カツ丼小僧
「巨泉さん、おととい、奥さんの寿々子さんと、「徹子の部屋」に、
お出になったそうですね、病気も克服されたようで、僕も嬉しいです、」
大橋巨泉
「ああ、なんとかな、………
一時は、もう死んでもいいやって、思った事もあったんだがな、
こうやって生き延びたのも、まだお前には、やるべき事が残っている、っていう、
神のお告げじゃないかと思うんだ、だから、もう、ひと踏ん張りしてみようと思う、
あっ、そうだ、今度お前を、「徹子の部屋」への出演に紹介してやろう、」
カツ丼小僧
「いえいえ、巨泉さん、僕は、一般人には、まだ知名度がありませんし、
過去に何らかの、偉大な業績を残したという訳ではありません、
ですから、「徹子の部屋」への出演は無理です、
出来れば、「クイズダービー」を再開して、それに僕を出演させてください、
その番組が僕の芸能界デビュー、という事で、お願いします、」
大橋巨泉
「う~~~ん、……… どうしようかな、 むむむむ、……… 」
カツ丼小僧
「せいのっ、ドン ! ! 」
大橋巨泉
「よしっ、決めたっ、そうしよう、」
そこへ、また、ドヤドヤと、数人の男女が襖を開けて、宴会場に入って来た、
刀根麻理子、廣瀬浩志ご夫妻と、西城秀樹、郷ひろみ、野口五郎、の5人だった
刀根麻理子
「カツ丼さん、ご無沙汰してま~~す、
ノベルに私の事、あんまり、いやらしく書かないでね~~、」
カツ丼小僧
「いや、刀根さん、もうダメです、サイは投げられたんです、どうにもなりません、
運命と思って諦めてください、これでも、かなりセーブして書いているんです、
これから、まだまだ、エスカレートする可能性もあります、
僕の本性は、もっと、もっと、残忍なんです、」
廣瀬浩志
「でもよ、お前、何も俺まで出す事はねえだろう、俺はタレントでも、芸能人でも、
なんでもないぜ、ごく普通の一般人じゃねえかよ、名誉棄損で訴えるぞ、」
カツ丼小僧
「浩志さん、あれは、どうしようもなかったんです、
あのシーン(ノベル198)は、どうしても必要な場面です、
話の流れからしても、絶対に外す事は出来なかったんです、すいません、」
郷ひろみ
「それにしても、この宴会場には、カラフルな衣装に身をまとった若い女の子が
いっぱいいるなぁ、なんか、嬉しくなって来るぜ、センキュー・ア・ゴーーッ、」
カツ丼小僧
「あっ、郷さん、彼女達、言わずと知れた、AKB48です、
発言には、十分気をつけてください、
今はもう、彼女達、イチローさんより、偉いかもしれません、」
郷ひろみ
「なるほどね、彼女達には、僕のバックダンサーになってもらった事もあるよ、
でも、この宴会場、こうも若い娘でごった返していたんじゃ、
俺もバク転をする事が出来ないよ、やっぱりまた、他の日に出直して来るよ、
秀樹、五郎、一緒に帰ろう、……… 」
鎌かける
「あっ、郷さん、ちょっと待ってください、明日は、西城秀樹さんの、59歳の
誕生日です、帰るんでしたら、それを祝ってからにしてください、
それが友達と言う物でしょう、」
タモリ
「そうだな、皆で一緒に祝おうよ、友達の友達は、皆、友達だ、
宴会場に広げよう、友達の、……輪っ ! ! 」
さだまさし
「俺は、あんたとは、永遠に友達になれそうにないな、……… 」
刀根麻理子
「秀樹さん、ホント、憎らしいわ、………
18歳も年下の、あんな可愛らしい人と結婚するなんて、……… 」
廣瀬浩志
「麻理子には俺がいるじゃないか、……… うん? 」
高内春彦
「慶子には俺がいる、……… 」
松坂慶子
「春彦さんっ、♡♡♡ 」