カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 151

カツ丼小僧

「今日も昨日の続き、懐かしのクイズ番組、

 巨泉の「クイズダービー」を語り合いましょう、……… 」

 

大橋巨泉

「そこで、番組の視聴率低迷を、打開するため、

 開始から約半年で、出場者を3チーム、解答者は5人に簡素化し、

 倍率も、俺の独断と偏見でつける事にしたんだ、………

 

 すると、これが大当たり、……… じわじわ数字が上がって来て、

 番組開始から1年経たずして、毎週20%を超えるようになったんだ、……… 」

 

副島恒次

「出場者が毎週変わり、「珍名さんコンビ」や「テニスギャル」などの、

 一般の方から、「漫才コンビ」、「有名人夫婦」まで、

 バラエティに富んでいたのも良かったのでしょう、

 

 放送開始の翌年には、ついに30%を超え、

 '79年には、最高視聴率40.8%を記録しました、……… 」

 

大橋巨泉

「俺は40%を超えた時よりも、裏番組の巨人戦の

 ナイター中継に勝った時が一番嬉しかったな、………

 

 ここまで番組がヒットしたのは、ルールをシンプルにしただけでなく、

 やはり、キャストに恵まれたことが大きい、……… 」

 

カツ丼小僧

「僕も、「シンプル・イズ・ベスト」、が信条です、………

 ジスイズア、ペン、………ユーユアユー、………アイマイミー、…… 」

 

大橋巨泉

「俺の、はっぱふみふみは、超難解だけどね、………

 わっかるかな~~~~、わっかんねえだろうな~~~~、」

 

副島恒次

「学習院大学教授の篠沢秀夫さんは、本当にユニークでしたね、………

 1枠のレギュラーだった鈴木武樹さんが、参院選に出馬したので、

 その後釜を探していたんです、……… 

 

 候補を100人以上リストアップした中にいたのが、篠沢さん、………

 模擬テストをさせてもらうと、成績は悪いが、

 回答が、実に面白かったので、さっそくオファーをしました、……… 」

 

カツ丼小僧

「鈴木武樹さんの事は、かすかに憶えています、

 今、ネットで調べたら、子供の頃に思っていたよりも、

 随分と若く、表情が生き生きとしていますね、………

 

 それもそのはず、鈴木さんは、'78年に、

 43歳の若さでお亡くなりになっていますから、

 当時、40ちょい、だった事になりますね、………

 なんか、もう、50代ぐらいの人かと思っていました、……… 」

 

近藤真彦

「自分が、まだ子供だったって事もあるけど、

 昔の人って、随分、老けて見えたからなぁ~~~、

 おっさんみたいに、………

 今は、40代、50代だって、まだ若いけどもね、……… 」

 

斉藤由貴

「篠沢さんは、解答も面白かったけど、その笑い方も面白かった、………

 ぐふぅ~~~、ぐふぐふ、うんうんうん、………ぐふふふふぅ~~~、」

 

三原じゅん子

「なんか、見た目も、動物のヌイグルミみたいで、可愛らしかったわ、………

 それで、ちょっと抜けた、トンチンカンな回答をする所が、

 大学教授に似つかわしくなくて、憎めなかった、……… 」

 

竹下景子

「おほほほほほ、……… 確かにね、……… 」

 

大橋巨泉

「やはり、篠沢秀夫、はらたいら、竹下景子の3人が、

 ガチッと、決まったのが強かった、………

 初めはみんな、いなかったのだけど、……… 」

 

竹下景子

「ええ、……私の座っていた、「4枠」の初代は、萩尾みどりさん、

 2代目が、岸じゅんこさんで、私は3代目です、……… 」

 

副島恒次

「解答者が5枠になってからは、1枠が大学教授、2枠がベテラン女優、

 3枠が漫画家、4枠が女子大生、5枠がゲスト、ということで、

 3枠は当初、黒鉄ヒロシさんに、お願いしていました、……… 」

 

大橋巨泉

「「裏切り狸」ね、……… 

 あいつは、6連勝ぐらいした後に、やさしい問題でコケて、

 賭けた人をよく裏切っていたなぁ、……… 」

 

カツ丼小僧

「あっ、そうなんですか、……… 黒鉄ヒロシさんね、………

 漫画家っていうのは、確かに、相当、頭がよくないとなれませんよ、………

 僕の頭の中は、ウンコと、オマ○コと、オチ○チンだけなもんで、

 やはり、なれなかったんだと思います、……… 」

 

大橋巨泉

「エロ漫画家は、………? 

 お前だって、それくらいなら描けるだろう、……… 」

 

カツ丼小僧

「とんでもない、………エロ漫画だって、大変ですよ、………

 なんだかんだで、一応のストーリーは、ありますし、………

 特に、最近では、競争が激しくて、

 むしろ、普通の少年漫画より大変かもしれません、………

 

 超人的な体力も必要です、…… 特に、異常に睡眠不足には強くないと、………

 自慢じゃないですけど、僕、一日の平均睡眠時間、10時間なもんで、……… 」

 

竹下景子

「じゅ、………10時間、………??? 老人みたい、……… 」

 

大橋巨泉

「そういえば、俺の友人の藤子不二雄Aが、「俺は、絶対に寝ない」って、

 言っていたなぁ、………

 でも、お前、そんだったら、何で漫画家なんて目指したの、………

 ちょっと、矛盾してないかい、………? 」

 

カツ丼小僧

「ええ、何の実力もない癖に、自信だけは、他人の100倍ぐらいあったんですよ、

 「井の中の蛙、大海を知らず、」ってやつですよ、………

 根拠のない自信と言いますか、………

 

 でも、イメージとしては、自分が一人、部屋に閉じこもって、

 コツコツコリコリ、漫画を描いているシーンというよりも、

 何故か、テレビに出て、自分が騒がれている事しか、

 頭に浮かんで来ませんでした、……… 」

 

大橋巨泉

「変な奴だな、お前、……… 」

 

カツ丼小僧

「そして、若い頃は、何故か僕が、

 クイズダービーの3枠に座っているイメージばかりが、

 頭に浮かんで来たんです、……… 」

 

大橋巨泉

「えっ、………? 」

 

カツ丼小僧

「あっ、いや、いいんです、いいんです、………

 話を先に進めてください、………時間がありません、……… 」

 

副島恒次

「黒鉄さんの後を継いだのが、はらたいらさんでした、………

 初登場する前の週、巨泉さんがアドリブで、

 「次週からは、日本のアラン・ドロンが登場します、お楽しみに! 」

 とやった、………あれが良かったですね、……… 」

 

大橋巨泉

「写真を見たら、二枚目だったからね、………

 でも、なんでも知っていて、何でも答えちゃうから、

 途中から、「宇宙人」に変わりました、………

 

 それくらい、知識量は凄かった、………

 漫画を描くネタを探すために、日本中の新聞や雑誌を、

 片っ端から、スクラップしていたそうだから、………  」

 

カツ丼小僧

「僕は、若い頃、漫画を描くために、

 漫画の切り抜きを、スクラップしていたという、優れ者です、」

 

三田村邦彦

「わははははは、……… 」

 

副島恒次

「その、はらさんを、なんとか間違えさせようと、

 クイズ作家たちも必死で、問題を考えたんです、………  」

 

カツ丼小僧

「なるへそ、なるへそ、……… それから、どうなったのか、………?

 ………それでは、この続きは、次回のお楽しみ、という事で、………

 

 では、皆さん、恒例の一言を、お願い下総中山、………  」

 

 

ビートたけし

「そういえば、昔、はらさんのCMで、

 ♪「いっぱい食べても、はらたいら~~~、」なんてのがあったな、………

  なんのCMだか、忘れちゃったけど、……… 」

 

松田聖子

「はらたいらさんの本名、「原平」って言うんだって、………

 漫画家のペンネームだったら、「はらたいら」と開くのが、

 自然の成り行きよね、………

 ちなみに、私の本名は、「蒲池法子」です、……… 」

 

松田賢二

「俺、はらたいらの漫画って、読んだ事ないんだよな~~~、

 どんなんなの、……… 」

 

役所広司

「モンローちゃん、とかいう、女の子のキャラが出て来て、………

 それで、……… 」

 

所ジョージ

「「週刊現代」で言えば、「サラリーマン専科」の東海林さだおさんが描くような

 漫画だよ、………大人雑誌に載っている、あっさりしたタッチの漫画で、

 少年漫画誌に載るような漫画じゃない、……… 」

 

カツ丼小僧

「それより、なにより、カツ丼小僧の淫画などは、如何でしょうか、………? 」