カツ丼小僧
「では、今日は、6回目になりますか、………
「週刊現代」懐かしのCM特集、………CMソングの続編、行きます、………
でも、その前に、……… 」
そこへ、いきなり、また宴会場の扉が開いて、大人数の男達が、
お互い、談笑しあいながら、ドヤドヤと、中に入って来た、
以前、この座談会でも話題として取り上げられた、老いの達人10傑、
竹中直人、明石家さんま、中村雅俊、沢田研二、高田純次、
所ジョージ、役所広司、桑田佳祐、三浦友和、水谷豊、のメンメンである、
明石家さんま
「クワーーッ、カッカッカッ、………
いや、カツ丼さん、お久しぶりです、……… 元気しとりましたか、………
今日は、ほんま、お日柄もよろしゅうおまんなぁ、……… 」
カツ丼小僧
「いや、さんまさん、……何を言ってるんですか、………
あなたとは、今回が初対面ですけど、……… 」
明石家さんま
「あ、そうでしたか? まぁ、固い事いいはりまんな、………
人付き合いが多すぎて、どうも、頭の中がゴッチャですねん、……… 」
水谷豊
「あなた、刑事が、お嫌いなようですねぇ、………
いいんですか? 僕がこんな所に、押し寄せて来て、………?
逮捕するかもしれませんよ、……… 」
カツ丼小僧
「いえいえ、水谷さん、今日は、ようこそ、お越し頂きました、
よろしければ、僕を、あなたの「相棒」にしてください、………
それに、他の皆さんも、………
この所、どうも、話題のネタが、広がり過ぎて、
有名人の数が、足りなくなってきましたので、
わざわざ、連絡をして、来て貰ったのです、……… 」
王貞治
「OH! そうだったのか、……… 」
長嶋茂雄
「つまりは、ハウ、メニーな人材を、……と、いう訳ですね、……… 」
そこでまた、襖が開いて、今度は1人のスラリとした9頭身美女が、
ニッコリと笑いながら、顔を出した、………
数日前、5回KOを喰らって、初の黒星を喫し、顔面崩壊かとの噂もたった、
モデル兼美人プロボクサーの、高野人母美(たかの・ともみ)である、
高野人母美
「こんにちは~~、始めまして、………
えへっ♡、この前は、みっともない所をお見せしちゃって、すいませ~~ん、
今回の雪辱は、これからの試合で、きっと晴らしてみせま~~す、
皆さん、今まで通り、応援してくださ~~い♡、見放さないで、……… 」
デヴィ夫人
「いえいえ、あなたは、本当によくやったわ、………立派よ、………
この経験は、次からの試合で、きっと生きて来るから、大丈夫、安心なさい、」
カツ丼小僧
「でも、人母美さん、試合直後では、ネット上で、鼻が折れ曲がった、
顔面崩壊の映像が、いっぱいアップされていましたが、
今、こうして見ると、別になんともないですね、………
あの映像は、……… 」
高野人母美
「ああ、あれは、パンチが強烈にヒットした、瞬時の映像だから、
そう見えただけの事ですよ、……… もちろん、何ともないわ、……… 」
デヴィ夫人
「人の不幸を、大袈裟に書きたて、騒ぎ立てるのが、マスコミですから、………
そして、それを見て、気が狂わんばかりに喜ぶ輩もいる、……… 」
高野人母美
「ま、まさか、カツ丼小僧さん、 私の顔面崩壊した画像を観て、……… 」
カツ丼小僧
「す、すいません、な、なんか、自分の意志に反して、
やたら、アソコが、膨張して来て、つ、ついには、放出してしまいました、……… 」
渡辺麻友
「ま、まゆゆ、な、何の事だか、意味がさっぱり、わかりません、……… 」
高野人母美
「ふふふ、いいわ、許してあげる♡、……私は、寛容な性格なの、……… 」
カツ丼小僧
「ありがとうございます、………
人母美さん、今後、聖母マリアのような、
寛大な愛で僕を包み込んで頂けたら幸いです、………
では、そろそろ始めます、懐かしのCMコーナー、
まずは、このCMから、………
田宮二郎さんの、「清酒大関」、大関、1971年(昭和46年)、
曲は、加藤登紀子さんの、♪「酒は大関」です、 」
西城秀樹
「♪酒は~~、大関~~、こころ~~いき~~、」
渡辺麻友
「わ~~、うまいでちゅ~~~、」
カツ丼小僧
「西城さん、いつも、ありがとうございます、
今度、一緒に、一杯やりましょう、……… 」
西城秀樹
「俺、一度でいいから、演歌を唄ってみたかったんだ、………
♪わあ~ぁ~ぁいぃ~ぃ~ぃ~、えむ、む、む、む、うぅぅぅ~~、
しい~い~いぃぃ~~~、え、え、え、え、え、~~、」
カツ丼小僧
「このCMソングの、作詞、作曲は、小林亜星さんで、
後に、田宮二郎さん本人も、レコード化しています、………
そして、CMには、11年間、出演し続けたそうです、
粋な姿の、男の風情が、田宮さんには似合いますね、………
では、次の、懐かしCM、参ります、………
え~~、小林旭さんの、「トラクター」、です、
ヤンマー、1977年(昭和52年)、……… 」
王貞治
「1977年(昭和52年)と言うと、ハンク・アーロンの記録を破って、
俺が、ホームランの世界新記録を樹立した年だ、……… 」
カツ丼小僧
「ええ、そうです、僕も、その試合、生で観ました、
僕が、中学校2年生の時ですね、………
今更、なんですが、王さん、おめでとうございます、……… 」
王貞治
「OH! 今更、ありがとう、……… 」
イチロー
「あはははは、……… 」
カツ丼小僧
「話を、CMに戻しますと、
曲は、ヒロノツトムさんの、♪「赤いトラクター」、なんですが、
正直に申し上げまして、CMも曲も、どちらも僕の記憶には、ありません、
ホント、…… マイトガイ(豪快な奴、の意)の、小林旭さんには、
申し訳ないんですが、………
そして、当時は、橋幸夫さんが、「クボタ」、
加山雄三さんが、「ヰセキ」、のトラクターのCMに出演していたそうです、
では、次のCM、………
樋口可南子さんの、「サントリークエスト12年」、
サントリー、1991年(平成3年)、
曲は、石川さゆりさんの、♪「ウイスキーがお好きでしょ」、です、」
三田村邦彦
「あ、この曲は、いい曲ですよ、僕の好きな一曲だ、……… 」
明石家さんま
「あんまり、心地よ過ぎて、曲と酒、どちらにも呑まれてしまいそうやがな、………
でも、横山やすし師匠みたいになったら、あきまへんで、………
それこそ、身の破滅や、……… 」
刀根麻理子
「♪ウイスキー~~~が、お好きでしょ、もう少~~し、喋りましょ、………
♪ありふれ~~~た、話でしょ、それで、いいの、今は、……… 」
カツ丼小僧
「いや、どうも、ありがとうございます、わざわざ歌って頂いて、………
刀根さんのイメージに、ピッタリ合った曲ですね、………
僕も、刀根さんと一緒に、酒場のカウンターで、
ウイスキー片手に一杯やれたら、どんなに幸せな事か、……… 」
刀根麻理子
「うふふ♡、今度、私の、ダイニング&ギャラリー、
「今人(いまじん)」に、遊びにいらして、………お相手してあげるから、……… 」
カツ丼小僧
「有難うございます、それは、僕の、長年の夢です、
そのセリフ、絶対に忘れないでください、……… お願いします、………
では、またCMの方に、話を戻しまして、………
この、♪「ウイスキーがお好きでしょ」という曲は、
演歌とは、違う面を見せるため、石川さゆりさんは、
「石川さゆり」、ではなく、「SAYURI」、名義で発表したそうです、
はい、それでは、今回、紹介する、最後のCM曲、参りましょう、………
聖子さん、やっぱり、出てきましたね、…… 僕のSweet Memories です、」
松田聖子
「ええ、ペンギンアニメの、キャラクターと共にね、………
私、この曲、自分の持ち歌の中でも、すっごく、気に入ってるの、……… 」
松坂慶子
「聖子ちゃん、私も、この曲、凄く好きなのよ、………
どう? ここで、ちょっと、歌ってみてくださらない、………? 」
カツ丼小僧
「サントリーCANビール」、のCM、サントリー、1983年(昭和58年)、です、
では、松田聖子さんに、歌って頂きましょう、………
今回の、第1位、♪「SWEET MEMORIES」です、お願いします、………
宴会場の係りの者から、マイクを手渡されると、松田聖子は、
ニッコリと微笑み、一呼吸置いた後、名曲「SWEET MEMORIES」を熱唱した、
聴く者の誰の耳にも、心地よい、滑らかなメロディーだった、
宴会場の誰もが、甘美な気分となり、無心に彼女の歌声を聴いていた、
ひとしきり歌い終わると、彼女は、マイクを下ろして、皆にお辞儀をした、
会場内に、大きな拍手が鳴り渡った、………
カツ丼小僧
「いや、松田聖子ちゃん、本当に、有難うございました、………
今日の事は、皆さんの心の中に、一生の宝物として、生き続けると思います、
このCMは、パピプペンギンズの可愛らしいキャラクターと歌が、大ヒットし、
映画化もされました、………
え~~、これで、本日の、懐かしCMの紹介は、終りますが、
恒例によりまして、本日、出演の機会が無かった人に限り、
もし、何か、言いたい事、喋りたい事、等がございましたら、
簡潔にまとめて、お願いします、 はい、どうぞ、……… 」
大橋巨泉
「わは、」
大橋寿々子
「おほ、」
郷ひろみ
「ゴー、」
カツ丼小僧
「有難うございました、……… 」
武田鉄矢
「贈る言葉、」
西田敏行
「もしも、ピアノが弾けたなら、」
松山千春
「恋、」
泉谷しげる
「春夏秋冬、」
カツ丼小僧
「これで、本当に、閉め切ります、」
田原俊彦
「恋=Do!」
野村義男
「……………。」