カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 112

カツ丼小僧

「いや、皆さん、お待たせしました、………

 今週の「週刊現代」が、今日、月曜日に発売されました、………

 

 今週も、特集記事が目白押しでして、

 

 巻頭は、「清純派女優がいた時代」、とありまして、

 

 紺野美紗子さん、酒井和歌子さん、中田喜子さん、五十嵐淳子さん、

 松原智恵子さん、坂口良子さん、榊原るみさん、古手川祐子さん、

 紀比呂子さん、八千草薫さんの、

 清純派女優の、若き日の妖艶なカラー写真が掲載されております、……… 

 

 でも、八千草薫さん、昔から、あの髪型だったんですね、………

 ベティ・ブープのような、……… 

 幾多の花に囲まれた八千草さん、……… とっても、綺麗ですよ~~~、

 

 僕は、特別に、彼女のファンって訳じゃないんだけど、

 このページの写真は、切り取って、額に入れて、

 自分の部屋の壁にでも飾って置きたいなぁ、……… 」

 

武田鉄也

「ふふふふふ♡、 そ、それ行こう、それっ、……うふふふふ、………

 そのコーナー、色っぽそうで、いいじゃない、……… 」

 

田原俊彦

「あはははははっ、」

 

近藤真彦

「せんせぇ~~~~っ、 スケベ心丸出しだよ~~~~っ、」

 

野村義男

「ふふふっ、……… 」

 

カツ丼小僧

「いえいえ、今回は、それではなく、雑誌の後ろの方にある、特集記事、

 

 実は、あの番組に、ちょっとだけ出てました、………

 「有名人、私のチョイ役時代」、です、……… 

 

 辛かった、恥ずかしかった、でも必死だった、………

 現在、第一線で活躍する俳優・女優・歌手が、封印してきた

 「あの日のこと」を明かす、………と、あります、……… 

 

 そうです、どんな大物俳優、大物歌手も、誰だって、最初は無名だったんです、

 その、苦難の時代と、そのエピソードです、………  」

 

伍代夏子

「カツ丼さんも、今は、……… 」

 

カツ丼小僧

「ええ、……でも、この所、やっと、少しづつでは、ありますが、

 名前が、世に、知れ渡って来た所です、………これからです、……

 現在、既に50歳では、ありますが、相当長生きすると確信しております、

 皆さんや、出版社さんの協力が必要です、……宜しくお願い、……… 」

 

酒井法子

「しまっピー♡、……… えへへっ、」

 

カツ丼小僧

「ええ、そうですね、………

 酒井法子さんも、これから、新たな出直し、………という事で、……… 」

 

大橋巨泉

「俺は、もう、全国に名が知れ渡っている程の有名人だったけど、

  1990年(平成2年)には、藤子不二雄A原作の映画、「少年時代」に、

 チョイ役で出演した事があるんだ、………

 つまり、俺の場合は、逆って訳だな、……… 」

 

カツ丼小僧

「いや~~、巨泉さんの時代は、良かったですよ~~~、

 何故なら、少しでもテレビにさえ出れば、日本国中、誰もが知っている

 有名人になれた時代ですからね~~~、

 

 テレビが、日本の中心だったんです、巨泉さんの他には、野球の王さん、長嶋さん、

 それと、ザ・ドリフターズだとか、ベルトクイズQ&Qの、押坂忍さん、

 ロンパールームの、うつみ宮土理さん、田宮二郎さんとか、坂上二郎さんとか、

 キャンディーズ、ピンクレディー、西城秀樹さん、郷ひろみさん、野口五郎さん、

 

 山口百恵さんや、松田聖子さん、松坂慶子さんだって、………

 あと、ビートたけしさんや、明石家さんまさん、ウッチャンナンチャン、

 ダウンタウン、ぐらいの時代までは、完全にそうでした、………

 

 いや~~、僕からしてみれば、本当においしい話ですよ~~~、

 僕ね、未だに頭の中が、テレビ全盛時代のままなんですよ、……… 

 とにかく、テレビに出さえすれば、何もかもうまく行く、っていうね、………

 

 でも、実際は、もうダメです、………とてもじゃないですが、

 今は、テレビに出たからと言って、日本国中、誰もが知っている有名人、

 という訳ではありません、………

 

 僕のイラストを、ツイッターで紹介してくれた、犬山紙子さんだって、

 その友人の、ダレノガレ明美さんにしたって、テレビには出ていても、

 日本全国的な規模でみれば、それ程、名が知られているという訳ではありません、

 

 当時だったら、あの、お化け番組、「8時だョ!全員集合」になんか、

 ゲストとしてでも出ようものなら、あの、口の大きな、エバさんだって、

 相当な有名人でしたからね、……… 今じゃ、ありえませんよ、……… 」

 

今井優子

「テレビは、当時、日本全国民の、共通の話題でしたからね~~~、」

 

壇蜜

「でも、私は今、日本全国で、かなり、知名度があると思うわ、……… 」

 

カツ丼小僧

「ええ、そうですね、……… 今や、壇れいさんよりも、有名かもしれません、

 今どき、珍しいですよ、………大したもんです、………素晴らしい、………

 これだけ、情報やメディアが細分化されている中で、……… 

 

 ふふふふふ、……… あなたの奴隷にしてください、……… 」

 

鈴木京香

「カツ丼さん、そろそろ、週刊現代の記事の方に入って貰えないかしら、……… 」

 

カツ丼小僧

「ああ、そうでした、すいません、すいません、………

 すぐに、脱線するのが、僕の悪い癖でして、………

 

 それでは、始めます、………

 「有名人、私のチョイ役時代」、その第1ページ目は、………

 

 俳優の、小日向文世(こひなた・ふみよ)さんです、……… 」

 

ビートたけし

「あっ、小日向文世ね、こいつ、俺の製作映画、「アウトレイジ」や、

 「アウトレイジビヨンド」に、マル暴の刑事役で、出演して貰ったよ、………

 

   難しい役柄だったんだけど、憎らしいぐらいに、サラリと演じていた、………

 今じゃ、俺の映画には、なくてはならない俳優なんだ、……… 」

 

カツ丼小僧 

「小日向さんは、NHKの、テレビドラマ「毛利元就」('97年1月~12月放送)に、

 元就の父の近習(きんじゅう・側近の事、)木村として出演したそうです、……… 

 

 あ、あれ、……… この写真の中央にいるのは、………? 」

 

松坂慶子

「ええ、私です、……44か、45歳の頃の写真ですわ、………

 元就の義母、杉の方役として、「毛利元就」に出演させて頂きました、………

 とっても、陽気で、ハイテンションな役柄だったんです、……… 」

 

中村玉緒

「うほほほほ、……… 私の事でっか、………? 」

 

カツ丼小僧

「素晴らしい、………役柄は、ハイテンションだったとしても、

 この写真は、とっても妖艶でそそります、………

 

 それでは、ここに小日向さんのコメントがありますので、紹介します、………

 

 「1996年(平成8年)に、所属していた劇団が解散、………

  それから、始まったのは、仕事が、まったくない、

  毎日、子供と公園に通うだけの日々でした、………

 

  それだけに、翌年、NHKの大河ドラマ、「毛利元就」への出演が決まった時は、

  嬉しかったですね、………

 

  大河好きの父親も、大喜びしてくれたのですが、

  なんと、第1話のセリフは、

  「お待ちでござりまする、」の、一言だけだったんです、………

 

  残念がっていた、という父は、その直後に、

  病に倒れて帰らぬ人になってしまったんです、………

  仕事が貰えるようになった、今の姿を、見て貰いたかったなぁ、……… 」

 

 

 ………という事です、………

 

 小日向文世さんは、

 1954年(昭和29年)、北海道生まれ、………

 1977年に劇団入団、………

 

 現在、7月から、毎週月曜夜9時放送の、

 ドラマ「HERO」(フジテレビ系)に、出演中、だそうです、………

 

 

 それでは、時間ですので、今日は、ここまでとします、………

 

 皆さん、恒例の一言をお願いします、………  」

 

 

沢田研二

「チョイ役だって、いいじゃないか、仕事があれば、……… 」

 

高田純次

「テレビに出てるだけでも、凄い事だよ、……… うふっ♡、」

 

水谷豊

「僕は、そうは思わない、……… 」

 

松田賢二

「おいっ、あんたっ、水を差すような事を言うなっ、……… 」

 

西田敏行

「今、この時代では、テレビに出る事は、簡単に出来ても、

 有名になる事は、難しいよ、……… 

 ピアノが弾けるだけじゃ、ダメ、……… 」

 

かわいさとみ

「♪もしも~~、ピア~~ノが~~、………

 私、ピアノ、得意中の得意なんだけどなぁ~~~、」