カツ丼小僧
「え~~、今日の「日本一の名脇役」は、成田三樹夫さんです、
まず、簡単なプロフィールから、ご紹介、………
1935年(昭和10年)生まれ、山形県出身、1990年(平成2年)逝去、享年55
代表作は、映画「極道の妻たち」、「櫂」、など、………
あれれ、………ここから先は、選者の寸評がないぞ、………
う~~~ん、どうしようか、……… 穴が埋まんないぞ、弱ったな、……… 」
太田光
「サッチー、サッチー、サッチーです、 サッチー、サッチー、サッチー、
サッチー、サッチー、サッチー、 サッチー、サッチー、サッチーです、
フフフフフ、………こ、これで、埋まったぁぁ~~~~~っ、」
カツ丼小僧
「いえいえ、そういう訳にもいきませんので、
ちょいと、申し訳ありませんが、ウィキペディア、丸写しとなります、
ニヒルで、鋭い眼光とドスの利いた声での敵役・悪役から、
軽薄で、どことなく憎めないキャラクター、
そして、カメレオンのように、声色を変えて、異様な人物に扮するなど、
個性的な演技で活躍した、………そうです、……… 」
生田智子
「ここに、ドラマ「探偵物語」での、松田優作さんとの
ツーショット写真が掲載されているわ、………
場所は警察の取り調べ室の中みたいね、………
成田三樹夫さん、なんか、随分ひょうきんで、おどけたポーズを取っているわ、
チョイ役とか脇役なんて、私達、普段見過ごしているけど、
こうして、ジッと見てみると、主役の松田優作さんより、数段、目立ってるわ、」
タモリ
「まぁ、目立つ内容にも、よりけりですが、………
でもこれ、ちょっと、異様な顔をしていますよ、……… 」
松田賢二
「主役になれなかったから、脇役の道を選んだんです、
可哀想といえば、可哀想、………
あまり、失礼な事を言ってはいけませんよ、……… 」
小池栄子
「でも成田さん、東大の入学試験に合格しているんですって、………
僅か1年で、中退してしまったそうですけど、………
頭は良かったんだ、……… 」
タモリ
「オレ、早稲田大学、文学部、哲学科、中退、……… 」
松田賢二
「あんたの、どこが、哲学なんだっ、……… 」
タモリ
「ブラタモリ、……坂道哲学です、
あと、ユンケル哲学と、小百合ちゃんの、オマ○コ哲学、……… 」
所ジョージ
「わははははは、……… それは絶対に、役に立つ哲学です、……… 」
イチロー
「あっ、ユンケルなら、僕も、……… 」
カツ丼小僧
「チョットだけ現れて、また、すぐ消える、………
ほんの僅かな時間の間に、強烈なインパクトを与えなければなりませんのでね、
これは、ある意味、大変な事ですよ、………
それでいて、ストーリーの流れや、ドラマの雰囲気をブチ壊しにしてはならないので、
ただ、大袈裟に騒いで、目立てばいいってもんじゃないし、
これは結構、高度なテクニックと能力が要求されます、………
では、次に行きましょう、………
うわっ、これは、凄い、……… なんて顔してるんだ、………
口を大きく開けて、目ん玉がひん剥いてますが、
これも、したたかに計算された演技なんでしょうねぇ、……… 」
岩下志麻
「汐路章(しおじ・あきら)さんですわ、………
私も、何度か、共演させて頂きました、………
いぶし銀の渋い名俳優でしたわ、………
でも、正直、殆ど、その他大勢の中の役柄が、多かったので、
主役を張った私とは、あまり接点がありませんでしたわ、……… 」
タモリ
「それでは、あっちの方の接点もなかった、と、……… 」
内村光良
「わははははは、………
でも、俺、井上和香ちゃんと、接点を持ちたかった、………
結構、チャンスは、あったんだけどなぁ、……… 」
カツ丼小僧
「では、ここで、汐路章さんの、簡単なプロフィールを紹介します、………
1928年(昭和3年)京都府出身、1994年(平成6年)逝去、享年66
ドラマ「水戸黄門」のほか、ヤクザ映画でも活躍、………
時代劇に不可欠な、カリスマ的、悪徳商人の役を、多く演じました、……… 」
竹中直人
「しかし、この写真の顔、ひどいなぁ、………
時代劇のチョンマゲ姿なんだけど、………
でも、今、ネットで見たら、どの写真も、カッと目を見開いた時に、
右目だけが、このような異様な感じなので、
これは、演技ではなく、生まれつきのもののようだね、」
三原じゅん子
「刑事コロンボの、名俳優、ピーター・フォークさんのようなものよ、………
ピーター・フォークさんも、まだ、3歳の時に、癌で義眼手術をして、
大きなハンディキャップを背負ってしまったんですけど、
でも、義眼の、そのしかめた顔が、ミステリーの表情には欠かせない
ものとなった訳ですから、………
今も、ちょっと、ネットで見たんですけど、あの、右目を細めて、
葉巻をくゆらせて、ジッとこちらを見つめている、あの顔、………
グッと、惹きつけられちゃうわ、……… 凄いカリスマよ、……… 」
役所広司
「ただ、汐路さんの場合は、ピーター・フォークさんと違って、
それが、ちょっと陳腐な脇役だった、という事ですがね、……… 」
西田敏行
「おいっ、あんた、脇役をバカにするのかっ、………
あんたのような二枚目俳優には、到底脇役の気持ちなんか、……… 」
三原じゅん子
「西田さん、なにも、そんなにムキになって怒らなくても、………
西田さんは、いいじゃないですか、主役なんですから、………
顔は、不細工でも、………うふふっ♡、素晴らしいと思うわ、………
顔が悪くても、主役を張れる人なんて、そう滅多にいないと思うわ、………
希少価値よっ、希少価値っ、……… 国民栄誉賞ものよっ、うふふっ、……… 」
西田敏行
「ほ、褒められてるんだか、貶されているんだか、………
こ、この女、常識知らずなのか、バカなのか、
それとも、そんのもの、超越してるのか、……… 」
カツ丼小僧
「あ、喧嘩はよしてくださいよ、喧嘩は、………
ここは、穏やかな座談会の場ですから、……… 」
西田敏行
「はいはい、わかってますって、………
どうせ、ワタシャ、世にも珍しい、三枚目の主役ですよ、……… 」
松坂慶子
「映画「蒲田行進曲」が、公開される、もっと前の話しなんですけど、
汐路章さんは、実際に役の中で、
本物の「階段落ち」を経験しているそうですよ、……… 」
カツ丼小僧
「えっ? 「階段落ち」って、「蒲田行進曲」で、あの「ヤス」を演じた、
平田満さんがやってた、あの、長い階段から、後ろ向きに真っ逆さまに、
転がり落ちるっていう奴、………? 」
松坂慶子
「ええ、そうなんです、………あの、「ヤス」の階段落ちは、
その、汐路さんの、伝説の階段落ちを、モチーフにしたものだとも
言われているんです、………定かではありませんが、……… 」
カツ丼小僧
「うわ~~~~、あれが、実際、現実の話として、あったなんて、………
恐ろしいなぁ、……… まるで、「物」同然の扱いじゃないですか、………
いくら、大部屋俳優とはいえ、………
あんな所から、転がり落ちて、打ち所が悪かったら、一生、車椅子だとか、
ヘタをすると、死んでしまう事もある訳ですからね、………
役者っていうのも、本当に命がけで大変ですね、………
藤岡弘、さんの言っていた事は、本当だったんだ、……… 」
藤岡弘、
「うわっはっはっはっはっ、……… 」
カツ丼小僧
「それでは、大俳優の藤岡弘、さんの豪快な笑い声が、会場内に響き渡ったところで、
今回は、ここで、締めとします、………
皆さん、最後の一言をお願いします、……… 」
武田鉄矢
「男は、顔や見た目ではありません、………
だからこそ、私も、偉大な俳優、タレントになれたんです、……… 」
田原俊彦
「でも、それって、自分の見た目が悪いって、
自分で認めてるようなもんだよ、………あはははははっ、……… 」
郷ひろみ
「僕は、今まで、人生の脇役に回った経験がないんだ、………
郷ひろみは、いつだって、カッコイイ主役だよっ、………
♪マイレディ~~~~、オンリ~~~、ユゥゥゥ~~~~~、」
松田聖子
「……………。」
北の湖敏満
「ごっつぁんス、……… よろしく、」
輪島大士
「ふてぶてしい、厚顔の北の湖には、絶対に負けらん、………
よろしく~~~、」
白鵬翔
「7月場所では、史上3人目の、幕内優勝30回を達成しました、
大鵬さんの32回と、千代の富士さんの31回も、もう目前です、
必ず、抜いて見せますので、皆さん、応援よろしくお願いします、……… 」
カツ丼小僧
「いや~~、続々とやって来るなぁ、………
こちらこそ、宜しくお願いしまぁ~~~す、……… 」