カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 123

カツ丼小僧

「え~~、今日の「日本一の名脇役」は、成田三樹夫さんです、

 まず、簡単なプロフィールから、ご紹介、………

 

 1935年(昭和10年)生まれ、山形県出身、1990年(平成2年)逝去、享年55

 代表作は、映画「極道の妻たち」、「櫂」、など、………

 

 あれれ、………ここから先は、選者の寸評がないぞ、……… 

 う~~~ん、どうしようか、……… 穴が埋まんないぞ、弱ったな、……… 」

 

太田光

「サッチー、サッチー、サッチーです、 サッチー、サッチー、サッチー、

 サッチー、サッチー、サッチー、   サッチー、サッチー、サッチーです、 

 

 フフフフフ、………こ、これで、埋まったぁぁ~~~~~っ、」

 

カツ丼小僧

「いえいえ、そういう訳にもいきませんので、

 ちょいと、申し訳ありませんが、ウィキペディア、丸写しとなります、

 

 ニヒルで、鋭い眼光とドスの利いた声での敵役・悪役から、

 軽薄で、どことなく憎めないキャラクター、

 

 そして、カメレオンのように、声色を変えて、異様な人物に扮するなど、

 個性的な演技で活躍した、………そうです、………  」

 

生田智子

「ここに、ドラマ「探偵物語」での、松田優作さんとの

 ツーショット写真が掲載されているわ、………

 場所は警察の取り調べ室の中みたいね、………

 

 成田三樹夫さん、なんか、随分ひょうきんで、おどけたポーズを取っているわ、

 チョイ役とか脇役なんて、私達、普段見過ごしているけど、

 こうして、ジッと見てみると、主役の松田優作さんより、数段、目立ってるわ、」

 

タモリ

「まぁ、目立つ内容にも、よりけりですが、………

 でもこれ、ちょっと、異様な顔をしていますよ、……… 」

 

松田賢二

「主役になれなかったから、脇役の道を選んだんです、

 可哀想といえば、可哀想、………

 あまり、失礼な事を言ってはいけませんよ、……… 」

 

小池栄子

「でも成田さん、東大の入学試験に合格しているんですって、………

 僅か1年で、中退してしまったそうですけど、………

 頭は良かったんだ、……… 」

 

タモリ

「オレ、早稲田大学、文学部、哲学科、中退、……… 」

 

松田賢二

「あんたの、どこが、哲学なんだっ、……… 」

 

タモリ

「ブラタモリ、……坂道哲学です、

 あと、ユンケル哲学と、小百合ちゃんの、オマ○コ哲学、……… 」

 

所ジョージ

「わははははは、……… それは絶対に、役に立つ哲学です、……… 」

 

イチロー

「あっ、ユンケルなら、僕も、……… 」

 

カツ丼小僧

「チョットだけ現れて、また、すぐ消える、………

 ほんの僅かな時間の間に、強烈なインパクトを与えなければなりませんのでね、

 これは、ある意味、大変な事ですよ、………

 

 それでいて、ストーリーの流れや、ドラマの雰囲気をブチ壊しにしてはならないので、

 ただ、大袈裟に騒いで、目立てばいいってもんじゃないし、

 これは結構、高度なテクニックと能力が要求されます、……… 

 

 では、次に行きましょう、………

 

 うわっ、これは、凄い、……… なんて顔してるんだ、………

 口を大きく開けて、目ん玉がひん剥いてますが、

 これも、したたかに計算された演技なんでしょうねぇ、………  」

 

岩下志麻

「汐路章(しおじ・あきら)さんですわ、………

 私も、何度か、共演させて頂きました、………

 いぶし銀の渋い名俳優でしたわ、………  

 

 でも、正直、殆ど、その他大勢の中の役柄が、多かったので、

 主役を張った私とは、あまり接点がありませんでしたわ、……… 」

 

タモリ

「それでは、あっちの方の接点もなかった、と、……… 」

 

内村光良

「わははははは、……… 

 でも、俺、井上和香ちゃんと、接点を持ちたかった、……… 

 結構、チャンスは、あったんだけどなぁ、……… 」

 

カツ丼小僧

「では、ここで、汐路章さんの、簡単なプロフィールを紹介します、………

 1928年(昭和3年)京都府出身、1994年(平成6年)逝去、享年66

 

 ドラマ「水戸黄門」のほか、ヤクザ映画でも活躍、………

 時代劇に不可欠な、カリスマ的、悪徳商人の役を、多く演じました、……… 」

 

竹中直人

「しかし、この写真の顔、ひどいなぁ、………

 時代劇のチョンマゲ姿なんだけど、………

 

 でも、今、ネットで見たら、どの写真も、カッと目を見開いた時に、

 右目だけが、このような異様な感じなので、

 これは、演技ではなく、生まれつきのもののようだね、」

 

三原じゅん子

「刑事コロンボの、名俳優、ピーター・フォークさんのようなものよ、………

 ピーター・フォークさんも、まだ、3歳の時に、癌で義眼手術をして、

 大きなハンディキャップを背負ってしまったんですけど、

 

 でも、義眼の、そのしかめた顔が、ミステリーの表情には欠かせない

 ものとなった訳ですから、………

 

 今も、ちょっと、ネットで見たんですけど、あの、右目を細めて、

 葉巻をくゆらせて、ジッとこちらを見つめている、あの顔、………

 グッと、惹きつけられちゃうわ、……… 凄いカリスマよ、……… 」

 

役所広司

「ただ、汐路さんの場合は、ピーター・フォークさんと違って、

 それが、ちょっと陳腐な脇役だった、という事ですがね、……… 」

 

西田敏行

「おいっ、あんた、脇役をバカにするのかっ、………

 あんたのような二枚目俳優には、到底脇役の気持ちなんか、……… 」

 

三原じゅん子

「西田さん、なにも、そんなにムキになって怒らなくても、………

 西田さんは、いいじゃないですか、主役なんですから、………

 顔は、不細工でも、………うふふっ♡、素晴らしいと思うわ、………

 

 顔が悪くても、主役を張れる人なんて、そう滅多にいないと思うわ、………

 希少価値よっ、希少価値っ、……… 国民栄誉賞ものよっ、うふふっ、……… 」

 

西田敏行

「ほ、褒められてるんだか、貶されているんだか、………

 こ、この女、常識知らずなのか、バカなのか、

 それとも、そんのもの、超越してるのか、……… 」

 

カツ丼小僧

「あ、喧嘩はよしてくださいよ、喧嘩は、………

 ここは、穏やかな座談会の場ですから、……… 」

 

西田敏行

「はいはい、わかってますって、………

 どうせ、ワタシャ、世にも珍しい、三枚目の主役ですよ、……… 」

 

松坂慶子

「映画「蒲田行進曲」が、公開される、もっと前の話しなんですけど、

 汐路章さんは、実際に役の中で、

 本物の「階段落ち」を経験しているそうですよ、……… 」

 

カツ丼小僧

「えっ? 「階段落ち」って、「蒲田行進曲」で、あの「ヤス」を演じた、

 平田満さんがやってた、あの、長い階段から、後ろ向きに真っ逆さまに、

 転がり落ちるっていう奴、………? 」

 

松坂慶子

「ええ、そうなんです、………あの、「ヤス」の階段落ちは、

 その、汐路さんの、伝説の階段落ちを、モチーフにしたものだとも

 言われているんです、………定かではありませんが、……… 」

 

カツ丼小僧

「うわ~~~~、あれが、実際、現実の話として、あったなんて、………

 恐ろしいなぁ、……… まるで、「物」同然の扱いじゃないですか、………

 いくら、大部屋俳優とはいえ、………

 

 あんな所から、転がり落ちて、打ち所が悪かったら、一生、車椅子だとか、

 ヘタをすると、死んでしまう事もある訳ですからね、………

 役者っていうのも、本当に命がけで大変ですね、………

 藤岡弘、さんの言っていた事は、本当だったんだ、………  」

 

藤岡弘、

「うわっはっはっはっはっ、……… 」

 

カツ丼小僧

「それでは、大俳優の藤岡弘、さんの豪快な笑い声が、会場内に響き渡ったところで、

 今回は、ここで、締めとします、………

 

 皆さん、最後の一言をお願いします、……… 」

 

 

武田鉄矢

「男は、顔や見た目ではありません、………

 だからこそ、私も、偉大な俳優、タレントになれたんです、……… 」

 

田原俊彦

「でも、それって、自分の見た目が悪いって、

 自分で認めてるようなもんだよ、………あはははははっ、……… 」

 

郷ひろみ

「僕は、今まで、人生の脇役に回った経験がないんだ、………

 郷ひろみは、いつだって、カッコイイ主役だよっ、………

 ♪マイレディ~~~~、オンリ~~~、ユゥゥゥ~~~~~、」

 

松田聖子

「……………。」

 

北の湖敏満

「ごっつぁんス、……… よろしく、」

 

輪島大士

「ふてぶてしい、厚顔の北の湖には、絶対に負けらん、………

 よろしく~~~、」

 

白鵬翔

「7月場所では、史上3人目の、幕内優勝30回を達成しました、

 大鵬さんの32回と、千代の富士さんの31回も、もう目前です、

 必ず、抜いて見せますので、皆さん、応援よろしくお願いします、……… 」

 

カツ丼小僧

「いや~~、続々とやって来るなぁ、………

 こちらこそ、宜しくお願いしまぁ~~~す、……… 」