カツ丼小僧
「それでは、昨日の続き、……巨泉さん、お願いします、………
4月の「今週の遺言」での、巨泉さんの、大リーグ予想結果ですね、……… 」
大橋巨泉
「うん、それじゃぁ、今日は、ア・リーグ、中地区から、………
中地区は、タイガース ー ロイヤルズで、ピタリ的中したが、
楽勝と見ていた前者は、意外に辛勝であった、………
先発二枚看板のうち、バーランダーが、峠を越していた、………
「年を取るのを忘れた、」と書いた、クローザー、ネイサンも、
やはり、“年”だったんだ、………
結局、この救援陣の弱さがたたり、プレーオフの命取りになった、………
1勝差の2位で、ワイルドカードに廻った、ロイヤルズは、大当たり、………
エースのシールズについで、23歳のベンチェラが成長したのが、大きい、
ただ、ここの強みは、救援陣で、変則フォームのクローザー、
ホランドの、46セーブも殊勲甲、
インディアンズは、2年連続、”惜しかった” が、
投打に一枚づつ加われば、来年は、タイガースに太刀打ちできる、………
ホワイトソックスは、明らかに、新旧交代期、………
チームの顔だった、コナーコの引退、
キューバの天才、ホセ・アブレイユの登場が象徴的だ、
ツインズは、名将ガーデンハイヤーを切った、………
ここも、来年は、変わるか、……… 」
中村玉緒
「わ、ワダスには、チンプンカンプンで、もう、何が何だか、
訳がわかりまへん、………
勝新はんが、生きてましたら、手取り足取り、
教えてくれたかもしれませんが、……… 」
所ジョージ
「いえ、玉緒さん、………手取り、足取りってね、………
アンタが、野球やる訳じゃないんだから、……… 」
中村玉緒
「いえいえ、……… 私だって、頑張れば、未来の星野仙一さんのように、
偉大なピッチャーに、なれるかも、……… 」
星野仙一
「たっ、……玉緒さんっ、……それだっ、……… それ、それっ、………
……男・星野、……胸の中に熱いものが、込み上げてきました、……… 」
イチロー
「闘魂、燃える男、星野仙一ですか、………
カッコわる、……… 人間、クール・ビューティーですよ、……… 」
清原和博
「………うん、そうや、………たしかに、そうやっ、……… 」
落合博満
「星野さんも、清原も、ダメでしょう、……… 人間的に、浅すぎます、……… 」
王貞治
「OH!」
カツ丼小僧
「プロ野球OBも、怨念が、渦巻いてるな~~~、
王さんみたいに、誰とでも仲良くやっていける人間が、一番なのかな、………?
類稀なる、人格者だ、……… 」
大橋巨泉
「西地区も当たった、………
常勝レンジャーズを、「(選手の)出し過ぎ」を理由に、評価を下げたが、
まさか最下位とは、………
ここも、ワシントン監督と分かれたが、再建は、大変だと思う、………
ダルビッシュ有は、重荷を背負うだろうが、あの球種は、そう簡単には打てない、
毎年フタケタは固い、
優勝したエンジェルスは、ヤンキース、ドジャース、と並ぶ、
金満球団であるが、金にあかせて、MVP級を集めても、
肝心の、プレーオフで敗退は、「根性」の欠如か、………
今年のMVP候補、M・トラウトを中心にして、立て直すべきだろう、……… 」
原辰徳
「金満が、悪いとは思わないけど、あんまり、一流のスラッガーばかり、
取り揃えると、監督のやる仕事が、なくなっちゃって、しらけてきちゃう、
返って、そこに油断が生まれるかも、……… 」
落合博満
「俺は、観客の人気が得られなくて、中日ドラゴンズの、監督を辞めたんだけど、
なんで、いつも、ただベンチに座って、黙って、ジッとしていただけかというと、
あまり、監督というものは、ジタバタ、うろたえたり、怒りくるったりすると、
選手たちを、動揺させ、悪い影響を与えると思ったからなんだ、………
だから、ただ、腕を組んで、ベンチで、ジッとしていたんだ、……… 」
星野仙一
「なんだ、……それは、俺への、あてつけで言っているのか、……… 」
長嶋茂雄
「ああ~~~、 仙ちゃんと落合を一緒にさせちゃ、ダメですよ~~~、
正に、ドッグとモンキーの関係ですから、……… 」
大橋巨泉
「前半走った、アスレティックスは、最後の一戦で、ワイルドカードというほどの、
「尻すぼみ」だった、………
キューバの怪人、セスペデスが抜けた(エース、レスターと交換)のが、
想像以上に響いたと見ている、
逆に、マリナーズは、ヤンキースからの、カノーを中心に、若手で固めて、
「あと一勝、」まで行った、………
来年は、ヘルナンデス、岩隈久志に続く、先発一人と、
スラッガー一人(モーノー級)が入れば、優勝も夢ではない、………
新生アストロズで、首位打者を取った、アルトゥーベに、脱帽、
首位打者を取らせるために、最終戦を休ませようとする監督に、
「出してくれ、」と頼み、4打数2安打、
更に、引き離して、戴冠という、アッパレ、………
日本では、糸井嘉男(オリックス・バッファローズ)が休み、
銀次(楽天イーグルス)が、四球責めに、合っている、………
小さい、小さい、……… 」
米倉涼子
「子宮責め、……… ゴックン、……… 」
マツコ・デラックス
「四球責めよ、………やぁ~~ねぇ~~~、 」
一同
「わははははは、……… 」
ビートたけし
「コマネチッ、」
大橋巨泉
「最後に、プレーオフだが、
スター揃いの、エンジェルス、タイガースに、
子飼いを集めた、ロイヤルズと、オリオールズが、
ストレート勝ちしたのが、今年の特徴、………
やはり、チーム競技の野球では、顔や過去の成績より、
チームのケミストリー(結びつき)の方が強い、
さて、リーグ優勝は、………?
……… 全くの互角と見ている、………
ともに、機動力、走塁、守備力で勝負するチーム、………
そうなれば、ずっと応援している、青木宣親のいる、ロイヤルズに勝たせたい、
一方の、ナ・リーグは、………
ワイルドカード上りのジャイアンツと、金満ドジャースの
争いになれば面白いのだが、………
永年のファンとしては、ジャイアンツだ、……… 」
カツ丼小僧
「はい、巨泉さん、ありがとうございました、
「今週の遺言」、……読者の皆様、お楽しみ頂けたでしょうか、?
それでは、今回は、これで、終了、という事にしまして、
どなたか最後に、プロ野球、豆知識を、お願いします、……… 」
江川卓
「「18」に匹敵する、「背番号11」の強さ、………
18が、一般イメージ上のエースなら、
11は、実質のエースと言ってもいいでしょう、………
例えば、プロ野球史の初期、
巨人で221勝を挙げた、別所毅彦さんや、
「2代目ミスタータイガース」の村山実(通算222勝)さんなどが、
18のライバルとして、好成績を残している、………
最も勝率が高いのは、
現・米レンジャーズの、ダルビッシュ有で、.710(日本球界のみでの勝率)
歴代成績で見ると、投球回数は18が多く、勝率は、11が高い、………
ローテーションを守り抜く、責任感のあるタイプが、18、
技とキレ味を追求するスタータイプが、11と、言えるでしょう、………
あ、……今回は、僕一人で、ウンチクをひけらかせてすいません、
別に、自慢する訳では、なかったんですが、……… 」
指原莉乃
「情報提供は、「週刊現代」、講談社でした~~~、」
一同
「わははははは、……… 」
カツ丼小僧
「姓名判断による、数理の教えでも、
「11」は、ツキにツキまくる、ラッキーナンバー、
「18」は、胆力、馬力、鉄石心のある、力強い、剛星数、となっています、」
小池栄子
「やはり、数字って、何か、あるんでしょうかね~~~、」
タモリ
「ない、ない、……… 」
野村克也
「ワシは、占いは、信ぜんぞ~~~、」