カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 60

カツ丼小僧

「いや~~、ビックリしました、たった今まで、You tubu を観ていたんですがね、

 ザ・ドリフターズの、加藤茶さんが、笑福亭鶴瓶さんと共演した番組の映像を見て、

 

 視聴者の方々からの、もしかすると、加藤茶さんは、認知症になってしまったんじゃ

 ないかという、噂のネタで持ち切りなんだそうですが、

 鶴瓶さん、本当の所は、どうなんですか? 教えてください、」

 

笑福亭鶴瓶

「いや、茶さんね、確かに、ちょっと、いつもと違ってた、……おかしい、………

 いつものしゃべり口調より、テンポが遅い、………

 

 それでね、ちょっと、茶さんの事務所に電話して、問い合わせてみたんやけど、

 向こうの回答は、別に、なんともあらへん、正常や、言いはりまんねん、」

 

カツ丼小僧

「う~~ん、でも、僕の見た印象では、

 何か、随分と老け込んだようにも見えましたが、……… 」

 

笑福亭鶴瓶

「いや、でもな、カツ丼はん、たけしはんだって、単車で事故を起こした時、

 最初は、酷い感じがしましたけど、すぐに、元に戻って、

 よくなりましたでっしゃろ、………あれと同じですねん、

 

 とにかく、テレビに出続けていれば、次第によくなっていくと思いますわ、

 …………… 一番怖いのは、テレビに出なくなった時ですわ、………

 テレビにさえ、出続けていれば、………なんとか、……… 」

 

カツ丼小僧

「そうですね、僕も、加藤茶さんには、子供の頃から、ザ・ドリフターズの一員として、

 親しんで来ましたし、最近では、僕のノベルにも、端役ではありますが、

 加藤茶さんに登場して貰い、これから、このキャラをどう動かしていこうかと、

 考えていた所なんです、

 

 早く元気になって、以前の元気な茶さんに戻って貰いたいですね、

 45歳も年下の、綺麗な奥さんもいる事ですしね、……… 」

 

今井優子

「まさか、今日は、これでお終い、……… ? 」

 

カツ丼小僧

「まさか、………これからが、始まりです、

 では、少し、日が空きましたが、今週の「週刊現代」、

 素晴らしき哉、理想の有名人老人、生き様、ベスト10、………

 

 さて、今回は、その第4位から、………

 第4位、役所広司(58歳)さん、

 憧れは侍、ストイックな大御所、………です、

 

 作品を選ぶ基準は、自分が面白いと

 思うかどうか、 役柄は問わない、………だそうです、」

 

イチロー

「ストイック、といえば、俺もそうなんだけど、本当は、そうじゃなくて、

 ただ、やりたい事を無心にやっているだけなんだ、

 その夢中になっている様が、他人から見れば、

 ストイックに見えるんじゃないかな、

 

 でも、「役柄は問わない、」って事は、やっぱり、カツ丼さんの姓名判断通りで、

 「役所(やくどころ)」を、「広」く「司」どる、役所広司って名前に、

 ピッタリですね、……… 」

 

笑福亭鶴瓶

「ははは、……… ほんなら、わては、「笑」「福」亭、やから、

 「笑う門には、福来たる」ってもんで、

 常に大衆に対して、笑っている事を義務づけられているようなもんでっせ、

 こりゃ、ごっつう、しんどうおますがな、 ヘラヘラ、ヘラヘラ、笑顔振りまいて、

 実際、疲れますって、ほんま、……… ははは、……… 」

 

カツ丼小僧

「でも、「鶴は千年、亀は万年、」といって、鶴は非常に長寿で縁起の良い物と、

 昔から、伝えられていますよ、素晴らしい名前だ、……… 

 そう言えば、髪型や頭の形も、何か、鶴に似ているような、……… 」

 

笑福亭鶴瓶

「おい、こらっ、殴るで、ほんま、………

 あんた、ホント、何でも名前に結び付けようとするんやな、

 そりゃ、あまりに、こじつけでっせ、………いい加減にしてや、ほんま、 」

 

大橋寿々子

「私は、「寿々子」で、ダブル「寿」よ、こんなに、縁起がよくて、

 おめでたい名前も、中々、他に見当たらないんじゃありませんかね、ほほほ、……… 」

 

大橋巨泉

「わはははは、……… さすが、俺の鬼嫁、あげまん女房だ、………凄い、 」

 

笑福亭鶴瓶

「そういえば、漫画家の、しりあがり寿、って人も、人生が、段々、しりあがりに

 よくなって来て、現在、56歳なんやけど、

 今年の春の叙勲で「紫綬褒章」を受賞したそうや、………

 やはり、名前の力やろうか、凄いなぁ、……… 」

 

松坂慶子

「紫綬褒章なら、私も、……… 」

 

高内春彦

「それも、もしかすると、慶び(よろこび)事を表す、

 「慶」の字が、受賞の決め手になったのかも、……… 」

 

カツ丼小僧

「え~~、ちょっとまた、話が脱線して来ましたので、ここらで、元に戻します、

 

 役所広司さんは、役所で働いていた事が、芸名の由来になったのですが、

 30代でも、いくつか出演作はあったが、売れなかった、………

 

 それで、やっと、世間に名が知れたのは、40歳で、

 映画「Shall we ダンス? 」に出演してから、………と言う事で、

 

 若い頃の役者さんは、何者でもなかったそうです、……… 」

 

刀根麻理子

「あんな素敵な人でも、そんな辛い時期を経験しているのね、………

 可哀想、……… 私が、抱いて温めてあげたかったわ、」

 

広瀬浩志

「………………おい、麻理子、

 お前、この所、なんかちょっと、おかしいぞ、……… 」

 

カツ丼小僧

「続けます、……… 役所さんにとっての、理想像とは何か?

 彼は、本誌(週刊現代)の取材に、こう答えていた、………

 

 「侍に憧れているんですよ、ストイックに己の理想を追求する、

  誇りというものを持っている、

  何かを、命をかけて成し遂げようとする、……… 

  そんな、侍と同じ血が流れていると思うだけで、嬉しくなる、」

 

       ………、のだそうです、これで、お終い、 

 

 では、次に行きます、………

 

 有名人、理想の老い方、ベスト10、

 第3位、桑田佳祐(58歳)さん、

 がん克服後も、第一線に居続ける、………です、

 

 ライブは、大人しくなるどころか、

 年と共に、進化していっている、………そうです、」

 

生田智子

「サザンオールスターズの、桑田佳祐さん、………

 また、「ザ・ベストテン」の、常連出演者ね、懐かしいわ、……… 」

 

竹下景子

「わ、私、今でも、サザンオールスターズの、大ファンなんです、

 楽曲、いっぱい知っていますし、聴いています、」

 

榊原郁恵

「私は、今でも、郷ひろみさんの大ファンなんです、あ、ゴー、ゴー、」

 

郷ひろみ

「いや、郁恵、それぐらい長い事、僕のファンをやっているというのなら、

 ちょっと、違うよ、前にも、言ったろう、………

 ぐっ、うおおおおおおおおおおおおおおううううううううううっっっ、

 …………、だって、……… 」

 

カツ丼小僧

「桑田佳祐、58歳、……あと1年あまりで、還暦を迎えるとは思えない程、

 楽曲製作や、単独ライブなど、エネルギッシュな活動を続ける彼は、

 まさに、「老いに抗う派、」60代の代表的な人物です、

 いや、…… だ、そうです、………すいません、………

 

 2010年(平成22年)には、食道がんを患った桑田さんだそうですが、

 それを、克服、 復帰後、すぐに紅白歌合戦に出場するなど、

 病気になる前以上に精力的な活動を始めたそうです、」

 

大橋巨泉

「俺と似ている、……… 俺は、2回目だけど、……… 」

 

大橋寿々子

「あなた、………… 」

 

刀根麻理子

「なんで桑田さんまでにも、こんな大きな不幸が、……… 

 可哀想、……抱きしめてあげたい、………ぐすっ、いやぁぁぁっ、

 私、なんだか、また泣けて来ちゃった、……… 」

 

廣瀬浩志

「ぐすっ、……………、 麻理子、……俺も、泣きたい、……… 」

 

カツ丼小僧

「病を機に、楽曲提供や、プロデュースなど、

 歳相応の活動へと移って行く道も当然あった、

 

 しかし、いつまでも心は若くありたい、………

 そう考えているからこそ、彼は、現役として表舞台に立つ事を選んだのだ、」

 

今井優子

「桑田さん、素敵♡、……… 」

 

竹下景子

「あら、私だって、……… 

 桑田さん、素敵♡♡♡、……… ふふふ、勝ったわ、……… 」

 

カツ丼小僧

「そんな桑田さんの信念は、夫婦生活にも表れているそうで、

 桑田さんを知る、音楽プロデュサーは、次のように語っているそうです、

 

 「一般的な夫婦であれば、60代になって、妻を褒める、なんて事は

  まず、しないでしょう、

 

  しかし桑田は、奥さんの原由子について、

  「彼女は、俺の事を一番、理解してくれているんだ、」

  と、飲み会の場などで、堂々と語る、

 

  奥さんの方も、「佳ちゃんは、家でもヤンチャ、

  だから、子供が一人増えたみたいで楽しい、」と、恥じらいもなく言っている、

 

  若手のミュージシャンたちは、そんな、思い合う2人の姿を見て、

  「カッコイイ」、と感じているみたいです、」

 

 

 わはははは、これは、凄い、…… 仲睦まじき、夫婦愛、………

 愛は永遠なり、です、………今日は、これにてお終い、」

 

小倉智昭

「う~~ん、………なんか、お前が言うと、

 茶化して、バカにしているように聞こえるんだよなぁ、……… 」

 

カツ丼小僧

「いえいえ、そんな意志は、毛頭ありません、

 お笑いタレントが、葬式に参列していて、涙ぐんでいても、

 何か、実際は悲しんでいるのではなく、心の中では、本当は、

 ほくそ笑んでいるのではないか、と思えるのとおんなじです、

 イメージですよ、イメージ、………

 

 それでは、座談会出席者の皆さん、今日は、これでお終い、ハイチャッチャ、

 また、この続きは、次回に持越し、ハイチャッチャ、……… 」

 

小倉智昭

「う~~~ん、……… 」