カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 140

カツ丼小僧

「では、巨泉さん、昨日の続きから、お願いします、……… 」

 

中村玉緒

「ぬほほほほ、………

 巨泉さんのコーナーは、ワダスのコーナーでもあります、………

 楽しみに、しとります、……… 」 

 

 大橋巨泉

「うん、………じゃぁ、始めるよ、………

 事実、'81年には、この、「目に見える少数派」に属する人は、

 僅か、4.7%しか、居なかった、………

 

 推測すると、これより10年前に、俺が訪れたバンクーバーには、

 2~3%しか、居なかった筈だ、(西海岸の方が、白人が多い)

 ひと夏居ても、全く黒人に会わなかった年もあった、

 

 それが'11年の調査では、19.1%も、居るというから、

 今や、20%を越しているだろう、………

 そして、17年後の'31年には、30.6%という、計算が出ている、………

 

 これでは、もう、「少数」とは言えず、

 早晩、この言葉は、カナダの辞書から消えるだろう、……… 」

 

中村玉緒

「私の辞書からも、段々と、「勝新太郎」という言葉が消えつつあります、………

 もったいなや、もったいなや、………なんまんだぶ、なんまんだぶ、……… 」

 

大橋巨泉

「記事は、更に、突っ込んでいる、………

 '31年には、外国生れのカナダ人が、25%(4人に1人)を占め、

 そのうちの50%は、アジア生まれである、と、………

 

 一方、ヨーロッパ生れは、20%に過ぎないというから、

 カナダ人の肌の色は、この半世紀で、

 想像を超えた、変化を見せる、という事になる、……… 」

 

中村玉緒

「私の肌の色の具合も、半世紀の間に、随分と変化を見せましたわ、………

 「真っ白」から、段々、「混合」へ、と、………

 それと同じですかな、……… ぬはひへは~~~~~、 」

 

大橋巨泉

「さて、その内容だが、2031年に、カナダ人となる「少数派」は、

 圧倒的にアジア系で、800万人以上と推定されている、………

 

 それも、中国系とインド系が、圧倒的に多く、

 それに、フィリピン系が続く、………

 

 韓国系は、意外に少なく、40万人とされ、

 最下位は、日本人で、10万人前後と、書かれている、………

 

 でも、俺、この、日本人の数字には、本当は疑問を持っているんだ、………

 10万人どころか、5万人もどうかと、考えているけど、………

 

 他のアジア人と比べて、わが日本人の海外移住者が少なかったのは、

 日本が、世界第2位の経済大国で、リッチだったからである、………

 移住する必要が、あまりなかった、………

 

 中国やインド系の人々が、新天地を求めて移民する一方で、

 日本人は、一旗上げれば、母国に凱旋した、

 

 それが、「失われた20年」で、事情が変わり、

 今や、各国における、俺のゴルフ仲間は、激減している、………

 これで、良いのだろうか、………? 」

 

小倉智昭

「巨泉さん、また一緒に、ゴルフを楽しみましょうよ、……… 」

 

カツ丼小僧

「よ、よろしかったら、僕も一緒に、……… 

 あ、……… 運動オンチだから、ダメか、……… 」

 

中村玉緒

「フヒヒヒ、…… ワスも、運動は、苦手どす、……… 

 あっちの運動も、……… 」

 

大橋巨泉

「今や、日本人の主流は「老人」であり、

 移民したくても、受け入れてくれない、(どの国も、年齢に上限がある、)

 

 若い人は、どうか、………

 事業をして来たから、良く解るが、

 昔は、ワーキング・ホリディで来た若い日本人は、そのまま残ってビザを取り、

 こちらで働きたいという人が、多かった、

 

 今世紀に入ってから、そういう人は、めっきり減った、………

 1年だけ働きながら外国生活をし、そのまま帰国というケースが多い、

 もともと内向きの日本人に、その傾向が、更に強まっているようだ、………

 

 安倍晋三さんは、ひとり、外へ向きたがっているが、

 自分で、鉄砲持って行きますか、………? 」

 

 

カツ丼小僧

「ええ、最後は、巨泉さんらしく、キッチリ締めて頂きました、……

 ありがとうございます、………

 それでは、今週の「今週の遺言」は、これでお終いです、

 

 それでは、今回、まだ、一言も喋っていない方、

 何か、一言、お願いします、………  」

 

 

長嶋茂雄

「私も、この所、めっきり年を取りまして、現在、78歳です、………

 寂しくて、寂しくて、しょうがありません、………

 誰か、若い人、私の田園調布の家に、遊びに来てください、……… 」

 

王貞治

「長嶋さん、……… 」

 

金田正一

「誰か、長嶋の老後の面倒、見てやってや、………

 ワイとあいつは、現役時代、永遠のライバルやったんや、……… 

 よろしゅう、頼んますよ、……… ワシの方が、もっと年上やけど、……… 」

 

張本勲

「みんな、一茂が、悪いんだ、……… あの、バカ息子、………

 あれだけの人を、ほったらかしにしておくなんて、……… 」

 

長嶋一茂

「張本さん、いくらなんでも、「バカ息子」は、ないでしょう、………

 それって、江角マキコのスプレー事件と、同じじゃないですか、………

 警察に通報しますよ、警察に、……… 」

 

落合博満

「そうだ、カツ丼小僧、お前が、長嶋さんの、老後の面倒を見てやったらどうだ、

 お金、ワンサカ、持ってるからさぁ、……… うふふふふ、……… 」

 

カツ丼小僧

「あっ、張本勲さんに、落合博満さん、………来て頂けましたか、………

 この所、プロ野球選手が多いなぁ、………

 ペナントレースの行方でも、占って貰いましょうか、………ふふふ、……… 」