カツ丼小僧のミステリアス・ゾーン 3 6

カツ丼小僧さん、昨日は本当に、郷ひろみさんを例に取り上げた、

因果応報の話、ありがとうございました、

 

大変面白く、ためになりました、私の人生の道標ともなりそうな話でした、

で、今日は、どんな芸能人の話をして頂けるんでしょうか?

 

ええ、今回は、昭和の日本高度成長時代に、

映画「無責任シリーズ」や、「スーダラ節」、「ハイそれまでョ」、などの名曲で、

一世を風靡した、ハナ肇とクレージーキャッツの話をしたいと思います、

現在、犬塚弘さん、ただ一人を覗いて、全て、故人となってしまいましたが、………

 

ええ、クレージーキャッツと言えば、このブログでも、少し前に、

現在、書店でもネットでも販売されている、「昭和の爆笑喜劇 DVDマガジン」(講談社)

から、その幾らかを抜粋して、紹介したばかりです、

 

メンバーは、リーダーの、ハナ肇さん、それから、植木等さん、谷啓さん、

安田伸さん、石橋エータローさん、桜井センリさん、犬塚弘さんの、計七名です、

 

まぁ、クレージーキャッツが、「無責任シリーズ」などの映画や、テレビの

シャボン玉ホリデーのコントなどで人気が出たのは、僕が生まれる少し前から、

およそ10年間ぐらいの間ですから、実際、僕の子供時代のリアルタイムとは、

一致しません、

 

クレージーキャッツとか、植木等なんて、もちろん、名前は、

それとはなしに知ってはいましたがね、殆ど、その当時の活躍の事は知りませんでした、

僕の子供の頃は、ザ・ドリフターズ全盛の時代でしたからね、

 

今、こうして、当時の映像等を見て思うんですが、

ザ・ドリフターズは、クレージーキャッツに、多大な影響を受けていて、

その流れを、もう少し過激にした感じで受け継いでいます

 

洗面器で、人の頭を叩くなんていうのもそうです、

ドリフがそれをやると、少し過激で下品になってしまい、

いや、それが、むしろ、大衆ウケには良かったんでしょうが、

クレージーキャッツがやると、何か、洋風で、モダンで、おしゃれに見えたんでしょうね、

 

僕がクレージーキャッツの事を、詳しく知り始めたのは、

およそ、今から、6~7年ぐらい前の事で、投稿イラストのテーマで、

「懐かしの昭和」を、エロ風に描こうと思い、本屋で資料を探していたら、

ある本の中に、縦縞の背広を着た植木さんの姿を発見して、

「ん? クレージーキャッツって、何だか風変わりで、オシャレで面白そう、」と思い、

それ以来の事なのです、

 

それから、TSUTAYAのDVDレンタルで、当時の映画のDVDを借りて来て、

貪るように観た記憶があります、

有名な、「ニッポン無責任時代」とか、「日本一の色男」だとかね、

本当に、健康的な明るい笑いでした、

映画の中の、植木さんのガハハ笑いとも相まって、

心の底から、気分爽快に楽しめますよ、

 

でも、クレージーキャッツのグループとしての活躍の期間は、案外、短かったようです、

1971年(昭和46年)に石橋エータローさんが、クレージーを脱退される、

数年前あたりから、もう、メンバー一人一人のピンとしての行動が

殆どだったようです、

 

ただ、聞く所によると、このグループのメンバーは、全て、スキャンダルなし、

人格批判などのされない、温厚な家庭人の集まりだったようで、

決して、喧嘩別れなどでは、なかったようですよ、

実際、未だに、正式な解散はしていないのです、

 

そうですね、名前から判断しても、「ハナ肇」さんは、リーダーという事で、

「ハナから、始める」、という事で、そのような芸名を付けたんでしょうけれども、

「植木等」さんは、「木を等しく植える」、という事ですから、

非常に公平感覚のある、他人に気を遣う、優しい人柄だと推測できます、

 

安らかにスクスクと伸びていく、安田伸さん、

石橋を叩いて渡る程、慎重な性格の、石橋エータローさん、

この名前は、横にしてみると、字体から、何か、レンガ石でも、敷き詰めた、

頑強な、長い橋を連想させます、

もしかしたら、かなり、堅物で、頑固な性格の人だったのかもしれません、

 

桜井センリさんも、谷啓さんも、意味はよくわかりませんが、

ちょっと、風光明媚ともとれるような、美しい名前ですね、

 

桜井さんは、「女」という文字が、名前に入っていますので、

非常に穏やかで、ほんのり、艶のある性格だったと思います、

 

それから、谷啓さんですが、「谷」も「啓」も、よく観察してみると、

何か、人の顔のようにも見えますね、

つまり、文字の下の部分が「口」なのは、よくわかりますが、

上の部分にあるのが「目」や「眉」を表しているものとしましょうよ、

 

「谷」の方は、安らかにつむった目、「啓」の方は、ビックリして

驚いているような目にも見えます、この二つの文字の変遷って、一体何でしょうね?

 

そうです、谷さんに、「ガチョ~~~ン」と、やられて、

ビックリして、驚き、ぶったまげた、顔の変化を描いたものなんです、

 

わはははは、それは、面白い、確かに、よくよく見てみると、

そんな風にも見えますね、確かにそうだ、

 

でも、犬塚弘っていうのは、ちょっと変ですね、

だって、クレージーキャッツって言ったら、「猫」ですよ、「狂い猫」、

なんで、メンバーの中に、犬がいるんですか?

おかしいじゃないですか? 

ちょっと、読者にわかるように、うまく説明してもらえませんか? カツ丼さん、

 

う~~ん、ちょっと、こじつけっぽくなりますが、

クレージーのメンバーを、いつも、内心、暖かく見守っていたのが、

犬塚さんだったんじゃないでしょうかねぇ………

クレージーの「番犬」という事で、………

 

もちろん、そうは言っても、やはり、猫は猫です、

番犬のような、猫という事ですよ、………

今まで、後ろから見守っていた仲間のメンバーが、

全員安らかに死に追えたのを見て、犬塚さんも何か、自分の役目は終わったと

感じているんじゃないでしょうかね、