巨泉さんは、西洋美術に興味がおありだそうで、………
うん、美術鑑賞の本もいっぱい出してるよ、
セザンヌ、ゴーギャン、ゴッホ、クリムト、モディリアーニ、
ムンクに、ピカソ、なんでもござれだ、
あのう、……… カツ丼小僧の絵など、如何でしょうか、………
おまえさぁ、……… まぁ、誰がどんな絵を描こうが自由だけどね、………
まぁ、人間をテーマにしている所だけは認めよう、
俺は、セザンヌのように、人間不在の絵には、あまり興味がないんだ、
まぁ、人間がテーマというよりは、
美女のオマ○コや肛門がテーマなんですけどもね、
それにしても、巨泉さん、絵画鑑賞に世界各国を回っているなんて、
凄い優雅なセミリタイア生活ですね、
「大橋巨泉氏の優雅な生活。」じゃないですか、
今度、このタイトル名で、西洋美術鑑賞の本を出したら如何です?
わはははは、そうだな、集大成の時には、それもいいかもしれない、
旅行のエピソードなども入れてな、わはははは、………
カツ丼ちゃんは、誰の絵が好きなの?
女流挿絵画家の加藤かほるさんの絵です、
現在、僕のホームページの「セクシー」、というコーナーに
6点、展示されていますので、是非、巨泉さんも観てください、
それにしても、「今週の遺言」などを読んで思うんですけど、
巨泉さんは、なんでそんなに各方面の知識や造詣が深いんですか?
ちょっと、ああいうのを読まされると、圧倒されて押し潰されそうになりますよ、
うん、若い内から、ジャズ、競馬、囲碁、ゴルフ、その他、
多くの事に興味を持って生きてきたけど、やっぱり、好きだったからだと思うよ、
「好きこそ物の上手なれ」って言うけど、
自分が興味を持って、それを追求して熱中していれば、
何でも、知らず知らずの内に、自然と身について憶えちゃうもんだよ、
「人間いたるところに青山あり」、好奇心の趣くままに進んで行くのが、巨泉流なんだ、
それに俺は、タレントや評論家でもある訳だから、それが仕事にも結び付く、………
本当に、合理的で素晴らしい人生を歩んで来たと思うよ、ウッシッシッ、
僕ねぇ、物覚えが凄く悪いんですよ、何でも、すぐ忘れちゃう、
昔、よく友人から、「お前の頭はザルだ、」って言われてました、
でも、ブログで色々と書いているじゃないか、
ええ、ネットで確認したりしてからです、ネットの存在は本当に助かります、
資料の宝庫ですからね、本当に僕、気が小さいもんでしてね、
文章なんか書いていても、間違った事を書いたら大変なんで、
本来だったら、中々書けない事も多くなる筈なんですが、………
もし、10年以上前だったら、とてもこんな文章は書けていませんよ、
それを思うと、本当にゾッとします、
お前の文章の良い所はさ、あまり余分な知識が入っていない所だと思うんだ、
まぁ、あんまり知識が無さ過ぎても困るけど、シンプル・イズ・ベストで、
簡潔にまとめてある、だから読者の頭の中に、すんなり要点が入って来ると思うんだ、
ありがたき、お言葉です、