カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 106

カツ丼小僧

「それでは、雅子様、………

 これからは、僕の言う通り、何でもしてくださいますね、…………… 」

 

皇太子妃・雅子様

「はい、……… 」

 

カツ丼小僧

「では、まず、その、帽子を取って、着ている服を脱ぎ捨てて、

 パンティーとブラジャーだけになってください、……… 」

 

皇太子妃・雅子様

「……… えっ、………? そ、そんな、……… 」

 

カツ丼小僧

「……… そうですか、………やはり、ダメですか、……… 

 すいません、ちょっと、行き過ぎた注文だったかもしれません、……… 」

 

皇太子妃・雅子様

「い、いえ、……別に、ダメという訳ではありませんけども、………

 で、でも、……… 」

 

カツ丼小僧

「わかりました、……… 

 では、まず、そこに置いてある、肘掛椅子に座ってください、………

 そうそう、ゆったりと、………ゆったりと、………くつろいで、………

 

 そうですね、確かに起きている状態では、羞恥心という物が出て来ます、………

 それでは、僕が今から、雅子様に催眠術をおかけしますが、

 それについて、雅子様は、許諾して頂きますね、………  」

 

 

  雅子様は、カツ丼小僧の顔を上目がちに見つめると、

  コックリと頷いた、………なんの猜疑もない素直な目線で、………

 

  催眠術師・カツ丼小僧は、内心、ほくそ笑んだ、………

  素直で純粋な性格の人ほど、実に、アッという間に、

  催眠術にかかってしまうからだ、………

 

  カツ丼小僧は、まず、電気スタンドを除いて、室内の灯りを消し、

  雅子妃に、瞼を閉じて、頭の中を空にし、

  体の力を抜いて、リラックスするように命じた、………

  

  そして、その後、雅子妃の前に両手をかざして、

  その手をグルグルと、大袈裟に回しながら、

  なにやら、ブツクサと呪文を唱え出した、………

  

  すると、暫くして、カツ丼小僧の催眠術が効き始めたのか、

  雅子様は、突然、ゆったりと肘掛椅子から立ち上がり、

  俯きながら、身に纏っていた衣服を脱ぎ始めた、………

 

  雅子妃は、夢遊病患者のように、うつろに目を閉じながら、

  それでいて、まるで、プロのストリッパーでもあるかのように、

  素早く華麗な身のこなしで、

  手慣れたようにスルスルと衣服を脱ぎ棄てていった、………

 

  あれ? なんだろう、………? 普段から、いつも、こんなに素早く、

  衣服を脱ぎ捨てていっているんだろうか、………? まさか、………

  でも、それにしても、いくらなんでも、効き過ぎだ、………

  カツ丼小僧は、内心、驚く程の催眠術の効果に、飛び上がって喜んだ、………

 

  もう寸での所で、パンティーやブラジャーまで、脱ぎ捨てそうになる所まで来て、

  慌てて、カツ丼小僧は、雅子妃の体を押さえにかかり、止めに入った、………

  しかし、その時、部屋の中が、薄暗くて、よくわからなかったのだが、

  よくよく注意してみると、雅子妃は、

  なんと、バイオレットのレースの、透け透けのパンティーと、ブラジャーを

  着けていたのである、……… 

 

  カツ丼小僧は、♪「セクシャルバイオレットNo1」と、唸り声を上げた、

  ふ~~む、雅子様に、まさか、こんな下着を着ける趣味があったなんて、………

  ちょっと、意外、………いや、考えもしなかったな、………

 

  ふふふ、………まぁいいや、………いい事を知っちゃったぞ、………

  これで、一段とやりやすくなった、………

  今までは、ちょっと、後ろめたさもあったんだが、………

 

  カツ丼小僧は、雅子様が、紫色のレースの下着姿で、

  普段、皇室内のベッドの上で、一人、悶え狂っている姿を想像して、

  欲情はしたが、何か、不自然極まりない感じもした、………

  雅子妃の普段の性格からして、ちょっと、考えられなかった、………

 

  雅子様、……… やっぱり孤独なんだろうか、………

  

  カツ丼小僧は、その、下着だけの姿になった雅子様を、

  ツインベットにまで連れて行き、その上に仰向けに寝かせた、………

  そして、自身は、その場から少し離れた、洋服ダンスの所まで歩いて行き、

  そのタンスの奥の方に仕舞ってあった、ダンボール箱を取り出し、

  重たそうに引きずってきた、………

 

  そして、そのダンボール箱の中を覗き込んで、呟いた、………

 

カツ丼小僧

「雅子様、………相当、精神がやられているようだ、………

 

 さぁ、敬愛なる雅子様、………

 これから暫くの間、少しは、楽になれますよ、………

 これで、自然に帰ってください、……… 」