カツ丼小僧
「はい、それでは、昨日の続き、「週刊現代」、雅子妃の「失われた10年」、………
なんですが、………ちょっと、その前に、………
犬山紙子さん、ご結婚、おめでとうございます、……… 」
犬山紙子
「はい、有難うございます、でも、私などの結婚なんかより、………
雅子様の話の方を、先に進めてください、………
私の方は後で、……… 」
カツ丼小僧
「皆さんも、既にご存じの通り、ブロガー・エッセイストの犬山紙子さんは、
昨日、8月8日に、4人組ロックバンド「神聖かまってちゃん」の、
マネージャー、劔樹人(つるぎ・みきと)さん(35)と、
1年2ヵ月の交際を経て、めでたく、ゴールインしました、………
犬山さんより、3つ年上だそうです、………本当におめでとうございます、
それでは、皆さん、2人の、前途洋々たる未来を祝し、
2人に、祝福の拍手をお送りください、……… 」
パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、
パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、
パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、
竹下景子
「道理で、ここ数日、座談会に姿を見せていないのかと思ったわ、……… 」
犬山紙子
「ええ、結婚式の準備のため、忙しかったんです、……… すいません、」
ダレノガレ明美
「紙子さん、おめでとう、……… 」
内村光良
「か、か、紙子、お、お、お、おめでとう、 グズッ、グズッ、」
西田敏行
「グズッ、グズッ、……… 」
武田鉄矢
「おいっ、泣く奴があるかっ、めでたい場じゃねぇかよ、
しみったれてんなぁ、笑って祝ってやれよ、……… 」
西田敏行
「で、でも、……… ま、また、ふられちゃったぁ、……… グズッ、グズッ、」
カツ丼小僧
「それでは、いよいよ、昨日の続き、始めます、………
記事によりますと、雅子様は、ちょうど10年前に、宮内庁から、
「適応障害」、という病名が公表されました、………
「適応障害」というのは、一般論でいえば、
ある環境に馴染めない、という事です、……… 」
角松敏生
「俺は、この座談会の環境に馴染めない、……… 」
今井優子
「敏生、……… もう、やめて、……… 」
カツ丼小僧
「「普通の人であれば、学校をやめたり、職場を移ったり、離婚したりすれば、
環境を新しくすることが出来ますが、
雅子妃には、そういう選択肢がないので、お気の毒です、
治療の過程で、ちょっと試しに、公務に戻りましょう、という場合、
周囲が温かく、見守ってあげるのが大前提なのに、
世間が、それも許さない、………
周囲が、あれこれ言わないのが肝心なのですが、……… 」
………と、ありますね、………
でも、世間では、雅子様の事を、皇太子妃という立場の人に
ふさわしくない、という非難の声もありますが、……… 」
皇太子妃・雅子様
「ええ、その事については、私も、重々、存じ上げておりますわ、………
でも、そういった風評というのは、実際、何処までが真実であるか、
という事を、本当は国民の皆様方にも、よく知って頂きたいんです、」
カツ丼小僧
「僕の直感で申し訳ありませんが、お見受けした所、
雅子様は、恐らく、僕や、中森明菜さん同様、精神的にやや、弱い所があって、
心の癒しとなる物が必要なのではないかと思いますが、……… 」
浅香唯
「♪今夜、私が、それになれれば、いいのに、~~~ (♪セシル)」
田中裕二
「ばかっ、変な事、言うんじゃないっ、……… 」
皇太子妃・雅子様
「癒しなんて、………
私、そんな物を、他人に要求出来る立場ではないんです、………
いつも、世間の厳しい風当たりに晒されて、
皇宮警察の厳しい監視の下にも置かれています、………
私達が、就寝している際にも、廊下の先には夜警がつくんです、
ですから、彼らは、私が、何時にどこで何をしていたかなんて、
最も、詳細に把握しているんです、……… 」
カツ丼小僧
「それじゃぁ、雅子妃のトイレに行っている時間まで、………
う~~ん、そこまで、他人の事なんか、監視して何が楽しいんだろう、………?
エロ目的というのなら、話はわかるが、……… 」
生田智子
「カツ丼さんっ♡、トイレで、私を隠し撮りしてっ、……… 」
中田有紀
「うふふっ♡、私もっ、……… 」
甲斐まり恵
「私は、トイレで、ハメ撮りっ、」
高橋みなみ
「えっ、………? 」
皇太子妃・雅子様
「それから、宮内庁内にも、私を貶めるような噂を流す人達が
いくらでもいるんです、………
私、もう、苦しくて苦しくて、耐えられません、………
一体、私が、何をしたっていうの、………? 」
カツ丼小僧は、今まで、ずっと、雅子様の言い分を聞いてきたが、
何かを思い立って、いきなり、その場を、スッと立ち上がった、………
そして、雅子様に、右手を差し伸べて言った、………
カツ丼小僧
「わかりました、雅子様、………やはり、あなたは、疲れていらっしゃる、………
癒しが必要だ、………
さぁ、これから、僕が、雅子様を、素晴らしくいい所に連れて行って差し上げます、
この世の桃源郷です、………
さぁ、何も心配なさらず、僕について来てください、……… 」
雅子様は、カツ丼小僧に手を取られ、立ち上がると、
やや訝しそうな顔をして、カツ丼小僧を見つめていたが、
ニッコリと微笑むと、今度は、皆に、一礼して、
2人で一緒に、襖を開けて、渡り廊下へと出て行ってしまった、………
田村正和
「ん~~~、ふふふふ、………
あの2人、………一体、何処へ、何をしにいったんでしょうねぇ~~、
皆さん、誰もが気になる所ですぅ~~~、ハイ、…… んふふふふ~~~♡、」
大橋巨泉
「ばかやろう、………何処へって、トイレに決まってんだろう、………
それしかねぇじゃねえかよ、……… 」
田村正和
「ん~~~、そうですかぁ~~~? 私は、そうは、思いませ~~ん、………
んふふふふ~~~~、
古畑、何か、もっと、面白い展開が待っているような、気がしますぅ~~~、
ん~~、ふふふふ、………
それでは皆さん、また次回、お会いしましょう、……… 」