カツ丼小僧のミステリアス・ゾーン 3 3

いや~~、鎌さん、こんにちは、昨日はどうも、………

実は、たった今しがた、You tube で、郷ひろみさんの動画を

観て来たばっかりなんですよ、いや~~、カッコいいだの、セクシーだの、

本当に痺れましたよ、うわはははは、

 

ははは、……… 彼のミュージック・ビデオを見ていると、

本当に気持ちが若返ります、また、郷さん自身も、実に若々しく、ハツラツとしていて、

万年青年のようです、とても、現在、58歳とは思えない、

 

ところで、カツ丼小僧さんが、郷ひろみさんを知るきっかけになったのは?

 

ええ、再三言うようですが、松坂慶子さんにしても、中森明菜さんにしても、

とにかく、高校時代、大学時代などに観た、TBSの歌番組、「ザ・ベストテン」が、

全てなんです、今にして思えば、あの番組は、僕にとって宝石箱のような物でしたね、

 

このブログが、一応の体をなしているのも、皆、あの番組のおかげだと思うんです、

また、僕が異常なまでに、芸能界、テレビ界などに興味を持つようになったのもね、

 

もし、あの番組がなかったら、…… 僕が、あの歌番組に興味を持っていなかったら、

…………… このブログの内容も、まったく違う内容の物になっていた訳ですから、

 

カツ丼小僧さんが、その頃に聴いていた郷ひろみさんの曲と言えば、………

 

ええ、「マイレディー」が印象に強いんですが、

あの曲は、ちょっとシリアスになり過ぎてしまっていて、

僕には、正直な所、あまり馴染めませんでしたね、………

 

僕が、郷ひろみさんの曲で、好きな物と言えば、

樹木希林さんとのデュエットが懐かしい、「林檎殺人事件」、

それと、「セクシー・ユー(モンロー・ウォーク)」、

「How many いい顔」、「お嫁サンバ」、のような、

コミカルで明るい物が多いんです、

 

でも、カツ丼小僧さんは、どちらかというと、明るい物より、暗い物の方が、

お好きなんじゃ、………? ヒッチコックとか、ムッソリーニ、みたいな、………

 

いや、それも、まぁ、ケース・バイ・ケース、時と場合によりけりです、

クレージーキャッツの植木等さんの明るい笑顔も良かったですしね、

綾瀬はるかちゃんの、ラブコメ映画も好きですし、なんか、交互にバランスよく

やっていかないと、精神的におかしくなってくるんですよ、

 

でもね、僕が郷さんの曲の中で、一番感銘を受けた曲は、

平成3年(1991年)に発売された「迷イズム」、という曲で、

ちょうど、その頃、僕は27歳で、発狂、どん底状態にいて、焦り狂い、

何か、自分の精神を安定させようと、色々な曲を聴きまくっていた時なんです、

刀根麻理子さんや、今井優子ちゃんの曲と出会ったのもこの頃です、

 

今も、You tube で、「迷イズム」の映像を観て来たばかりなんですがね、

田原俊彦さんの、「ジャングルjungle」と共に、本当に、セクシーで、

エネルギッシュな、ダンス・ミュージックです、

この曲には、本当に勇気づけられ、

実際、郷さんのコンサートにも、行ったくらいなんです、

 

でも、郷ひろみさんの曲というのは、全て、明るく、陽気で、セクシー、

時には、切なくなるようなバラードだとか、

何か、郷さんらしく、そのように統一されていますね、………

 

そうなんです、歌手に限らず、人間には、それぞれ各々が、その人間にしか

出せない、独特の体質、体臭という物を持っていて、

まぁ、これがいわゆる、「個性」、という物なのですが、

その独特の体内からしか、その作品を生み出す事が出来ないのです、

 

つまり、郷ひろみさんで言うならば、「マイレディー」も、「林檎殺人事件」も、

「セクシー・ユー」も、「迷イズム」も、皆、郷さんの体内から生まれた物なので、

郷ひろみさんが、女の子が大好きで、セクシャルな人間だというのであれば、

やはり、曲もまた、そのような物となる訳です、

 

ですから、郷さんが、村田英雄さんや、北島三郎さんのような、

ちょっと力強い、男の唄を歌う事も、それをCDとして発売する事も無い訳です、

そこには、必ず何か統一性という物があるのです、

 

例えば、一人のベテラン歌手の、今まで過去に歌ってきた曲を、

総じて、ざっと振り返ってみますと、一見して、バラバラのようで、

まとまりのない曲の集まりのように見える事もありますが、

実は、その歌手の特質を構成している、同じカテゴリーに属する曲の集まりなのです、

 

親が子を産む、遺伝子と同じような関係です、

つまり、芸術家の作品というのは、自分の遺伝子を含んだ、自分の子供ですので、

その人間からしか、その作品は、生まれて来ないのです、

 

「マイレディー」と「林檎殺人事件」では、曲の雰囲気は、まったく違いますが、

それも、全てが、郷ひろみという人間を、違う角度で捉えた、

一面、という訳なんですね、

内容は幾分違えども、そのどれもが、同じ郷ひろみからの、

体内分泌物、という事で、……… 実は、DNAの共通点はあるという、………

 

でも、カツ丼さん、曲というのは、どちらかと言えば、歌手が作った物、

というよりも作詞家、作曲家が作った物、と見るのが妥当ではないかと

思えるんですが、………

 

ええ、もちろんです、ちょっと、難しい話になりますが、

曲、歌手、作詞家、作曲家、そのファン、というのは、全て、お互いに関連性を持って、

結びついているのです、

「類は友を呼ぶ」、ということわざがありますが、同じ範疇に属する物(者)

同士というのは、それぞれ、関連、関係しやすい立場にあるのです、

 

前にも「ミステリアス・ゾーン」で言いましたが、自分の周りにある物は、

全て、自分を映し出す鏡であるという事です、

僕からしてみれば、「曲」にしたって、「歌手」や「作曲家」同様、

同じ、一つの生き物で、曲は、歌手や作曲家と、まったく同等の関係にあります、

 

ですから、曲側からすれば、自分という生き物を、構成してくれる、形づけてくれる、

その「一流」とも言うべき要素(作詞家・作曲家・歌手、等)を、自分の想念の力で、

おびき寄せた、という事になる訳です、

 

ふ~~~っ、何か、やっと、「ミステリアス・ゾーン」らしくなってきましたね、

それでは、次回、また、この続きから、………