カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 131

カツ丼小僧

「え~~、本日も、待ちに待った、お楽しみの「週刊現代」が、発売されました、

 表紙には「秋の合併・特大号」、と書いてありますね、………

 2週間分ですか、……… 

 

 なんか、もう、次の号の発売日まで、気になっちゃいますね、………

 え? 次号は、来週の金曜日?………あ、そうですか、………

 19日ですね、……… ふふふ、………どんなネタ元がくるのか、………

 期待してますよ、週刊現代さん、……… 」

 

松坂慶子

「ところで、カツ丼さん、……… うふふふ♡、……… 

 今日は何をテーマに、語り合うのかしらね、………? うふふふっ♡、……… 」

 

カツ丼小僧

「ええ、それはもちろん、

 松坂さんも、よく、わかっていると思いますが、……… 」

 

松坂慶子

「ふっ、深作欣二監督の事ねっ♡、

 わ~~~~~~~~っ、嬉しいっ♡、……… 」

 

カツ丼小僧

「ええ、そうですね、………映画監督の深作欣二さんは、

 「仁義なき戦い」(1973年・公開)とか、

 松坂さんの「蒲田行進曲」(1982年・公開)とか、………

 多数の名作を残しました、……… 

 

 皆さん、週刊現代の、最初の方の、カラーページを、お開きください、……… 

 まぁ、今回から、暫くの間、日数的にも余裕がありますからね、……… 

 楽しみながら、じっくり行きましょうよ、……… じっくりとね、……… 」

 

浅香唯

「でも、時間って、結構、アッと言う間に過ぎていくものよ、………

 油断してると、また、後の方で、切羽詰ってくるわよ、

 少しは、急いで行きましょう、……… 」

 

三田村邦彦

「お~~~~っ、これは、凄い、凄い、俳優の菅原文太さんが、

 おっそろしい顔して、今にも、手にした拳銃を、ブッ放しそうだよ、………

 すっごい迫力、……… でも、カッコいいなぁ、………

 俺も演じて見たい、……… 」

 

生田智子

「何、言ってるんですか、三田村さん、………

 「アニー」での、お金持ち実業家の、オリバー・ウォーバックスさんの役、

 凄く、素敵でしたわよ、……… ヤクザの役なんかより、ずっと、……… 」

 

三田村邦彦

「いや、生田さん、男優ってのはね、

 一度は、こんなバイオレンス物に、挑戦してみたいなって、

 誰もが、思うものなんだ、……… 」

 

松坂慶子

「私も、菅原文太さんとは、映画「青春の門」(1981・公開)で、共演したけど、

 本当に男らしくて、素敵な俳優さんでしたわ、………

 そしてね、その映画も、実は、蔵原惟繕監督と深作欣二監督との共作でした、」

 

萩本欽一

「「欣二」と「欽一」、何か似てるねっ、親戚か、兄弟かもねっ、」

 

近藤真彦

「そ、そんな事は、ないと思うけど、……… 」

 

役所広司

「おいおい、見ろよ、……… 

 「映画監督 深作欣二 その人と作品 」と、大きく書いてあって、

 その下にキャプションが、付いてるぞ、………

 

 え~~~と、なになに、………?

 「殴る、刺す、撃つ、………! 戦後の混乱ぶり、………

  そして圧倒的なバイオレンスを描いた、日本映画の鬼才・深作欣二、

  この世を去って、11年が経った今、その魅力を振り返る、」だって、……… 」

 

カツ丼小僧

「いや~~、ヒッチコックのスリラー映画とか、

 クレージーキャッツの喜劇映画もいいんですがね、

 こういう、拳銃ブッ放しのヤクザ映画だとか、人がワンサカ死んで行く、

 西部劇なんかも、またいいですね、……… 」

 

ビートたけし

「俺の、「ソナチネ」や「アウトレイジ」は、……… 」

 

カツ丼小僧

「ええ、最高でした、……ストレス解消には、持ってこいです、……… 」

 

ビートたけし

「わははははは、……… コマネチッ、」

 

カツ丼小僧

「わははははは、………いえね、たけしさん、………

 僕、いつも言ってるんですけど、動きの激しい映像が好きなんですよ、

 子供の頃は、仮面ライダーや、ウルトラマンなんか好きでしたがね、

 最近のテレビドラマなんかでも、人が、あまり走り廻らなくなってきてるでしょ、

 

 昔の「太陽にほえろ!」だとか、「西部警察」だとか、バイオレンスや、

 大仰な、カーチェイスだとか、………凄かったですが、………

 今は、同じ刑事ものでも、「相棒」ですからね、………

 かなり、思索的ですよ、………  」

 

水谷豊

「は、? な、何か、言いましたか、………? 」

 

カツ丼小僧

「いえいえ、何も、………水谷豊さんの主演作品では、

 テレビドラマの「熱中時代・刑事編」が、大好きです、………

 

 どうでしたか、水谷さん、………

 ミッキー・マッケンジーさんの、ムッチムチの体の味は、……さぞや、……… 」

 

水谷豊

「あんたね、………つまらん冗談言ってると、逮捕しますよ、……… 」

 

カツ丼小僧

「わははははは、………こんな冗談で逮捕ですか、……… 

 やっぱり、刑事は傲慢ですね、………

 それじゃぁ、赤塚不二夫さんの漫画、「天才バカボン」に出て来る、

 目ん玉つながりの、お巡りさんと同じじゃないですか、嫌ですねぇ、……… 」 

 

刀根麻理子

「はいはい、カツ丼さん、どんどん、先に進んで、……… 」

 

カツ丼小僧

「え~~、それでは、ここに、深作欣二監督の映画作品が、

 キャプション付きで、6つ紹介されていますので、

 まず、それを、そのまま紹介しますね、……… 」

 

生田智子

「え~~~~っ、そっくりそのまま、丸写し~~~~~っ、? 」

 

カツ丼小僧

「ええ、そうなんです、………

 普段、偉そうな事を言っている割合に、実は、何も知らないんです、………

 すいません、……… では、行きます、……… 

 

 

 ●仁義なき戦い(1973年・公開)

  深作の名を世に知らしめた、不朽の名作

 

  舞台は終戦直後の広島、………

  闇市で勃発した争いを機に、菅原文太ら演じる広島やくざたちの、

  血で血を洗う抗争が始まった、………

 

  名セリフは、………

  「山守さん、……… 弾はまだ、残っとるがよう、……… 」

 

  

 ●狼と豚と人間(1964年・公開)

  アウトロー三兄弟、骨肉の争い

 

  敵視し合う、スラム街生まれの三兄弟

  (三國連太郎・高倉健・北大路欣也)の争い、

  タイトルにも、深い意味が隠されている、………

 

  名セリフは、………

  「こっちへ来て、俺たちと一緒に闘ってくれ!

   兄貴、俺は冗談言ってんじゃねえんだ! 」

 

 

 ●博徒外人部隊(1971年・公開)

  横浜やくざと、琉球やくざの抗争

 

  戦後米占領下の沖縄を舞台に、

  出身の異なるやくざたち(鶴田浩二・若山富三郎ら)が、

  激しい縄張り争いを繰り広げる、………

 

  名セリフは、………

  「ヤマトンチュに、沖縄で、でけえ面させない、

   ここは、俺たちの島やっさ、」

 

 

 ●現代やくざ人斬り与太(1972年・公開)

  完全なる「悪」を演じた、文太の飛躍作

 

  愚連隊の番長を演じた、菅原文太の暴れぶりは圧巻、

  翌年、菅原は「仁義なき戦い」のヒットで、

  一気にスター俳優となる、………

 

  名セリフは、………

  「俺は、沖田勇、……… 

   スケとケンカにゃ強いが、バクチは、からっきし苦手、……… 」

 

 

 ●仁義の墓場(1975年・公開)

  異色のやくざを描く、実録半生記

 

  戦後の混乱期、抗争に明け暮れる、

  新宿周辺で散ったやくざ、石川(渡哲也)の人生を、

  実録タッチで描き出す、………

 

  名セリフは、………

  「俺が死ぬ時は、カラスだけが泣く!」

 

 

 ●いつかギラギラする日(1992年・公開)

  中年の悪党が魅せるバイオレンス

 

  現金強奪を企てる中年悪党(萩原健一)が魅せる、本格アクション、

  深作特有のユーモア溢れる、エンディングにも注目、………

 

  名セリフは、………

  「あの五千万は、俺の金だ! 」

 

 

 ……… 以上、深作欣二監督、6作品の紹介を終わりますが、

 次に、「深作組」と呼ばれた名優ベスト10を紹介します、………  」

 

 

佐々木恭子

「これも、雑誌、丸写しですか、………? 」

 

カツ丼小僧

「へい、芸が無くて、すいませんです、……… 

 では、キッチリ、10人、紹介します、………

 

 

 ■梅宮辰夫(出演作品11作)

  軟派なイメージが強かった梅宮だが、

  「仁義シリーズ」で、広島やくざが、はまり役に、………

  硬派俳優へと、変貌を遂げた、………

 

 

 ■菅原文太(出演作品13作)

  ヒット作のなかった菅原を、深作がやくざ映画に起用、

  主役を張った「仁義シリーズ」は、

  日本映画の金字塔となった、………

 

 

 ■田中邦衛(出演作品8作)

  麻薬中毒者に扮した「仁義の墓場」や、

  悪辣なやくざを演じた「仁義シリーズ」などで、

  強烈な個性を放っている、………

 

 

 ■千葉真一(出演作品18作)

  深作のデビュー作から出演、………

  「仁義なき戦い 広島死闘篇 」の狂犬・大友勝利役は、

  多くのファンに愛されている、………

 

 

 ■渡哲也(出演作品数2作)

  闘病生活からの復帰後、1作目で「仁義の墓場」に出演、

  日活青春スターの渡が、破滅型やくざを演じ、

  大きな話題となった、………

 

 

 ■渡瀬恒彦(出演作品数10作)

  「仁義なき戦い 代理戦争 」での、若きチンピラ役や、

  アクションに挑む、「暴走パニック」など、

  深作組の若頭として活躍、………

 

 

 ■金子信雄(出演作品数11作)

  「仁義なき戦い」の、山守親分役を、

  病身にもかかわらず自ら志願、………

  深作映画に、人一倍強い思い入れがあったとされている、………

 

 

 ■松方弘樹(出演作品数11作)

  東映のプリンスとも言われたが、深作作品で開眼、………

  凄みのあるヤクザを好演し、

  「仁義シリーズ」の上演俳優となった、………

 

 

 ■鶴田浩二(出演作品数7作)

  任侠映画出身の鶴田を、深作がギャング映画で起用、………

  スーツ姿に、サングラスをかけ、

  クールなギャングを好演した、………

 

 

 ■川谷拓三(出演作品数12作)

  大部屋俳優らが結成した、「ピラニア軍団」出身、………

  主役を圧倒するほどの気迫に、深作が惚れ、

  多くの作品に起用された、………

 

 

 ………以上です、………キッチリ10名、終りました、………

 わははははは、………無事、任務完了です、………   

 そして、今回は、これで、終了します、……… わははははは、……… 」

 

一同

「え~~~~~~~~っ、 ! ? 」

 

カツ丼小僧

「すいません、……… では、喋る機会の無かった人、どうぞ、……… 」

 

 

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カツ丼小僧

「何ですか、………あなた方だって、

 今週の週刊現代の表紙の見出しの棒読みじゃないですか、………

 いけませんねぇ、………… 」

 

大橋巨泉

「わははははははは、……… わははははははははは、……… 」