大橋巨泉
「おお、美加、千加、よく来たな、おいで、
でも、今日は無礼講だからな、特に、カツ丼小僧には気をつけろよ、
こいつは、色キ○ガイだからな、
年頃の娘さんでなくとも、平気で手を出すんだ、」
カツ丼小僧
「いや、巨泉さん、そうでもありませんよ、
それは、ちょっと、言い過ぎってもんですよ、………
でも、今の時代、50代、60代、まだ本当に、若くて綺麗です、
時代は随分変わりましたね、……… 」
大橋美加
「カツ丼さん、音楽は何か聞くんですか? 」
カツ丼小僧
「若い頃は、洋楽では、ビリー・ジョエル、マイケル・ジャクソン、ビージーズ、
それに、「スター・ウォーズ」や、「ブルース・ブラザーズ」、
「サタデー・ナイト・フィーバー」などの、映画音楽、
日本の物では、いつも言ってるんだけど、歌謡番組の「ザ・ベストテン」や、
「夜のヒットスタジオ」などで流れていた、当時の流行歌です、
今日、ここにお集まり頂いている、みなさんの歌は、よく聴いていました、」
浅香唯
「特に、私の歌は、何十曲も聴いて、知っているんですって、唯、嬉しいっ♡、」
カツ丼小僧
「あっ、唯ちゃん、さすが、唯ちゃんだ、ついさっきまで、皆に
輪姦されていたと言うのに、……… 立ち直るのが早いねっ、ホントいい娘だ、」
今井優子
「褒めてるんだか、貶してるんだか、……… 」
豊田千加
「今、現在は、何を聴いているんですか? 」
カツ丼小僧
「うん、やはりね、今は、もっぱら、You tube 頼りですね、
ブログやノベルの更新の合間に、やたら聴きたくなるんですよ、
美女の映像と共にね、………
優子ちゃん、刀根さん、松坂さん、唯ちゃん、皆、お世話になってます、」
大橋美加
「ジャズは、………? 」
カツ丼小僧
「ええ、好きですよ、喫茶店なんかに入ってますと、たまに流れて来る事もあって、
ちょっと、興奮します、」
大橋美加
「興奮するの、………? 」
カツ丼小僧
「僕のフィーリングにピッタリ合っている音楽なんですよ、
聴いている内に、ウキウキウキウキ、とても陽気な気分になって来て、
そこら中、スキップして、飛び跳ねたくなって来ますね、
ロックが嫌い、という訳ではないんですが、ちょっとうるさい気もします、
特に、僕は、昭和レトロ大好き人間なんですが、
1940年代、50年代あたり、いや、それより、もうちょっと前の時代の、
アメリカの雰囲気も、もの凄く好きなんです、
ミッキーマウスや、アルフレッド・ヒッチコック、マリリン・モンロー・
ジャズでは、グレン・ミラーや、ベニー・グッドマン、ですね、
何年か前に、「BOOK OFF」で、「グレンミラー物語」の中古のDVDを見つけ、
それを観て感動しました、
「茶色の小瓶」、「イン・ザ・ムード」、「ムーンライト・セレナーデ」、
どれも、誰もが知っている名曲ですが、本当に素晴らしい、………
心が幸福感で満たされて来ます、
「ベニーグッドマン物語」って言う、DVDもあるそうなんですが、
それは、まだ観ていません、でも、数年ほど前、You tube で、
彼の代表曲である、「シング・シング・シング」を聴きましたが、
これもまた、思いのほか素晴らしく懐かしく、言う事はありません、
こんな、陽気なジャズの名曲が、あの辛い戦争時代を支えていたのかと思うとね、
戦争というと、悲惨な事しか思い浮かびませんが、
一方で、何かロマンチックで、サスペンスなドラマが潜んでいたのも、
こういったムード音楽や映画によって、詩文化されたり、戯曲化されたりして、
美しく、飾られていったからなんでしょうねぇ、……… ふふふ、……… 」
大橋美加
「そう言えば、カツ丼小僧さんのホームページの、「コレクション」や、
「旧コレクション」のコーナーにも、その時代のアメリカの商業用ポスターや、
写真、イラストなどが、いっぱい掲載されていますもんね、」
カツ丼小僧
「そうですね、それに今の時代だったら、全て写真で済んじゃいますからね、
当時のような濃密なイラストの方が、心にしっとりと響きますよ、
でも、何で、あの時代のアメリカに、これ程までの郷愁が沸くのか、
自分でも、よく分からないんだけど、僕の頭の中って、いつも、
「メリー・ポピンズ」や、「サウンド・オブ・ミュージック」のような、
メルヘンチックな物になっているらしいよ、
それにさ、今の時代のように、マスコミが、左程発達していたという訳でもないし、
隠されている部分もかなりの所、あるだろうから、
そう言うのが、また秘密めいていて、いいんじゃないかと思うんだ、
映画や歌、絵画等の作品があって、その作家や俳優に対しても、
犯罪や殺人、借金、トラブル等の逸話も、かなり残されているんだけど、
資料が乏しくて、はっきりしない、………
はっきりしないと知りたくなって来る、と言うのが、人間の情と言う物でして、
益々、そこに惹きつけられる、………
女の裸と同じですよ、服を着ているから、中身を見たくなると言うね、
もし、素っ裸で、当たり前のように、女が道を歩いていたら、
男はあまり、女の裸に興味が持てなかった筈です、
大日本カツ丼帝国も、全裸の女を求めますが、やはり、スケスケ下着、
一枚ぐらいは、身につけておいてください、
見えそうで、見えないようで、見えるようで、やはり、見えない、
男は、そこに興奮し、性的興奮を覚えます、
一枚の布切れだけでいいんです ! !
一枚の布切れが、生死の境を決するのです ! ! !
世の女性諸氏、お願いします、 カツ丼小僧に、清き一票を ! ! ! 」
鎌かける
「カツ丼小僧さん、また興奮して、話が脱線しましたね、……… 」