カツ丼小僧
「え~~、本日も、待ちに待った、お楽しみの「週刊現代」が、発売されました、
表紙には「秋の合併・特大号」、と書いてありますね、………
2週間分ですか、………
なんか、もう、次の号の発売日まで、気になっちゃいますね、………
え? 次号は、来週の金曜日?………あ、そうですか、………
19日ですね、……… ふふふ、………どんなネタ元がくるのか、………
期待してますよ、週刊現代さん、……… 」
松坂慶子
「ところで、カツ丼さん、……… うふふふ♡、………
今日は何をテーマに、語り合うのかしらね、………? うふふふっ♡、……… 」
カツ丼小僧
「ええ、それはもちろん、
松坂さんも、よく、わかっていると思いますが、……… 」
松坂慶子
「ふっ、深作欣二監督の事ねっ♡、
わ~~~~~~~~っ、嬉しいっ♡、……… 」
カツ丼小僧
「ええ、そうですね、………映画監督の深作欣二さんは、
「仁義なき戦い」(1973年・公開)とか、
松坂さんの「蒲田行進曲」(1982年・公開)とか、………
多数の名作を残しました、………
皆さん、週刊現代の、最初の方の、カラーページを、お開きください、………
まぁ、今回から、暫くの間、日数的にも余裕がありますからね、………
楽しみながら、じっくり行きましょうよ、……… じっくりとね、……… 」
浅香唯
「でも、時間って、結構、アッと言う間に過ぎていくものよ、………
油断してると、また、後の方で、切羽詰ってくるわよ、
少しは、急いで行きましょう、……… 」
三田村邦彦
「お~~~~っ、これは、凄い、凄い、俳優の菅原文太さんが、
おっそろしい顔して、今にも、手にした拳銃を、ブッ放しそうだよ、………
すっごい迫力、……… でも、カッコいいなぁ、………
俺も演じて見たい、……… 」
生田智子
「何、言ってるんですか、三田村さん、………
「アニー」での、お金持ち実業家の、オリバー・ウォーバックスさんの役、
凄く、素敵でしたわよ、……… ヤクザの役なんかより、ずっと、……… 」
三田村邦彦
「いや、生田さん、男優ってのはね、
一度は、こんなバイオレンス物に、挑戦してみたいなって、
誰もが、思うものなんだ、……… 」
松坂慶子
「私も、菅原文太さんとは、映画「青春の門」(1981・公開)で、共演したけど、
本当に男らしくて、素敵な俳優さんでしたわ、………
そしてね、その映画も、実は、蔵原惟繕監督と深作欣二監督との共作でした、」
萩本欽一
「「欣二」と「欽一」、何か似てるねっ、親戚か、兄弟かもねっ、」
近藤真彦
「そ、そんな事は、ないと思うけど、……… 」
役所広司
「おいおい、見ろよ、………
「映画監督 深作欣二 その人と作品 」と、大きく書いてあって、
その下にキャプションが、付いてるぞ、………
え~~~と、なになに、………?
「殴る、刺す、撃つ、………! 戦後の混乱ぶり、………
そして圧倒的なバイオレンスを描いた、日本映画の鬼才・深作欣二、
この世を去って、11年が経った今、その魅力を振り返る、」だって、……… 」
カツ丼小僧
「いや~~、ヒッチコックのスリラー映画とか、
クレージーキャッツの喜劇映画もいいんですがね、
こういう、拳銃ブッ放しのヤクザ映画だとか、人がワンサカ死んで行く、
西部劇なんかも、またいいですね、……… 」
ビートたけし
「俺の、「ソナチネ」や「アウトレイジ」は、……… 」
カツ丼小僧
「ええ、最高でした、……ストレス解消には、持ってこいです、……… 」
ビートたけし
「わははははは、……… コマネチッ、」
カツ丼小僧
「わははははは、………いえね、たけしさん、………
僕、いつも言ってるんですけど、動きの激しい映像が好きなんですよ、
子供の頃は、仮面ライダーや、ウルトラマンなんか好きでしたがね、
最近のテレビドラマなんかでも、人が、あまり走り廻らなくなってきてるでしょ、
昔の「太陽にほえろ!」だとか、「西部警察」だとか、バイオレンスや、
大仰な、カーチェイスだとか、………凄かったですが、………
今は、同じ刑事ものでも、「相棒」ですからね、………
かなり、思索的ですよ、……… 」
水谷豊
「は、? な、何か、言いましたか、………? 」
カツ丼小僧
「いえいえ、何も、………水谷豊さんの主演作品では、
テレビドラマの「熱中時代・刑事編」が、大好きです、………
どうでしたか、水谷さん、………
ミッキー・マッケンジーさんの、ムッチムチの体の味は、……さぞや、……… 」
水谷豊
「あんたね、………つまらん冗談言ってると、逮捕しますよ、……… 」
カツ丼小僧
「わははははは、………こんな冗談で逮捕ですか、………
やっぱり、刑事は傲慢ですね、………
それじゃぁ、赤塚不二夫さんの漫画、「天才バカボン」に出て来る、
目ん玉つながりの、お巡りさんと同じじゃないですか、嫌ですねぇ、……… 」
刀根麻理子
「はいはい、カツ丼さん、どんどん、先に進んで、……… 」
カツ丼小僧
「え~~、それでは、ここに、深作欣二監督の映画作品が、
キャプション付きで、6つ紹介されていますので、
まず、それを、そのまま紹介しますね、……… 」
生田智子
「え~~~~っ、そっくりそのまま、丸写し~~~~~っ、? 」
カツ丼小僧
「ええ、そうなんです、………
普段、偉そうな事を言っている割合に、実は、何も知らないんです、………
すいません、……… では、行きます、………
●仁義なき戦い(1973年・公開)
深作の名を世に知らしめた、不朽の名作
舞台は終戦直後の広島、………
闇市で勃発した争いを機に、菅原文太ら演じる広島やくざたちの、
血で血を洗う抗争が始まった、………
名セリフは、………
「山守さん、……… 弾はまだ、残っとるがよう、……… 」
●狼と豚と人間(1964年・公開)
アウトロー三兄弟、骨肉の争い
敵視し合う、スラム街生まれの三兄弟
(三國連太郎・高倉健・北大路欣也)の争い、
タイトルにも、深い意味が隠されている、………
名セリフは、………
「こっちへ来て、俺たちと一緒に闘ってくれ!
兄貴、俺は冗談言ってんじゃねえんだ! 」
●博徒外人部隊(1971年・公開)
横浜やくざと、琉球やくざの抗争
戦後米占領下の沖縄を舞台に、
出身の異なるやくざたち(鶴田浩二・若山富三郎ら)が、
激しい縄張り争いを繰り広げる、………
名セリフは、………
「ヤマトンチュに、沖縄で、でけえ面させない、
ここは、俺たちの島やっさ、」
●現代やくざ人斬り与太(1972年・公開)
完全なる「悪」を演じた、文太の飛躍作
愚連隊の番長を演じた、菅原文太の暴れぶりは圧巻、
翌年、菅原は「仁義なき戦い」のヒットで、
一気にスター俳優となる、………
名セリフは、………
「俺は、沖田勇、………
スケとケンカにゃ強いが、バクチは、からっきし苦手、……… 」
●仁義の墓場(1975年・公開)
異色のやくざを描く、実録半生記
戦後の混乱期、抗争に明け暮れる、
新宿周辺で散ったやくざ、石川(渡哲也)の人生を、
実録タッチで描き出す、………
名セリフは、………
「俺が死ぬ時は、カラスだけが泣く!」
●いつかギラギラする日(1992年・公開)
中年の悪党が魅せるバイオレンス
現金強奪を企てる中年悪党(萩原健一)が魅せる、本格アクション、
深作特有のユーモア溢れる、エンディングにも注目、………
名セリフは、………
「あの五千万は、俺の金だ! 」
……… 以上、深作欣二監督、6作品の紹介を終わりますが、
次に、「深作組」と呼ばれた名優ベスト10を紹介します、……… 」
佐々木恭子
「これも、雑誌、丸写しですか、………? 」
カツ丼小僧
「へい、芸が無くて、すいませんです、………
では、キッチリ、10人、紹介します、………
■梅宮辰夫(出演作品11作)
軟派なイメージが強かった梅宮だが、
「仁義シリーズ」で、広島やくざが、はまり役に、………
硬派俳優へと、変貌を遂げた、………
■菅原文太(出演作品13作)
ヒット作のなかった菅原を、深作がやくざ映画に起用、
主役を張った「仁義シリーズ」は、
日本映画の金字塔となった、………
■田中邦衛(出演作品8作)
麻薬中毒者に扮した「仁義の墓場」や、
悪辣なやくざを演じた「仁義シリーズ」などで、
強烈な個性を放っている、………
■千葉真一(出演作品18作)
深作のデビュー作から出演、………
「仁義なき戦い 広島死闘篇 」の狂犬・大友勝利役は、
多くのファンに愛されている、………
■渡哲也(出演作品数2作)
闘病生活からの復帰後、1作目で「仁義の墓場」に出演、
日活青春スターの渡が、破滅型やくざを演じ、
大きな話題となった、………
■渡瀬恒彦(出演作品数10作)
「仁義なき戦い 代理戦争 」での、若きチンピラ役や、
アクションに挑む、「暴走パニック」など、
深作組の若頭として活躍、………
■金子信雄(出演作品数11作)
「仁義なき戦い」の、山守親分役を、
病身にもかかわらず自ら志願、………
深作映画に、人一倍強い思い入れがあったとされている、………
■松方弘樹(出演作品数11作)
東映のプリンスとも言われたが、深作作品で開眼、………
凄みのあるヤクザを好演し、
「仁義シリーズ」の上演俳優となった、………
■鶴田浩二(出演作品数7作)
任侠映画出身の鶴田を、深作がギャング映画で起用、………
スーツ姿に、サングラスをかけ、
クールなギャングを好演した、………
■川谷拓三(出演作品数12作)
大部屋俳優らが結成した、「ピラニア軍団」出身、………
主役を圧倒するほどの気迫に、深作が惚れ、
多くの作品に起用された、………
………以上です、………キッチリ10名、終りました、………
わははははは、………無事、任務完了です、………
そして、今回は、これで、終了します、……… わははははは、……… 」
一同
「え~~~~~~~~っ、 ! ? 」
カツ丼小僧
「すいません、……… では、喋る機会の無かった人、どうぞ、……… 」
藤あや子
「特別袋とじ、安達祐実「濡れ場ヌード」を独占掲載! 」
伍代夏子
「グラビア&記事、日本一のホワイト企業「東ソー」社員が辞めない秘密 」
藤原紀香
「スペシャル企画、天才・アラーキー最新作「これがエロスだ」 」
飯島直子
「坂ノ上朝美「しっとり、大胆ヌード」 」
細川ふみえ
「高田美和「軽井沢夫人」の裸身 」
カツ丼小僧
「何ですか、………あなた方だって、
今週の週刊現代の表紙の見出しの棒読みじゃないですか、………
いけませんねぇ、………… 」
大橋巨泉
「わははははははは、……… わははははははははは、……… 」