カツ丼小僧
「いや~~、昨日は、松坂慶子さんの話で盛り上がりましたが、
今日は、その続きから入ります、………
「週刊現代」、「著名人に聞いた 私が愛した女優」、
まずは、太地喜和子さんの登場です、………
おっ、写真を見ますと、色っぽい着物姿で、
こちらに謎めいた笑みを投げかけていますね、………
でも、この方、個人的には、あまり良く知らないんですよね、………
うん? ………と、思いきや、プロフィールを見ますと、
1976年(昭和51年)に、「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け」で、
キネマ旬報の助演女優賞を受賞しています、………
そうか、僕の好きな、渥美清さんの寅さんシリーズに出ていたのか、……… 」
浅香唯
「太地喜和子さんの事、もっと、詳しく知りた~~い、……… 」
カツ丼小僧
「うん、そうだね、………でも、「男はつらいよ」シリーズは、
一応、一通り、一回は観ているんだけど、
あらすじとか、もう、忘れてしまった物が殆どなんだ、………
山田洋次監督、渥美清さん、すいません、
う~~ん、もう一回、見直してみようかな、………
あの感動を、もう一度って感じでね、………
きっちり憶えているのは、松坂さんの、シリーズ27話と、46話だけ、………
これは、何度も観たから、………それでも、頭の悪い僕だから、……… 」
鈴木京香
「カツ丼さん、頭がザルだっていうウワサがありますが、……… 」
中村玉緒
「そのウワサは、本当です、………
この座談会に出席している方は、誰もが知っております、………ぬほぬほぬほ、」
カツ丼小僧
「太地さんは、ちょっと、僕とは、時代的に重なっていませんね、
彼女は、1943年(昭和18年)生まれで、映画女優としての、一番の活躍期は、
1960年代から、1970年代の半ばぐらいまでです、」
佐々木恭子
「その時期なら、カツ丼さんが、ちょうど、生まれる少し前あたりから、
カツ丼さんの小学生時代あたりまでですね、………
まだ、今ほど、メディアや、通信網が発達していた時代でも、ありませんし、
ちょっと子供時代のカツ丼さんには、縁がなかったでしょうね、」
飯島直子
「でも、寅さんシリーズの、17話に、マドンナ役で出演しているんですからね、
これは、凄い事だわ、………
他にも、横溝正史さん原作、「悪魔の手毬歌」(1961年)や、
これも、横溝正史さん原作で、「獄門島」(1977)年に出演しているわ、………
でも、「悪魔の手毬歌」の頃は、
まだ、芸名を、「志村妙子」としていたみたいね、……… 」
カツ丼小僧
「「獄門島」は、市川崑監督で、「金田一耕助」シリーズだけど、
なんか、こう、ちょっと、おどろおどろしいミステリー物に、
多く出演しているようだね、………
彼女、そういう雰囲気を醸し出す女優だったのかな、………?
でも、ウィキペディアに寄れば、彼女は、志村けんさんの大ファンだったそうで、
TBS「加トちゃんケンちゃん ごきげんテレビ」や、
フジテレビ「志村けんのだいじょうぶだぁ」のテレビ番組などにも、
出演していたそうです、……… 」
田原俊彦
「あはははは、………ちょっと、アンバランス過ぎるよね、
一体、彼女、どういう感じの女性だったんだろう、………
年代的に、自分と離れ過ぎていて、よく分かんないよ、………
でも、先日亡くなった、淡路恵子さんは、僕のファンでいてくれて、
親交も深かったんだけどね、 あはははははっ、……… 」
市川海老蔵
「なぁ、あんた、男があんまり、ヘラヘラ、だらしなく笑うもんじゃないよ、」
田原俊彦
「なんだっ、お前、俺より、ずっと年下の癖に、生意気だぞっ、」
小林麻央
「海老蔵さんを苛めたらダメっ♡、………でないと、麻央、泣いちゃうからっ、………
え~~~ん、え~~~ん、 ぐすっ、ぐすっ、」
田原俊彦
「あははははははっ、あはははははははっ、………
女の子を泣かせちゃった、………
やっぱり俺は、幾つになっても、トシちゃんで~~~す、
あはははははははははっ、……… 」
渡辺麻友
「なんでちゅか、……いい歳をした、大の大人が泣くなんて、だらしないでちゅ、
まゆゆ、そういう大人にだけは、絶対になりたくありまちぇん、……… 」
カツ丼小僧
「でも、太地喜和子さん、ネットでの、若い頃の写真なんかを拝見しますと、
タバコなんかふかしている仕草が、アンニュイで、ふしだらな感じで、
妙な色気がありますね、……… 当時の男たちの、股間を、いや心を、
鷲掴みにしたのが、容易に想像できますね、………
彼女は、1992年(平成4年)に、海中への車の転落事故で、
48歳の若さで亡くなっていますが、
駆けつけた、ヴァイオリニストの佐藤陽子さんの証言では、
「死に顔は、眠っているかのようだった、」との事です、………
では、そろそろ、次に参ります、………
「週刊現代」、「著名人に聞いた 私が愛した女優」、3人目の方は、………
梶芽衣子さんですか、………また、あまり知らない方が出てきました、
まぁ、写真を見れば、美しい人、だというのはわかりますが、……… 」
刀根麻理子
「し、知らないって、………? 」
カツ丼小僧
「いえいえ、もちろん、顔と名前ぐらいは知っていますよ、………
ただ、経歴や、性格、主演作品などは知らない、という事です、」
三原じゅん子
「1947年(昭和22年)生まれですか、先程の、太地さんより、
4つ程、年下ですけど、大体、そこらの年齢ですね、………
そうなると、確かにちょっとね、……… 」
三田村邦彦
「年代的には、僕らがピッタリ合っている、………
俺、1953年(昭和28年)生まれだからね、
2人とも、俺が学生時代だった頃、一世を風靡した女優さんだった、
色々な意味でお世話になったよ、……… 」
大西結花
「色々な意味、………??? 」
三田村邦彦
「い、いや、もちろん、自分の演技の勉強になった、という意味だよ、
わははははは、……… 」
内村光良
「わははははは、……… 」
カツ丼小僧
「え~~、プロフィールによれば、梶芽衣子さんは、東京生まれで、
'65年デビュー、'69年に現芸名にしたそうで、
代表作は、「野良猫ロック」('70~'71)、「女囚さそり」('72~73)、
の各シリーズ、そして、'74年のテレビドラマ、
「寺内貫太郎一家」(TBS)、だそうですが、…………… 」
西城秀樹
「そうです、「寺内貫太郎一家」なら、僕も出てます、
清々しい、好青年役で、………
親父の貫太郎とは、よく、清々しく喧嘩したぜ、………
鈴木京香
「す、清々しく喧嘩、………? 」
西城秀樹
「脚本は、向田邦子さんで、主演の貫太郎役は、小林亜星さん、………
下町人情溢れる、コメディー物なんだ、……… ふふふっ、
……… いや、もう、「カンゲキ」はしません、……… 」
浅田美代子
「私も、出てま~~す、寺内家の、お手伝いさん役で、………
当然、梶芽衣子さんの事も、知ってま~~す、
私にとっては、素敵なエロい、お姉さまでした、……… 」
鈴木京香
「す、素敵なエロい、……… お、お姉さま、……… ?
な、何か、あったんですか、………? 」
カツ丼小僧
「「女囚さそり」、といえば、高校時代、僕が好きだった、多岐川裕美さんも、
「女囚さそり」に出演していますが、………
そうか、……… あれって、シリーズ物だったんだ、……… 」
松坂慶子
「いえ、カツ丼さん、厳密に言えば、梶芽衣子さんの方の「女囚さそり」は、
オリジナル版で、全部で4作品あって、梶さんは、その全ての主役なの、………
多岐川裕美さんの方は、それから、数年後の、「新・女囚さそり」、………
リメイク版の1作品だけです、……… シリーズは、今、現在も、続いています、
最近では、明日香キララさんとか、……… 」
カツ丼小僧
「ふ~~ん、そうなんだ、………
でも、タイトルからして、なんか、もの凄く、残忍そうで、
エロチックな感じがするなぁ、………
今度、レンタル店で見つけたら、借りて、観てみよう、……… じゅるじゅる、
では、次に参ります、……… 今回紹介する、最後の方です、………
「週刊現代」、「著名人に聞いた 私が愛した女優」4人目の方は、………
草笛光子さんです、………
この女優さんは、よく知っています、………
僕の大好きな、クレージーキャッツの、「無責任シリーズ」や、
森繁久彌さんの、「社長シリーズ」の映画に、良く出て来たからね、………
ホント、俺って、昭和30年代頃の映画って、結構好きで観てるから、………
だから、草笛光子さんは、1933年(昭和8年)生まれで、
かなり年配の方なんだけど、逆に、このくらいの年齢の女優さんの方が、
俺は馴染みが深いんだ、……… 」
水谷豊
「その女優さんなら、僕もよく、知っています、………
1978年(昭和53年)から始まった、「熱中時代」(日本テレビ)で、
共演させて頂きました、……… 」
徳光和夫
「水谷さん、……ミッキー・マッケンジーさんとの関係は、
実際の所、どこまで進んでいたんでしょうか、………?
まさか、あの、官能的肉感的な体を、我が物に、………? 」
水谷豊
「い、いや、そ、それは、神のみぞ知るところでは、あ、ありますが、………
ご、ご想像による物でも、構わぬ訳でありまして、………
「熱中時代」は、「先生編」と「刑事編」とが、ありまして、
草笛光子さんは、「先生編」、ミッキーマッケンジーさんは、「刑事編」、
でありまして、両者の間には、何の接点もないように思われます、……… 」
中畑清
「ふん、何か、ハッキリしない刑事だな、……… 」
渡辺麻友
「わたち、刑事が嫌いでちゅ、………
何故って、カツ丼さんが、そう言ってたからでちゅ、………
あんなもの、無くなればいいんでちゅよ、………
そうすれば、世の中は、もっともっと、住み安くなりまちゅでちゅよ、…… 」
カツ丼小僧
「麻友ちゃん、凄いぞ、 また一つ、大人になったね、………
君が、これから、どこまで成長して、良識ある大人になっていくのか、
僕も本当に楽しみにしているよ、………ふふふふ、………
え~~と、……… それでは、最後に、女優・草笛光子さんに対する、
落語家の立川談笑さんの言葉を記して、締めくくりとします、………
「SKD(松竹歌劇団)出身の、歌って踊れる美貌のナイスバディ、………
上品な色気と、何より、立ち居振る舞いが美しかった、………
そして、その魅力を維持したままに、第一線、というのが凄い、………
一番好きなのは、'75年のドラマ、「痛快!河内山宗俊」での、お滝、
キリッと着物を着こなした、料亭の女将が、
かっこよくて可愛かったなぁ、……… 」
………だ、そうです、………
それでは、今回、発言の無かった人、一言どうぞ、………
大橋巨泉
「お~~い、俺の「今週の遺言」を、早くやってくれ、……… 」
大橋寿々子
「夫は巨泉、野球は大リーガー、私の好物、ハンバーガー、
おほほほほ、……… 」
宮根誠司
「カツ丼小僧さん、何か、いい芸能情報ネタをください、待ってます、」
川田裕美
「カツ丼小僧さん、私を、あなたの、マス掻きネタに使ってください、」
犬山紙子
「「SPA!」の連載エッセイ、「痛男!(イタメン)」をよろしく、」
萩本欽一
「俺も、これから、座談会に、ドーンと行ってみよう! 」