カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 20

カツ丼小僧

「ところで、巨泉さん、週刊現代の今週号のコラム、「今週の遺言」には、

 大リーガーの話はありませんでしたね、」

 

大橋巨泉

「うん、さすがに2週続けて大々的にやったからね、………

 3週連続って言うのは、ちょっと無理だろう、」

 

カツ丼小僧

「選手の名前が、やったら出て来ましたが、顔を知らないので困りました、

 出来れば、カラーで顔写真も掲載して頂ければ嬉しかったのですが、……… 」

 

大橋巨泉

「わはははは、……… そんなスペースが、ある訳ないだろう、

 それに、お前には、横浜DeNAベイスターズがあるじゃないか、……… 」

 

カツ丼小僧

「顔、知りません、……… 」

 

大橋巨泉

「えっ? 何だって、……… 」

 

カツ丼小僧

「いえ、 選手の顔、知らないんです、……… 」

 

大橋巨泉

「…………………、」

 

カツ丼小僧

「金城龍彦とか、中村紀洋とか、三浦大輔とか、ほんの数人の一部の選手だけです、

 あ、………あと、監督の中畑清も知っていますが、……… 」

 

今井優子

「じゃぁ、どうして試合の結果とかは、知っているの? 」

 

カツ丼小僧

「今は、もっぱら、ネットのプロ野球速報です、俺ね、スコアボードの

 途中経過だけでも、結構楽しめるんだよ、

 ブログやノベルの更新の合間合間に、どうなっているか、確かめるんだ、

 ホント、今はね、のんびり1試合、丸ごとの観戦なんて、ちょっとあり得ないよ、」

 

今井優子

「あ、忙しくなってきたんだ、……でも、いい事じゃない、………

 若い頃からの夢だったんでしょ、………時間に追われる生活、……… 」

 

カツ丼小僧

「うん、そうなんだ、………

 まぁ、多少、味気なくもあるけど、若い時、ただブラブラしていて、

 何もしていなかった事を考えると、贅沢な事は言ってられないよ、………

 行けるとこまで、行ってみるつもりさ、………

 

 ま、そんな訳で、皆さん、今後とも、カツ丼小僧の、ホームページ、ブログ、

 ノベルを、お引き立ての程、宜しくお願い申し上げます、」

 

 

  暫くすると、また、宴会場の襖が開き、2人の男が、陽気な笑顔で入って来た、

  前に、ここを飛び出て行ったイチローと、横浜DeNA監督、中畑清だった、

 

中畑清

「今日は、しっかりと勝たせて頂きましたっ、横浜DeNAベイスターズ ! !

 接戦のシーソー・ゲームをモノにしました、 絶好調ですっ、 ! ! ! 

 わははははは、……… 」

 

イチロー

「カツ丼さん、この前は、怒って飛び出て行っちゃって、ゴメン ! !

 あんな事で怒るなんて、俺、どうかしてたよ、

 また、仲間に加えさせて貰うよ、……… 」

 

カツ丼小僧

「いや~~、2人の明るくて、陽気な笑顔を見ていると、僕も心が和みます、

 でも、中畑さん、勝負の世界は、ちょっと厳しいですよ、

 パフォーマンスも重要ですが、勝負は結果が全てです、

 

 今日は何とか勝ちましたが、以前、最下位です、

 絶好調どころか、絶不調じゃないですか、………

 ホラを吹くのもいい加減にしてください、いくら僕でも怒りますよ、」

 

中畑清

「いやね、そうは言うけども、あの戦力で、試合に勝つというのは、

 結構大変なんだ、口で言う程、簡単じゃないんだよ、……… 」

 

カツ丼小僧

「「あの戦力で、あの戦力で、」って、それを言うのはやめてください、

 まるで、どこかのヘボ監督の言い訳みたいじゃないですか、男らしくない、………

 そんな事、最初っから、分かってて引き受けたんでしょう、

 なんとか、Aクラス入り、お願いしますよ、

 クライマックス・シリーズ、出ましょうよ、」

 

中畑清

「どこかのヘボ監督って、………? ああ、野村監督の事、………?

 いやいや、あの監督は、知将で名監督ですよ、

 長嶋さんの事を悪く言うのは、許せませんけどね、……… 」

 

松坂慶子

「カツ丼さん、いつになく興奮してるわね、

 相当、野球に関してストレスが溜まっているみたいね、……… 可哀想、……… 」

 

大橋巨泉

「だから、強いチームを応援しとけって、言ってんだよ、

 ふっふっふっ、俺は、大リーガーでも、ジャイアンツさっ♡、……… 」

 

イチロー

「俺も、シアトル・マリナーズっていうチームには、随分と泣かされたなぁ、……… 」