カツ丼小僧と有名人のドスケベ座談会 18

大橋巨泉

「おい、また、お前、俺をノベルに登場させたな、………

 映画ですら、俺は、藤子不二雄Aの「少年時代」、その他にチョイ役で出演した

 ぐらいの経験しかないんだぞ、 出演料、よこせよ、」

 

タモリ

「俺は、「笑っていいとも!」も終了して、ちょっと時間も空いたから、

 ま、いいか、……… 出てもいいとも! 」

 

カツ丼小僧

「タモリさん、そのギャグだけは、もういい加減、封印した方がいいと思います、

 西城秀樹さんも、重々、反省しています、」

 

大橋巨泉

「俺も、「せいのっ、ドン!」、は、もう、言う事は出来ないのか、……… 」

 

大橋寿々子

「でも、あなた、病気も克服した事だし、これからも、もうひと踏ん張り、

 テレビ界、芸能界での、お仕事、頑張ってね、……… 

 娘の美加も、千加も、皆で、応援しているから、……… 」

 

大橋巨泉

「うん、……… 」

 

カツ丼小僧

「寿々子さん、失礼ですが、二人の娘さんは、寿々子さんとの間のお子さんでは

 ありませんね、……… 」

 

大橋寿々子

「ええ、前妻のマーサ三宅さんとの、お子さんですわ、

 マーサ三宅さんは、有名なジャズ・シンガーです、

 主人とは芸能界で知り合いまして、私たち、2人の間に、子供はいません、」

 

カツ丼小僧

「あっ、そう言えば、長門さんの、「洋子へ」という暴露本の中に、

 そんな話が、それとなく書いてあったような、……… 」

 

大橋寿々子

「失礼な、……… 私たち、あの方、嫌いなんです、

 長門裕之さんの話は、したくありません、

 あの方の話をするのなら、もう帰りますよ、……… 」

 

カツ丼小僧

「あっ、すいません、どうも、僕、口下手なもんで、………

 つい、つまらない事を口走って、うっかり人を怒らせてしまう事があるんです、

 悪気はなかったんです、許してください、」

 

大橋巨泉

「おい、お前、あまり寿々子の事は怒らせないでくれよ、

 俺、寿々子には、今まで、世話になり過ぎて、もう頭が上がらないんだ、

 頼むよ、……… 」

 

カツ丼小僧

「巨泉さんが、病気を克服されたのも、寿々子さんの献身的努力が大きかったと

 言われていますが、……… 」

 

大橋寿々子

「いえ、何の事はありませんわ、私は、この方が好き、と言うだけの事ですから、………

 妻として、ただ、当たり前の事をしているだけですわ、……… 」

 

大橋巨泉

「うん、そうだよ、あまり大袈裟に、美談仕立てにはしないでくれ、

 俺も、そういうの、苦手だから、……… 」

 

 

  そこへ、また宴会場の襖が開いて、2人の女性が、ニッコリと顔を出した、

  大橋巨泉の娘であり、ジャズシンガーの大橋美加と、豊田千加だった、

 

大橋美加豊田千加

「パパ~~、こんな所にいたの~~? 心配したんだから~~、

 あっ、カツ丼小僧さんも、いらっしゃるのね、 すご~~い、………

 是非今度、私たちの演奏会にいらしてくださ~~い、 うふふっ♡、」