カツ丼小僧
「ご主人の高知東知(のぼる)さんとは、どういう馴れ初めで、………? 」
高知東生
「いよっ、待ってましたっ、」
高島礼子
「ええ、主人と知り合ったのは、目黒のとある場所なんですが、………
最初は、ただの飲み友達だったんです、そこから、2年半の交際期間を経て、
結婚をしたのは34歳の時です、
高知東生
「うんうん、思い出すなぁ、……… まだ初々しかった時代、俺の青春、
まだ、お前のオマ○コの匂いも知らなかった、あの頃の事、………
あっ、俺、何言ってんだ? 段々、カツ丼小僧みたいになってきたぞ、………
移っちまったらしい、……… 」
高島礼子
「結婚は、周囲の人達から引き止められたのは事実です、
それに、私自身も、「この人でいいのかしら?」って、
マリッジブルーになったりして、結婚式の前夜まで迷っていたんです、
高知東生
「な、何だってっ、………? れ、礼子っ、そっ、それって、本当かよ?
お、お、俺は、お前の事、心から、愛していたんだぞっ、くくくっ、………
な、なんか、裏切られた感じだ、………
お、俺の今までの15年の結婚生活は、一体何だったのか、……… 」
高内春彦
「け、慶子、……… お前は大丈夫なんだろうね、
ほ、本当に、お、俺の事、愛しているんだろうね、………?
何か、段々、心配になってきたよ、俺、……… 」
松坂慶子
「何いってるの? 私は、誰が何と言っても、渡、……いや、春彦さんが一番よっ、
安心してっ、………♡ 」
高内春彦
「い、今、……わ、渡さんって、言った、……… 」
松坂慶子
「い、言ってないわよっ、」
廣瀬浩志
「ま、麻理子、……… お前は、……… 」
刀根麻理子
「西城さんとは、もう、昔の事です、全て忘れました、
今は、もちろん、カツ丼さん、……いえ、浩志さんです、ご心配なく、……… 」
西城秀樹
「そう、あっさり忘れられても困るんだけど、……… 」
高島礼子
「だから、申し訳ないんですが、主人とのハワイのオアフ島で挙げた結婚式の時は、
一か八かの「賭け」に挑む感じだったんです、………
それから結婚後は仕事に追われて、もう喧嘩している場合じゃない、
みたいな生活が続き、気づけば、結婚生活15年、………
でも、賭けには、勝った、……かな、………うふふっ♡、」
高知東生
「そ、そうか、やっぱりそうだったんだな、………
れ、礼子、……あ、ありがとう、
お、俺、その一言だけで、本当に嬉しいよ、………
お前、普段は、そんな事、一言も俺に言ってくれないから、……… 」
西城秀樹
「ヒデキも、やっぱり、カァ~~ンゲキィ~~~~~、………
あ、すいません、今回だけ、言わせてください、………
もう言いません、すいません、」
高島礼子
「あ、それから、ここで宣伝です、
今度、5月19日の月曜日にTBSで、夜の9時から、「隣の女」、という、
サスペンスドラマに出演します、石井ふく子先生のプロデュースです、
出演者は、私の他に、一路真輝さん、小林稔侍さん、船越英一郎さん、等です、
今回は、「渡る世間は鬼ばかり」の世界に自分がいるような新鮮な感覚で、
それが、本当に、光栄で、嬉しくて、……… 」
カツ丼小僧
「「隣の女」、ですか、……… なんか、意味深なタイトルですな、
卑猥な事、想像しちゃうな、……… 昼下がりの情事とか、へへへ、……… 」
高島礼子
「いつまでも、永遠に言っていなさい、………
石井ふく子先生のサスペンス、というのも驚きなんですが、
撮影場である横浜市・青葉区の、TBS緑山スタジオの中に、
本物の2階建ての家が2軒、公園まで出来ているのを見て、
度肝を抜かれてしまいました、
初めて連続ドラマに出た時も、緑山スタジオでしたし、
緑山は私にとって縁を感じる場所なんです、」
カツ丼小僧
「僕は、高島さんの、オマ○コに、縁を感じます、……… 」
高知東生
「おいっ、」