十分に議論してからにすべし、………と、書かれています、

 

 それでは、巨泉さん、お願いします、………  」

 

大橋巨泉

「うん、……それじゃぁ、始めます、………

 

 「政治とカネ」の問題で、安倍政権の「目玉」だった筈の女性二閣僚が辞任したが、

 火は、その後もくすぶり続けて、一向に収まる気配がない、………

 

 特に小渕優子前経産相の場合、ワインなどの贈答品が、

 選挙区内で渡された可能性が高い、

 そうなると、公職選挙法違反という、議員資格の問題になってしまう、………

 

 政権としては、一日も早く幕引きをしたいわけだが、そう簡単には収まらない、

 その上、後継者の宮沢氏にも、スキャンダラスな疑問が生じた、……… 」

 

カツ丼小僧

「僕が、ライフワークにしている、……… 」

 

大橋巨泉

「そう、………

 何がオカシイといって、問題になっている「SMクラブ」に、

 宮沢氏が、「私は行っていません、」と答えていることだ、………

 

 「SM」とか、「コスプレ」というものは、あくまで、趣味の問題で、

 宮沢氏が、行く行かないは、全く問題ではない、……… 」

 

黒咲蘭

「あ、………すいません、………ここでちょっと、宣伝です、………

 

 私、黒咲蘭、……池袋・SMクラブ、「エルドラド」の、店長&ミストレスです、

 皆さん、今度、我がSMクラブに、遊びに来てくださいね、………

 たっぷり、サービスして、可愛がって差し上げますわ、………

 

 詳しくは、ネットで、「黒咲蘭」のツイッターや、ツイログを見て下さい、

 おほほほほほ、………待ってまぁ~~~~す、」

 

大橋巨泉

「うん、………

 ………つまり問題なのは、そうしたクラブへの支払いが、

 政治資金の収支報告書に、交際費として計上されていた、という事実なのだ、………

 

 この人も、宮沢喜一元首相の甥で、父も政治家という、

 いわゆる世襲議員である、………

 小渕氏同様、昔ながらの、「スタッフに任せきり、」の、資金管理である、………

 

 政党交付金制度が出来てから、特に、政治資金の収支は慎重に行う、

 という基本的な姿勢がみられない、………

 つまり、本質的なところが解っていない政治家が多すぎる、ということである、 」

 

カツ丼小僧

「つまり、SM自体には、何の罪も責任もないということで、……… 」

 

黒咲蘭

「ある訳ないじゃない、……… 」

 

三田村邦彦

「わははははは、……… 今度、「エルドラド」、行きます、……… 」

 

大橋巨泉

「しかし、これは、安倍政権の性格でもあるのだ、

 

 先週も書いたが、安倍首相が「女性重視」とか、「女性が輝く時代」とか言う時、

 本質的な「女性への敬意」とか、「差別をなくす」とかいう観点がなく、

 ただの「点数稼ぎ」になっているからである、

 

 もっとも、こうした点を見抜けないで、安倍内閣の支持率を高めている、

 日本国民の民度の低さにも問題があるのだが、……… 」

 

太田光

「安倍は、どうしようもなく、悪い奴なんです、……… 」

 

田中裕二

「そうなんです、……… 」

 

大橋巨泉

「昨年末に、「カジノ解禁」法案が提出されて以来、

 日本各地で盛り上がっているように見える、「カジノ」問題も、同根だと思う、

 特に熱心なのは、大阪と沖縄のようだ、………

 

 大阪市は、橋本徹市長を先頭に、

 湾岸の夢洲(ゆめしま)へのカジノ誘致に前向きである、………

 

 ここは、もともと、2008年のオリンピック選手村用地として、開発を始めたものだ、

 それが、開催都市レースで、大阪は敗退し、

 それならば、この”人工島”に、カジノを、という事になったらしい、………  」

 

カツ丼小僧

「僕も、若い頃、………主に、20代後半から、30代後半の事なんですが、

 競馬、競輪、競艇などのギャンブルにはまり、スッテンテンになりました、

 

 もちろん、僕の金ではなく、親に定期的に貰っていた小遣いの中からですので、

 借金は一切ありません、……僕、借金が大嫌いなもんで、………

 アサカプリンセスよ、………何故、もう少し、頑張ってくれなかったんだ、……… 」

 

浅香唯

「アサカプリンセス、………? 」

 

カツ丼小僧

「当時、僕が、入れ込んで賭けていた、馬の名前です、

 唯ちゃんのファンだったもんで、……… 

 恋は盲目で、賭けまくり、一気に破綻の道へと転落しました、ホーホケキョ、」

 

大橋巨泉

「これは、特に、橋本徹市長の責任ではないが、

 彼以前の大阪が、バブル経済が崩壊しているにもかかわらず、

 無理な投資や開発を続け、現在は、市と府を合わせると、

 10兆円を超える負債を、抱えている、……… 

 これを、一気に解決しようというのが、カジノ誘致なのである、

 

 当然、橋本氏が共同代表をつとめる維新の党が、カジノ法案を推進するが、

 国会には、「超党派議員連盟」も出来ていて、

 先日も、早期成立を目指す会合を、開いたという、………

 

 もし、この巨大な、総合リゾートが出来れば、

 7万人から、24万人の雇用が生まれる、と、橋本氏は言っている、………

 

 当然、参入を目指す、カジノ運営の大手、

 アメリカのMGMリゾーツ・インターナショナルが、名乗りをあげていると聞く、」

 

中村玉緒

「ふむふむ、………

 でも、巨泉さん、それは、いい事ではないのと、違いますかな、? 」

 

大橋巨泉

「いや、しかし、玉緒さん、

 カジノを目玉とする以上、その”副作用”を論じるべきなのに、

 その話は、一向に出てこないんです、………

 

 東京都の、舛添要一知事が、

 「経済的利益がある、というだけの観点ではなくて、

  青少年に対する悪影響、ギャンブルに溺れて家庭が崩壊したこともある、」と、

 慎重な姿勢を崩さなかったのは、さすがである、……… 」

 

中村玉緒

「おやおや、巨泉さん、………

 あなた、舛添要一さんを、お嫌いだった筈じゃございませんか、………? 」

 

大橋巨泉

「いやいや、………好きだとか、嫌いだとか、そういう観点じゃないよ、………

 嫌いな奴でも、正論を吐けば、それを認めるぐらいの寛容さはあるし、

 そうであらねばならないよ、……… それで、………  」

 

カツ丼小僧

「あっ、すいません、巨泉さん、………

 今日は、これで時間です、申し訳ありませんが、

 この続きは、また次回、という事で、………

 

 それでは皆さん、最後の一言を、お願いします、……… 」

 

 

掛布雅之

「俺は、カジノには溺れなかったけど、

 事業の失敗で、大きな借金を背負い、自己破産した、……… 」

 

桑田真澄

「僕は、若い内から、借金まみれだったんだけど、本当は、それは僕のせいじゃない、

 僕が、野球以外の事を何も知らないことをいい事に、

 義兄が、勝手に、不動産売買に僕の名前を使ってしまって、出来た借金なんだ、………

 

 今は、巨人が肩代わりしてくれて、借金は完済したけど、

 その間、巨人から、離れる事が出来なくなって、

 メジャーへの進出が大幅に遅れ、あまり、活躍する事が出来なかったんだ、 」

 

清原和博

「俺は、巨人時代の年俸は凄かったんだけども、金遣いが滅法荒くて、

 今は、懐にお金はあまり残っていない状態なんだ、………

 銀座の高級クラブで、1日に、500万円も使ったこともあるからね、………

 

 この前も、広尾の自宅マンションを差し押さえられちゃった、………

 こまったなぁ、……… どうしよう、……… 」

 

カツ丼小僧

「皆さん、カジノで、スラなくても、結局、お金で苦しい思いをしているんですね、

 ウッシッシッ、……… 人の不幸は、蜜の味、………

 という事で、また次回、………  」

 

武田鉄矢

「おいっ、お前、そんな事を喜びにしていると、

 今に、とんでもないしっぺ返しを喰らうぞ、……… 」

 

野村克也

「そうや、……人生、一寸先は闇や、……… 何がおこるか、わからんで、……… 」

 

野村沙知代

「あなたには、私がいるから、いいけどねっ、ふふふっ♡、……… 」

 

江本孟紀

「わははははは、……… 」