カツ丼小僧
「懐かしのCM特集も、ついに今回が最終回、………
今回は、「私の思い出のCM女優編」、として、3つの懐かしCMを紹介します、」
イチロー
「いよっ、待ってました、」
カツ丼小僧
「イチローさん、威勢のいい、掛け声、ありがとうございます、………
そうやって貰えると、僕もありがたいし、やりやすいです、」
イチロー
「俺だってね、何本もCM出ているからね、………
いずれは、「週刊現代」さんに、同じような事をやって貰えるんじゃないかと、
期待しているんだ、……… 」
明石家さんま
「クワーーーッ、カッカッカッ、………
そんな事言うなら、わてなんて、もっと凄いでっせぇ~~~~っ、
いや、あんまり言うと、後々の楽しみ、失くしますさかい、
ここらで、言うの、やめときますわ、………
クワーーーッ、カッカッカッ、 キャホッ、キャホッ、キャホッ、……… 」
王貞治
「ふふふ、…… 僕のCMで有名なのは、
「ナボナは、お菓子のホームラン王です、」って言う奴、……… 」
長嶋茂雄
「OH!」
カツ丼小僧
「ええ、そうです、それは、あまりにも有名なCMです、
でも、今回のコーナーでは、紹介されていません、………
では、今日、ご紹介する、最初のCM、………
高峰三枝子さんの、「フルムーン夫婦グリーンバス」のCM、
国鉄、1982年(昭和57年)、の物です、
いい日旅立ち、フルムーン旅行ですか、………
僕も、このコマーシャルには、幾らかの記憶があります、」
今井優子
「やはり、裸、……… 」
カツ丼小僧
「この当時、この温泉に浸かっている、高峰三枝子さんを見て、
随分、胸の大きな、オバサンなんだなって、感じた記憶があります、」
今井優子
「オ、オバサンって、……… 」
カツ丼小僧
「でもね、優子ちゃん、このCMに出演時の高峰さんは、もう63歳でしたからね、
その時、18歳の僕からすれば、オバサンどころか、……… 」
今井優子
「うん、……… 」
王貞治
「OH!」
カツ丼小僧
「元、電通クリエイティブ・ディレクターであり、
パナソニックや国鉄、東京海上、資生堂などのCMを手掛けた、
小田桐昭さんの話によれば、………
「「夫婦が理想とする旅」、をモチーフに、上原謙さんと共演して貰いました、
群馬の法師温泉で撮影し、大林宣彦監督が演出、
高潔なイメージの高峰さんが、豊満な胸の谷間まで見せてくれた、
女優に徹した仕事ぶりに感謝しています、」
………だ、そうです、
………はい、終わり、………はい、次、……… 」
小倉智昭
「おいっ、………ちょっと急ぎ過ぎるぞ、………
まぁ、俺も仕事柄、時間が気になるのは、よくわかるけど、……… 」
カツ丼小僧
「話の途中、皆さんで、合いの手を入れてくれれば、助かるんですが、………
間合いが保て、ゆったりとした雰囲気が出て来るでしょう、……… 」
鈴木京香
「ホイナッ、……… 」
カツ丼小僧
「京香さん、ありがとうございます、 でも、タイミングも重要です、
ちょっとまだ早過ぎます、……次回からは、その事も考えて、………
では、次のCMは、………
牧瀬里穂さんの、「クリスマス・エクスプレス'89」、です、
JR東海、1989年(平成元年)、の物です、
Camp KAZ代表であり、松嶋菜々子さんの「生茶」や、
吉永小百合さんの「JR東日本 大人の休日倶楽部」などのCMを手掛けた
早川和良さんの話によれば、………
「牧瀬里穂さんは、当時高校生、 遠距離恋愛中の高校生を演じて貰いました、
上気した頬の赤みがほしくて、何度も走ってもらったのですが、
ずっと、全力でトライしてくれました、
そのピュアな雰囲気が、吉永小百合さんの若い頃を彷彿とさせる、………
10代のきらめきが、画面にも表れているはずです、」
………、だそうです、……… では、次、……… これで、最後です、………
う、ふふふ、……… 巨泉さん、遂に出ましたよ、………最後の最後で、………
長門裕之さん、南田洋子さん、ご夫妻です、……… ふふふふふ、……… 」
大橋巨泉
「おいおい、おまえさぁ、……
何もいちいち、長門が出てくる度に、俺にことわる事はないよ、………
そりゃぁ、生前、あいつとは相性的に、あまり良くなかったけど、
でも、どうしようもない程、憎み合っていた、という訳でもないし、
俺は、人間に対して、左程、根に持つような男じゃないんだ、
それに、洋子ちゃんは、本当にいい子で、
俺の「クイズダービー」にも、4代目、2枠レギュラーとして、
出演して貰った事があるんだ、……… 」
カツ丼小僧
「ああ、そうなんですか、すいません、………僕、あまり、人間の、
心の、細かなひだの部分まで察する事が、苦手なもんでして、………
では、巨泉さんの、本当に、お嫌いな方は、
ザ・ドリフターズの、いかりや長介さん、ただ、お一人、という事で、………
それで、いいんですね、……… 」
大橋巨泉
「……………。」
大橋寿々子
「ほほほ、……… この方、やっぱりどこか、頭のネジが緩んでますわ、………
もしかして、週刊誌のゴシップ記事や、ワイドショー番組の見過ぎなんじゃ
ないでしょうかね、……… おほほほほ、……… 」
カツ丼小僧
「いえね、寿々子さん、僕にとっては、巨泉さんと言う人は、
非常にインパクトの強い人で、話の内容、手振り身振りの動作などが、
いつまでも頭の中に、印象深く残っている事が多くて、
中々、忘れられないんですよ、………
他のタレントだったら、すぐに忘れたりしてしまうんですけど、………
紳助さんとか、たけしさんなんかの場合、早口で小声で喋っているので、
どうしても、言ってる事が意味不明で、聞き取りづらい事が、よくあるんですよ、
その点、巨泉さんの場合は、太い声で、メリハリのある話し方をしますんで、
非常にわかりやすいんです、………記憶に焼き付きますよ、………
「はっぱふみふみ」だけは、難しいですが、………
おっと、いけない、先に進まなきゃ、……… 」
飯島直子
「ソレ、ソーレ、」
カツ丼小僧
「南田洋子さん、長門裕之さん、ご夫妻の、
「カルピス」のCMです、カルピス、1965年(昭和40年)、
映画監督であり、チャールズ・ブロンソンの、「マンダム」や、
リンゴ・スターの、「レナウン・シンプルライフ」の、CMを手掛けた、
大林宣彦さんの話では、………
「南田さんには、僕が演出した、このCMに、10年以上、
長門裕之さんと夫婦で出て貰いました、 可愛い人妻役がピッタリだった、
その後も、人付き合いが続き、
映画を撮る際、真っ先に声をかけたのも彼女でした、
いい女優さんだった、……… 」
………そうです、
………ふうっ、やっと終わった、………
皆さん、長い間、お付き合いくださいまして、ありがとうございました、
さ、さ、どうぞ、もっと、ゆったり、くつろいで、………
冷えたビールでも、グーーーーッ、とやってくださいな、」
早見優
「ちょ、ちょっと、待ってよ、まだ第1部が、終っただけでしょう、………
雑誌の後ろの方にある、残り半分の、第2部は、どうなるのよ、………
そこに私の、コカ・コーラのCMが、載っているのよ、……… 」
飯島直子
「ア、ソレ、ソレ、」
松本伊代
「わ、私の、ガーナ・チョコレートのCMも、……… 」
飯島直子
「ア、ホイ、ホイ、」
笑福亭鶴瓶
「わての、ユニ・チャーム、ニューソフィーのCMは、どうなってしまうんや、
男が、生理用品のCMに出た、という異色作やで~~、
わて、若い頃、毛もふさふさしておりましたんで、………
その上、ごっつう、かわいい顔してたんですわ、見て欲しかったんやけどなぁ、」
桑田佳祐
「あ、その、シリーズ作品なら、僕も出てます、」
飯島直子
「トッテンパラリの、プー、」
カツ丼小僧
「ええ、わかっています、本当に、お気持ちは、痛い程わかるんですが、
ダメです、今日は、これで、お終い、しかも、最終回ですので、
もう、次のネタ探しは、明日、月曜日発売の、「週刊現代」の中から、
と、言う事ですね、………
僕としても、今、言って貰った、3人の他にも、
沢口靖子さんの、「タンスにゴンゴン」のCMだとか、
高見山関の、「2倍!、2倍!、」で有名な、「マルハチ羊毛パッド」のCM、
坊屋三郎さんの、「クイントリックス」のCMだとか、
他にも、紹介したかった、懐かしのCMが、いっぱいあったんですが、
涙を呑んで我慢しなければなりません、
世の中には、どうにもならない事もあるのです、
いや、世の中、どうにもならない事ばかりです、我慢しましょう、………
さて、それでは、今回も、恒例により、
出演の無かった人に限り、何か、言いたい事がありましたら、
短く、どうぞ、……… 」
ビートたけし
「アウトレイジ、」
三浦友和
「アウトレイジビヨンド、」
さだまさし
「二百三高地、」
カツ丼小僧
「有難うございました、」
松坂慶子
「るにん、」
南野陽子
「はいからさんが通る、」
野村克也
「サッチー、」