カツ丼小僧
「いや~~、ビックリしました、たった今まで、You tubu を観ていたんですがね、
ザ・ドリフターズの、加藤茶さんが、笑福亭鶴瓶さんと共演した番組の映像を見て、
視聴者の方々からの、もしかすると、加藤茶さんは、認知症になってしまったんじゃ
ないかという、噂のネタで持ち切りなんだそうですが、
鶴瓶さん、本当の所は、どうなんですか? 教えてください、」
笑福亭鶴瓶
「いや、茶さんね、確かに、ちょっと、いつもと違ってた、……おかしい、………
いつものしゃべり口調より、テンポが遅い、………
それでね、ちょっと、茶さんの事務所に電話して、問い合わせてみたんやけど、
向こうの回答は、別に、なんともあらへん、正常や、言いはりまんねん、」
カツ丼小僧
「う~~ん、でも、僕の見た印象では、
何か、随分と老け込んだようにも見えましたが、……… 」
笑福亭鶴瓶
「いや、でもな、カツ丼はん、たけしはんだって、単車で事故を起こした時、
最初は、酷い感じがしましたけど、すぐに、元に戻って、
よくなりましたでっしゃろ、………あれと同じですねん、
とにかく、テレビに出続けていれば、次第によくなっていくと思いますわ、
…………… 一番怖いのは、テレビに出なくなった時ですわ、………
テレビにさえ、出続けていれば、………なんとか、……… 」
カツ丼小僧
「そうですね、僕も、加藤茶さんには、子供の頃から、ザ・ドリフターズの一員として、
親しんで来ましたし、最近では、僕のノベルにも、端役ではありますが、
加藤茶さんに登場して貰い、これから、このキャラをどう動かしていこうかと、
考えていた所なんです、
早く元気になって、以前の元気な茶さんに戻って貰いたいですね、
45歳も年下の、綺麗な奥さんもいる事ですしね、……… 」
今井優子
「まさか、今日は、これでお終い、……… ? 」
カツ丼小僧
「まさか、………これからが、始まりです、
では、少し、日が空きましたが、今週の「週刊現代」、
素晴らしき哉、理想の有名人老人、生き様、ベスト10、………
さて、今回は、その第4位から、………
第4位、役所広司(58歳)さん、
憧れは侍、ストイックな大御所、………です、
作品を選ぶ基準は、自分が面白いと
思うかどうか、 役柄は問わない、………だそうです、」
イチロー
「ストイック、といえば、俺もそうなんだけど、本当は、そうじゃなくて、
ただ、やりたい事を無心にやっているだけなんだ、
その夢中になっている様が、他人から見れば、
ストイックに見えるんじゃないかな、
でも、「役柄は問わない、」って事は、やっぱり、カツ丼さんの姓名判断通りで、
「役所(やくどころ)」を、「広」く「司」どる、役所広司って名前に、
ピッタリですね、……… 」
笑福亭鶴瓶
「ははは、……… ほんなら、わては、「笑」「福」亭、やから、
「笑う門には、福来たる」ってもんで、
常に大衆に対して、笑っている事を義務づけられているようなもんでっせ、
こりゃ、ごっつう、しんどうおますがな、 ヘラヘラ、ヘラヘラ、笑顔振りまいて、
実際、疲れますって、ほんま、……… ははは、……… 」
カツ丼小僧
「でも、「鶴は千年、亀は万年、」といって、鶴は非常に長寿で縁起の良い物と、
昔から、伝えられていますよ、素晴らしい名前だ、………
そう言えば、髪型や頭の形も、何か、鶴に似ているような、……… 」
笑福亭鶴瓶
「おい、こらっ、殴るで、ほんま、………
あんた、ホント、何でも名前に結び付けようとするんやな、
そりゃ、あまりに、こじつけでっせ、………いい加減にしてや、ほんま、 」
大橋寿々子
「私は、「寿々子」で、ダブル「寿」よ、こんなに、縁起がよくて、
おめでたい名前も、中々、他に見当たらないんじゃありませんかね、ほほほ、……… 」
大橋巨泉
「わはははは、……… さすが、俺の鬼嫁、あげまん女房だ、………凄い、 」
笑福亭鶴瓶
「そういえば、漫画家の、しりあがり寿、って人も、人生が、段々、しりあがりに
よくなって来て、現在、56歳なんやけど、
今年の春の叙勲で「紫綬褒章」を受賞したそうや、………
やはり、名前の力やろうか、凄いなぁ、……… 」
松坂慶子
「紫綬褒章なら、私も、……… 」
高内春彦
「それも、もしかすると、慶び(よろこび)事を表す、
「慶」の字が、受賞の決め手になったのかも、……… 」
カツ丼小僧
「え~~、ちょっとまた、話が脱線して来ましたので、ここらで、元に戻します、
役所広司さんは、役所で働いていた事が、芸名の由来になったのですが、
30代でも、いくつか出演作はあったが、売れなかった、………
それで、やっと、世間に名が知れたのは、40歳で、
映画「Shall we ダンス? 」に出演してから、………と言う事で、
若い頃の役者さんは、何者でもなかったそうです、……… 」
刀根麻理子
「あんな素敵な人でも、そんな辛い時期を経験しているのね、………
可哀想、……… 私が、抱いて温めてあげたかったわ、」
広瀬浩志
「………………おい、麻理子、
お前、この所、なんかちょっと、おかしいぞ、……… 」
カツ丼小僧
「続けます、……… 役所さんにとっての、理想像とは何か?
彼は、本誌(週刊現代)の取材に、こう答えていた、………
「侍に憧れているんですよ、ストイックに己の理想を追求する、
誇りというものを持っている、
何かを、命をかけて成し遂げようとする、………
そんな、侍と同じ血が流れていると思うだけで、嬉しくなる、」
………、のだそうです、これで、お終い、
では、次に行きます、………
有名人、理想の老い方、ベスト10、
第3位、桑田佳祐(58歳)さん、
がん克服後も、第一線に居続ける、………です、
ライブは、大人しくなるどころか、
年と共に、進化していっている、………そうです、」
生田智子
「サザンオールスターズの、桑田佳祐さん、………
また、「ザ・ベストテン」の、常連出演者ね、懐かしいわ、……… 」
竹下景子
「わ、私、今でも、サザンオールスターズの、大ファンなんです、
楽曲、いっぱい知っていますし、聴いています、」
榊原郁恵
「私は、今でも、郷ひろみさんの大ファンなんです、あ、ゴー、ゴー、」
郷ひろみ
「いや、郁恵、それぐらい長い事、僕のファンをやっているというのなら、
ちょっと、違うよ、前にも、言ったろう、………
ぐっ、うおおおおおおおおおおおおおおううううううううううっっっ、
…………、だって、……… 」
カツ丼小僧
「桑田佳祐、58歳、……あと1年あまりで、還暦を迎えるとは思えない程、
楽曲製作や、単独ライブなど、エネルギッシュな活動を続ける彼は、
まさに、「老いに抗う派、」60代の代表的な人物です、
いや、…… だ、そうです、………すいません、………
2010年(平成22年)には、食道がんを患った桑田さんだそうですが、
それを、克服、 復帰後、すぐに紅白歌合戦に出場するなど、
病気になる前以上に精力的な活動を始めたそうです、」
大橋巨泉
「俺と似ている、……… 俺は、2回目だけど、……… 」
大橋寿々子
「あなた、………… 」
刀根麻理子
「なんで桑田さんまでにも、こんな大きな不幸が、………
可哀想、……抱きしめてあげたい、………ぐすっ、いやぁぁぁっ、
私、なんだか、また泣けて来ちゃった、……… 」
廣瀬浩志
「ぐすっ、……………、 麻理子、……俺も、泣きたい、……… 」
カツ丼小僧
「病を機に、楽曲提供や、プロデュースなど、
歳相応の活動へと移って行く道も当然あった、
しかし、いつまでも心は若くありたい、………
そう考えているからこそ、彼は、現役として表舞台に立つ事を選んだのだ、」
今井優子
「桑田さん、素敵♡、……… 」
竹下景子
「あら、私だって、………
桑田さん、素敵♡♡♡、……… ふふふ、勝ったわ、……… 」
カツ丼小僧
「そんな桑田さんの信念は、夫婦生活にも表れているそうで、
桑田さんを知る、音楽プロデュサーは、次のように語っているそうです、
「一般的な夫婦であれば、60代になって、妻を褒める、なんて事は
まず、しないでしょう、
しかし桑田は、奥さんの原由子について、
「彼女は、俺の事を一番、理解してくれているんだ、」
と、飲み会の場などで、堂々と語る、
奥さんの方も、「佳ちゃんは、家でもヤンチャ、
だから、子供が一人増えたみたいで楽しい、」と、恥じらいもなく言っている、
若手のミュージシャンたちは、そんな、思い合う2人の姿を見て、
「カッコイイ」、と感じているみたいです、」
わはははは、これは、凄い、…… 仲睦まじき、夫婦愛、………
愛は永遠なり、です、………今日は、これにてお終い、」
小倉智昭
「う~~ん、………なんか、お前が言うと、
茶化して、バカにしているように聞こえるんだよなぁ、……… 」
カツ丼小僧
「いえいえ、そんな意志は、毛頭ありません、
お笑いタレントが、葬式に参列していて、涙ぐんでいても、
何か、実際は悲しんでいるのではなく、心の中では、本当は、
ほくそ笑んでいるのではないか、と思えるのとおんなじです、
イメージですよ、イメージ、………
それでは、座談会出席者の皆さん、今日は、これでお終い、ハイチャッチャ、
また、この続きは、次回に持越し、ハイチャッチャ、……… 」
小倉智昭
「う~~~ん、……… 」