カツ丼小僧
「ところで、唯ちゃん、青山劇場でのミュージカル、「アニー」の公演の方は、
順調に進んでいるようだね、」
浅香唯
「ええ、とっても、うまく行ってるわ、 観客の皆さんも、喜んでくれてます、
唯、サイコーの幸せです、 私のオーガニズム・エクスタシーよ、
でも、カツ丼小僧さん、まだ、観に来てくれていないわ、
何時、来てくれるのか、唯、本当に待ち遠しいわ、」
カツ丼小僧
「うん、近い内に必ず行くから、……… 実は、もうチケットは購入済みなんだ、」
浅香唯
「本当? ああ、良かった、それを聞いて安心しました、………
でも本当は、私の裸を観てくれたら、もっと嬉しいんだけど、……… 」
カツ丼小僧
「ははは、それを言ったら、旦那さんの、西川貴博さんに叱られますよ、
あ、まだ、この宴会場には来ていないんだね、今度、連れて来てよ、
写真で見る限りでは、優しそうな人に見受けられるけど、………
ところで、唯ちゃん、今年の「アニー」の出演者を教えてくれるかな? 」
浅香唯
「アニー役には、11歳の國分亜沙妃ちゃんと、10歳の吉井乃歌(のいか)ちゃんが、
交替で出ます、
それから、ウォーバックス役に、三田村邦彦さん、髪の毛、皆剃ってます、
そして、私は、孤児院の院長のハニガン、
後は、松田賢二さん、生田智子さん、甲斐まり恵さん、等が出ます、
皆さん、宜しくお願いします、」
松坂慶子
「私、ミュージカル、大好きなの、私も、何かの役で出演したかったわ、」
刀根麻理子
「私も、……… 」
タモリ
「俺は、ミュージカル、大嫌いなんだけど、ここで言うと、
ヒンシュクを買うから、やめておこう、」
さだまさし
「ミュージカルが嫌いだなんて、根暗な証拠さ、………
俺は大好きだぜ、 へへへっ、」
カツ丼小僧
「でも唯ちゃん、テレビの収録なんかと違って、生だと、
ものすごく緊張するんじゃない?
もし、舞台の上で間違えるような事があったら、……… 」
浅香唯
「あ、そんな事なら、心配いらないわ、
私って、結構度胸があって上がらない方なの、それにもし誰かが、
セリフを忘れたり、トチッたりしたら、皆でアドリブでカバーするように
なってるから、……… 」
そこへ、また宴会場の襖が開いて、2人の女性が現れた、
以前、浅香唯と、「スケバン刑事」で映画やテレビで人気を分かち合った、
斉藤由貴と、南野陽子だった、
斉藤由貴
「一代目、スケバン刑事、斉藤由貴、参上 ! ! 」
南野陽子
「二代目、スケバン刑事、南野陽子、参上 ! !
おまんら、絶対に許さんぜよ、ふふふふっ♡、」
浅香唯
「そして私が、三代目スケバン刑事、麻宮サキ、………
うわ~~、2人とも、お久しぶりですね、懐かしいわ、
皆さん、まだ、当時の警視庁ヨーヨー、持ってますぅ~~? 」
そこでまた、すぐさま襖が開いて、また2人の女性が顔を出した、
昭和末期に、テレビドラマ、「スケバン刑事Ⅲ 少女忍法帖伝奇 」で
「風間三姉妹」として、一緒に共演した、大西結花と、中村由真だった、
大西結花・中村由真
「唯ちゃん、お久しぶり~~、去年の8月以来かしらね、
テレビで共演したのは、…… 確か、……… 」
浅香唯
「うん、そうそう、テレビ東京の「いい旅・夢気分」の軽井沢旅行でね、
お互い、はしゃいじゃって、楽しかった~~、」
カツ丼小僧
「うわ~~、また一杯、女の子が入って来たなぁ、
賑やかで明るくなるのはいいんだけど、段々、人の入るスペースが無くなってきたぞ、
そうだな、もう一部屋、貸し切りにして貰うとするか、………
鎌さん、係りの者、呼んで来てよ、……… 」