カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 85

カツ丼小僧

「ああ、皆さん、すいません、すいません、

 今日は、ちょっと、私事で、出席が遅れまして、………

 

 でも、まだ、いくらか、時間はあります、寝る前に、

 少しだけ、昨日の座談会の続きをやりましょう、………  」

 

渡辺麻友

「どうちたんでちゅか、……みんな、カツ丼さんが来るのを

 ずっと、待ってたんでちゅよ、………

 携帯で、連絡ぐらいしてくだちゃい、……… 」

 

カツ丼小僧

「うん、ごめん、ごめん、反省してます、許してチョンマゲ、……… 」

 

渡辺麻友

「は、反省しているようには、みえまちぇん、……… 」

 

カツ丼小僧

「え~~、今日は、「週刊現代」、「著名人に聞いた 私が愛した女優」、

 5人目の方で、いしだあゆみさんです、………

 今日は、時間がありませんので、いしだあゆみさん、一人だけです、………

 

 まず、プロフィールを読みますと、………

 '48年、長崎県生まれ、

 '60年、芸能界デビュー、

 

 代表作は、'64~'66年のドラマ、「七人の孫」、

      '77年の、「冬の運動会」、

      '79年の、「阿修羅の如く」、

 それと、映画「火宅の人」('86年)、など、です、………  」

 

三田村邦彦

「でも、この方、少し、やせ細っているせいか、

 なんか、とても、薄幸そうな感じがするよね、……… 」

 

吉永小百合

「ふふふ、……… 昔はね、こういう感じの方が、スクリーンの中では、

 本当に、絵になったのよ、……… 悲しげで、憂いを帯びた瞳、……… 」

 

カツ丼小僧

「あっ、吉永さん、座談会に出席してくれていたんですか、………

 ありがとうございます、あなたのような大女優が、この場に来てくださるなんて、

 …………… とても信じられません、……… 」

 

タモリ

「あまり、しつこくなるんで、私、もう何も言いません、……… 

 それに、実物とは、何度も会っていますんで、昔程の感慨は、……… 」

 

松田賢二

「いや、……遠慮しないで、ジャンジャン言ったらどうです? 」

 

松坂慶子

「映画「火宅の人」なら、私も共演させてもらったわ、……… 

 監督も脚本も、共に、深作欣二さんよ、………

 それと、他の主な出演者は、緒形拳さん、原田美枝子さん、岡田裕介さん、

   壇ふみさん、真田広之さん、等です、………

 

 深作欣二さんと、緒形拳さん、ですよっ、……… うふふふっ♡、……… 」

 

カツ丼小僧

「僕も、もちろん、ビデオか、DVDで観ましたが、記憶が断片的で、

 よく憶えていません、………すいません、頭がザルなんです、………

 松坂さん、よろしかったら、かいつまんで説明を、……… 」

 

松坂慶子

「ええ、ウィキペディアに、よりますとね、………

 

 「火宅」とは、仏教説話の用語で、

 「燃え盛る家のように、危うさと苦悩に包まれつつも、

 少しも気づかずに、遊びにのめり込んでいる状態」を、指すそうです、

 

 それに、あらすじですが、これも、ウィキペディアに寄りますとね、………

 

 作家、桂一雄は、妻の他、精神障害を持つ息子の他、

 3人の子を持ちながら、女優を愛人として、通俗小説を量産しながら、

 自宅をよそに、放浪を続けている、………という事です、………  」

 

カツ丼小僧

「ま、松坂さん、……… 」

 

松坂慶子

「うふふ、……… もう、そんな昔の事なんか、忘れちゃったわ、………

 今は、春彦さんが、全てです、……… 春彦さんっ♡、うふふっ♡、」

 

高内春彦

「け、慶子、……… 」

 

カツ丼小僧

「いしだあゆみさんは、寅さんシリーズの「男はつらいよ」29話、

 「寅次郎あじさいの恋」('82年)にも、マドンナ役で出演しています、

 

 それでは、最後に、野球評論家の、川藤幸三さんの言葉です、

 心して、聞いてください、………

 

 「映画「駅 STATION」('81年)やドラマ「北の国から」('81~'82年)など、

 いしださんは、特に愛する家族と離別する悲しげな表情が、心に沁みるんや、

 

 この人の演技を観るたびに、自分の生きていく道を模索しながら、

 歩んで来られた人やろうと、しみじみ思うわ、………

 

 「ブルー・ライト・ヨコハマ」も、ええ歌やったよねぇ、……… 」

 

 

 ………との、事です、………

 では、恒例により、皆さん、一言、お願いします、………

 

 

刀根麻理子

「マリオネットの夜、」

 

大橋巨泉

「週刊現代、」

 

大橋寿々子

「今週の遺言、」

 

浅香唯

「セシル、」

 

近藤真彦

「大将、」

 

萩本欽一

「ドーンと、終ってみよう、……… 」