カツ丼小僧さん、昨日は本当に、郷ひろみさんを例に取り上げた、
因果応報の話、ありがとうございました、
大変面白く、ためになりました、私の人生の道標ともなりそうな話でした、
で、今日は、どんな芸能人の話をして頂けるんでしょうか?
ええ、今回は、昭和の日本高度成長時代に、
映画「無責任シリーズ」や、「スーダラ節」、「ハイそれまでョ」、などの名曲で、
一世を風靡した、ハナ肇とクレージーキャッツの話をしたいと思います、
現在、犬塚弘さん、ただ一人を覗いて、全て、故人となってしまいましたが、………
ええ、クレージーキャッツと言えば、このブログでも、少し前に、
現在、書店でもネットでも販売されている、「昭和の爆笑喜劇 DVDマガジン」(講談社)
から、その幾らかを抜粋して、紹介したばかりです、
メンバーは、リーダーの、ハナ肇さん、それから、植木等さん、谷啓さん、
安田伸さん、石橋エータローさん、桜井センリさん、犬塚弘さんの、計七名です、
まぁ、クレージーキャッツが、「無責任シリーズ」などの映画や、テレビの
シャボン玉ホリデーのコントなどで人気が出たのは、僕が生まれる少し前から、
およそ10年間ぐらいの間ですから、実際、僕の子供時代のリアルタイムとは、
一致しません、
クレージーキャッツとか、植木等なんて、もちろん、名前は、
それとはなしに知ってはいましたがね、殆ど、その当時の活躍の事は知りませんでした、
僕の子供の頃は、ザ・ドリフターズ全盛の時代でしたからね、
今、こうして、当時の映像等を見て思うんですが、
ザ・ドリフターズは、クレージーキャッツに、多大な影響を受けていて、
その流れを、もう少し過激にした感じで受け継いでいます
洗面器で、人の頭を叩くなんていうのもそうです、
ドリフがそれをやると、少し過激で下品になってしまい、
いや、それが、むしろ、大衆ウケには良かったんでしょうが、
クレージーキャッツがやると、何か、洋風で、モダンで、おしゃれに見えたんでしょうね、
僕がクレージーキャッツの事を、詳しく知り始めたのは、
およそ、今から、6~7年ぐらい前の事で、投稿イラストのテーマで、
「懐かしの昭和」を、エロ風に描こうと思い、本屋で資料を探していたら、
ある本の中に、縦縞の背広を着た植木さんの姿を発見して、
「ん? クレージーキャッツって、何だか風変わりで、オシャレで面白そう、」と思い、
それ以来の事なのです、
それから、TSUTAYAのDVDレンタルで、当時の映画のDVDを借りて来て、
貪るように観た記憶があります、
有名な、「ニッポン無責任時代」とか、「日本一の色男」だとかね、
本当に、健康的な明るい笑いでした、
映画の中の、植木さんのガハハ笑いとも相まって、
心の底から、気分爽快に楽しめますよ、
でも、クレージーキャッツのグループとしての活躍の期間は、案外、短かったようです、
1971年(昭和46年)に石橋エータローさんが、クレージーを脱退される、
数年前あたりから、もう、メンバー一人一人のピンとしての行動が
殆どだったようです、
ただ、聞く所によると、このグループのメンバーは、全て、スキャンダルなし、
人格批判などのされない、温厚な家庭人の集まりだったようで、
決して、喧嘩別れなどでは、なかったようですよ、
実際、未だに、正式な解散はしていないのです、
そうですね、名前から判断しても、「ハナ肇」さんは、リーダーという事で、
「ハナから、始める」、という事で、そのような芸名を付けたんでしょうけれども、
「植木等」さんは、「木を等しく植える」、という事ですから、
非常に公平感覚のある、他人に気を遣う、優しい人柄だと推測できます、
安らかにスクスクと伸びていく、安田伸さん、
石橋を叩いて渡る程、慎重な性格の、石橋エータローさん、
この名前は、横にしてみると、字体から、何か、レンガ石でも、敷き詰めた、
頑強な、長い橋を連想させます、
もしかしたら、かなり、堅物で、頑固な性格の人だったのかもしれません、
桜井センリさんも、谷啓さんも、意味はよくわかりませんが、
ちょっと、風光明媚ともとれるような、美しい名前ですね、
桜井さんは、「女」という文字が、名前に入っていますので、
非常に穏やかで、ほんのり、艶のある性格だったと思います、
それから、谷啓さんですが、「谷」も「啓」も、よく観察してみると、
何か、人の顔のようにも見えますね、
つまり、文字の下の部分が「口」なのは、よくわかりますが、
上の部分にあるのが「目」や「眉」を表しているものとしましょうよ、
「谷」の方は、安らかにつむった目、「啓」の方は、ビックリして
驚いているような目にも見えます、この二つの文字の変遷って、一体何でしょうね?
そうです、谷さんに、「ガチョ~~~ン」と、やられて、
ビックリして、驚き、ぶったまげた、顔の変化を描いたものなんです、
わはははは、それは、面白い、確かに、よくよく見てみると、
そんな風にも見えますね、確かにそうだ、
でも、犬塚弘っていうのは、ちょっと変ですね、
だって、クレージーキャッツって言ったら、「猫」ですよ、「狂い猫」、
なんで、メンバーの中に、犬がいるんですか?
おかしいじゃないですか?
ちょっと、読者にわかるように、うまく説明してもらえませんか? カツ丼さん、
う~~ん、ちょっと、こじつけっぽくなりますが、
クレージーのメンバーを、いつも、内心、暖かく見守っていたのが、
犬塚さんだったんじゃないでしょうかねぇ………
クレージーの「番犬」という事で、………
もちろん、そうは言っても、やはり、猫は猫です、
番犬のような、猫という事ですよ、………
今まで、後ろから見守っていた仲間のメンバーが、
全員安らかに死に追えたのを見て、犬塚さんも何か、自分の役目は終わったと
感じているんじゃないでしょうかね、