カツ丼小僧
「ウ~~ィ、なんか、レモン酎ハイの飲み過ぎで、酔って来ちゃった、
俺、今まで、ずっと、一人でいたせいか、最近、とても人恋しくなって来て、………
寂しくて、寂しくて、涙が出て来そうなんです、歳のせいなのかなぁ、………
優子ちゃん、僕の話友達になって、乳繰り合って頂けませんか?
ちちくりくり、ちちくりくり、ちちくりくり、……… 」
今井優子
「まぁ~~~~っ、乳をくれですって? いやらしい、……… 」
カツ丼小僧
「一滴でも構いません、愛の施しを、……… 」
角松敏生
「おい、優子、もう、こんな奴、相手にするんじゃない、
朱に交われば赤くなるだ、さぁ、帰ろう、……… 」
今井優子
「でも、私、最近、なんか急に、カツ丼さん色に染まりたくなって来たわ、
どうしてかしら? 変ね、……… 」
カツ丼小僧
「ちちくりくり、ちちくりくり、ちちくりくり、………
あなたは、私に、乳を、施したくなる、施したくなる、施したくなる、………
ちちくりくり、ちちくりくり、ちちくりくり、……… 」
角松敏生
「あっ、こいつ、優子に催眠術をかけてやがる、
ペテンだ、詐欺師だ、イロキ○ガイだっ、 優子、こんな奴に騙されるなよっ、」
松坂慶子
「そう? そんな催眠術なら、私もかけてもらいたいわね~~、」
刀根麻理子
「あら、私だって、……… カツ丼さんっ♡、……… 」
カツ丼小僧
「はいはい、肉感的で、妖艶なご婦人であれば、どなたでも、御引受け致しますよ、
特に、松坂さんや刀根さんは、僕、若い頃からの大ファンですからね、
あなた方には、特別な思い入れがあるんです、
喜んで、かけて差し上げますよ、 AKB48の皆さん方もどうです? 」
大橋巨泉
「おい、小僧、もう、それくらいにしとけよ、いくら無礼講とはいえ、
タレントや女優には、イメージって物があるんだよ、
これ以上やったら大変な事になるぞ、……… 」
今井優子
「いいわ、カツ丼小僧さんのために、一曲歌います、
曲は、「Lovin'You」、聴いてください、……… 」
宴会場の係りの者が急いで寄ってきて、今井優子に、カラオケ用のマイクを
手渡すと、幾らか酒に酔って、カツ丼小僧の催眠術にかけられた彼女は、
ニッコリ、微笑んで、着ている服を一枚一枚脱ぎながら、
上機嫌で、名曲「Lovin'You」を歌い始めた、
今井優子
「♪ラ~~ビィン、ユゥ~~、カツ丼さん、あなたが好きです、
好きで好きで、たまりません、なにも、かも~~~、忘れてしぃまう~~、
♪ラ~~ビィン、ユゥ~~、なにもかも~~~、なにもかも~~~、
ラララララ、ラララララ、ラララララ~~~~ラ、ラ~~、ラ~~、ラララ、」
一同
「優子ちゃ~~~~~ん、 綺麗だよ~~~っ、 可愛いよぉ~~~っ、
もっと、お尻振ってぇ~~~っ、 こっち向いてぇ~~~っ、」
カツ丼小僧
「う~~ん、エロい、エロ過ぎる裸体だ、なんて、神々しいんだ、畜生、」
大橋巨泉
「うん、……ゴックン、生唾、……… 」
今井優子
「♪誰よ~~~りも、誰よ~~~りも、ラ~~ヴィン、ユゥ~~~、
カツど~~~んさん、カツど~~~んさん、あな~~たぁが好きぃ~~~よ、
♪ラララララ、ラララララ、……… ラララララ、ラ~~ラ、ラ~~ラ、ラララ、
としぃ~~いきぃ、よりぃ~もぉ~~~、 うふっ♡ 」
角松敏生
「ぎょぎょっ、な、何だって?」
今井優子は素っ裸で振り付けながら、段々とカツ丼小僧の方へ近づいて来て、
ニッコリと微笑みながら、そのまま彼に飛びついた、
今井優子
「カツ丼さぁ~~ん、大好きよっ♡、大好きなの♡、うふふふふっ、
あなたの、何もかも、……… 何もかもが、……… 」
今井優子は、何日間も洗っていない、彼のアカだらけの顔を、
喜悦に満ちた表情で、執拗に、舌でベチャベチャと舐め回していた、
大勢の人間が2人を取り囲んで、惜しみない声援と拍手を贈った、
一同
「いいぞっ、ご両人っ、本当にお似合いのカップルだ、
式はいつ挙げるんだい? ご祝儀は、たあんとはずんでやるからよっ、
うわっはっはっはっはっ、こいつは、春から縁起がいいや、 」