カツ丼小僧
「今日、待ちに待った、「週刊現代」が発売されました、……… 」
一同
「わぁ~~~~~~~~い、」
カツ丼小僧
「……… が、しかし、……… 今週号の週刊現代の記事は、
このブログで取り上げるのには、「帯に短し、タスキに長し」で、
ちょっと、話のネタになりにくいので、
今回もまた、苦しい時の「はら」頼み、……いえ、「巨泉」頼みで、
大橋巨泉さんの、「今週の遺言」から、入る事にします、……… 」
中村玉緒
「ぬほほほほ、……… またまた、私の出番という訳ですな、………
思いっきり、やらせて頂きますわ、………うほほほほ、……… 」
カツ丼小僧
「ええ、………もちろん、記事的には、面白い物がいっぱいあるんですが、
ここで、語るのは、ちょっとどうか、………という事です、………
それに、写真の掲載は絶対に出来ませんので、そこが苦しい所です、……… 」
松坂慶子
「そうなんですかね、………写真ぐらい、別に、……… 」
カツ丼小僧
「いえいえ、それがね、……松坂さん、………その考えは、甘いです、………
浅草にある、昭和スター・プロマイドの店、
「マルベル堂」って、ご存じでしょう、………? 」
松坂慶子
「ええ、もちろん、知ってますわ、……… 」
カツ丼小僧
「前に、話したと思うんですが、実は、僕、そのマルベル堂で、
松坂慶子の、若き日のプロマイドを、ほぼ、全種買い漁って、持っているんですけど、
マルベル堂の方から、「掲載禁止」という事で、
僕のホームページには、載せていなかったんです、……… 」
松坂慶子
「ええ、……… 」
カツ丼小僧
「それでも、この頃、どうしても、自分のホームページに、そのプロマイドを
掲載したい、という欲求を、抑える事が出来なくなってきて、
先日、マルベル堂の方に、
その、松坂さんの写真掲載の許可を得ようと電話で連絡したんです、」
松坂慶子
「まぁ、……… 」
カツ丼小僧
「そうしましたらね、………返ってきた返事は、やはり「NO」でした、………
その上、マルベル堂だけでは、許可する事が出来ない、………
タレント本人の許可も取らねばならないんだとも、言われました、………
そして、もし仮に、タレントからも、許可できたとしたら、
一枚の掲載料は、いくらになるんだと尋ねたら、一枚、3万円だと言われました、」
一同
「げげ~~~~~~~っ、」
カツ丼小僧
「いえいえ、ホント、目ん玉が飛び出ましたよ、………
眼鏡に眼球が、バチンと当たって、痛かったですよ、~~~
ガラスが割れたら、どうなっていたんでしょうかね~~~、 」
一同
「わははははは、……… 」
大橋巨泉
「おいおい、司会者、……… そろそろ、俺の「今週の遺言」を、……… 」
カツ丼小僧
「あ、すいません、巨泉さん、………
その前に、もう一つだけ、話しておきたい事が、………
昨日から、この座談会に、出席して頂いている、
山岸舞彩(やまぎし・まい)さんですが、……… 」
山岸舞彩
「はい、何ですか、………? 」
カツ丼小僧
「山岸さん、この「週刊現代」に、なんと、連載を持っていますね、………
「リレー読書日記」、という奴です、………
その若さで、こんな一流誌に連載だなんて、………羨ましい、……… 」
山岸舞彩
「ええ、そうなんです、本の紹介、やってます、………
それは、とっても、嬉しい事なんですけども、………
でも私だけではなく、タイトルにもありますように、
4人のリレー連載なんです、………
私(山岸舞彩) → 溝口敦 → 重松清 → 嵐山光三郎 という順番です、
4人で順番にグルグル回っています、……… 」
カツ丼小僧
「ブロガーの、犬山紙子さんもそうですが、若い内から、テレビなんかにも出れて、
一流誌に、文章の掲載、……本当に凄いですね、………
欄外に、山岸舞彩さんの、プロフィールがありますので、
ここで、それを紹介しておきましょう、………
やまぎし・まい/'87年東京都生まれ
日本女子大文学部在学中から、フリーアナウンサーとして活躍、
卒業後、NHKのスポーツニュースの司会などで人気を集め、
'13年4月から、日本テレビ「NEWS ZERO」のキャスターを務める、
特技は、ゴルフ、水泳、書道、
………と、いう事です、……… 」
山岸舞彩
「ありがとうございます、……… 」
カツ丼小僧
「はい、山岸さん、いずれは、あなたが週刊現代誌上で、
その、美しき裸体を披露してくれる事を、大いに期待しています、 」
山岸舞彩
「まぁ~~~~~~~~っ、」
カツ丼小僧
「………と、いう事でして、………それでは、巨泉さん、………
いよいよ、「今週の遺言」、お願いします、………
ええと、まず、見出しには、
「日本では、まだ「ゼロ死」だが、
カナダでは、すでに「安楽死」への合法化が、始まっている! 」
………とありますね、……… 」
中村玉緒
「おほほほほ、………「ゼロ死」、というのは、
今週の週刊現代でも、取り上げているように、
残される人に迷惑をかけず、スッと消えるような最後、………
つまり、「死」を迎える事、………
物の処分で、家族を煩わせないようにする事ですわ、おほおほおほ、」
大橋巨泉
「うん、そこまでわかっていれば、「ゼロ死」については充分、………
さらに、詳しく、突っ込んで知りたければ、週刊現代をお読みください、………
カナダの法律では、安楽死にかかわると、最高14年という、重い罰が待っている、
しかし、全ての法律が、そうであるように、時代にそぐわなくなるものもある、
半世紀前までは、想像もつかなかった「高齢化」時代を迎えて、
世界各国(特に先進国)で、この問題が浮上している、………
要するに、高齢化に伴って、
それ自体がもたらす病気による悩みが、増えているのだ、
有名なのは、アルツハイマー病に代表される認知症だが、
他にも、いわゆる加齢性眼病や、ある種の癌などは、
”コントロールできない”激痛や、呼吸困難、徘徊、記憶喪失、自己喪失など、
かつて、人類が経験したことのない状況をつくりあげたんだ、……… 」
中村玉緒
「おとろしいでんなぁ~~~、わ、わても、うかうか、しとれませんわ、………
こ、こんな時、か、勝新太郎さんが、そばにいてもろうたら、……… 」
市川海老蔵
「あんたさ、……… そんな、取ってつけたようなセリフ、………
別に喋る事がなければ、何も無理して喋る必要はないんだぜ、……… 」
中村玉緒
「そ、そうは、いきまへんどす、………
こ、ここは、わての、一世一代のアピールの場なんどす、………
ここで、売り込まなんだら、何処で売り込むんどす、……… 」
甲斐まり恵
「玉緒さんには、NHKの、「ためしてガッテン」が、ありますが、……… 」
中村玉緒
「別に、いつも出ている、という訳ではございません、………
レギュラーでは、ございませんので、……… むむむむむ、……… 」
大橋巨泉
「今回、カナダ医学協会が行った調査では、
安楽死の是非に関しては、医師たちの意見は真っ向から対立している、
賛成するドクターは、2000人中の20%、400人に過ぎなかった、………
それに倍する、42%(約840人)の医師は、
安楽死を依頼されたら、断る、と答えている、………
ただ、一般人では、安楽死に賛成の声の方が、多いんだけどね、……… 」
カツ丼小僧
「「医師のアシストによる死」には、僕も賛成です、……… 」
大橋巨泉
「そんな中、ケベック州は、先日、「医師によって、死を早める」ことを、
合法化する法律を可決した、………
その背景には、ベイビー・ブーマー(日本で言う団塊の世代)が、
自分の親達(80代以上の筈)の問題として、考え出したこと、
そして更に、自分達の、そう遠くない将来についても考えるからだろう、………
これが、きっかけとなって、バンクーバーをはじめ、
ほとんど、全カナダの市民会館や公開堂で、この問題に関する集会が開かれる、
オンライン参加も、可というから、
ほとんど全国的なディベートになろう、……… 」
萩本欽一
「オンライン参加で、ドーン!と、ディベートしてみようっ! 」
中村玉緒
「あ、あんた、……私の出番を、横取りするつもりかいな、
そ、それは、いけまへんで、それは、……… 」
萩本欽一
「よっ、横取りじゃないのよっ、自由な過当競争なのよっ、………
人間に与えられた、当然の権利なのよっ、……バカにしちゃいけんのよっ、」
タモリ
「かつての、笑いの王様も、必死ですね~~~、
なりふり、かまっていられませんよ、………ふはははは、……俺も、……… 」
大橋巨泉
「これは、俺の予想なんだけど、
これらのミーティングで、最も議論されるのは、次の問題だと思う、………
それは、加齢性の病気につきものの、
「苦痛を和らげる療法」の限界である、………
これは、どこかで線を引かないと、いたずらに、
「患者の望まない延命療法に陥ってしまう、………
従って、あらかじめ、医師と家族の間で、
明確な文書の作成が必要と考える、………
本当は、患者本人の「遺書」があれば、一番いいんだけど、
認知症の進行度などを考えると、
かなり早い時期に始めないと、間に合わないからね、……… 」
カツ丼小僧
「はい、巨泉さん、ありがとうございます、………
今日は、時間ですので、ここまでです、………
この続きは、また次回、という事で、………
それでは、皆さん、今日の一言を、お願いします、……… 」
ビートたけし
「痛みを伴わない死があれば、おいら、とっくに死んでるよ、………
肉体的に痛いのが嫌だから、死なないだけであってさ、……… 」
多岐川裕美
「運の悪い人間は、死にたくとも、死ぬ事が出来ないんだって、
カツ丼さんが、言ってたわ、……… 」
岩下志麻
「長生きするのもいいけど、その質が重要だわね、………
志麻姐さんは、死ぬまで、志麻姐さん、……… 」
渡辺麻友
「そんなの、おかちいでちゅよ、………老人の戯言でちゅ、………
老いは、老いとして認めるところから、全てが始まるんでチュよ、……… 」
名取裕子
「このガキ、憎ったらしいわね、………
釜茹でにして、喰っちまいたいわ、……… 」
かたせ梨乃
「オッパイは、質も量も、両方重要よ、………
どちらも、落とす訳には、いかないわ、……… たとえ、一滴でも、……… 」
柏原芳恵
「♪おちちのおいしい、喫茶店~~~、」
野村義男
「何の話ですか~~? 」
田原俊彦
「あははははっ、……… 」