カツ丼小僧
「え~~、お待たせしました、今回から、2回に渡り、
「週刊現代」、「映画監督・五社英雄の修羅の世界」の記事を参考に、
皆さんと、お話したく思いますので、お付き合いください、……… 」
岩下志麻
「うわあああっ、五社さん、大好きっ♡、
私、五社英雄さんの大ファンなのよっ、……… ふん、ふん、ふんっ、 」
松坂慶子
「あっ、岩下志麻さん、………いつの間に、………
いらしてたんですか、………? 」
高島礼子
「し、志麻姐さん、お久しぶりでございます、………
もう、みそぎは、おすみになられましたか、………? 」
岩下志麻
「うふふ、………あんたねぇ、 私、みそぎって柄じゃないのよ、……… 」
カツ丼小僧
「へへへ、……そうなんです、………
皆さん、すいません、驚かせてしまって、………
今日は、五社英雄監督の映画の話、という事で、
特別ゲストとして、ベテラン大女優の、岩下志麻さんをお招きしました、
どうぞ、皆さん、岩下志麻さんに、盛大なる拍手をお送りください、」
誰もが、この偉大なる女優に、心からの拍手を送った、
特に、ある一人の女性にとって、岩下志麻という女優は、
永遠の憧れだった、………
かわいさとみ
「私、岩下志麻さんと、中森明菜さんと、渡瀬恒彦さんが好きで、尊敬してます、
今日は、その内の2人が、この座談会に出席してるの、………
嬉しくって、目がくらみそう、………うふふっ♡、」
カツ丼小僧
「かわいさとみちゃん、すいませんね、前回お呼びしたばっかりだというのに、
……………
でも、今回は、ちょっと我慢してください、
五社監督や、岩下志麻さんを中心に、話を進めていきますので、……… 」
かわいさとみ
「ううん、いいの、……私、岩下志麻さんの大ファンなんです、
岩下志麻さんにまつわる話、いっぱい聞きたいんです、………
それに、カツ丼小僧さんの事も大好きで、尊敬しているんです、
私、カツ丼小僧さんの言う事なら、なんでも聞きます、………
いつか、専属奴隷にして、心行くまで、苛めて貰えたら、……… 」
岩下志麻
「ほほほ、……あなた、良い子ね、………
かわいさとみ、って言うのね、………よく憶えておくわ、………
今度、時間が空いたら、私の所に来て頂戴、………
ベッドの上で、存分に可愛がってあげるわ、……… 」
かわいさとみ
「えっ、………? 」
高島礼子
「そ、そんなっ、……し、志麻姐さんっ、………
そ、それじゃぁ、私はっ、………私はどうなるのっ、………? 」
岩下志麻
「黙らんかいっ、この肥溜め女がっ、………この私に口答えをする気かいっ、………
あんたの器量ごときじゃ、この志麻姐さん、満足できねぇって言ってんだよっ、
もっと、己の体を磨いて、出直してきなっ、」
一同
「……………。」
カツ丼小僧
「はい、岩下志麻さん、高島礼子さん、お芝居、御苦労さまでした、………
さすがは、一流の女優さんだ、鬼気迫る、迫真の演技だ、………
会場の皆さんも、びっくりなされたかと思いますが、
今のは、全て演技です、僕があらかじめ、岩下さんと、高島さんに、
頼んでおいたんです、………
2度も驚かせちゃって、すいません、………
これから、五社英雄監督の話で、盛り上がるために、
つまりは、その余興という事で、……… 」
長嶋茂雄
「いわゆる、ひとつの、前座、という奴ですね、ハイ、」
カツ丼小僧
「ええ、それでは、そろそろ、映画の話に進みたいと思います、
'92年に、63歳で、この世を去った、日本映画界の鬼才、五社英雄さん、
男女の情念を描き切る、五社作品の魅力を、今再び振り返る、………
と、ありまして、ちょっと、雑誌に掲載されている、
五社さんの名言を、並べてみますと、………
「やりたいことを実現させるためには、相手の足の裏さえ、舐める覚悟がいる、」
「人生は闘い、幸せが天から落ちてくることなんてない、」
「俺は観客に向かって映画をつくる、批評家に理解して貰おうと思った事はない、」
………だそうです、……… 」
刀根麻理子
「私だって、カツ丼小僧さんの、足の裏を舐めたいわ、……… 」
かわいさとみ
「私も、カツ丼小僧さんの犬になります、……… 」
中森明菜
「さとみさん、………あなた、あとから来たんですからね、………
少しは、遠慮しなさい、……… 」
かわいさとみ
「すいません、こればっかりは、いくら明菜さんの言葉とはいえ、聞けません、」
中村玉緒
「ほほほ、………ワタスは、大丈夫ダス、………
カツ丼さんには、何の興味もありません、………ぬほほほほ、………
食べ物のカツ丼は、大好物ですが、……… うほうほうほ、……… 」
カツ丼小僧
「いや~~、ページを捲ると、「鬼龍院花子の生涯」('82年)、
「陽暉楼」('83年)、「吉原炎上」('87年)、「極道の妻たち」('86年)、等、
凄い映画の名シーンが、いっぱい出て来ますねぇ、……… 」
今井優子
「凄い映画って、カツ丼さん、その映画、本当に観たんですか、………? 」
カツ丼小僧
「いえ、百聞は一見に如かず、ですが、観ていません、
ただ、写真から、その迫力や名演が、伝わってきます、………
「鬼龍院花子の生涯」で言った、夏目雅子さんの、
「わては、高知の侠客、鬼龍院政五郎の、鬼政の娘じゃき、
なめたら、………
なめたらいかんぜよ! 」
という、セリフは、有名です、……… 」
岩下志麻
「カツ丼はん、そろそろ、私に喋らせて頂戴な、………
実は「極道の妻たち」で、五社さんが、私という女優を作ってくれたんどす、」
浅香唯
「志麻さん、カッコいい、………
啖呵の効いたセリフ、痺れるわ、……… 私も言ってみたい、……… 」
中村由真
「あんたは、スケバン刑事のヨーヨーで、遊んでりゃいいのよ、」
内村光良
「わははははは、……… 」
岩下志麻
「黙らんかいっ、あほんだらっ、」
内村光良
「ひっ、……… 」
岩下志麻
「男が、あんまり、だらしなく、ヘラヘラ笑うもんじゃおまへん、
チ○ポ、叩き切っちゃるけん、覚悟、決めときっ、」
カツ丼小僧
「志麻姐さん、すいません、時間がありません、急いでください、………
チ○ポは、後で、僕のを強く握りつぶしてください、………
内村さんには、何の責任もありません、……… 」
岩下志麻
「あんたのじゃ、小さすぎて、握りようがありまへんわ、………
ま、ええわ、先に進みます、………
「いままでの岩下志麻にはない、粋さと仇っぽさを出してあげます、」
「極道の妻たち」への出演を決めたのは、五社さんの、この言葉があったからです、
すでに、「鬼龍院花子の生涯」で、ご一緒させていただいていましたが、
この映画の主演が、私に務まるのかと不安でしたし、周囲にも相当、反対されました、
でも、繰り返し、「僕に任せなさい、」と、仰ってくださった、………
役を引き受ける事が出来たのは、五社さんへの信頼があったからです、……… 」
大西結花
「ふ~~ん、男気のある、監督さんだったんだ、……… 」
三田村邦彦
「うん、この「週刊現代」に掲載されている写真を見ても、
何か、仕事に懸ける執念のような物が伝わってくる、……… 」
鈴木保奈美
「うん、凄い横顔ね、………鬼気迫る物があるわ、………腕なんか組んで、………
目付きも、気合が入っている感じで、
何か、獲物でも狙っている大鷲のように、鋭そうだわ、……… 」
タモリ
「どうやら、この方が、一番の役者のようですね~~~、」
松田賢二
「こらっ、」
岩下志麻
「「極妻」の撮影現場は、最初、ずいぶんと驚かされました、………
毎朝、私の子分役の役者さんたちが、入り口にズラッと並び、
「姐さん、おはようございます、」と挨拶をしてくれるのです、………
私が役に入りやすいように、五社さんが演出してくださったようです、
私も最初は、恐縮していましが、だんだん、その気になってきて、
「おお、おはよう、」と、返していましたね、………
「極妻」は、最終的に、10作目まで行き、
そのうち8作を私がやらせて頂きました、………
これは、私の女優作品の中で、一つの財産になっている作品、
最初に約束した通り、五社さんは、それまでとは違う、
新しい私を、引き出してくださいました、………
どんなに感謝してもしきれません、……… 」
カツ丼小僧
「五社英雄監督の映画作品には、多くの名優が出演し、監督の作品を支えました、
緒形拳さん、仲代達矢さん、渡瀬恒彦さん、成田三樹夫さん、
根津甚八さん、等です、……… 彼らの貢献度も、実に大きいと思います、 」
松坂慶子
「緒形さんっ♡、……… 」
かわいさとみ
「渡瀬さんっ♡、……… 」
カツ丼小僧
「それでは、今回は、ここで、終了です、続きはまた次回、………
出番のなかった人で、何か言いたい事のある方、どうぞ、……… 」
大橋巨泉
「え~~、「今週の遺言」で有名な、大橋巨泉です、大リーガーが、大好きです、
この度、7月22日、講談社から、「週刊現代Special」が発売されました、………
完全保存版で、創刊55周年の「秘蔵ショット」「未公開写真」、満載です、
定価は680円(本体・630円)です、 皆さん、是非、お買い求めください、
ちなみに、次号の週刊現代の発売は、7月25日、金曜日となります、
これも、お忘れなく、……… 」
大橋寿々子
「カツ丼小僧さん、今週の「今週の遺言」、どうしちゃったのよ~~、」
カツ丼小僧
「すいません、時間が、思ったより足りなくて、………
それに、巨泉さんの、あの、大リーガーに対する知識は、
あまりに豊富で専門的すぎて、とても僕にはついていけません、
すいません、……… 」
かたせ梨乃
「こんにちは~~、え? いや、もう夜ですか、………
うふふっ♡、楽しそうっ、」
名取裕子
「それにしても、暑くて、寝苦しい夜が続くわね、………
このお座敷で、寝かせてくださいねっ、うっふ~~ん♡、ああ~~~っ、」
カツ丼小僧
「あっ、御二方とも、いらしてくださったんですね、………
次回は、ヨロシクお願いしまぁ~~~す、 」