カツ丼小僧
「皆さん、こんにちは、………今日も楽しく、座談会を始めましょう、………
今日は、昨日の続きで、巨泉さんの、「今週の遺言」の続きですが、
ちょっと、その前に、………
いえ、元、プロ野球選手の、清原和博さんの事なんですが、………
ネットによれば、夫人の清原亜希さんと、離婚寸前だそうで、………
その原因が、清原和博さんの、「左胸から背中を這う、竜の刺青」だそうです、
もう、以前から、薬物疑惑やら、浮気報道で、取り沙汰されていましたが、
芸能ゴシップ大好きな僕と致しましては、いつも、氏の行方がどうなるのか、
気には、しておりました、……… 」
多岐川裕美
「そういえば、以前にも、片足のふくらはぎに竜の刺青を彫った、
なんて話を聞きましたけど、それとは、違うんですか、………? 」
小泉今日子
「何さ、いいじゃないのよ、刺青ぐらい、………
そんなもの、ただのご愛嬌よ、……… 大騒ぎする程の事じゃないわ、……… 」
浅香唯
「今日子さん、随分とムキになりますね、………さては、……… 」
酒井法子
「私は、足のくるぶしに彫った刺青は、全て除去して、一から出直しです、……… 」
デヴィ夫人
「ダメですよ、……再起は絶対に出来ません、………
世の中は、そんなに甘いもんじゃありません、……… 」
加藤シルビア
「でも、刺青って、入れる時よりも、消す時の方が、よっぽど痛いんですって、………
消す時は費用も、相当掛かりますしね、……… 」
葉山エレーヌ
「それに、モデル兼タレントの、梅宮アンナさんも言ってたけど、
海外では、刺青というのは、左程、奇異には見られないようですけど、
日本では、未だに、白眼視されたり、差別されたりもしますからね、………
清原さんのように、思い切りのいい性格の人ならいいけど、
度胸の無い、肝っ玉の小さい人は、中途半端な気持ちで、やらない方が
いいと思うわ、……… 」
カツ丼小僧
「わはははは、………なんですか、? それ、僕に対する、あてつけですか、?
ええ、僕は、とっても、気の小さな男ですので、刺青は彫れませんよ、………
わははははは、……… 」
タモリ
「わははははははははは、……… 」
落合博満
「そ、そんなことより、……… 清原の奴、………
週刊誌で、俺の秘密、ある事ない事、ベラベラ喋りやがって、………
絶対に許さねぇっ、……… プロ野球界から、永久追放してやるっ、……… 」
田淵幸一
「いや、落合さん、落合さんが、そんな事しなくても、
この刺青の件で、もう、清原の球界復帰は、ありえませんよ、………
奴には、もう、なるべく関わらん事です、……… 」
長嶋茂雄
「う~~~ん、そうですかぁ、田淵さん、………
清原、いいと思うけどなぁ、……… 清原、……… 」
カツ丼小僧
「それでは、巨泉さん、お待たせしました、………
昨日の続きから、お願いします、……… 」
大橋巨泉
「ここに、面白いコメントがある、………
前回の調査を発表した、カナダ医学協会の会長である、
L・H・フランチェスクッティ医師の言葉だ、………
医師には84歳の母が居たが、1年前に大腸がんで亡くなった、………
会長は救急医でもあるのだが、
「もし、誰かが、私の看護の下で亡くなったら、私は当惑するでしょう、」
という、………そして、………
「私の母が死にかけていた時、私は、”死”の最初の兆候が解りませんでした、
そして、患者が死を体験している時、彼が何をするのかも、
わかりませんでした、………
何故かと言うと、私の仕事は、患者を生かしておく事だったからです、」
「私は、この時、本当に、死について教えられました、……… 」
「人が死に近づいた時、彼は苦しみたくない、一人になりたくない、
そして、家族や友達や社会の”お荷物”にはなりたくないのです、」
………という事なんだ、……… 」
江本孟紀
「う~~~~ん、……… 」
中村玉緒
「あれれ、……… なんか、すいませんが、………
3日程前から、刀根麻理子さんの姿が見えなくなりましたが、
どうしたんでしょうな、………? 」
カツ丼小僧
「うん、………そうなんだ、………
僕も、この所、その事ばかりが、気になって、………
一体、どうしたんだろう、………? 」
かとうれいこ
「カツ丼さんに、嫌気が差して、
逃げていってしまったんじゃないでしょうかね、………? 」
佐藤江梨子
「そ、そんな、………彼女、あれ程、カツ丼さんの事を愛していたのに、………
そんな事、あるわけないわ、……… 」
中村玉緒
「女心は、うつろいやすく、「女心と秋の空」、とも言いますわ、………
何か、ふとした事が、きっかけで、
カツ丼さんの事を嫌いになったのかもしれません、……… 」
細川ふみえ
「カツ丼さんの方こそ、可哀想よ、………
あれだけ、刀根さんの事を愛していたのに、………酷いわ、………
何も言わずに出て行くなんて、……… 」
カツ丼小僧
「こ、これで、今井優子ちゃんに続いて、2人目だ、………
俺って、人間的に、何かおかしな所が、あるんだろうか、………?
それとも、顔、………? 」
浅香唯
「ううん、大丈夫よ、カツ丼さん、………私がついているから、………
こんな事で、くじけちゃダメ、………ビリーブ・アゲインよ、頑張って、……… 」
松坂慶子
「そうよ、カツ丼さん、………頑張って、………
「青春の門」は、今、開かれたばかりだわ、………」
中森明菜
「そうよ、そうよ、前向きに、前向きに、……… 」
小泉今日子
「うん、うん、……… 」
カツ丼小僧
「そうですね、……… もう、ここまで来て、落ち込んでもいられません、
気をしっかり持って、前に進んで行きます、……… 応援よろしく、………
では、巨泉さん、お願いします、……… 」
大橋巨泉
「ノベルにあった、マリオネットの失踪が、現実の物となったか、………
実際、カツ丼小僧の、勝手気ままな性格についていける女なんて、
殆ど、いないだろうな、………
では、始めます、………
昨年の秋、俺、実は貴重な体験をしたんだ、………
3歳年下の妹を亡くした際である、………
俺自身、2度目の癌に冒されていたんだが、
妹は、末期がんで、年内だろうと言われていた、………
いわゆる「緩和療法」を受けていたのだが、
苦しいから、やめたいと言い出した、………
子供たちは、その願いを聞き入れて、大きな病院の「ホスピス棟」に移した、
そこでは、治療は全くなく、何をしても良かった、………
俺は見舞いに行って驚いた、
あの、暗く、苦しんでいた妹の姿はなく、
子供の頃のような、陽気でワガママな妹に戻っていた、
外食もする、土産の菓子も食べる、ぬいぐるみも喜ぶ、
子供達は「お母さん変った、」と言うが、
俺には、可愛かった子供の頃の妹が、帰って来たとしか思えなかった、
そして、1ヵ月、妹は、安らかに旅立ったのだ、……… 」
江本孟紀
「う~~~~ん、……… 」
中村玉緒
「でも、刀根麻理子さん、……本当に、もう帰って来ませんのかしら、………?
狂おしゅうございます、おほおほおほ、……… 」
小池栄子
「またっ、………玉緒さん、………
もう、その話は、よしましょうよ、……… 」
カツ丼小僧
「み、みんな、僕が悪いんだっ、………僕の責任だっ、……… 」
山岸舞彩
「そ、そんな事ないわっ、………めげないで、カツ丼さん、………
今、私の体で、温めてあげるからっ、……… 」
宇賀なつみ
「そんなっ、それは私よっ、私が温めてあげるわっ、……… 」
枡田絵理奈
「わ、私よっ、……… 」
加藤綾子
「いえ、私っ、……… 」
カツ丼小僧
「皆さん、ありがとうございます、……慰めて頂き、本当に嬉しいです、………
でも、本当の事を言いますと、僕は、左程、気にしちゃいません、………
捨てる神あれば、拾う神ありです、………
それに、「人間万事塞翁が馬」です、………
嫌な事は、さっぱり忘れて、「レッツラ・ゴン」と、行きましょう、………
では、巨泉さん、あと僅かです、………お願いします、……… 」
大橋巨泉
「うん、それじゃぁ、最後、行くよ、………
週刊現代の「ゼロ死」シリーズで、参考になる読者も多いだろう、………
しかし、それは、あくまで、自分で選べる段階の話しである、………
カナダをはるかに凌ぐ「老人国」のニッポンで、
安楽死を含む、この問題を、国民的ディベートにするべきではないか、………
自分がまだ、若い故か、安倍首相には、その気はないようだ、
相変わらず、人気取り優先で、女性の大臣を多くしたりしている、………
本当は、普通に働く女性の地位や給料を上げるのが本筋なのに、
目立つ大臣起用で、誤魔化している、………
そんな事より、自分が歩いてトイレに行けなくなる、
物が呑み込めない、食べられない日が確実に来るのだから、
そちらの議論を始めるべし、………
………以上、……… 終わりです、……… 」
カツ丼小僧
「巨泉さん、ありがとうございました、………
それでは、今日の討論会は、これで終わりです、………
皆さん、最後の一言をどうぞ、……… 」
中畑清
「カツ丼さん、………
クライマックス出場が、段々と苦しくなって来ました、
ぬぬぬぬぬっ、………も、もう、だめだぁ~~~~~っ、」
長嶋茂雄
「キヨシッ、ここが正念場だっ、もう、ひと踏ん張りだっ、
負けるなっ、頑張れっ、………中畑清は、永久に不滅ですっ、」
野村克也
「ここへ来て、何をジタバタ、慌てとるんや、………
人事を尽くして天命を待ったんやから、それでええやないか、………
ID野球なら、そんな事、絶対あらへんで、……… 」
松井秀喜
「監督が野球をやってるんじゃないと思うんだけどなぁ、……… 」
清原和博
「松井っ、シバいたるっ、覚悟しとけよっ、」
桑田真澄
「僕も、来ました~~~、よろしく~~~、」
カツ丼小僧
「あっ、PL学園コンビの野球仲間、
清原和博さんと、桑田真澄さんですね、………
よく、来て頂けました、よろしく~~~、」